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2022年9月2日金曜日

9月2日金曜日/無言・怒りっぽい

◇ マネー

 早朝に目覚め、生島ヒロシのラジオをつけながら、まず、ブログの更新をひとつ。そういえば、うっかりしていたが、今朝の「THE TIME」の録画を忘れていた。観たかった。金の心配が出てくると、細かいことをいろいろと忘れる。その金の心配だが、一夜にして一気に解決した。ほっとするが、変な興奮もある。

 Spotify のニューリリースをチェックすると、Dos Monos の新曲に、なんと、筒井康隆が参加している。Dos Monos の TaiTan というひとは「奇奇怪怪明解事典」で知ったのだが、その「奇奇怪怪明解事典」をなにがきっかけで知ったのかというと、「ブックオフ大学」について語られていたことから初めて聴いてみたのだった。このポッドキャストは書籍化もされ、少し立ち読みもしてみたが、「ブックオフ大学」の回は未収録だった。ウィキペディアに初めてあたってみると、TaiTan という名前は太田光を敬愛するからなんだそうで、そうとわかれば、改めて親近感も湧く。



◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 録画していたテレビ番組をいくつか。水曜深夜に放送された「紙とさまぁ~ず」は、ユースケ・サンタマリアがゲストの後編。好きなグラビアアイドルベスト3を教えてくださいという質問があり、3位にあげられた名前は、つい最近、雑誌で目にしたグラビアアイドルだ。楽天マガジンを使うようになり、週刊誌はひととおり目を通すから、若いころよりも関心は落ちているに決まっているのに、今のほうがグラビアを目にすることがどうも増えてしまっている。しかし、ユースケ・サンタマリアは YouTube をチェックしているというから、あの年齢でなんて能動的なのだろうか。「紙とさまぁ~ず」は昨夜にももう1本放送があり、どういうわけか放送時間が定まらない番組で、今週は、水曜、木曜と、2夜連続で放送されていた。昨夜の放送は、菅田将暉がゲスト。こんな大物ゲストの回を、普段と違う放送時間に放送するっていうのはなんなんだろうか。配信を中心に考えられ、ついでに放送しているような番組である。

 「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」も2週分まとめて観た。まず、先週の放送はニューヨークのおすすめ芸人として、おしみんまるというひとが登場した。顔を見ても思い出せなかったが、犬の心というコンビだったひとだ。一昨日の放送では結成1年目のコンビが特集され、浅井企画のミスター大冒険はコンビ歴は1年目だが、それぞれ、6年目、9年目というキャリアがある。ひとりはペットボトル早飲みという特技があり、それを披露し、口から血を流した。その相方は、息を吐ききってから笛を吹くという特技を披露した。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴くと、12時台は中村勘九郎がゲストだったが、この部分だけは録音だった。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊文春」の宮藤官九郎の連載コラムでは、明治座の「ビバリー昼ズ寄席」のことが書かれていた。「三谷見なかったり幸喜!」「菌だらけ耕助!」という高田先生のシャレがきちんと記録されている。

 外は小雨。15時頃から外出し、まず、吉野家に寄り、月見牛とじ丼を食べる。602円。この時間はワンオペなのか、三十代か四十代に見える女性店員のすがたがあるが、カウンターには食べ終わったトレイがふたつ出しっぱなしにしてあった。自分が注文したあとに、ウーバーイーツみたいのがやってきて、注文の品を渡していたのだが、それが終わったらほっとしたのか、裏に引っ込んでしまい、明らかになんにもしていない時間があった。ワンオペかと思っていたら、裏から話し声が聴こえてきたから、交代で休憩していたのだろう。いやしかし、俺の注文はどうなったんだと不安になり始めていると、少し経ってからつぎの客がやってきて、同じく、月見牛とじ丼を注文した。すると、女性店員はすぐに調理にとりかかり、自分が注文したときには見なかった動作だ。まさか、あとの客の月見牛とじ丼を先に出しやしないかと、調理中の店員に一生懸命視線を送っていたら、さすがに思い出してくれたようで、先にこちらにもってきたが、それでも少し腹立たしくなるじゃないか。怒りっぽくていけないが、文句を言うのは不毛だとは思うものの、許すような寛容さもなく、無言になってしまう。食べているあいだも無言ならば、会計時も無言だ。無言の抵抗というかたちになったわけだが、しかし、店員にしてみれば、そんな客はわりとよくいるのではないだろうか。

(月見牛とじ丼は無言で撮影されたものです。)

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 ライフのマクドナルドに入り、しばらく読書をしていく。「文楽の落語藝談」を一気に読んだ。2015年刊、河出文庫。暉峻康隆による八代目文楽の聞き書きなのだが、暉峻康隆の「落語藝談」という本から、文楽の部分だけを文庫にしたもののようだ。その本は、1998年刊、小学館ライブラリーだということは書いてあるのだが、もとのインタビューがいつなのかということは書いていない。最後に付録として「厩火事」が収録されているのだが、これは初刊の「落語芸談」上巻から再録したと書いてあり、ここに1969年刊と書いてあるから、インタビューはこの時期なのだろう。小さん、馬生、談志といった名前が出てくると、自分の年齢でもたぐりよせられる話題だ。「厩火事」は改めて読まなくてもいいかとも思ったが、読んでみると、見事に文楽の調子があたまに再現され、楽しくなった。

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観た。延期になっていたおぼん・こぼんの回がようやく放送された。この番組には 24年ぶりの出演だそうで、1998年出演時の映像も流れる。タップの映像も流れ、スタジオにはその準備がなく、ここではやらないのかと思ったら、普通の床の状態で披露した。徹子さんが素晴らしいのは、タップが好きだし、おぼん・こぼんの芸が好きでしゃべっているところだ。徹子さんはタップを荻野幸久というひとに習っていたそうだ。おぼん・こぼんのふたりは、最後に、60周年のときにショウをやろうと約束する。はらはらもさせるし、じーんともさせるいい回だった。

 「ミュージックステーション」もすぐに観てしまうと、こちらでは、80年代女性アイドルの特集をやっていた。各アイドルのテレビ朝日初出演の映像が流れたのが面白く、松田聖子のテレビ朝日初出演は、1980年放送、円蔵、文珍が司会の「東西対抗お笑い秋の陣」という番組だというのは意外性があった。松田聖子はこの番組に、なぜか、中田カウス・ボタンの応援メッセージで出演していた。小泉今日子のテレビ朝日初出演は「歌謡ドッキリ大放送」。そして、スタジオには工藤静香が出演し、「MUGO・ん…色っぽい」「嵐の素顔」のメドレーがあり、最後にもう1曲、「抱いてくれたらいいのに」も歌った。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「CURIOCITY」を聴くと、この週はヒコロヒーが本を紹介していた。まず紹介されたのは、小砂川チト「家庭用安心抗夫」。ある番組で、芥川賞候補作についてキュレーションされるという仕事があり、そこから、鈴木涼美、高瀬隼子を読み、今、小砂川チトを読んでいる最中だという。そして、ヒコロヒーは谷川俊太郎がとても好きで、展示会があれば必ず行くほどなんだそうだが、なのに、なぜか今まで知ることがなかった茨木のり子を初めて読んでみたという。どうやら、岩波文庫の谷川俊太郎選「茨木のり子詩集」のようだ。先日の古舘伊知郎との番組でも、古舘が茨木のり子の名を出したときにヒコロヒーが強く反応するという場面があった。続けて、今日の放送も聴くと、こちらは大久保佳代子がゲスト。大久保佳代子が選んだ1曲は忌野清志郎「JUMP」、おすすめの映画は「トップガン・マーヴェリック」。トム・クルーズには「めちゃイケ」で会っているんだな。

◇ ブログ

 深夜、FC2ブログの発掘作業を始めてしまい、10年以上前に使っていたブログを手なおししたくなったからだが、しかし、ログインしようとするにも、メールアドレスもパスワードも覚えていないという状態だ。すぐに判明するだろうと思っていたのだが、予想以上に難航する。なにがユーザーIDで、なにがニックネームなのかもわからず、当てずっぽうでひとつひとつ試していくしかなく、IDは判明し、ログインできるかと思ったら、セキュリティが厳重に改正されたようで、二重認証になってしまう。メールアドレスはどうやらインフォシークを使っていたということがわかるが、このサービスは何年も前に廃止になってしまい、どうせあんまり使ってなかったから、なんだかきちんとチェックもしていなかった気がする。マイクロソフトに移行し、アドレスはそのまま生きているのかと思いきや、受信トレイにはなんにも入っていない。逆に、このアドレスから携帯にメールを送ってみると、差出人がなぜかヤフーのメールアドレスになってしまう。じゃあ、ヤフーのメールアドレスにメールが届いているかというと、こちらにも受信されていないからまるで意味がわからない。これはもう、使用中のアドレスだけにしぼらないとだめだと思い、アドレス変更の申請をするが、はたしてできるのかどうか。時間ばかりを食い、めんどうなことこのうえないが、ブログそのものは、タイトルで検索してみると、あっさりトップに出てきたのでそれはそれで驚いた。

