ラベル 神田伯山 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 神田伯山 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年8月7日日曜日

8月7日日曜日/シャッターに貼り紙

◇ ラジオ

 早朝から4時間ぐらい眠る。タイムフリーで、金曜に放送されたヒコロヒーの「CURIOCITY」を聴くと、なんと、ゲストが伯山だった。おすすめの本を訊くことが多い番組なのだが、伯山は笑福亭松枝の「ためいき坂くちぶえ坂」という本を紹介していた。「問わず語りの神田伯山」を聴くと、笑い屋のシゲフジくんがみなし陽性になったそうで、代役の笑い屋に瀧川鯉丸さんが登場していた。ヒコロヒーの番組に出た話をこちらでたっぷりとしていたが、しかし、これはおそらく来週放送分の話だな。

 友近の「シン・ラジオ」も途中まで聴く。新潟の長岡花火を観に行ってきたそうで、誰に教わったのか、新潟の花火の音が神奈川でも聴こえたという話をしていたが、いや、同じ日にみなとみらいでも花火大会をやっていたんじゃなかったか。今週はついに、ちゃらんぽらん冨好がスタジオに登場した。登場するなり、いきなり漫談からスタートする。冨好の語り口に手本はあるのかとリスナーから質問があり、冨好は、月亭八方の「楽屋ニュース」の語り口を盗ませてもらっていると答えていた。

 ラジオを聴いていると音声が途切れ途切れになり、ネットの接続が悪いのかと思ったが、そうじゃない。まさか、スピーカーが壊れたのかとも思ったが、どうやら電源タップの不良だ。この電源タップは何年使っているのか。6個あるコンセントの半分がだめになってしまった。

 うっかりしていたが、今日は明治座の「ビバリー昼ズ寄席」のキャンセル席の発売日だった。また忘れてしまっていた。そもそも、今日はそれがあるからと思い、わざわざ、午前中の予定を入れずにいたのに、なぜ忘れてしまうんだ。発売は 10時からだったが、気がついたときには 12時40分を過ぎていた。「漫才協会ドラフト会議」はすでに売り切れ。同日昼の公演はまだ売り切れていなかったが、画面を進めると、S席しか残っていなくて、こんな高い席は買いたくない。10時に挑戦していたら買えただろうか。ああ悔しい。

◇ 渋谷・表参道

 午後は「爆笑問題の日曜サンデー」を途中まで聴き、14時前から外出する。今日はまた少し暑さが戻った。渋谷に出て、まず、まんだらけに寄り、階段の百均から2冊買う。道玄坂を横切り、古書サンエーにも寄ってみると、シャッターが閉まっていて、今日もまた休みかと思ったが、店の前で立ち止まり、写真を撮っているひとがいる。シャッターに貼り紙があり、もしかしてと思い、近づいてみると、その貼り紙は閉店のお知らせだった。なんと、今まで知らなかったが、6月30日に閉店していたのだ。上階のフライングブックスは残るようだが、ここにはあまり寄ることはないだろう。



 ハチ公前を通り、宮益坂のほうに抜け、どこかで食べようと思いながら歩くが、なかなか決められない。宮益坂をいったん登るが、また降りてきて、結局、富士そばに入った。冷やし味玉ミニカレーセットを食べる。550円。決まらないときは安いものを食べていればいい。宮益坂を登りなおし、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書をする。日曜なのに、学生みたいな子たちがやけに多かった。それから、表参道のほうまで歩き、渋谷にまた戻ってきたときにはもう夜になっていた。


◇ 読書・テレビ

 帰りの電車で、「水木しげるのラバウル戦記」を読み終えた。1997年刊、ちくま文庫。親本は1994年刊。子どものころから、水木しげるに戦争体験があることは知ってはいたが、それに関する著書を、改めて読むことは今まで一度もなかった。今年はウクライナ侵攻があって以降、戦争に関する本をずいぶん読みたくなった。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「ワイドナショー」を観る。今週は松本が出演のほか、野口聡一、中居正広、Aマッソ加納というメンバー。日本吃音協会が「水曜日のダウンタウン」に抗議した件について、松本も常識的な受け止めかたをしていてよかったのだが、それよりも、野口聡一のお笑いマニアぶりに笑ってしまう。その「水曜日のダウンタウン」を観ていただけでなく、インタレスティングたけしをごく自然に「インたけ」と略してしゃべっていたのがすごかったが、そこはさすがに松本にも指摘されていた。野口さんの年齢を確認してみると、1965年生まれで、松本よりも歳下なんだな。

