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2022年10月17日月曜日

10月17日月曜日/区役所のついでに

◇ テレビ

 早朝に目覚め、ブログの更新しようとするが、眠くてだめ。眠りなおしてから、改めてブログの更新をひとつ。うっかりしていたが、「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!! 展」のチケットを買いそこねてしまった。もともとの会期は完売になってしまい、会期延長分のチケットが昨夜の深夜0時発売だったのに完全に忘れていた。昼近くなってようやく思い出すが、確認してみると、延長分も完売。そもそも、最初に知ったときにすぐに買ってしまうべきだった。500円という安さだから、迷うことはなにもなかったのに。

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨日の「ボクらの時代」は、前田敦子、根本宗子、趣里というメンバー。趣里というひとは誰だっけと思ったが、検索してみたら、水谷豊と伊藤蘭の娘じゃないか。知ってるはずなのに思い出せない。脳がもうだめだ。この顔合わせ、根本宗子はもともと、前田敦子の握手会に行くほどのファンだったんだそうだが、前田敦子が岩松了に連れられ、根本宗子の芝居を観に行ったのがふたりの出会いだったという。岩松了が引き合わせたふたりなのだ。趣里が演劇に目覚めたのも岩松了の芝居がきっかけだったんだそうで、だったら、ここに岩松了も混ぜてもらいたかった。

 日曜の「おかべろ」は、華原朋美がゲスト。岡村とはひさしぶりの共演になるようだが、そういえば、ナインティナインとは遠峯ありさの時代にバラエティで共演していた。岡村が華原朋美の悪口をラジオで言っていたというのはいつの時代なんだろうか。それから、土曜の「ワルイコあつまれ」を観ると、「慎吾ママの部屋」に観月ありさが出演し、ナイチンゲールを演じていた。「ナースのお仕事」の観月ありさがナイチンゲールを演じるという遊び。金曜の「A-Studio+」は、内田有紀がゲスト。過去最長の収録時間になったようだが、内田有紀がこんなに気さくにしゃべるひとだというイメージは若いころにはなかったな。

◇ 鶴ヶ峰

 午後から外出。朝から雨降りだったが、家を出るときには止んでいた。やや暖かいが、めんどうなので、ジャンパーを着ていく。区役所に用があり、鶴ヶ峰まで。もちろん、ブックオフにも寄っていく。めったに通らない国道16号側から歩いていくと、下の道路から歩いていくよりも、ブックオフの建物がよく見える。今まで気がつかない風景だった。しかし、たいして買うものなく、110円の文庫本を2冊のみ。上階のダイソーでも買いものし、ワットマンもざっとまわっていく。





 夕方になり、ようやく昼食。駅前まで戻り、松屋に入り、チーズボロネーゼコンボ牛めしを食べた。630円。そのあとはドトールに入り、ひと休み。読みかけだった、立川キウイ「談志のはなし」を読み終えた。2021年刊、新潮新書。キウイさんの前著「万年前座」がとても面白かったから、この本も読みたいと思っていた。命日が近づいているからと思い、このタイミングで読み始めてしまったものの、円歌のパワハラの件があったから、談志に対する感じかたが変わってしまうことも恐れたが、そんなものは杞憂だった。無茶に思えるようなことでも、談志の言動には教えが含まれているせいだろうか。それを受けとめるキウイさんの理解も素晴らしい。それは「万年前座」を読むまでわからなかった。

◇ テレビ・ラジオ

 小雨になるが、ラジオを聴きながら歩いて帰る。雨は途中で止んだ。帰宅は夜になるが、ジャンパーで歩いてきたら暑くなり、部屋に帰ってきて、数週ぶりに冷風扇をつけた。夜にもまたブログの更新をひとつ。ツイッターを開いてみると、趣里というひとを今朝認識したばかりだったが、奇しくも今日、朝ドラのヒロインに決定したというニュースを目にした。「ブギウギ」という笠置シヅ子のドラマだ。これは観たくなる。

 録画していた今日の「徹子の部屋」は、綾小路きみまろがゲスト。ブレイク直前、51歳のころの映像を「スーパーJチャンネル」が残していた。末広亭に出演するきみまろの映像が流れる。52歳でブレイクしたということに改めて驚くが、テツandトモと同年のブレイクだったはずだが、賞レースがあるわけでもなく、自力でブレイクしているというのはとんでもないことだ。つねに携帯しているICレコーダーには10年間の漫談が録りためてあり、そして、ポケットサイズのネタ帳には手書きでネタが書き込まれていて、それを出番前に口ずさむのだという。練習しているということに後押しされるのだと語っていた。

 オンタイムでは聴きそびれた今日の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴いた。12時台は、小遊三師匠がゲスト。もちろん、円楽の話にもなるが、しんみりするわけもなく、それ以外の話も意外と多い。先週金曜の放送も聴きそびれていたことを思い出し、オープニングを聴くと、高田先生が有吉夫妻の目撃情報を松村に知らせた件についてしゃべっていた。12時台は高橋克実がゲスト。エンディングでは、平井の本棚で開催される高野ひろしさんの展覧会の告知があった。

 先週金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」も聴きそびれていた。音楽や映画の話題、パリス・ヒルトンやテイラー・スウィフト、「ドライビング・バニー」の感想など。30分、ヒコロヒーのひとりしゃべりなのだが、これ、台本はどこまであるんだろうか。きっちり作り込んでるのかなと思うくらい、息つく間もなく、ぽんぽんと話題を移り、合間に曲をてきぱきとかける。前番組の「CURIOCITY」のときよりも密度が濃く、だらだらしたところがない。最初はなんの意味があるリニューアルかと思ったが、これはだいぶ違いがある。もしかすると、ヒコロヒーが話者として開眼する番組になるのかもしれない。