2022年8月9日火曜日

8月9日火曜日/お笑いの話題を中心に

◇ テレビ・雑誌

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。土曜の「お笑い向上委員会」は、見取り図に加え、コロチキが登場する。さらに、なにがあったのかよくわからないが、なぜか翌週分を前倒ししてオンエアしていたようで、チャンス大城、とにかく明るい安村、ヤジマリーも登場した。「ゴッドタン」は「コンビ愛確かめ選手権」。ミキ、ザ・マミィ、ティモンディが出演。ルール無視のティモンディ高岸に笑う。「白黒アンジャッシュ」は真空ジェシカがゲスト。日曜の「おかべろ」は、テンダラーとプラス・マイナスがゲストだった。プラス・マイナスは兼光よりもじつは岩橋のほうが漫才にこだわりがあり、兼光に、声音、所作の細かい要求をしているのだという。

 「ボクらの時代」も2週分まとめて観る。先週は、内館牧子、泉ピン子、天童よしみという3人。やしきたかじんが天童よしみを「紅白」に出演させようと後押ししていたというのは知らなかった。関西では知られる話なのだろうか。一昨日の放送は、伊東四朗、佐藤B作、角野卓造という3人。15年前にも同じ3人で出演していて、その3人が再び顔をそろえた。3人とも共通して関係がある三谷幸喜の話にもなる。

 「徹子の部屋」も追っかけ再生で観てしまう。今日は傑作選、「スターが証言「戦争と私」」という特集だった。淡谷のり子、長谷川一夫、岸恵子、美輪明宏の過去の出演回の映像が流れる。12歳のときの横浜大空襲の体験を語る岸恵子が、いかにも悲劇を語るような調子ではなく、にこやかにも見えるような表情で、さばさばと語っていたのが余計に壮絶に感じられた。「まあ、戦争っていうのは必ず起きますよ。馬鹿なことがあって起きますけれどね。」

 のどに変な痛みがあり、風邪薬を飲んでおく。「ナイツ ザ・ラジオショー」を途中からつけると、14時台はインポッシブルがゲストだった。聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊朝日」では、武田砂鉄の新連載が始まった。見開き2ページ。「cakes」の連載がこちらに移籍したかたちのようだ。ナンシー関の没後20年、生誕60周年企画の名作選もあり、武田砂鉄はこちらにもコラムを寄せている。「FLASH」の坂本冬美の連載では、野田秀樹との交友が語られていた。意外な交友関係に思えるが、仕事は一度もしたことがなく、寿司屋で会うだけの友だちなんだという。

 15時半過ぎから外出し、まず、吉野家に入り、牛麦とろ丼を食べた。602円。今日は50円引き券を忘れずに使った。駅前のドトールに入り、しばらく読書をしていく。店内はなぜか冷房が弱く、あたまがぼんやりする。

◇ 読書・テレビ

 ドトールで、水木しげる「トペトロとの50年」を読み終えた。2002年刊、中公文庫。親本は1995年刊。一昨日読んでいた「水木しげるのラバウル戦記」にも、ラバウルで出会ったトペトロという少年のことは書かれていたが、続けて読んだこちらの本は、復員後の生活と、その後、漫画家として成功してから、ラバウルに再び訪れたあとのトペトロとの交流までが書かれている。スケッチがたくさん残されているのだが、戦地の描写はユーモラスですらあるのに、「空しかった」という復員後の生活は、スケッチにもその気分が反映されている。以前に観た、ピーター・ジャクソン監督の「彼らは生きていた」にも、戦地と復員後の落差は捉えられていた。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「アンタウォッチマン」を2週分、先週はハライチ岩井特集、そして、昨日の放送は大宮セブンの特集。2週ともに共通するのは、どちらも逆襲のドラマであるところだ。大宮セブン特集にVTR出演したマヂカルラブリーのコメント、吉本の新宿本社を歩いていたら、ある社員に「大宮の匂いすると思ったらお前か。」と言われるくらいに「バカクソなめられてた」というエピソード。野田「でもその、ふざけんなよ、見とけよ、っていう気持ちはあっても、ちげえよとは思ってないんですよ。「大宮臭えな」って言われても、ちげえよとは思わないんですよ。臭えんだろうなとは思ってるんですよ。」 村上「言わないでよってことね。」 大宮セブンを外部から見ていたニューヨークのコメントも、容赦なく、ぜんぶ面白かった。

 テレビ神奈川の新番組「翔くん豪ちゃん翔和へGO!」もようやく観る。なんと、横浜銀蝿の翔と吉田豪の15分番組。先月から始まっていて、この番組が始まることは知っていたのだけど、うっかりしていて、録画しそびれていた。初めて録画した回は、木根尚登がゲストだった。どういう人選なのだろうか。しかし、この番組、検索してみると、YouTube に公式動画も公開されている。2回目の放送には横山剣さんが出ていて、ああ、これは放送で録画しておきたかった。ツイッターをきちんとチェックしていれば、観逃すことはなかっただろうに。

◇ ラジオ

 タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。先週金曜の友近の「シン・ラジオ」の続きを聴くと、この日はちゃらんぽらん冨好が出ずっぱり。高校野球にからめて、モグライダーやミラクルひかるの母校まで記憶している冨好さん、好きなものに対する好奇心が強いのだ。歌謡曲の話が多くなる番組だが、松本隆のスポーツ紙の連載もチェックしていて、「コツに頼らない」という格言を引く。西城秀樹の曲がかかると「TVジョッキー」の思い出話になった。昭和54年、「奇人変人」のコーナーに、冨好さんは、とんねるず、竹中直人とともに出演し、そのときのゲストが、西城秀樹、郷ひろみ、岩崎宏美だった。西城秀樹のものまねを本人の前でやったら、直接アドバイスをもらったという話だった。

 聴きそびれていた先週火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、チャンス大城がゲストだった。このひとも過去のエピソードをじつによく覚えていて、ディテールを描写する。奇人変人さが前面に出ているひとではあるが、その芸の力量は見事だ。先週水曜のオープニングでは、末広亭の木札について話していたことが面白かった。末広亭はめくりではなく、木札に芸人の名前が書かれていて、両面に書かれているため、2組の芸人の名が一枚の木札の裏表にある。ナイツが末広亭に初めて出たのは南原清隆の落語会のゲストだったんだそうで、そのため、ナイツは南原清隆と一緒の木札だったのだ。現在は、ナイツは神田松鯉先生の裏側になっているという。

 Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の聴きそびれていた回も聴いた。2週前の木曜日、ヒコロヒーがパートナーの日に、松本明子がゲストで登場していた。ヒコロヒーとは四国出身という共通点。トークは家じまいの話が中心になり、その詳細をよく知らなかったが、両親が保存していたビデオなんかは、きちんと費用をかけて、業者に依頼し、DVDにわざわざダビングしたのだ。松本明子が出演していた番組はすべて録画してあったそうで、そういえば、大竹まこととは「いたずら隊」というのをやっていたなあ。父親の残した大量のエロ本はみうらじゅんに引き取ってもらったという。この話を聴くまでは、実家をただ処分したという話かと思っていたから、こういう話にはほっとする。2週前の金曜日は、キングコング梶原(カジサック)がゲストだった。2007年の「M-1」の決勝戦、サンドウィッチマンが優勝した年だが、審査員だった大竹まことは、ただひとり、キングコングに投票している。その理由をここでもまた改めて語る。サンドウィッチマンの圧勝のような印象のある年だが、じつはキングコングも好成績で、個人的にも、あのときのキングコングの漫才は優勝してもおかしくなかったと思い続けているのだが、共感してくれるひとにはまだ誰にも会ったことがない。

 ツイッターのトレンドにあがっていて知ったのだが、谷頭和希が東洋経済オンラインで「ブックオフで生きてきた」という連載を始めていた。初回が8月6日に公開されていて、これは毎回対談になるのだろうか、初回には、三宅香帆という28歳の書評家が登場している。マガジン航の連載では「ブックオフ大学」について書いていたが、今度は「ブックオフ大学」についてはなんにも触れていない。コンセプトだけ盗みやがってという気がしないでもないのだが、谷頭和希というやつはどうやら早稲田の宮沢章夫の教え子だから、なんとかして「ブックオフ大学」が宮沢さんに届く可能性だけを期待したいものだが。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」をつける。先週に予告していたとおり、今週は先週に録音された放送だった。聴きながら眠る。

2022年7月30日土曜日

7月30日土曜日/ごま粒がついた小銭

◇ テレビ・ラジオ

 昨夜は、22時頃からもうぐったりしていたが、何時間眠れたのかわからない。朝、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観る。「シン・クラヤミ坂決定戦」という企画で、能町みね子、サバンナ高橋が出演。都内に12箇所ある「クラヤミ坂」という名の坂のなかから、もっとも暗いクラヤミ坂を決定する。

 9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけておく。「常連さん」は丸山ゴンザレス。ぼんやり聴いていたら「水道橋博士」という名前が聴こえ、なにかと思えば、水道橋博士、ガーシーらの通称使用が国会で認められたというニュースだった。丸山ゴンザレスは選挙前にこのふたりにインタビューしているそうだ。しかし、この番組、統一教会の話題はいっさい扱わない気だろうか。午後は文化放送に切り換え、「田村淳のNewsCLUB」をつけておく。ニュース解説には石戸諭が、そのあとのゲストコーナーには成田悠輔が登場した。

 特にあてもなく、15時頃から外出したくなった。まず、吉野家に寄り、牛麦とろ丼を食べた。603円。とろろご飯というのは急いで食べるとなかなか危険で、流れるように飯粒が気管支に入り、ひどくむせてしまった。コップの水を飲み干してもまだ苦しい。苦しみに耐えながら会計をすることになるが、お釣りに渡された小銭には、ごま粒がくっついていた。ごま粒がついた小銭に気をとられていたのだろうか、そういえば、50円引き券が財布のなかにあったのに出し忘れてしまった。吉野家に入る前に確認していたくらいなのに。もったいないことをした。


