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2022年6月4日土曜日

6月4日土曜日/れいわ新選組


◇ 後楽園

 どうも寝ぼけていたようで、早く目覚めすぎてしまい、録画していたテレビ番組を朝っぱらからいくつか観ていた。「タモリ俱楽部」や「週刊フジテレビ批評」。そのあとは、文化放送のいとうあさこの番組を、家を出るまでつけていた。朝から都内に。土曜の朝の電車はゆったりしていて、読書が進む。まず、御徒町のほうに用があり、そのあとに後楽園のほうまで移動することになったのだが、これがちょうど、都合がよかった。昼食は午後になり、メトロ・エム後楽園のカレーの王様に入り、ごろごろチキンカレーを食べた。600円。

 今日15時から、れいわ新選組の決起集会が池袋で行われることをツイッターで知り、予定次第では寄れるかもしれないなと考えていたのだが、後楽園ならば、池袋までは丸ノ内線一本だ。どうせならば、水道橋から向かったほうが気が利いているかともちょっと思ったが、後楽園から一本で行けるものを、わざわざ水道橋駅までまわり道するのはさすがにめんどうになった。

◇ 池袋

 14時前には池袋に着いてしまった。れいわ新選組のツイートには、西口のマツモトキヨシ付近と書いてあり、行ってみると、すでにのぼりがいくつも立っている。時間をつぶすにも中途半端なのだが、東京芸術劇場の地下にベンチがあったはずだと思い、それもずいぶん前の記憶だったのだが、行ってみると、コロナ仕様で椅子はまばらに並べられてある。かろうじて、空いてる席を見つけて、少し読書をしていた。それよりも、体力的な心配があり、駅から離れ、まいばすけっとを探し、栄養ドリンクとエクレアを買って食べておく。


 池袋西口に戻ってきたときには、15時を少し過ぎてしまった。マツモトキヨシ付近というよりも、もっと正面寄りというか、広場になっているところにステージが作られていて、バンドが演奏をしている。ギャラリーの群れに加わり、見物しやすいポジションを確保しようと、写真を撮るのに逆光にならない、やや下手側に立った。しかし、この演奏がなかなか終わらない。日差しがきついところで、ただ突っ立っているのもきついものだ。15時半になり、ようやく変化があり、ステージ上に設置されたモニターにはれいわ新選組のプロモーション映像が流れ、山本太郎が登場した。ステージの脇には、水道橋博士のすがたもすでに見える。山本太郎の演説というか口上というか、独特な節をもつスピーチから始まると、ギャラリーの輪の外側からさっそく怒鳴りつけるような声が飛ぶ。なにを言っているのかと思ったら、「日本のゼレンスキーになれ!」と応援しているのだった。連呼しているので、山本太郎もさすがに無視はできず、最初は不審に思ったようだが、好意の声だとわかると笑顔で応じていた。だけど、先日、玉城デニーの発言が批判されたばかりだというのに、日本のゼレンスキーとは危なっかしい応援もあるもんだ。そして、山本太郎とともに今日の司会を務めるという、大石あきこも登場する。詳しくは知らないが、維新を激しく批判しているのがこのひとだ。れいわについての予備知識はほぼない状態でこの場にやってきているのだが、山本太郎が司会をやるのはわかるが、大石あきこというひとも話が上手い。元大阪府職員という肩書きしか知らないが、なぜこんなに話が上手いのだろう。明るく、政治家臭さがないのも長所だと思った。





 そしてこのあとは、山本太郎と大石あきこが司会進行役となり、候補者たちが続々と紹介され、登壇するという時間が続く。まずは、埼玉選挙区の候補予定者、西みゆかが登壇。続いて、比例区候補予定のつじ恵。このひとはバンド演奏のあいだに、ギャラリーのなかを名刺を配ってまわり、自分も一枚もらった。


 続いて、水道橋博士が登壇。政策というよりも、ことの経緯を語っただけにすぎない演説だったが、どうも言葉が流暢ではない。 大石あきこが岸田首相を「財務省の犬」と非難した発言(これもよく知らなかった。)を受け、「犬はわれわれ、飼い主は国民。僕はただの犬、あなたが飼っている犬です。」「僕があなたであり、あなたが僕である。」と、詩的表現で訴えかけるのはいいのだけれども、面白いことをいっさい言わないし、言おうともしないことに、三十年来の浅草キッドファンとしては戸惑わされる。