 アマゾンプライムで「私立探偵濱マイク」の続きを。第9話は中島哲也監督。松方弘樹と林家ペーの銃撃戦の場面が印象に残っていた回だが、奇抜な回のようで、横浜という舞台はしっかりと守っているのだな。ほかの回には、この時代の北野映画の影響を感じるものも多いが、この回だけはテレビのビートたけしの世界である。

2022年9月16日金曜日

9月16日金曜日/病院・東葛スポーツ

◇ チケット・ツイッター

 早朝に目覚め、ブログの更新をひとつ。10時になり、イープラスからチケットを購入する。発売と同時にチケットを買うこともひさしぶりだったが、しかし、クレジットカードの利用残額を確認し忘れていて、残額が足りず、売り切れては困るから、コンビニ払いで買ってしまったが、手数料を 220円も余計に取られるはめになった。なにかしら失敗する。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から、午後はTBSラジオに切り替え、「金曜たまむすび」を出かけるまでつけておく。

 ツイッターから、六角橋商店街のツイートを覗いてみると、今月のドッキリヤミ市場の情報が告知されていた。フリマはなしだが、なんと、あがた森魚とギリヤーク尼ヶ崎がやってくる。フリマはないだろうからと思い、手帳からも予定を消してしまっていたが、今月の開催は明日だ。こうなるとまた、手帳に書き込みなおさざるをえない。

 ツイッターを開いたついでに、よせばいいのに、太田批判を検索し、またいらいらしてしまう。よっぽどツイートしてやりたい衝動に駆られるが、タイタンの声明を「批判を封じるため」と捉える町山智浩のツイートを引用リツイートし、「太田光の最近の凋落ぶり」とか書いている杉田俊介もやっぱり愚鈍な評論家だ。今朝は、弁護士ドットコムに太田光代への取材記事も出ていたが、これにもまだ、読まずに暴言をぶつけてくる馬鹿がいる。捕まえてみれば子どもばかりだとは記事中にもあったが、だから、攻撃の矛先は事務所の若手タレントたちに向かってしまうわけだ。結局、がまんできずに、ついにツイートもするが、前の選挙特番で立憲民主党に投票したと言っていたのに、どう都合のいい情報を集めたら安倍友と思えるのか理解不能だということを書いた。書きたいことはまだあるが、興奮してしまってだめ。自制する。

 午後から外出する。もう少し早く出ようと思っていたのに、ついつい、ツイッターに夢中になりすぎた。横浜駅から歩き、まずは市民病院まで。昼食はあとまわしにして、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買って食べておく。3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診。毎度遅刻するが、ひさしぶりに診察予定時間内に到着できた。いつもどおり、診察はすぐに終わるものの、今日は会計がけっこう混んでいた。病院の食堂で昼食にしようかとも思ったが、覗いてみると、値段がやや高く、惹かれるメニューもない。薬局に寄り、それからまた、横浜駅まで歩いて戻る。向かうときにはやや暑かったが、帰りはだいぶ涼しくなっていた。


◇ 北千住

 病院のあとは、横浜から東横線に乗り、明治神宮前からは千代田線に乗り換え、北千住に向かった。北千住に着き、すっかり夕方だが、ようやく昼食にする。松屋に入り、魯肉飯を食べた。680円。時間が中途半端になるが、丸井の1階、フードコートのマクドナルドに寄り、アイスコーヒーを飲みながら、30分だけ過ごした。



◇ 演劇

 エレベーターに乗り、丸井の上階、シアター1010稽古場1にて、東葛スポーツの公演「パチンコ(上)」を観る。当日精算、3500円。19時開演、15分前に入場する。いつもどおり、ステージのまわりにコの字型に客席が作られ、席は正面から埋まっていて、上手側のまだ空いている席に着くが、こちらも次第に埋まった。しかし、客席数がそもそも少ない感じがする。東葛スポーツの公演は、たいがい、開演前にはなにか、公演の内容に関係する映像を流しているが、今回は珍しく映像を流していない。ステージには後方にパチンコ台が12台ならび、真ん中には洋式便器が置かれ、その脇には白い十字架が立てられている。開演すると、冒頭からラップが始まった。前回同様、これはタイトルからも想像がついたが、金山寿甲の私小説的であり、トラックも含め、内省的なところが今っぽい感じがする。ラップがかなり続き、もしや、このまま芝居に入らないのでは、と思いきや、川﨑麻里子の漫談(?)がたっぷりとあり、ここは笑いがたくさん入ってくる。長らく、東葛スポーツといえば川﨑麻里子の前説が恒例だったが、川﨑麻里子の出演自体、けっこうひさしぶりではなかったか。そのあとも今回は会話の芝居は控えめで、大半のセリフをラップで通した。独白的なセリフもあったが、宮崎吐夢がセリフを間違え倒していて、まあ、今日は初日なのだが、それにしても、ベテランがいちばん余裕がない。内省だけでなく、迫力ある時事ネタもきちんとあり、銃撃事件を扱うところはさすがだった。音楽が鳴っている時間が長く、重低音がからだに響き、小劇場の公演としては音響がすごいということも改めてわかったのだが、しかし、客席はどうもおとなしく、温度が低い感じがする。理想の客層にはどうもなかなか達していない。上演時間は 80分ほど。なお、「パチンコ(上)」というタイトルは、特上、上、並の意味の「上」であり、「下」の公演はないとのこと。

 終演後、不慣れな北千住で、東口のほうにも出てみたけど、時間をつぶすような余裕もないかと思い、すぐに帰ることにする。帰りは日比谷線に乗り、中目黒から東横線に乗り換えて帰った。夜遅くに帰宅し、先週土曜に放送された「ラフ&ミュージック」の録画を少し観始める。トップはフットボールアワー、それから、AKBの歌へと続く。深夜、眠る前にブログの更新をもうひとつ。寝不足になり、疲れがひどくなると、どうもわかりやすく鼻水が止まらなくなる体質のようだ。