 気管支がすっきりしないため、クリエイトに寄り、飲みものを買っていく。そのついでに、アイスチョコモナカも食べたくなった。歩きながら食べると、今度は腹の具合が悪くなった。二俣川まで歩いてしまうが、しかし、なんの用もないのに、なぜ歩いているのだろう。ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、それから、ドン・キホーテにも寄り、買いものをする。

◇ 雑誌

 ドトールに入り、ひと休み。ブックオフで昨日買った「フリースタイル」50号をぱらぱらと読む。特集は恒例の「このマンガを読め!」。今年のあたま(昨年末?)に出たもので、少し前に2年前のこの特集を読んだばかりだが、最新のものは半年の遅れだけで読めた。1位が松本大洋というのはともかく、藤本タツキや魚豊など、気になる作品をいくつか見つけられる。やっぱりこの特集は、あんまりタイムラグがあっては読む意味がない。南信長、ヤマダトモコ、斎藤宣彦の鼎談ではベスト作品の総評を。それから、気になる選者の評をざっとつまみ読みし、いしかわじゅん、中野晴行、電子書店勤務M坂の時事放談を読む。2年前だけでなく、呉智英はこの鼎談からはいなくなってしまったのか。そのほかのページ、よしもとよしとものコラムも興味をもって読んだ。


◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「ぺこぱポジティブNEWS」をしばらく観そびれていたが、先月放送の回から、2週にわたり、ぺこぱが少年院を慰問するドキュメントをやっていた。深刻そうな内容に気後れしていたが、観てみたらとてもよかった。少年院の子どもたちを前にして、ホワイトボードに「時を戻そう」と書いた松陰寺が、「時は戻りません」と言いきる場面には迫力があった。子どもたちのすがたにはもちろんぼかしがかかっているわけだが、それでも、手足が反応しているのがわかる。その翌週には、これも2週にわたり、生理を考える特集をやっていた。

 ひろゆきがディベート対決をする「マッドマックスTV」も、録画しているぶんを片づけていく。先月の放送では、お見送り芸人しんいちが登場し、結婚相手に選ぶなら一般人か芸能人かというテーマを掲げる。この番組で行われるのは、あらかじめ、どちらを主張するかをそれぞれ決めてからディベートをする、完全にゲームとしてのディベートである。芸能人と結婚したほうがいいと主張するしんいちが馬鹿すぎて面白かった。今月の放送では、宮下草薙の宮下が登場し、来客に自分のきれい好きを強要するのはありかなしかというテーマを掲げた。ありを主張する宮下がなかなかの強さを見せる。ラップはダジャレかダジャレでないかというテーマを掲げた、DOTAMA との対決も面白かった。

 タイムフリーで、月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴くと、ナイツは夏休みに入り、ニッチェと平野ノラで放送していた。火曜は、トレンディエンジェルと相席ケイさんの組み合わせ。トレンディエンジェルは、もともとはラーメンズに憧れていたが、なんでハゲネタやらないんだとダイノジ大谷に浅草木馬亭の楽屋でブチキレられたのがきっかけで今の芸風になったんだそうだ。

 「HONMOKU RED HOT STREET」はオンタイムで聴いた。最後に流れた曲の歌詞に耳を奪われ、初めて聴いた曲だったが、確認してみると、いずみたくが歌う「このままでいいのだろうか」という曲だった。Spotify にはなかった。

 ラジオを聴きながら、深夜に梱包をひとつ作る。注文者はなんと、有名な作家だった。ダビングのセットをしたかったから、録画が停まる時間まで起きているつもりだったが、ラジオをつけたまま、それを待たずに少し眠ってしまった。変な時間にいったん目覚め、ダビングのセットをしてからまたすぐに眠りなおす。

2022年7月3日日曜日

7月3日日曜日/冷風扇を買った

◇ 生活・テレビ・ラジオ

 朝、録画していた昨夜の「Nキャス」を観て、それから、ブログの更新をひとつ。すっきりしたところですぐにシャワーを浴びてしまったが、シャワーを浴び始めてから、そういえば、今日は明治座の「ビバリー昼ズ寄席」の発売日だったことを思い出した。どういうわけか、うっかりしていた。シャワーから出て、11時前に明治座のホームページに入るが、時すでに遅し。買うつもりでいた公演は売り切れ。失敗した。明治座のチケットは買い慣れていないが、しかし、よく考えてみると、以前に利用しているから、明治座めーる倶楽部にすでに入会していたんだった。先行予約を利用すればよかったんじゃないか。

 録画していた今朝の「サンデージャポン」と「ワイドナショー」を続けて観ると、「ワイドナショー」は松本が不在の週だったが、田村淳らが出演し、冒頭で参院選を話題にする。テレビでなぜ参院選を事前に扱えないのかということを、ここで話題にするだけでもなかなかがんばっている。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台は、関取花がゲスト。お笑いライブを配信で観ているという話になり、よりにもよって、「伝説の一日」のダウンタウンの漫才を観たと言い始める関取花だったが、すると、なんと、太田も「さんまの駐在さん」とダウンタウンの漫才を買って観たというからびっくりする。事情を知っているゲストだったら、こんな話題はなかなか出さない。期せずして、いい話を引き出してくれたものだ。

 ラジオを聴きながら梱包作業をしていたら、プリンターのインクが切れてしまった。今日は外出しなくて済むかと思ったが、こうなると、二俣川まで行かざるを得ない。夕方から外出し、まず、吉野家に寄り、牛麦とろ丼を食べる。なんか最近、牛麦とろ丼の写真ばかり撮っているような気がするが、それから、二俣川まで歩き、南口に出て、西友の2階にあるコジマ×ビックカメラに向かった。プリンターのインクの売り場を探すが、しかし、いつも使っているエコリカの6色セットの在庫が見当たらない。事前にオンラインの値段も確認したのだが、それにしても、インク切れはブラックだけであるのに、ブラック1色だけを買ってもいいわけだが、6色セットに比べると1色だけは割高に感じられ、どちらが得になるのかがつねづねわからない。それよりも、インクなんか買う金があったら、今は冷房機器を買いたいのだ。ちょっと節約すれば、今の所持金で冷房機器を買えるんじゃないかと思い、今日は試しにブラック1色だけ買っておくことにした。

 二俣川駅の北側に移動すると、厚木街道にひとだかりがあり、誰かの選挙演説があるのだと思い、ツイッターで検索してみると、どうやら公明党だ。これは見なくてもいいかと思い、ドトールに入ってしまうが、だけど、誰か有名人でもくるかのようなひとだかりがちょっと不思議だった。

◇ 読書

 アイスコーヒーを飲みながら、しばらく読書をする。「かこさとしの世界」を一気に読んだ。2019年刊、平凡社。古本でたまたま手に入れた本だが、これは読んでしまいたかった。その当時に開催されていた展覧会の公式図録なのだが、かこさとしの展覧会は、その前年に、川崎市市民ミュージアムで観ている。展示内容にどのくらいの違いがあったか、細かく記憶はしていないが、かこさとしの絵本にとりわけ深く親しんだ体験があるわけではない自分には、その展覧会で初めて、かこさとしの生涯を知ったようなものだ。かこさとしが亡くなったのは、その展覧会の少し前だった。

 ドトールにいるあいだにもさんざん悩んでいたが、やはり、冷房機器は必要だという結論に至り、ドン・キホーテに寄り、今日のうちに買ってしまうことにした。以前から目星をつけていた冷風扇があり、ちょっとは高い買いものになるから躊躇していたのだが、計算してみると、9月まで暑いとすれば、これから2、3ヶ月、一日百円程度の利があると考えれば、じつはぜんぜん高くない。インクなんかに金を使うよりも、よっぽどいい。しかし、冷風扇はなかなか大きく、箱に把手をつけてもらい、歩いてもち帰ることになるが、19時も過ぎ、ずいぶん涼しくなったから助かったものの、それでも、30分以上かけて運搬するのはなかなか大変だ。うちは坂の上にあるから、最後がきつかった。せっかく把手をつけてもらったが、片手でぶら下げて歩くには重く、おおむね、抱えるようにして運んでいた。本当ならば、キャリーカートを用意してくればよかったのだが、ぱっと決めてしまったからしかたがない。


 帰宅するなり、冷風扇を開梱し、さっそく使ってみる。冷風扇というのはじつに涼しいものだ。早い時間からすやすや眠り、深夜に目覚めた。

 朝までに、アマゾンプライムで映画を1本。公開時から観たいと思っていたのに、ずっと観そびれていた、是枝監督の「海街Diary」をようやく観た。2015年公開。この映画はとにかく、女優陣の華やかさにつきる。生まれ変わったら広瀬すずになって、綾瀬はるかと長澤まさみに可愛がられて育ちたいと思った。

2022年7月1日金曜日

7月1日金曜日/ひどい暑さ

◇ 音楽

 暑さで眠ってられず、早朝に目覚め、ブログの更新をしようとするが、眠くて進まない。少し眠りなおしてから、ようやく更新した。やたらと時間がかかってしまう。ブログの更新をしながら Spotify のニューリリースのチェックしてみると、Night Tempo の新曲は、まさかの「北酒場」だ。スチャダラパー参加の Hase-T の新曲も聴いた。