 そして、このつぎには、博士が「友人」として紹介し、ぜんじろうが登場した。壇上にあがる前から、ステージ脇のテントで、博士としゃべっているすがたが見えていた。ぜんじろうは応援演説ではなく、あくまでもスタンダップコメディで通した。まったく冗談を言わない博士のあとに、さすがにプロの芸を見せるぜんじろうにはほっとさせられる。






 続いては、3年前の参院選で当選した木村英子が登壇した。ステージの横にはスロープがとりつけられ、車椅子であがる。そのつぎには、比例区候補予定者、トランスジェンダーを公表しているよだかれんが登壇。マイノリティの候補者が目立つ。続いて、同じく比例区候補予定者の長谷川ういこが登壇。



 そして、ここでまたお笑いコーナーになり、山本太郎に「アニマル浜栗」と紹介されて登場したのはよしえつねおだ。アラレちゃんのかっこうで現れ、ものまねを披露する。博士が連れてきているわけだが、これは本当にひどいと思った。ぜんじろうのようなネタならばわかるが、れいわとはなんの関係もないこのひとを、ここに登場させることになんのプラスがあるのかまったくわからない。それどころか、マイナスではないのか。せめて、アニマル浜口のネタだけにすればいいのにと思うが、山本太郎もどういうつもりで認めているのだろうか。この時間、博士はギャラリーの側に混じり、一緒になって喜んで観ていた。(いや、ギャラリーはそんなに喜んでいたとは思わないが…。)



 続いては、衆議院議員のくしぶち万里が登壇。さすがは現職で、このひとの話は明晰でよかった。そしてまた、比例区候補予定者が続く。キムテヨンというひとの話には凄みがあった。そして、大島九州男、高井たかしと続くが、このあたりは議員経験者で、旧来の政治家臭い言葉づかいになってくる。そして、もうひとりの現職参議院議員、舩後靖彦も登壇する。舩後さんは代読でスピーチをしたが、「舩ちゃんと読んでください」といって笑いを起こしていた。多くの候補者たちはそれぞれジョークも交えていて、いちばんジョークを言わないのが水道橋博士だった。トリは大石あきこが改めて演説をする。今日の登壇者全員の演説を聴き、現職の衆議院議員であるふたり、大石あきこ、くしぶち万里が、いい意味で政治家臭さがなく、明晰さにも好感をもった。






 そのあとにはまた、山本太郎が政策を語るのだが、モニターを使い、比喩のために山羊のケンカの動画を用意したりなど、効果があるかどうかは別だが、面白くしようとする演出をいろいろと考えている。最初に登場していたバンドと同じだったのかはわからないが、演説のあいだもずっと、音楽の演奏を薄く続けていたのも面白い試みだった。

 18時からは、ギャラリーにマイクをまわし、質問をつぎつぎに受け付ける。ここでも演出があり、質問の制限時間は10秒にかぎられ、モニターにはカウントダウンが表示され、要領を得ない質問を長々としていると強制的に打ち切られてしまうのだ。これならば、多くのひとにマイクがまわることになる。そして、10秒以内に出された質問に、山本太郎が即座に答えていくのがすごい。まるでねづっちのなぞかけのように、芸としてはじつに見事で、山本太郎がいちばんの芸人だ。質問コーナーは1時間ほど続き、最後には記念撮影があるということで、列が作られたが、それには参加せず、集会の場をあとにする。15時過ぎから19時近くまで、4時間弱もの時間をまるまる立ちっぱなしで見物していたのだから、積極的支持者というわけでもないのに、われながらもの好きにもほどがある。





 東口に移動し、東池袋一丁目のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、あんぱんを食べながら、スマホの充電をした。それから、ブックオフに寄り、110円の文庫本を4冊、220円の単行本を8冊買っていく。閉店した飯田橋店でもらった 50パーセントオフクーポンをここで利用した。

 帰宅は深夜0時頃になった。録画していた「Nキャス」を観ると、林真理子が日大理事長に就任という話題から始まり、続く、給付金詐欺のニュースでは、容疑者の風貌はまるで子どものようだ。さんざん批判された能登町の巨大イカに観光客が激増しているというのはいいニュースだと思った。深夜2時頃に眠る。