2022年7月18日月曜日

7月18日月曜日/タイミングがいい

◇ ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴き始めると、聴きそびれていたと思っていたのだが、途中から、どうも聴いたことがある話をしている。しかし、オープニングをぜんぶ聴いていたのか、それとも、少しだけ聴いていたのかが記憶にない。そもそも、印象に残る話をしていないのだ。選挙の翌日の放送だが、あれだけいろんな事件が起きていたのに、まったく社会的な話をしない。逆にむしろ、ナイツが時事ネタをやっているモチベーションはいったいなんなんだろうという気すらしてくる。昼はオンタイムで「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台は、夏木ゆたかがゲスト。高田先生がニッポン放送の看板なら、夏木ゆたかはラジオ日本の看板だが、高田先生とは同い年なのだ。同い年ゆえ、高田先生の軽口に応戦するゲストというのが新鮮で面白かった。今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、祝日の特番のためにお休み。今日が祝日だということを土曜まで気がつかずに、うっかり、平日のつもりで予定を考えていた。 


◇ 鶴ヶ峰・星川

 午後から外出。ここ数日はずっと涼しかったが、また少し暑くなる。まず、鶴ヶ峰に出て、松屋に入り、ごろごろチキンカレーを食べた。630円。それから、ドドールに入り、しばらく読書をして、日が陰ってきたころにブックオフを目指した。着くまで知らなかったが、この連休は店舗限定のセールをやっていて、本が 20パーセント引きになっていた。ちょうどいいときにきたもんだ。「ユリイカ」のバックナンバーを2冊、各220円のほか、110円の文庫本を4冊買っていく。鶴ヶ峰駅に戻り、今度は星川に移動する。マクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べながら、読書の続きを。

◇ 読書

 山本太郎「#あなたを幸せにしたいんだ 山本太郎とれいわ新選組」を一気に読み終えた。2019年刊、集英社。取材・構成として、木村元彦、雨宮処凛の名もある。今回の参院選で、水道橋博士の出馬をきっかけに、れいわ新選組の街宣イベントを何度か観ることになり、れいわをもうちょっときちんと知っておきたくなった。今のタイミングでなければ、この本を読もうという気にはならなかったろう。れいわ新選組は、2019年4月に旗揚げ、7月には参院選があり、舩後靖彦、木村英子が当選する。この本はその年末に出版された。山本太郎を含めた、その参院選の候補者10名のスピーチとインタビューを収録しているだけのシンプルな構成なのだが、それぞれ、よくこんなひとたちが集まったものだと思う壮絶な人生ばかりだ。野原善正という候補者は沖縄の創価学会員でありながら、創価学会に批判的であり、「政治改革するための手っ取り早い方法は、公明党を潰すことです。」と言っている。こんなひとがれいわから出馬していたとは知らなかった。当時、マスコミでは扱われたんだろうか。このひとによると、山本太郎の演説は、創価学会や公明党が正常だったころに主張していたことと同じようなことを言っているらしい。「発想というのが王仏冥合や日蓮仏法のヒューマニズムに基づく、また平和思想に基づく改革というかな。政治を手法にする改革、まさしく、それです。だから太郎さんと池田先生が言っていることは、けっこうかぶってくるんですよ。創価の精神、昔の公明党にはあった平和思想、そういうのは、もう学会にはない。歴代3代会長の創価の精神、日蓮仏法の血脈は、山本太郎さんとれいわ新選組に流れ通っています。」

 びっくりして、マクドナルドの椅子から転げ落ちそうになるが、コーナンに寄り、封筒とダンボール板を買ってから帰った。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・泉ピン子&村田雄浩)を観る。それから、タイムフリーで、先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」の続きを聴いた。14時台は、みなみかわがゲスト。漫才協会主催の「漫才新人大賞」にピーマンズスタンダードが出場したとき、漫才協会陣の体たらくに師匠の誰かが怒っていたというみなみかわの記憶に、ナイツがおぼん師匠だと答えてしまっていたが、これは澤田隆治先生のことだろう。そのとき、客席にいたから覚えている。その年に「M-1」決勝に進出した、馬鹿よ貴方は、メイプル超合金、ほかにはランジャタイも出場していた。この年を最後に漫才協会外部からの出場がなくなり、つまらない大会になった。続けて、先週火曜のオープニングを聴くと、相席ケイさんが体調不良で、代打がはるかさんだった。「ホラン千秋です」というボケに対し、塙さん、どうやらTBSの選挙特番は観ていたようだとわかる。

 ツイッターを見ると、なんと、野末陳平先生がツイッターを再開したようだ。今日から再開したようで、このタイミングでたまたまそれを見つけられた自分にも驚くが、ツイッターだけでなく、YouTube を始めたと告知しているのでさらにびっくりする。陳平先生、90歳。どれだけお元気なのですか。

2022年4月7日木曜日

4月7日木曜日/歩きたい気がして

◇ テレビ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をふたつ。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「水曜日のダウンタウン」は、「本物のハチ公を見たことがある人まだギリこの世にいる説」という最初の説からまず面白かった。「あるぷす大将」という映画には、本物のハチ公が出ているのだ。高齢のかたのインタビューを重ねていくのだが、ハチ公の片耳が傾いているのは、飼い主が縫ったからだという証言もあった。続く、「「それ俺の方が先にやってる」とキャラ被りに難癖つけてくる先輩かわすのムズい説」では、松本人志のものまねをする松本等しいが、JPに松本のものまねを封印するように迫る。懇願しながら感極まってしまうJPに、ニセモノが許可する流れに爆笑した。最後は「ほんこんの本名フルで答えられる若手いない説」。僕らの世代だと、もともとは蔵野孝洋として知り、仇名が「ホンコン」という認識だったが、むしろ、いつから正式な芸名になったのだろうという感じだ。