◇ ラジオ・雑誌

 午前中から汗だくになり、たまらず、シャワーを浴びる。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴くと、松村邦洋が工藤静香のものまねをやり始めた。午後は「中川家 ザ・ラジオショー」。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「BRUTUS」は「夏のカルチャー計画」という特集。ケラと犬山イヌコの対談があり、シアターコクーンで上演される「世界は笑う」が面白そうだが、昭和30年代の喜劇人たちの群像劇を演じるために、出演する若手俳優を集め、喜劇人についてのワークショップを開いたそうだ。先日の「徹子の部屋」に出ていた瀬戸康史が、黒柳徹子と「夢であいましょう」の話をしたり、エノケン・ロッパについてもよくわかっているようだったが、これのせいかと腑に落ちた。ほかのページでは、松本隆が韓国ドラマについて語っていたのも気になった。巻末ページには、原田和実、大森時生という若手テレビマンの対談があり、これも興味をもって読んだが、ここで話題にされているそれぞれの番組は観逃してしまっている。今のフジテレビはすごく風通しがよくなっているようだ。

 部屋の暑さがひどく、あたまが痛くなってきた。家にいてもまったく居心地がよくないので、外出することにする。まず、吉野家に入り、牛麦とろ丼を食べた。602円。二俣川まで歩き、ドン・キホーテに入り、冷房機器を指をくわえてしばらく眺めていた。それから、上階のサイゼリヤに入るが、混んでいて、席に案内されるまで少し待たされた。フレンチトーストを食べてから読書をするが、あまり進まなかった。サイゼリヤを出て、ジョイナステラスのくまざわ書店にも寄り、「フリースタイル」の新しい号が出ていたので、少し立ち読みした。韓国ドラマと韓国映画の特集をしていて、これはなかなか立ち読みでは読みきれない。帰りにクリエイトに寄り、おでこに貼る冷却シートを初めて買った。一緒に食塩も買った。とにかく塩が足りない。


◇ テレビ

 夜に帰宅し、まず、シャワーを浴びてから、録画していたテレビ番組をいくつか。「白黒アンジャッシュ」を2週分、伊集院光がゲストの前後編だと思ってまとめて観たが、公式ツイッターを確認してみると、伊集院はどうやら3週にわたって出演していたようだ。テレビ神奈川では休止の週があったはずだが、歯抜けで放送されるのも困る。そのほか、「あちこちオードリー」はそれぞれトリオの3人、東京03飯塚、ハナコ秋山、四千頭身後藤がゲスト。「キョコロヒー」は1時間特番、お世話になった恩人へのプレゼントを爆買いするというロケ企画。ランジャタイも活躍していた。

 深夜、アマゾンプライムで映画を観始めるが、眠くなり、すぐに中断してしまった。音楽を聴きながら、深夜2時頃に眠る。なにをやっていたわけでもないのに、簡単に一日が終わってしまった。

2022年6月25日土曜日

6月25日土曜日/汗とテレビ

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 早朝に目覚め、ラジオをつけると、「木梨の会」に所ジョージが出演していて朝から豪華だ。ブログの更新をしようとするが、ひとつ書きあげるのにやたらと時間を食う。ラジオを聴きながらやっているせいだろうか。タイムフリーで、昨日の友近の「シン・ラジオ」を聴いていたら、友近が井上陽水のカバーをした「東京」という曲は、「うたばん」をきっかけにリリースされたものだという話をしていた。知っていたような気もするし、初めて知るような気もする。脳がもうだめなのかもしれない。9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつけておく。13時からは「田村淳のNewsCLUB」。

 ラジオの合間に、録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「徹子の部屋」は、島崎和歌子がゲスト。「土佐の女ははちきん」という言葉があるそうで、高知県の女性の気性を表す言葉だそうだが、こんなに金玉の話をする「徹子の部屋」があるだろうか。今朝の「週刊フジテレビ批評」は「春ドラマ辛口放談」の特別編。岡室美奈子、吉田潮、橋爪ヨウコ(こじらせハスキー)のリモート座談会。昨夜の「タモリ俱楽部」は、東京電力の送電鉄塔研究会の特集。「アメトーーク!」の「立ちトーーク!」には、山里亮太が10年ぶりの出演。

 楽天マガジンで雑誌のチェックもすると、今月から「WiLL」の配信が始まっていた。「hanada」と分裂して以降は立ち読みもしていなかったが、目次を見て、居島一平が連載していることを初めて知った。48回と書いてあるから、4年もやっているのか。しかし、ほかには読みたいページはまったくなし。

 テレビを観ているだけで汗だくになり、シャワーを浴び、ラジオを聴きながら少し昼寝。夕方から外出し、吉野家に入り、牛麦とろ丼を食べた。それから、駅前のドトールに入り、しばらく読書をして、夜になってから帰る。


 夜には、これも録画していた、お見送り芸人しんいちの「R-1」優勝特番「コラボ・ザ・ベストテン」を観た。6月19日の深夜に放送された番組。スタジオには、サンドウィッチマン、高山一実、伊藤一朗(Every Little Thing)、数原龍友(GENERATIONS)が出演し、しんいちとさまざまなひとたちとのコラボをベストテン形式で発表していく。驚くようなアーティストが登場するわけではなかったが、LUNA SEA の真矢から始まり、テツandトモやどぶろっく、マヂカルラブリー、JPといったお笑い勢、あるいは、児童合唱団や吹奏楽部、山根明とのコラボもあった。しんいちのひどい部分を、サンドウィッチマンがきちんと注意してくれるバランスのいい番組だった。

 夜もまた、ブログの更新をひとつ。23時からは「HONMOKU RED HOT STREET」をオンタイムで聴き、ラジオを聴きながらオンライン将棋を1局指し、ボロ負けして、深夜0時半頃に眠った。

2022年6月5日日曜日

6月5日日曜日/牛丼を食べる

◇ ラジオ・テレビ

 朝、ブログの更新をしながら、タイムフリーで、ラジオを立て続けに聴いていく。金曜に面白い番組が集中するようになり、まず、bayfm の友近の「シン・ラジオ」は、3時間弱の長い番組だが、なんだかんだで毎週続けて聴いている。一気に3時間聴くわけではないが、つけっぱなしでほかのことをしていられる、邪魔にならない番組。それから、TOKYO FM のヒコロヒーの「CURIOCITY」も聴くようになり、これは30分番組なので、ちょっとした時間に聴いてしまえる。今回は、前週に引き続き、シシド・カフカがゲスト。

 録画していた今朝の「ワイドナショー」を観ると、今週は松本不在の週で、ヒロミ、田村淳、三浦瑠麗、柴田亜美、シソンヌ長谷川が出演していた。冒頭、東野が口火を切り、参院選を話題にする。いろいろな有名人が出馬を表明していて、ネットではニュースになっているのに、テレビではなにもやっていないことについて。かつてならば、公示前まではいろいろ言えていたものが、今は公示前でも言えないという状況が自主規制によってあるという話をしていた。「サンデージャポン」も観ると、こちらは巨額給付金詐欺の話題から始まった。「ツギクル芸人GP」で優勝したストレッチーズが初登場。太田プロのストレッチーズだが、コロナになった際に、上島竜兵が弁当を届けてくれたエピソードを語った。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を聴きながら、少し昼寝する。

◇ 二俣川

 夕方から外出。雨の予報が出ているので、傘をもっていく。まず、吉野家に寄ると、「牛丼トッピング祭」というものを開催していて、せっかくだから、祭りに乗ることにするが、「にこるんの牛丼」なるものを注文する勇気はさすがにない。食券の店ならばまだいいが、吉野家は口頭で注文する店なのに、ちゃんと会議して決めたんだろうか。キムチ牛丼を食べる。544円。キムチ牛丼といったって、牛丼とキムチが一緒に出てくるだけなのだが。


 二俣川に向かい、さらに通りすぎ、旭郵便局まで歩いた。ゆうゆう窓口で、レターパックを出す必要があったからだが、たった1点のレターパックを出すだけのために、日曜はわざわざここまでくるしかない。二俣川まで戻り、ドトールに入り、読書をしていく。薄い小説を一気に読んでしまいたかったが、さっぱり興味がもてず、半分ほどで中断した。雨には降られずに済み、夜に帰宅する。

◇ テレビ・ラジオ・ポッドキャスト

 録画していたテレビ番組をいくつか。「週刊さんまとマツコ」は、鬼越トマホークがプレゼンする「アノ芸能人の代役はコイツだ」という企画。「笑点」は、今週からついに後楽園ホールの収録に戻った。「人気若手落語家対抗大喜利」に、わさび、昇也、桃花、晴の輔、馬るこが出演した。しかし、若手といっても、昇也以外は宮治よりも先輩じゃないか。昇太一門に対して、晴の輔が「立川流から見るとサークルに見えるんですよ」とネタにしていたが、どうもネタとして成立していない感じがした。立川流はその立場ではないだろう。このつまらない若手大喜利は来週も続くようだ。

 夜もタイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をいくつか聴いた。水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、村上ショージがゲスト。元ジャニーズのひととコンビを組んで漫才をやったことがあるという話をしていて、最近の話かと思ったら、今宮戎の大会に出てダウンタウンが優勝したというので、そんな時代の話かと驚いた。村上ショージは、YouTube で、タカアンドトシ、ナイツ、サンドウィッチマンの漫才を観ているそうで、関西弁の漫才を観ないというのが面白い。