2021年11月1日月曜日

11月1日月曜日/炎上する選挙特番

◇ 選挙特番

 早朝に目覚め、録画していた昨夜の「選挙の日2021」を観始めた。太田はいつものバラエティの調子で、いきなりふざけたスタートだが、ツッコミがいない状態ではかなり危なっかしい。5時間の特番を一気に観るわけにはいかず、まず、最初の40分ぐらいまでを観ると、太田の政治家へのインタビューが見どころのようで、甘利明、山本太郎、福田達夫、二階俊博が登場していたが、ツイッターを見ると、これの評判がかなり悪い。甘利への態度が炎上していたが、これは、拡散されている動画の切り取りかたもまずい。しかし、それを差し引いても、太田のインタビューはちょっとうまくないんじゃないかという気はした。政治家たちに侮られているか、軽くいなされているかという感じもする。山本太郎はなかなか貫禄が出てきて、太田の挑発にも余裕の受け答えをする。二階俊博はひとを食ったようなところがあり、このひと、人間的に面白いんだと初めてわかった。

◇ 稲田堤・登戸・向ヶ丘遊園

 朝から外出。稲田堤に用があり、それから、ドトールでひと休みする。アイスコーヒーと、ブリオッシュショコラを食べた。早朝から起きていると、眠くてたまらない。読書は進まず、ラジオを聴きながら眠るが、気をつけていないと、椅子から転げ落ちてしまいそうだった。ツイッターを見ると、昨夜の太田の選挙特番は大不評のようだ。炎上が続くと、ラジオでなにをしゃべるかが楽しみにもなるのだが。

 ドトールを出て、ブックオフに寄っていく。新陳代謝の悪そうな棚で、いい本があっても、傷んでいて、買うのを躊躇する。220円単行本、110円文庫本を1冊ずつ買い、南武線で登戸に移動する。登戸で食べていこうかと思っていたが、なにもない街だ。向ヶ丘遊園まで歩き、先に、もう1店、ブックオフに寄る。以前、この店ではいい本が買えた記憶があり、いい印象があったが、今日はたいしたものはなかった。220円の単行本を1冊だけ買う。ここでやっと昼食になり、駅前のれんげ食堂に入り、豚焼肉丼を食べた。



 小田急線に乗り、大和経由で、二俣川まで戻ってきた。クロネコDM便を出すため、ヤマトの営業所に寄ると、返送品が1点あり、今度は住所不明だそうだ。メルカリで、いつまでも受取評価がつかないものがあったが、そういうわけか。正しい住所を知らせてもらいたく、歩きながらすぐに取引メッセージを送った。そのまま、歩いて帰るが、歩いていると暑くてしかたがない。長袖のシャツの上にジャンパーを着ていたが、まさか、11月になっても、歩いていて汗をかくとは思わなかった。

◇ 選挙特番

 夕方には帰宅し、「選挙の日」の続きをもう少し観る。インタビューは、小泉進次郎、石破茂と続き、石破茂はさすがにうまい対応をするが、時間が少なく、話の途中でも自動的に中継が切られてしまう。生放送中にニュースが入り、昨日の京王線の事件の映像をここで初めて観た。乗客が提供したらしい車内の映像は、手前に向かって、乗客がつぎつぎに逃げてくる。奥の車両では炎が燃えさかっていた。インタビューはそれから、高市早苗、西村康稔と続いたが、太田が質問している内容は、別に悪くないし、痛いところをきちんと突いている。

◇ ラジオ・雑誌

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングはまず、太田の選挙特番を話題にしていた。ツイッターでの評判を高田先生が知っているのかはわからないが、乱暴なインタビューと、その後のトーンダウンを面白がっていた。そのあとは話題は変わり、本の話になった。高田先生は神保町の東京堂書店によく寄っているそうで、店頭に飾られている売り上げベストテンの1位が水道橋博士の「藝人春秋Diary」で、文庫の1位が談志の「田辺茂一伝」だったそうだ。「田辺茂一伝」は解説を高田先生が書いている。それから、和田誠の日記についてもしゃべっていた。12時台は、桂雀々がゲスト。雀々が出演している、リム・カーワイ監督の「カム・アンド・ゴー」も気になる映画だ。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊プレイボーイ」のオール巨人の連載は、「M-1」審査員の年齢について。第1回の青島幸男の69歳に巨人が並んだそうで、巨人はそのことを、ユウキロックが YouTube で指摘していて知ったという。そして、近年、審査員が若返ったような印象があるが、第1回のときは、島田紳助は45歳、松本は38歳だったのだ。それよりも、準決勝の審査員がほとんど変わっていないことをユウキロックは指摘していて、巨人もそこに共鳴している。

 ラジオを聴きながら眠ってしまい、何時間眠れたかわからず、深夜3時頃に目覚めた。ブログの更新をひとつ。ツイッターを見て、博士が太田の炎上を擁護していることを知った。それに多くのいいねがついていることが救いに感じられる。

ブログ アーカイブ

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...