 昨夜の「キョコロヒー」は、この番組には珍しくゲストを迎え、太田光が登場した。当然、30分すべて太田がゲストなのだろうと思っていたら、前半だけで終わってしまい、なんというもったいない使いかたをする番組だろう。「絶対やりたくないと決めていることは」という質問に、「ドッキリがいや」という発言は初めて聴いたかもしれない。太田「人間不信になるのがいやなの。」「ドッキリって、マネージャーとかさ、近いスタッフとか全員で騙すじゃん。それ、1回でもやられたら、もうその、まわりのことを信用できなくなるような気がして、それだけはやめてっていうのは言ってんの。」

 昼はラジオ。清水ミチコとナイツの「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。先週木曜の放送も聴きそびれていて、タイムフリーで、それも続けて聴いた。午後、ツイッターから、藤子不二雄A先生の訃報を知った。88歳。

◇ 二俣川・鶴ヶ峰

 15時過ぎから外出。二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、文芸誌のチェックを。なんとなく、もうちょっと歩きたい気がして、鶴ヶ峰までさらに歩いてしまうことに。30分ぐらいかかり、鶴ヶ峰のブックオフにたどりつくが、今日はどうもだめな日のようで、店内を2周まわっても買いたい本がまったく見つからない。アプリの100円引きクーポンを使えば、10円で1冊買えるのだから、しつこくしつこく、なにかしら見つけようとしていると、なんにも欲しいものがないと思っていたのに、最後に新書の棚を見ると、ここにいい本が隠れていて、結局、110円の新書を3冊買っていく。鶴ヶ峰駅のほうに向かい、なにか食べておこうと思うが、なかなか決められない。いったん、駅まで行くが、戻ってきて、松屋に入り、豚角煮コンボ牛めしを食べた。680円。そのあとはドトールに入り、しばらく読書をして、電車で帰ってきた。


◇ ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・三四郎&DJ松永)を観ながら、本の登録をして、それからまた、ブログの更新に手を加える。タイムフリーで、これも聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は、おぼん・こぼんがゲスト。本を出したそのプロモーションだが、コルドンブルーの話が多くなり、とても興味を惹かれた。とんねるずはもちろん、シティボーイズがいたことも知っていたが、清水アキラも出演していたのだ。そのあとの漫才協会の古い時代の話も面白く、こういう貴重な話はほんと、ニッポン放送はポッドキャストにして、いつでも聴けるようにしてもらいたいものだ。

 「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の月曜日もおぼん・こぼんがゲストで、これは Spotify のポッドキャストで聴いた。おぼん師匠、いきなり「いつもクルマのなかで聴いてるんですよ!」って、「ラジオショー」は聴いてないのか。ここでもやはり、コルドンブルーの話が詳しく語られ、おぼん・こぼんは10年務めたが、シティボーイズは3ヶ月ぐらいしかいなかったそうだ。大竹「あそこでタップ踏んだり、笑わせたり、いろんなことなさったわけでしょう? 俺らもうほんと、芸なしでね。」と、自分たちは芸人でもなんでもない「新劇あがり」だったから、生の舞台に立ち、金を稼ぐということの実態をここで知ったことがとてもよかったと語る。大竹まことがそこで目撃したという、内藤陳の募金のコントがすさまじい。おぼんからは、小野ヤスシが死ぬ前に絶対にコンビを別れちゃだめだと遺言のように言われたという話もあり、おぼん「俺の司会の芸とか、あんなんはぜんぶ小野ヤスシさんのパクリですもん。」 大竹まことも「わたしもほんっとうにお世話になりました、ヤスシさんには。」

 「ゴールデンラジオ!」のポッドキャストをもう2本。高田純次がゲストの先週金曜、それから、今日放送されたノブシコブシ徳井健太がゲストの回も聴いた。芸人について書いた本を出した徳井に、小島慶子が、水道橋博士の「藝人春秋」は読みましたかと訊くと、徳井は博士と会ったことがあり、「俺と似たようなことをやってる若手がいるなあとは思ってたんだよね。」「俺はやってたからね。」とじかに言われたそうで、徳井の書くものはジャーナリズムというよりも小説に近いと意見をもらったようだ。そのあとは、吉村との関係の話になり、それから、先週木曜のおぼん・こぼんの話にもつながり、シティボーイズ3人の関係の話にもなった。結成したときから、きたろうと斉木しげるは精神的におとなだったから、チンピラだった大竹とはケンカにならなかったのだという。

2022年3月1日火曜日

3月1日火曜日/歌謡曲を聴きたい

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。ようやく今年の元日までたどりつき、トンネルを抜け出したようで晴れ晴れとする。午前中に、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「霜降りミキXIT」は、蛍原徹がゲスト。この番組は初めて観たが、「バナナサンド」と同じで、トークだけで面白いのに、後半のゲームコーナーが余計だ。タレントがゲームをしているのが好きな視聴者がそんなにいるのかと、いつも不思議なのだが、この種の番組はなぜか絶えずある。スポーツや麻雀のようなものではなく、そのコーナーだけのオリジナルのゲームをやっている。子どもが喜んで観るのはまだ理解できるが、深夜にそんな番組を誰が観ているのだろうか。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の終わりごろからつけ、午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、マンボウやしろがゲスト。現在、かつての相方と「ニューカリカ」としての活動も始めたそうだが、やしろのほうは芸能活動を続けているのに、FMのパーソナリティなどをやっているあいだにテンポが遅くなり、コントの息が合わなくなっているという。引退していた林のほうが、むしろ、YouTube をよく観ているためにテンポが速くなっているのだと。続けて、聴きそびれていた昨日月曜の「ラジオショー」もタイムフリーで聴いた。14時台は、次長課長がゲスト。賞レースの時代以前に売れていた次長課長のすごさは、今となってはかなりわかりにくいかもしれない。女子高生の TikTok の生配信に、河本が「おめえに食わせるタンメンはねえ!」とコメントしたら、ギャグだとはまったく認識されずに、言葉どおりに怖がられたという話に笑った。先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」も後半を聴きそびれていた。14時台は、TKO木本がゲスト。中川家とは、若手時代の松竹と吉本の関係の話になる。それなりのキャリア、紆余曲折もあるから、話が面白い。横山ひろしのエピソードには爆笑。たかしひろしの説明から滑らかで、そうとうしゃべり慣れている感じがあった。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊朝日」の「似顔絵塾」は、松尾貴史の講評がだんだん楽しみになってきた。黒木華は、松尾貴史が京都芸術大学で客員教授をやっていたときの教え子なのだ。「FLASH」には漫才協会の特集記事があり、事務局の空さんが、名前を出してコメントしていた。