 Spotify で「大沢悠里と毒蝮三太夫のGG放談」を聴くと、最新回にはなんと、木梨憲武が登場している。木梨憲武がポッドキャストの番組に登場することに驚くのだが、しかし、大沢悠里も毒蝮三太夫も、憲武をまったく大物扱いせず、そのことにさらに驚く。憲武が今さらこんなに若造扱いされているのが珍しく、大沢悠里にいたっては、とんねるずのことをほとんど知らないような感じで接していてすごいのだが、憲武にとっても、慣れない扱われかたをしているという感じが出ている。考えてみると、とんねるずの社会現象的な絶頂期というのは案外短く、それを体験している世代というのはあの時代の若者にかぎられ、理解できる層はとても狭いということになるか。そう思いながら、深夜1時頃に眠る。

2022年5月9日月曜日

5月9日月曜日/ウィキペディアにあたる



◇ 有楽町・秋葉原

 朝から都内に。雨の予報が出ているので、傘をもって出る。まずは有楽町に出て、丸の内から神田須田町に移動し、昼食は吉野家に入り、親子丼を食べた。吉野家の親子丼は二度目。それから、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、あんぱんを食べる。スマホの充電をしながら、しばらく読書を。3日前に雲雀洞で買った「新潮」2021年3月号の特集、「創る人52人の「2020コロナ禍」日記リレー」をざっと読んでいた。斜め読みで、読みたいところだけ読んでいくのが楽しい。筒井康隆から蓮實重彦まで、各一週間ずつの日記だが、最後の蓮實重彦だけは2日間多い。石原慎太郎が最高齢、最年少は宇佐見りんではないかと思う。誰にいつの時期を書いてもらうか、どうやって割りふってこうなっているのだろうか。今村夏子の「くわばたりえとか奥山佳恵みたいな母親になりたい。」という一文に笑った。


 夕方、秋葉原のブックオフに寄るが、たいしたものはなく、220円の単行本を2冊だけ買う。ブックオフの外に出ると、ここでようやく雨降りに。秋葉原から京浜東北線に乗り、品川から京浜急行に乗り換え、横浜まで戻ってきた。平沼にひとつお届けものがあり、雨のなか、横浜駅から往復。用事が済んだら、すぐに帰る。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、まずは、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・山口もえ)を観る。それから、昨夜の「おかべろ」を観ると、こちらは川平慈英がゲスト。舞台俳優としての仕事にしぼったトークになり、舞台の失敗談が面白かった。ノンスタ石田の演劇の知識がとてもしっかりしている。チケット代が高い商業演劇を観る機会はなかなかないから、川平慈英のことをあまりよく知らなかったが、そのキャリアは堂々たるものだ。そういえば、ウィキペディアにあたると、川平慈英とは誕生日が一緒で、それは知っていたが、大学の先輩でもあった。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、12時台は、桂竹丸がゲスト。竹丸師匠が「ファミっ子大集合」という番組に出ていたというのは記憶になかったなあ。一之輔さんが観ていたそうだが、ウィキペディアにあたると、自分はもう中学生だったから、ちょっとの歳の差で観ていなかったのだろうか。そう思ったが、しかし、さらに調べてみると、どうもそれも変だ。ゲーム番組といえば、小猫師匠(先代)が司会をしていた番組の記憶があるが、これは「The ゲームパワー」という番組で、(この番組名も覚えていなかった。)順序でいうと、こちらの番組のほうがあとだった。単に、桂竹丸という名前を認識していなかったからわからなかったのか。ついでに確認すると、昇太師匠が「RCカーグランプリ」に出ていたのは観ていたが、これは春風亭昇太というひとを認識していたから観たので、そのときは自分はもう高校生だった。よく観ていたのは小学生のときで、そのときは日髙のり子が司会で、ナレーターを小倉智昭が務めていた。

 ブログをひとつ更新してから、ラジオを聴きながら眠ってしまい、深夜に目覚めた。アマゾンプライムで「トワイライト・ゾーン」の続き、第5話「神童」を観た。11歳の子がアメリカ大統領になる話。これは痛烈だ。

2022年5月5日木曜日

5月5日木曜日/のらくろード古本市

◇ 古本市

 夜どおし、古本市の準備をして、早朝から眠ったような気がするが、記憶がはっきりしない。一回、目覚めて、ラジオをつけたのは覚えているが、7時半頃には起きあがった。キャリーカートを用意し、古本を詰めたクリアケースを括りつけて固定するのだが、なにしろひさしぶりだから、いつもどうやっていたかわからなくなってしまう。9時には出発。なんとか間に合う時間には出られた。暑くなりそうで、着ていこうとしていたパーカーはカバンに入れ、家からTシャツで出る。この時間はまだ、電車はさほど混雑はしていないようで、横浜駅の乗り換えもスムーズにできた。しかし、カートを引きずっていると、なかなかどこの席でも座れるというわけにはいかず、ずっと座らずにいたら、呼吸がやや苦しくなってくる。


 東横線で渋谷に出て、半蔵門線に乗り換え、清澄白河まで。2年5ヶ月ぶりの古本市は「のらくろード古本市」から始まることになった。11時前ぎりぎりにのらくろードに到着すると、例のごとく、商店街は歩行者天国になっていて、露店や催しもののテントが並んでいる。古本市はどこでやってるかなと探しながら進んでいくと、ほんの木さんのお店の前の道路に、ほかの出店者さんたちがすでに本を並べている。あれっと思ったけど、そこでいきなり出会ったのが青山通信さんだ。小田原に住んでるのに、こんなところまでわざわざいらしている。まず、森下さんにあいさつしにお店を覗き、それから、自分も本を並べ始めようとしていると、あれっと思うひとがもうひとりいて、なぜか南陀楼さんのすがたがあった。なんでこんな時間からここにいるんだろうかと思うが、無視するわけにもいかないと思い、「おはようございます」とあいさつをして、本を並べ始めていると、気配がするので後ろをちらっとふり向いたら、南陀楼さんが突っ立って見ていた。うわっと思い、いやそうな顔をしてしまったが、隠すように並べていると、ちっちゃい声で「いいじゃん」と言うのが聞こえ、気がつけば、南陀楼さんはどこかに消えてしまった。


 今回、ひさしぶりの古本市なので、看板を新たに作りなおそうかとも思っていたのだが、まるで余裕がなくなり、あきらめて古いものをもっていこうとしたら、それが見つからないので困ってしまった。古本市の道具一式、一緒にまとめてあると思っていたのに、まさかないとは思わなかった。以前にどうしたかの記憶がまったくない。しかたがないから、今回は看板なし。ここはもともと、屋号がなければいけないような決まりもないからいいのだけど。そういえば、お会いするかなと思っていた常連出店者のかたは意外といらっしゃらなかった。この古本市の公式ツイートによると、ほかの出店者さんは、レインボーブックス、一夜文庫、bookworms、むゆう舎、ヨリミチブックス、tsugubooks というみなさんで、全員いらしたのかもわからないのだが、レインボーさんがいたから助かった。ほかは知らないかたばかりかと思っていたが、一夜文庫さんは不忍でたけし特集をやったときにお客さんとしてお会いしているようだ。お客さんでは、Kamebooks さん夫妻も早い時間からいらしていた。ほかに知り合いでは、書肆ヘルニアさんがきてくれた。売りものの古本をすぐ目の前で見ていたのだが、帽子とマスクをしていて、話しかけられるまで誰だかまったく気がつかなかった。

 今回は、同時に大道芸もやっているのが楽しく、ときどき、売り場を離れて見物に行った。森下さんによると、大道芸の開催はここでは初めての試みだそうだ。コロナ禍では大道芸の催しもずいぶん中止になってしまい、まるで観る機会がなかった。おろしぽんづという芸人はカラーコーンを使ったジャグリング、ハードパンチャーしんのすけはわりと定番のジャグリングをやる。KOMATAN という芸人はコマを使った曲芸を見せるのだが、江戸曲独楽ではないスタイルのコマの曲芸を観るのは初めてだ。ほかには、DAN というアコーディオン奏者、それから、AYUMI というスティルト(足長)の女性は歩行者天国を歩きまわり、古本を売っているこちらのほうにもやってくる。子どもたちが面白がって逃げまわっているのがにぎやかだった。






 のらくろードといえば無料配布なのだが、今回は意外とゆったりしていて、もらえるものはぜんぶもらおうというような張りきっている感じのひとは見かけなかった。ほんの木さんでは文庫本の配布があり、われわれも並び、一冊ずつもらった。ほかのお店からは、おせんべいやお茶をいただき、お菓子をくれるひともいて、しょっちゅうなにかを食べていた。ちょっと暑くなる時間もあり、ほんの木さんからアイスキャンディーもいただいた。遅い時間になると、だいぶのんびりしてくる。われわれが古本を売っているすぐ隣りにはテーブルが置いてあり、マスキングテープで紙袋をデコレーションして楽しめるように用意されていて、ひまをもてあましたレインボーさんが取り組んでいたら、小学生の女の子も一緒になって始めていた。

 思いのほか、本はよく売れてくれて、忙しいようなことはまったくなかったのだが、ほどよくにぎわいがあり、たまにきたお客さんが買ってくれるといういい売れかたをした。今回はもう、在庫処分のつもりでばんばん安い値段をつけたのが成功した。ようかいけむりも生産中止になってしまい、最後の2枚だったが、ちびっ子たちが珍しそうに見ているので話しかけたら、お父さんを呼んで買ってくれた。本が売れると、なによりも、帰りの荷物が軽くなるのがうれしい。南陀楼さんの本も2冊置いてあったが、ババ抜きみたいにきれいに売れ残った。

 16時に古本市は終了。荷物をまとめて失礼する。トイレに行きたく、清澄白河駅に直行した。半蔵門線に乗り、渋谷から帰ろうとするが、寝過ごしてしまい、気がつくと、田園都市線に突入していた。どうしようかと思ったが、溝の口まで乗り、大井町線に乗り換え、自由が丘から東横線に乗ることにした。結果的には、渋谷駅で乗り換えるよりも楽だったかもしれない。やや涼しくなり、カバンに入れてあったパーカーを電車内で着る。お菓子をいろいろいただいたのでまるで腹が減っていなかったが、横浜に戻ってきたところで今日初めてのまともな食事をとる。東口の吉野家に入り、うわさの親子丼をようやく食べた。

 夜に帰宅すると、部屋がちょっと暑い。まず、今日の売り上げの計算をして、それからすぐに眠ってしまう。深夜に目覚め、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・尾上菊之助&丑之助親子)を観て、Netflix でドラマをひとつ。「ブレイキング・バッド」の第1話を観たが、これは別に続きを観なくてもいいか。ドラマをもう1本観ようかと思っていたが、気力が湧かず、朝方近くにまた眠りなおした。

2022年3月31日木曜日

3月31日木曜日/水道橋・インテリ嫌い




◇ 新宿

 早朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。今日も朝から都内に。東横線では座れず、立ったままで本を読むが、どうしても眠くなり、ちっとも読み進められない。新宿三丁目から丸ノ内線に乗り換え、西新宿まで出るが、西新宿駅の混雑がすさまじい。昼は東新宿のほうに移動し、ブックオフが近いので、せっかくだから真っ先に寄るが、なにも買うものなし。ブックオフに入り、なにも買わずに出るということもなかなかないのである。吉野家に入り、牛焼肉丼を食べる。602円。それから、ベローチェに入り、ひと休み。テーブルが濡れているのに気がつかずに、文庫本を置いてしまった。まるで傷んでいない本だったのに悔しい。スマホの充電をしながら、読書をする。

◇ 読書

 小林秀雄講義「学生との対話」を読んでいた。2017年刊、新潮文庫。親本は2014年刊。要は講演を文字起こしした本なのだが、白洲明子の許可を得て刊行されたもので、文責は国民文化研究会と新潮社にあるとまえがきに書いてある。もとにした講演は「新潮CD 小林秀雄講演」で聴けるとも親切に書いてあり、小林秀雄が話している声はなにかで聴いたことはあったと思うが、巻末の池田雅延の解説によると、小林秀雄の口調は意識して志ん生に学んだんだそうで、話し言葉もまたとても重視していた。そしてまた、講義のなかでは、インテリをくり返し批判している。まあ、おそらく、あたまでっかちの学生たちを挑発しようとする意味もあったのではと思うが、昭和49年のある講義はユリ・ゲラーの話から始まり、「世間には、不思議はいくらもあるのですが、現代のインテリは、不思議を不思議とする素直な心を失っています。テレビで不思議を見せられると、これに対し嘲笑的態度をとるか、スポーツでも見るような面白がる態度をとるか、どちらかでしょう。今の知識人の中で、一人くらいは、念力というようなものに対してどういう態度をとるのが正しいかを考える人がいてもいいでしょう。ところがいない。彼等にとって、理解出来ない声は、みんな不正常なのです。知識人は堕落していますね。」「本居宣長を読んでいると、彼は「物知り人」というものを実に嫌っている。ちょっとおかしいなと思うくらい嫌っている。嫌い抜いています。彼の言う「物知り人」とは、今日の言葉でいうとインテリです。僕もインテリというものが嫌いです。ジャーナリズムというものは、インテリの言葉しか載っていないんです。あんなところに日本の文化があると思ってはいけませんよ。左翼だとか、右翼だとか、保守だとか、革新だとか、日本を愛するのなら、どうしてあんなに徒党を組むのですか。日本を愛する会なんて、すぐこさえたがる。無意味です。何故かというと、日本というのは僕の心の中にある。諸君の心の中にみんなあるんです。会を作っても、それが育つわけはないからです。こんな古い歴史を持った国民が、自分の魂の中に日本を持ってない筈がないのです。インテリはそれを知らない、それに気がつかない人です。自分に都合のいいことだけ考えるのがインテリというものなのです。インテリには反省がないのです。反省がないということは、信ずる心、信ずる能力を失ったということなのです。」



◇ 水道橋

 それから、夕方には水道橋のほうまで移動することになり、東口から白山通りに出たあたりは、このすぐ近くでバイトをしていたことがあるから思い出の地なのだが、たまに通ることはあっても、改めて立ち止まることはなかった。白山通りを神保町方面に歩いていくと、変わらない店が数多くあることに気がつくが、その記憶はもう二十年ぐらい前になるんじゃないか。神保町にはしょっちゅうきているようでも、この方向で歩いてみないとよみがえらない感覚というのがあるようだ。神保町の交差点のココカラファインに寄り、栄養ドリンクを買い、コンビニでパンをひとつ買って食べた。尿意をもよおし、神保町には寄り道せず、駅のトイレに飛び込み、そのまま、半蔵門線に乗って帰る。

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・三沢あけみ)を観る。ツイッターを見ていたら、三遊亭天歌という落語家が落語界のパワハラを訴えるブログを更新しているのを目にした。なぜだか「おすすめ」に出てくるのだ。天歌というひとをぜんぜん知らなかったが、1982年生まれの二ツ目で、四代目円歌の弟子のようだ。快楽亭ブラ坊の例もあるし、こういうことは増えていくのか。しかし、ブログには具体的なことは書いてないのだから、それ以上の憶測をしてもしかたがない。

 パワハラつながりというわけではないが、タイムフリーで、先週木曜の「伊集院光とらじおと」の最終回をようやく聴いた。ばたばたしていたらなかなか聴けないもので、大事に聴きたいからという考えでもあったのだが、結局、タイムフリーぎりぎりで忙しなく聴くことになり、疲れて眠くもなるし、どうももったいない聴きかたになった。どうせ YouTube に残るだろうから、これはまた改めて聴きなおそう。エンディングでは、オファーはあちこちからもらっていること、しかし、1クールは空けるということなどを話していた。深夜に、ずるずるとだらしなく眠る。

2022年2月25日金曜日

2月25日金曜日/漫才師と戦争・日の丸

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 早朝から眠りなおし、3時間ぐらいで目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は、新企画「芸人年齢トーーク」。フット後藤、サンド伊達、出川哲朗、堀内健、濱口優というメンバーが、各年齢ごとになにをしていたのかをふり返っていく。MC側には、博多大吉、EXIT兼近が座る。大吉の「年齢学序説」(2010)という本は、発売してすぐに読んだが、たいして面白い本ではなかった。こうして並べてみると、よゐこがいかに若くして売れっ子だったかがわかる。「太田光のつぶやき英語」を観ると、こちらはNFTの特集。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から、そのまま、午後は「中川家 ザ・ラジオショー」をつけっぱなしに。あたまからウクライナの話題に触れる中川家。剛「なんか電話せえへんのかね、バイデンさんとかが。もしもし、プーチンさん?」 礼二「はいはい、なんや?」と、すかさずミニコントに入った。「もうやめといたらて、言うてんねやけど」「なに?」「なにって、きみィ。」「ええ?」「今、今。やってるやん。」「そんな電話やったら切るで、もう。」「ちょっとね」「ほう」「岸田さんがァ」「岸田って、日本のか?」「うん、電話くれえ言うてたけど、あれしよっか? 電話するように言おうか?」「いや、もうそれ…」「(遮るように)ほんでね、プーチンさん。ちょっと遊びにきたら、うち。アメリカまで。」「いやええわ、遠いし。もう今、忙しいやんか。わかってるやんか、今。」「それを言うてんのよ。」「うん、だからその」「いや、だからな。」「一個あたま下げたらええねやって、ウクライナが。」「そんな言わんて。ちょっと遊びにきたら、うち。じゃあ、日本行ったら。岸田さんに言うとくわ。ぼく、日本行くわ、明日。」「ああそう?」「そこで、あのう、会おうか? 六本木で。メシでも食うて。」「メシ、どこ行くのよ?」「好きやんか、日本食。」「好きや。寿司行こうか、ほんなら。」「(急に話題を変えて)お疲れさん、オリンピック。」「…ああ、いやいやまあ、いろいろあったけどね、うち、また。」と、ここでふたりで笑い出し、礼二「こう、気楽にいかんもんかね。(笑)」 剛「気楽にいかへんかなあ。(笑)」 漫才師らしい、低い視線から茶化す会話が心地いい。剛「でも不思議に思うんですけど、こういう国の仕事してるかたは、一生懸命勉強すんでしょ、ちっちゃいときから。勉強して、最後、ミサイルって。めちゃくちゃやん、そんなん。話し合いで済む話やん。一生懸命、一生懸命、脳をフル回転して、勉強して、結局最後、ミサイルで解決って、むちゃくちゃですよ。すいませんね、なんか、こんな堅苦しい話。」