 夕方に外出し、二俣川まで歩き、支払いや返済を順に済ませていった。月のあたまから、金のことが片づくのはじつに気持ちがいい。松屋に入り、ラタトゥイユカレーを食べた。580円。店内、暖房が効きすぎていて、熱い味噌汁を飲むと汗をかく。ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、「キネマ旬報」を立ち読みする。志らく師匠の連載にしばらく目を通してなかったが、読者賞を獲ったので、また改めて読んでおきたくなった。最新号ではやはり、読者賞について書いている。この連載、田山力哉に褒められたのがきっかけで読者の評価があがったというのは知らなかった。それから、西友のイタリアントマトに入り、読書をしていく。今日は疲れてないから読書がはかどるかと思いきや、あたまが回転するぶん、かえって余計な思考が多くなり、本に没入できなくなった。西友で買いものして、夜になってから帰宅する。


 夜も、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は傑作選。スターたちの意外な特技の特集で、高嶋政伸の瞬間芸をひさしぶりに観た。1989年の放送。風間杜夫が落語を披露した回もあり、これは 2009年の放送。さまぁ~ず大竹がバイオリンを弾いた回も 2009年放送だが、どうも観た記憶がない。続けて、放送中の「さんま御殿」も追っかけ再生で観る。こちらは「家事ウマ vs 家事ヘタ」という特集で、ロバート馬場の家事の知識がとても実用的だ。

 楽天マガジンでまた雑誌を読むが、「BRUTUS」の歌謡曲特集がとても面白く、これはじっくり読みたかった。冒頭、近田春夫の歌謡曲論からもう面白い。小室哲哉のヒットの本質は詞にあったという指摘。小室作品には戦略がなく、広告代理店的なマーケティングからはほど遠いスタンスだが、対して、つんくにはメタな視点があり、商品を作っているという自覚があったという。秋元康は根っからの博奕打ちだから、それまでの自分とはまったく違うポリシーの作品も平気な顔して発表してしまうのだと、時代を築いたプロデューサー3者を比較する。そして、「歌謡曲の基底を成す価値観は、「不幸せ」に対する被虐的な興奮」だと論じ、近田はそのルーツを敗戦という体験だとする。小西康陽が「ぼくの好きな歌謡曲」を 20枚選ぶ企画も意外性たっぷりだった。小西は、70年代には好みが偏向していて、「すごくいい時代の歌謡曲と一緒に生きてきたのに、その良さをわかってなかった」のだそうで、7、8年前に覚醒し、昭和・平成の歌謡曲をDJするパーティーを定期的に開催しているおかげで、今、夢中で追いかけているところだという。シャ乱Qや BOOWY をDJで使っているというからびっくりする。挙げられている曲が Spotify にあるかどうか、いちいち確認しながら読んでいたら、やたらと時間がかかってしまった。そのほかのページでは、小宮悦子が「今夜はブギー・バック」に衝撃を受けていたという話にも驚いた。「ブギー・バック」の翌年、1995年には、小沢健二は「ニュースステーション」に出演しているのだ。

 深夜にまた、ブログの更新をひとつ。未更新を溜めるのがいやで、ラジオもつけずに更新していたが、深夜2時過ぎまでかかってしまい、ちょっと後悔した。明日も朝早いというのに、睡眠時間の計算がまるでできていない。部屋はだいぶ暖かくなり、ストーブをつけなくても平気になった。


2021年12月8日水曜日

12月8日水曜日/ぐにゃぐにゃの傘

◇ 池上・高井戸・浜田山

 雨降り。今日も朝から都内に。まず、横浜から東横線、日吉から多摩川線に乗り換え、蒲田まで出て、最後は池上線に乗り換える。池上までたどりつくのに、4回も乗り換えた。雨のなか、池上から西馬込に向かって歩いていくと、吞川という川に出て、風景を写真に撮ろうと、スマホをかまえようとすると、強風をくらい、ビニール傘がひっくり返った。川は風の通り道になっているのだろうか。一度折れ曲がると、折れ癖がつき、そのあとも何度もひっくり返ることになる。写真を撮ろうとさえしなければ、傘をだめにすることもなかったか。

 その後、大きく移動して、京王線の高井戸まで。風雨で髪はぼさぼさに、マスクも濡れてしまい、あまりにもひどいので、高井戸地域区民センターのトイレに入り、ここで身づくろいをした。15時過ぎにようやく昼食。松屋に入り、トマト牛プレめしを食べた。490円。駅ビルのドトールに入り、ひと休み。ブレンドと、味わいまろやかクランベリーチーズを食べた。疲れきってしまい、読書もできず、スマホのラジコで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。昇太師匠は、当然、円丈の話をする。「もうね、そりゃあ、いろんな噺家さんに影響受けましたけど、やっぱり、もっとも影響を受けたのは誰かってもし言われたら、円丈師匠っていうことになりますからね。」 円丈を語る口ぶりにも熱がこもっている。大学時代、友だちに誘われ、ジァンジァンに東京乾電池を観に行ったときに、公演スケジュールに「実験落語」を見つけたという。



 日が暮れても、雨はまだ降っている。ドトールを2時間ほどで出て、ぐにゃぐにゃの傘を差し、ひと駅隣りの浜田山まで、夜道を歩いていく。ブックオフに寄りたかったからだが、わざわざ寄ったのに、あまりいいものはない。110円の文庫本を1冊だけ買った。浜田山から井の頭線で渋谷に出て、まんだらけにも寄っていく。こちらでは、階段の百均から3冊買う。東横線の各停に乗り、座って帰ってくる。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「水曜日のダウンタウン」はオンタイムで観た。「久しく見ていない女タレントが死ぬほど整形していても指摘しづらい説」と「売れない芸人対抗、楽屋の弁当持って帰り王決定戦」。どちらも面白かった。いったん眠り、深夜に目覚め、Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングトークを順に聴きながら眠りなおそうとしていたら、月曜の放送で、大竹まことが円丈の訃報に触れていた。シティボーイズで、円丈の会に出ているのだ。そのまま、聴きながら眠りなおす。

2021年12月5日日曜日

12月5日日曜日/円丈の訃報

◇ 訃報

 早朝に目覚め、午前中は録画していたテレビ番組を観たり、ラジオを聴いたりしてから、もう少し眠りなおす。放送されたばかりの「サンデージャポン」を録画で観ながら、ツイッターを見ると、円丈の訃報を目にして、声を出して驚いた。午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」を聴く。14時台は、品川ヒロシがゲスト。いつもどおり、聴きながら梱包作業を片づけたりなど。

 円丈の動画を観たくなり、YouTube で探すと、シブゲキのチャンネルが「実験落語neo」の高座を公式に公開していた。円丈の「ランボー 怒りの脱出」の動画を観る。それから、掛布と共演した金鳥のCMも探して観た。有名人が誰か亡くなったときに、すぐに動画を探して観ようという気にはなかなかならない性分だが、円丈の場合にそうはならないのはなぜだろうか。個人的な思い入れよりもまず、円丈の場合はまず、歴史的な意味合いのほうを強く感じた。小三治の訃報を目にしたときの、ちからが抜けた感触とは違う。それはおそらく、小三治が、ある時代までの落語観に基づけば最後の名人であり、小三治の死により失われるものを大きく感じたからで、対して、円丈は、ある時代以降の落語界の先頭に立った革命家であり、現在活躍する落語家の多くが円丈の影響下にあるという事実のせいだ。

 

 

 夕方、すっかり暗くなってから、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、松屋に寄り、ビーフ牛プレめしを食べた。490円。ずっと食べたいと思っていて、ようやく初めて食べることができた。二俣川までの往復は、歩きながら、スマホでラジオを聴いていた。聴きそびれていた、先週日曜に放送された「村上RADIO」をようやく聴く。村上春樹の選曲がいつも面白く、中国のブルースが気になり、聴きなおしたくなるが、Spotify で検索しても見つからない。そのあとには、渋谷のレコファンで若者に声をかけられた話をしていて、ここで会うのは三回目だからもう声をかけてもいいんじゃないかと、その若者がそう思っていたという話だった。村上春樹は渋谷のレコファンによく行っていたようだ。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、少し眠ってから、放送直後の「THE MANZAI」を録画で、3時間の番組を一気に観た。出演順に、アンタッチャブル、サンドウィッチマン、タカアンドトシ、NON STYLE、マヂカルラブリー、和牛、ミルクボーイ、かまいたち、千鳥、テンダラー、霜降り明星、銀シャリ、パンクブーブー、ウーマンラッシュアワー、ミキ(プレマスターズ勝ち抜き枠)、海原やすよともこ、博多華丸・大吉、おぎやはぎ、ナイツ、笑い飯、とろサーモン、中川家、爆笑問題。冒頭には、最高顧問、たけしのコントもあった。ウーマンラッシュアワーの漫才のスタイルには疑問もあるが、この番組だけはきちんと場を与えているその姿勢は支持したい。たけし賞に、かまいたちが選ばれていたのはなぜだかよくわからなかった。

 Spotify で「ナハナハラジオ」を聴きながら、深夜2時半頃に眠る。

2021年9月15日水曜日

9月15日水曜日/コント・節約・シンデレラ

◇ ラジオ

 朝にまず、ブログの更新をひとつ。午前中に、駅前まで用があり、すぐに帰ってくるが、曇っていたのが、晴れて、少しの時間の違いだが、帰り道は暑くなった。11時半からはラジオ。昇太師匠の「ビバリー昼ズ」は、清水克行という歴史学者がゲスト。午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」。ゾフィーがゲスト。上田の元相方が落語家になっているそうで、検索して確かめたが、柳亭信楽というひとで、芸協だからナイツも知っているのだ。先日の「芸人憲法学読本」(芸人の本について語るイベント)の話をここでもしていて、コントのひとはあんまり本を出していないというが、そんなことはないだろう。今どきのコント師というわけではなく、志村けんやローワン・アトキンソンの話もしているのだから、喜劇人の本ならばいくらでもあるのに。

 昨夜、聴きながら眠ってしまった「爆笑問題カーボーイ」も、タイムフリーで聴くと、いきなり自民党総裁選の話題から始まり、なにかと思えば、石破茂が出馬をとりやめるすぐ前に番組で会ったという話。それから、本橋信宏「出禁の男 テリー伊藤伝」の話もしていた。この本は読みたい。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、松屋に入り、キムたま牛めしを食べた。そのあとはドトールに入ろうかと思っていたが、昨日振り込まれるはずだったアマゾンの売り上げがいつ振り込まれるのかもわからず、節約しなければやっていけないと思い、やっぱりやめる。くまざわ書店に寄り、新刊のチェックだけして帰る。