 録画していた今日の「徹子の部屋」もすぐに観てしまう。鈴木雅之がゲスト。途中からは、癌から復帰した桑野信義も加わった。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊新潮」の読書欄に、石戸諭「東京ルポルタージュ」の書評があり、書き手を見ると、なんと、佐野元春が書いているのでびっくりする。燃え殻の連載コラムは、永六輔と小沢昭一を喫茶店で目撃した話。「墓碑銘」の欄では松鶴家千とせを扱い、矢野誠一、吉川潮のコメントも紹介されていた。

 夕方近くなってから、用があり、駅前まで。ドトールに寄り、ブレンドと、ブリオッシュショコラを食べた。平日のこの時間にこの店に入ることもなかなかないが、お年寄りたちで、とても混んでいた。しばらく読書をする。2時間ほど経ったころには、気がつくと、店内はだいぶ空いていた。クリエイトで買いものして、すぐに帰るつもりでいたが、腹が減り、吉野家で牛丼を食べていく。


◇ 読書・テレビ

 帰宅してからも読書の続きを。いとうせいこう「小説禁止令に賛同する」をドトールで読み始め、一気に読み終えた。2020年刊、集英社文庫。初出は2017年の「すばる」。いとうせいこうの小説は今までいくつか読んでいるが、「ノーライフキング」(1988)も、「想像ラジオ」(2013)も、文学賞の候補になったわりには自分にはぴんとこないものだったが、数年前に読んだ「鼻に挟み撃ち」(2014)が面白く、そこで認識がちょっと変わったのだが、この「小説禁止令に賛同する」も、読んでみたらすこぶる刺激的だった。小説のかたちを借りた小説論というべきだろうか。小説そのものを問いただすような小説であり、近年の作のほうがはるかに実験的で、挑戦しているのではないだろうか。作中には老いに関する描写もあったが、いや、いとうせいこうほどのキャリアの作家で、この感度のフレッシュさには驚かされる。80年代にピークを迎え、その余力でメシを食ってるような作家もいると思うが、それらに比べると、やはり、80年代に活躍したいとうせいこうだが、作家としての姿勢はよっぽど立派だ。

 夜もラジオ。「問わず語りの神田伯山」を聴き、それから、Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴く。昨日木曜のオープニングは、大竹まこと、小島慶子、吉住というメンバーで、小島慶子が更年期についてたっぷりと語っていた。聴きながら眠り、深夜に目覚め、録画していたテレビ番組をいくつか。「タモリ俱楽部」は、劇団ひとり、寺田恵子が出演し、「船橋総選挙」という企画。ハライチが出演した「浦和総選挙」も面白かったが、このシリーズ、グーグルマップを確認しながら観てしまう。そういえば、南船橋だけはブックオフがあるから行ったことがあると思い出した。

 観そびれていた、2週間前に放送された「ドキュメンタリー「解放区」」もようやく観た。1967年に放送されたドキュメンタリー「日の丸」を、類似した状況のある現在に、同じ手法をやりなおしてみせる。それにしても、街頭で捕まえたひとに、なんの説明もなく、いきなり質問攻めにする手法は、ちょっと暴力的に見えてしまうが、もちろん、あとからきちんと説明はされているのだろう。公式ツイッターを使った取材も、これはずいぶんお粗末じゃないかと思ったが、当然、ツイッターにもそれに近い意見は寄せられていたようだ。岸田文雄が演説している場でのインタビューで、外国人の友だちがいますかという質問に、ある女性は、親戚が外国に住んでいると答える。続けて、もし戦争になったらそのひとと戦うことはできますかと訊かれると、「それはしかたがないんじゃないですかね」と平然と答えた。1967年の「日の丸」は、ディレクターは萩元晴彦、構成は寺山修司。検索してみると、この番組は放送ライブラリーにも入っていた。

2021年12月15日水曜日

12月15日水曜日/その時代の浅草

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。疲れてしまって、ラジオを聴きながら、もう少し眠りなおす。横になったまま、11時半からは「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台は、今週は「浅草キッド」の出演者が続けて登場し、今日は門脇麦がゲスト。考えてみれば、昇太師匠が前座の時代は、この映画で描かれている時代とそう遠くはないのだ。当然、まだフランス座はあり、前座時代、こっそりとフランス座を観せてもらっていたという。こんな話は今まで聴いたことがなかった。すると、浅草キッド(水道橋博士・玉袋筋太郎)がフランス座で修業していた時代にも、昇太師匠はすでに浅草演芸ホールに出ていたというわけか。同時代に浅草で過ごしながら、それぞれからお互いのその時代について語られたことはあるだろうか。じつは、昇太師匠や東貴博のほうが、ナイツよりも浅草のことをよっぽどよく知っている。昨日の「ビバリー昼ズ」もタイムフリーで聴くと、この日は鈴木保奈美がゲストだが、しかし、なによりも、東貴博から東八郎と深見千三郎との関係が詳しく語られていたのが面白かった。子どものころに深見千三郎と一緒に銭湯に通っていたという東貴博の話がとにかく面白い。映画に出てくる東八郎の、あの場面は原作にはないものだが、晩年の深見千三郎のめんどうを見ていたのが誰あろう東八郎なのだ。映画でも描かれていた工場は、東貴博の母の関係する会社で、そこで仕事を与えつつ、ときどき、東八郎が浅草で舞台があるときには深見千三郎に出てもらっていたという。その舞台がテレビ中継され、その映像が残されているということなのだ。その関係がわからなかったから、映画のなかでは深見千三郎に引導を渡しているように感じられ、東八郎がちょっと悪者のように描かれていると思ってしまった。東八郎がめんどうを見ているという明確な描写はなかった。鈴木保奈美とのトークでは、タップダンスがなぜ重要なのかというと、コントはリズム感だと明解に答える。間を叩き込むためにタップを習わされたという、東貴博自身がその最後の世代なのだ。

 夕方、ヤマトの営業所まで。吉野家に寄り、カリガリ牛カレーを食べた。二俣川に出て、ドン・キホーテのダイソーに寄り、イヤホンを買いなおした。5月に買った 330円のイヤホンが断線してしまい、結局、半年程度しかもたなかった。高音質だという 330円のイヤホンをまた買ったが、やはり、半年程度しかもたないものなのだろうか。ドトールに入り、2時間ぐらい読書をしてから帰る。来年の手帳をくまざわ書店で買おうと思っていたのに忘れてしまった。


◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、先週土曜に放送された「細かすぎて伝わらないモノマネ」を観た。2時間以上、ずっと面白いと思わせるこの装置はつくづくすごい。貴明によると、山下達郎は「細かすぎて」をツアーの移動中にバスのなかで観ているのだという。

 タイムフリーで、「ナイツ ザ・ラジオショー」も順番に聴いていく。昨日火曜のオープニングでは前日の「THE W」の話をしていて、塙さんもオダウエダがいちばん好みだったようだ。昨日は劇団ひとりがゲスト。この部分は事前収録だったようで、深見千三郎の映像が残っていないという話をまだしている。今日の放送は松村邦洋がゲストで、こちらも面白かった。

 夜に映画を観ようと思っていたのに、時間が作れず、深夜1時頃に眠る。

2021年10月27日水曜日

10月27日水曜日/眠くなる

◇ テレビ・ラジオ

 早朝にいったん目覚めるが、あたまがまわらず、二度寝する。午前中に録画していたテレビ番組をいくつか。先月終了した「紙とさまぁ~ず」が、嬉しいことに、さっそく復活してくれた。なんの情報も得ず、番組表から発見したのがわれながらえらい。よくぞ見落とさなかったものだ。復活1回目のゲストは原田知世。今、テレビ東京のドラマに主演しているのだ。

 タイムフリーで、昨日、途中まで聴いていた「ナイツ ザ・ラジオショー」の続きを聴いた。14時台はまず、眞子さまと小室圭さんの会見のニュースが10分以上あり、それからようやく、ゲストのコーナーになり、オキシジェンが登場した。江戸まちたいとう芸楽祭の「たけし杯」で優勝したあと、たけしに礼状を出したら、2日後には返信をもらい、一万円が同封されていたといういい話が聴けた。田中はなんと、青山剛昌のいとこで、コナンの作中に登場したこともあるというのも知らない話だった。ニュースが入ったぶん、15時台にも残り、この番組ではおなじみの師匠クイズを三好が出題し、これも面白かった。山口君と竹田君が、毎朝、リモートで稽古をしているという話にも驚く。そのほか、オキシジェンというコンビ名が覚えにくいので、改名したほうがいいかという話もしていて、コンビ名の由来は、てっきり、オキシジェン・デストロイヤーからきているのだとばっかり思っていたが、学生時代の演劇サークルの名前だったそうだ。ウィキペディアを見てみると、ふたりとも青山学院大学卒とわかり、それも意外だった。

 夕方、ヤマトの営業所まで。吉野家にも寄り、新メニューの牛ハヤシライスを食べた。二俣川に出て、くまざわ書店に少し寄る。それから、ドトールに入り、アイスコーヒーを飲んだ。ドトールでやったほうがはかどるだろうと思っていた仕事があったのだが、眠くなってしまった。滞在時間、2時間ほど。夜に帰宅し、ドトールでやりそこねた仕事に没頭し、深夜0時前に眠る。


2021年9月13日月曜日

9月13日月曜日/北野映画の雰囲気

◇ 貧乏暇なし

 早起きして、まず、ブログの更新をひとつ。ラジオをつけると、「伊集院光とらじおと」は伊集院が夏休みで、ふかわりょうが代役を務めていた。11時半からは「ビバリー昼ズ」。オープニングでは、先週金曜にユーロライブで開催された、森田芳光特集上映のトークイベントの話をしていた。

 正午前に外出。鶴見に用があり、まともな食事をする時間もなく、西友に寄り、パンをひとつ買って、歩きながら食べた。帰りはブックオフに寄れるかなと思っていたら、鶴見を離れることになり、都内まで行くことになってしまい、これは想定外だった。夜になり、浜松町でようやくまともな食事を。吉野家に入り、月見牛とじ丼を食べた。腹が減りすぎてしまったのか、食べたら腹が痛くなった。マクドナルドでひと休みしたかったが、どういうわけか、レジに行列ができている。あきらめて、浜松町から京浜東北線に乗り、座って帰った。


◇ 読書

 夜遅くに帰宅し、部屋で読書をする。北野武「大親分!」を読んだ。2020年刊、河出新書。北野武名義の小説を、書き下ろしで、どういうわけか、河出新書から出した。編集協力として、岸川真の名がある。読んでみるとエッセイに近いものもあるが、いちばん最初に載っているのは、ヤクザに弟子入りを志願される話だ。たけしの小説には素晴らしいものもあれば、ひどいものもあって、この本はひどいほうだが、しかし、あとがき代わりの巻末インタビューは、岸川真が聞き手を務め、たけしファンにとっては面白いことを語っている。「アウトローの世界でも、会社社会でも基本的に人の上に立って、ちゃんとリーダーシップ取れる人間は専門以外のことでもずば抜けてたりするんですよね。」「二代前の中村勘三郎が歌舞伎でもトップなのに、タップダンスを見て、ハマっちゃった挙げ句に下駄で高坏を踏んじゃったという逸話が好きなんです。なんというか、普通なら要らないものをマスターしちゃう、その凄さとか妙な可笑しさは小説にしても面白い。」 「今回は全部「笑い」の小説なんですけど、自然に系統が分かれてきているのかな。」と、両極端に分かれてしまう自作の自己分析もしていた。

◇ 映画

 昼に聴きそこねた、「ビバリー昼ズ」の続きをタイムフリーで聴くと、ダンカンと息子の虎太郎がゲストだった。その流れでというわけでもないが、アマゾンプライムで映画を1本。青山真治監督「チンピラ」を観た。いや、この映画、想像以上によかった。主演の大沢たかおとコンビのように出演しているのがダンカンで、柴田恭兵とジョニー大倉の「チ・ン・ピ・ラ」は未見だが、そのリメイクというわけではなく、金子正次の遺稿をもとにした再映画化ということらしい。ダンカンと寺島進、それに、石橋凌が登場すると、どうしたって北野映画の雰囲気だ。当然、このキャスティングは北野映画を大いに意識したものに違いなく、1996年公開だから、意識されたのは「HANA-BI」以前の北野映画だ。フィックスの多用、それから、突発的な暴力の間合いなど、これは北野映画そのものだと思う場面がいくつもあり、大沢たかおとダンカンの自転車ふたり乗りのシーンなんかにも反応したくなる。そして、海辺と拳銃の組み合わせ。これからは、青山真治監督作をもう少し観てみようか。深夜2時前に眠る。

2021年8月11日水曜日

8月11日水曜日/源流には

◇ テレビ

 朝、録画していた「紙とさまぁ~ず」を観た。ゲスト不在、ゲストのアンケートの答えだけを見ながらトークする番組だが、今回のゲストは内田理央で、この番組はここまでずっと女性ゲストばかりだ。若い女性ゲストのアンケートをもとに、おじさんふたりで勝手に盛りあがっているという構図が可笑しく、しかし、女性アナウンサーも同じ場にいるため、男だけの会話にもならないのがうまくできている。次週のゲストは泉里香で、今週は初めて、2週にまたがずに1週だけで終わった。月曜の深夜は、さまぁ~ずの番組が続けてあり、「さまぁ~ず論」はゲストにも寄るが、ここ3週は児嶋一哉が出ていて面白かった。

 昨夜に放送された、所ジョージの「ファミリーヒストリー」も録画していた。この放送は楽しみにしていて、すぐに観たかった。母型の祖父が飴売りの芸人だったということにまず驚くが、70年代に、その映像が資料として残されているくらいのひとなのだ。所ジョージはそのことを知らずに、芸能の道に進むというのはいったいなんなんだろうか。いっぽう、父は整備兵をやっていて、戦後は警察予備隊にいたが、露天商だった母型の祖父は警察が嫌いだったため、最初は結婚を認めてもらえなかったという。この番組はいつもそうだが、両親の結婚の過程に今回も感動させられる。なにしろ、ここがいちばん本人の存在に係わるところで、タイムトラベルものの映画みたいに、結婚できなかったら所ジョージが消えちゃうという気にさせられる。後半は、所ジョージ本人の道のりになっていくが、ここにもやはり、両親それぞれと似た部分をどうしても感じていくことになるのだから、この番組の構成は巧妙だ。



 夕方、駅前まで買いものに出て、吉野家にも寄り、牛カルビ丼を食べた。読書をするため、ドトールに入り、アイスコーヒーとクイニーアマンを食べる。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 4200人に。神奈川は 1565人。埼玉は 1227人。千葉は 955人。大阪は 1490人。感染者数は2週間前の結果だというのは、「グッとラック!」で北村義浩教授がさんざん言っていたことだが、オリンピックの影響がそろそろはっきりしてくる。神奈川は二千人以下に戻り、少しほっとする。

◇ 雑誌・映画

 ドトールでは、少し前にブックオフで買った、「本の雑誌」4月号の津野海太郎特集を読んでいた。佐久間文子によるロングインタビュー、本人のエッセイと「津野海太郎がつくった本25冊+3」、それから、近しいひとたちが寄稿している「私が知っている津野海太郎」、最後に年譜もあり。ぱらぱらと読むだけでは済まず、特集ページすべてを興味をもって読んだ。津野海太郎の名は、ちょうど、今年読んでいた「決定版 日本の喜劇人」のあとがきにも出てきたところだった。あの本の誕生に津野海太郎が関わっているとは、晶文社の本だから言われてみればそうかとも思うが、このあとがきを読んで改めて知った。植草甚一もそうだが、自分の好きなサブカルチャーの源流には、津野海太郎の存在がじつはとても大きい。特集では、小林信彦も植草甚一も、まだ浪人生だった高平哲郎に教えてもらったということが語られていて、それもすごい話だと思った。もし、高平哲郎が教えなかったら、サブカルチャーの歴史がまるっきり違ってしまっていた。

 夜に帰宅し、アマゾンプライムで映画を。大林宣彦監督の「さびしんぼう」を、昨夜に観ようとして中断してしまったが、その続きを今夜観た。しかし、今まで観た大林宣彦作品のなかでも、これはいちばん興味がもてなかった。富田靖子をなぜ白塗りにしたのだろう。大林作品では、未見の作品もまだたくさんあるが、叙情性よりも、「金田一耕助の冒険」や「HOUSE」のようなカオティックなもののほうが好きだ。

2021年8月3日火曜日

8月3日火曜日/ああそうかと思う

◇ 午前

 早朝に目覚め、ブログの更新をひとつして、タイムフリーでラジオを聴きながら、またしばらく眠っていた。「ザ・ラジオショー」をずいぶん聴きそこねていて、先週のぶんからつぎつぎに聴いていく。先週木曜のゲストはランジャタイ、金曜の中川家の日のゲストはおいでやす小田、昨日月曜のゲストはジグザグジギー。

 午前中、部屋で読書も。菊池寛「マスク」を読み終えた。文春文庫。昨年末に出た文庫オリジナルの短編集で、「スペイン風邪をめぐる小説集」という副題にするにはちょっと無理がないかとも思う内容だったが、菊池寛の小説を初めて読むきっかけとしてはよかった。フランスのロックダウンを経験した、辻仁成が解説を書いている。

◇ 午後

 夕方、ヤマトの営業所まで。吉野家に寄り、ネバとろ牛丼を食べる。二俣川に出て、くまざわ書店に少し寄り、それから、西友のイタリアントマトに入り、読書をしていく。読みかけの本、数冊をつまみ読み。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 3708人に。大阪は 1079人。神奈川県の発表がなぜかいつもやや遅い時間になるのだが、1298人。埼玉は 1053人。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、石丸謙二郎がゲスト。登山が趣味だそうで、2年前からピアノを初めて、山小屋にピアノがあるとそこで弾いたり、あるいは、駅ピアノでも弾いたりしているという。石丸謙二郎が日本初のストリーキングだと知っていると、急にそういうことをするひとなのだと妙に納得する。昨夜の「しゃべくり007」は、映画で共演している、赤楚衛二、SUMIRE がゲスト。SUMIRE は浅野忠信と CHARA の娘だが、浅野忠信はくりぃむしちゅーと同じ事務所だったそうで、初めて知ったが、ああそうかと思う話だった。浅野忠信の父が石倉三郎やポール牧のマネージャーをしていたというのは有名な話で、父の関係でプライムワンに所属していたのだろうとは思うが、その関係が、検索してみてもよくわからない。ブログの更新をもうひとつして、読書をもう少しして、23時過ぎに眠る。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...