 Spotify のポッドキャストで、昨日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。中村メイコがゲスト。「大事なものから捨てなさい」という本を出したそうで、(コントのひとの本だ。)その本に書いてある話だと思うのだが、エノケンからもらったキューピー人形を捨てたとか、東郷青児が描いた似顔絵を捨てたとか、ぜんぶでトラック7台分のものを捨てたというから、聴いていてぞっとする。いや、本人は要らなくても、文化的な価値があるものがいくらでもあるだろうに、家族に文化人もいながら、誰もなんにも言わなかったんだろうか。

◇ 映画

 アマゾンプライムで映画を1本。アマゾンオリジナルの、カミラ・カベロ主演の「シンデレラ」を観た。シンデレラの物語が、ポップソング満載のミュージカルコメディになっていて、すこぶる楽しかった。現代的な女性像や、キャスティングの多様性など、今はこうなんだよという具合に、古典的な物語を楽しくアレンジしている。それこそ、コントになじんでいるものにとっては、こういう約束事のなかで観ることには慣れていて、「ひょうきん族」なんかで、タケちゃんマン版の「忠臣蔵」を観るのと似たような感じもした。エノケンの浅草オペラの荒唐無稽さも、もしかすると、こういうセンスだったんじゃないだろうか。

2021年6月13日日曜日

6月13日日曜日/ポッドキャスト・読書

◇ ポッドキャスト

 午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、今日はそれからさらに鶴ヶ峰まで歩くことに決め、いつもならば、30分程度のラジオを歩きながら聴いていくのだが、距離が倍になるので長めのものを聴こうと思い、Spotify で、小泉今日子のポッドキャストの番組「ホントのコイズミさん」を聴いた。最新回は宮藤官九郎がゲスト。第9回、第10回と、前後編に分けて配信されている。この番組の過去回はあんまりしっかり聴けていないが、今までのゲストのなかではだんとつの有名人だ。まず、その前編。本にまつわる話をする番組だと思っていたが、今回はちっとも本の話をしない。「あまちゃん」を始め、ドラマや舞台、宮藤官九郎との仕事についての話にまずはなる。近年の小泉今日子は、宮藤官九郎のたどってきた道のりと逆行するように、駅前劇場やスズナリといった劇場にも出ることがあり、それはなぜかというと、小泉今日子は、ひとなみの青春時代を過ごしていないことを後悔しているという。それは具体的にはなにかというと、下積みをしていないということで、そこから、勘三郎もそうだったのではないかという話になった。続けて後編を聴くと、後編は「いだてん」の話から始まった。脚本の苦労の話になり、それからようやく、子どものころに読んだ本の話になった。宮藤官九郎は好きだった作家として、筒井康隆とつかこうへいを挙げた。


 鶴ヶ峰のブックオフは、今日はコミックが20パーセントオフだった。だからというわけじゃないが、110円のコミック文庫の棚から、とり・みき「くるくるクリン」全3巻(ハヤカワコミック文庫)と、山上たつひこ「喜劇新思想大系」全6巻(秋田漫画文庫)を見つけ、これは買っておく。読んでから売りたいと思うが、すぐに読みたいわけでもなく、しかも、売るとしたら梱包がめんどうだ。しかし、ほかの棚にはまったく買うものなし。これでは単に無駄使いをしただけだと思いながら、鶴ヶ峰駅前まで歩き、どこかで食べていこうと思うが、ゆで太郎もなくなり、すぐに決められない。行ったり来たりして、最終的には松屋に入り、厚切りネギ塩豚焼肉丼を食べた。どこかで読書をしていくつもりでいたが、無駄使いをしたという思いを引きずり、のんびりする気になれなくなった。電車に乗り、すぐに帰る。

 夕方に帰宅し、2時間ぐらい眠る。どうも疲れがひどい。首の痛みもひどい。録画していたテレビを観たりなどしていて、そういえばと思い、ツイッターで、円楽・伊集院光二人会の情報を検索した。伊集院は、昼が「厩火事」、夜が「死神」。知り合いで行ったひとはいないか。

◇ 読書

 太田光・中沢新一「憲法九条の「損」と「得」」を深夜に読み終えた。2020年2月刊だから、このときはまだ安倍政権だ。集英社新書から「憲法九条を世界遺産に」が出たのが2006年。このときは水道橋の書店で働いていて、新書も担当していたからよく覚えているが、学生が多い街でもあり、この本はとてもよく売った。当時は、新書から話題作がよく生まれていた時代でもある。自分でも買ってすぐに読んだが、それから14年後に続編が出るとは、それも、集英社新書ではなく、扶桑社から出るというのが不思議な感じはする。「世界遺産に」ではなにが語られていたか、細かく記憶してはいないが、今度の本では、政治的議論からは離れて、対談の中心になっているのは日本人論だ。「美しい平和の理念だからこれを守ろう」というのではなく、この憲法自体が日本人の心性にいかにフィットしているかという視点で話されている。憲法九条は戦前の思考とじつはつながっていて、丸腰を受け入れるということは、一億玉砕と変わらないとまで太田は言っている。「伝統」や「しぐさ」という話にもなり、このあたりは注意深く読んだが、こういった会話は政治的議論のなかに巻き込まれてしまうと難しい。天皇を芸能者として捉える話も面白かったが、島木譲二のギャグを中沢新一が「パチパチパッチン」と言っていて、そのままになっているが、扶桑社の校正はいったいどうなっているんだ。太田によるあとがきも、ボリュームがあり、なかなか読みごたえがあった。小泉政権時に「桜を見る会」に参加したときのことも書かれている。

2021年6月2日水曜日

6月2日水曜日/「日本の喜劇人」を読む(3)

◇ ラジオ・テレビ

 週末はばたばたと忙しく、タイムフリーで、「ナイツのちゃきちゃき大放送」の後半をようやく聴いた。木村昴がゲストで、たてかべ和也のエピソードは「はなつまみ」でも聴いているのに、もう一度聴いてもまた感動する。落語をやっているという話もあり、志ら乃さんの名前も出た。月曜の「ズーム」を聴くと、志らく師匠がオープニングで、伯山にいじられていることについてしゃべっていた。昼はオンタイムで「ビバリー昼ズ」。12時台には市馬師匠が登場し、5月は落語応援月間だったが、今週はボーナストラックということになる。午後は録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」はモーリー・ロバートソンがゲスト。日曜の「週刊さんまとマツコ」も観る。この番組の形式がまだわからないが、今週はトークだった。ロケ企画よりも、こっちのほうがいい。

 夕方になる前に、ヤマトの営業所まで。週末あたりからやけに注文が多くなり、2週間前なんかは、誰かに悪評でも流されてるのかと不安になるくらいに注文が止まってしまった日があったが、考えてみると、緊急事態宣言の延長の影響か。しかし、神奈川県にいるとあまり変化を感じない。二俣川に出て、松屋に入り、厚切りトンテキ定食を食べる。ジョイナステラスの無印良品に寄り、Tシャツを買っておく。くまざわ書店にも少し寄り、それから、西友のイタリアントマトに入り、読書をする。


◇ 読書

 小林信彦「決定版 日本の喜劇人」を少しずつ読み進めている。かさばる本なので、遠出するときにはカバンに入れていけない。今日みたいに、なにも予定がない日に一章ずつ読んでいくしかない。第三章は森繫久彌について。有名な「森繁病」について書かれている章で、この章は新潮文庫版で何度か読みなおしている。初めて読んだときには誤解したが、「森繫病」とは森繫を批判する言葉ではなく、森繫によって、ペースを乱された喜劇人たちに対する皮肉である。(最近では、四十代のお笑い芸人から「ダウンタウン病」という言葉をたびたび耳にする。) この章で、その時代のおもな喜劇人たちに一気に触れられ、伴淳三郎、三木のり平については、ここでは突き放した書きかたをしている。代わりに、小林信彦がここで評価しているのは、有島一郎、堺駿二、益田喜頓といったひとたちで、新潮文庫版で「日本の喜劇人」を初めて読んだときには喜劇史の教科書のように読んだが、むしろ、教科書的な喜劇史に対する反発がかなりあるというのが今となってはわかる。

 第三章を読んだあとは、これもちびちび読み進めていた夏目漱石「坊っちゃん」(新潮文庫)も読み終えた。まあ、普通に読めば一気に読める小説だが、「坊っちゃん」は小学生のときに初めて読み、何年か前にそれ以来に読みなおしたが、これは今一度、じっくりと読みなおしておきたいと思っていた。これも小林信彦の影響である。

 西友で買いものして、夜に帰宅する。少し忙しくしていると、テレビ番組の録画がどんどん溜まっていく。残量確保のため、ざっと観て、つぎつぎに消去していく。昨日放送された「知恵泉」という番組は、永六輔の特集だと知り、録画しておいたが、これは保存する。黒柳徹子が出演。VTRには矢崎泰久も登場した。深夜0時前には眠ろうとしていたのに、ぜんぜん眠れず、これはだめだと思い、またテレビを観る。「はなつまみ」を観て、深夜2時前にようやく眠る。

2021年3月31日水曜日

3月31日水曜日/眠り・ラジオ・テレビ



◇ 貧乏暇なし

 昼から都内に。新宿まで行く用があるが、たいして面白いこともなく、立会川まで送ってもらったのだが、立会川はつまらない街である。京浜急行で横浜まで戻り、松屋で鶏のじゃがバター炒め定食を食べてから帰った。

 夜に帰宅し、聴きそびれていた月曜の「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」をタイムフリーで聴いた。辛坊治郎が太平洋に行ってしまい、そのあいだを、月曜は志らく師匠が担当することになった。パートナーは増山さやかアナウンサー。初回は高田文夫先生も出演した。テレビよりもラジオのほうが、本来の志らく師匠のペースが出る。さんま、一之輔のパートナーも務める増山さやかアナが相手であることもいいのだろう。どうも疲れがひどいのか、聴きながら眠り、目覚めてはまた聴きなおすが、また眠ってしまい、また聴きなおすというのを何度かくり返す。こまぎれに眠りながら、その合間に録画しているテレビ番組も観ていた。

 放送時間が移動した「あちこちオードリー」の初回のゲストは、アンミカ、宮下草薙という組み合わせ。今までは火曜深夜、30分番組、ひと組のゲストで前後編、2週にまたぐ形式から、水曜に移り、ひと組で1時間という形式になった。30分番組のラストが前日で、この週だけは2日連続の放送になるというのも珍しい。30分時代の最後のゲストは今田耕司ひとりで、これが期待どおりの面白さだった。たけしとの共演の話はなかなか出ない。昨夜から始まったたけしと国分太一の新番組「23時の密着テレビ、「レベチな人、見つけた」」の初回も録画しておいたが、これは毎週は観ないだろう。終了した「ニッポンのミカタ」も観ていなかったが、たけしの無駄遣いもたいがいにしてくれと思う。歴史上の偉人がそこにいるのに、もっとほかにやることはないのか。「誰でもピカソ」はつくづく意義のある番組だった。

 先週木曜に NHK-FM で放送された、ケラリーノ・サンドロヴィッチの「東京ポーキュパインコレクション」も、らじるらじるの聴き逃し配信でようやく聴いた。これも眠りながら、目覚めてはまた聴きなおすというのをくり返したが、フランキー堺、植木等、トニー谷、エノケン、モンティ・パイソンなどなど、喜劇への敬愛にあふれた選曲がたまらなかった。好番組。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...