 「サンデージャポン」も観ると、こちらでは冒頭から統一協会の話題を扱う。スタジオにはまた、鈴木エイトが出演していた。堀江貴文が学生時代の宗教の勧誘の話などをすると、太田が「ホリエモンと僕は世代が一緒なので」って、さらっと嘘をついていたが誰も突っ込まない。「TVタックル」では、安倍国葬賛否について。「笑点」の演芸コーナーには、ザ・ぼんちが出演していた。ラジオを聴きながら、深夜1時前に眠る。夜中なのに部屋が暑い。

2022年6月8日水曜日

6月8日水曜日/瀬谷まで

◇ テレビ

 早朝に目覚め、しばらく寝転がったまま、ラジオやポッドキャストを聴いていた。胃がきゅうっとなる痛みが頻繁にある。数時間経ってから起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「刺さルール」を観ると、ヒコロヒーを降板させろと伯山にリプライを送ってくる新内眞衣ファンがいるというので、ツイッターをつい確認してしまった。「ホリケンのみんなともだち」は、先週に引き続き、木梨憲武とロケ。2週目は所ジョージの世田谷ベースを訪れる。テレビで「いったんコマーシャル」というセリフを言い始めたのは所ジョージなんだそうだ。

 「お笑い実力刃」を録画したままでずっと観そびれていて、番組もリニューアルされてしまったのだが、2月放送分から溜まっていた。2月放送、さらば青春の光特集をようやく観る。単独ライブの演出をマンボウやしろが担当しているとは知らなかった。その翌週は「ピリ辛女性ピン芸人」の特集。吉住とヒコロヒーだけが出演するのかと思っていたら、VTRには、田上よしえ、青木さやか、いとうあさこ、横澤夏子も登場した。田上よしえを起点として歴史をたどり、だいたひかる、柳原可奈子にも触れられる。20年前のお笑いライブの客層は9割半が女性だったと、田上よしえは証言する。青木さやかは男に勝とうと思っていたと、いじられることについて、当時の葛藤を涙ながらに語った。

◇ フェイスブック・ブログ

 まったく見ていなかったフェイスブックを、ついに利用解除することにした。「ドジブックス」をグーグルで検索してみると、4番目にあがってくる。このまま放置していたらまずいんじゃないかと今さら思い、ひさしぶりにログインしてみると、最後の投稿は4年前だ。その後も、1、2回はログインしたかもしれないが、ここしばらくはまったく見ていなかったし、気になることすらなかった。退会してもいいんだけど、しかし、ここにしかアップしていない画像があるかもしれないと思い、それを確認するまでは完全に削除することはためらう。

 楽天ブログの引っ越し作業にもついに手をつける。こちらも放置していながら、このままでは恥ずかしいと思っていた。1日ずつ、コピペして、こちらのブログの下書きに移していく。2004年1月分をついに削除した。18年前とはすごいな。

◇ 三ツ境・瀬谷

 夕方から外出する。肌寒く、パーカーを着ていく。三ツ境を通りすぎ、サイゼリヤに入るつもりでいたが、近づいてみると真っ暗だ。貼り紙がしてあり、なんと、6月6日に閉店していた。このサイゼリヤが閉店するとはまったく思いもしなかった。まず、読書をしたかったのだが、サイゼリヤがだめとなると、駅から離れているので、ここからまた戻る気にもならない。とりあえず、サイゼリヤのあとに行こうと思っていた瀬谷のブックオフに先に行くことにする。




 ブックオフで、110円の文庫本を5冊買い、さて、どうしようかと考えるが、三ツ境駅周辺には読書しやすい場所が思い当たらず、なおかつ、食事もしたかったからサイゼリヤ以外は考えられなかったのだが、三ツ境はあきらめ、瀬谷駅まで歩いてしまうことにする。瀬谷にもサイゼリヤがあったことを思い出したからだが、しかし、先にブックオフに寄ってしまったから、今は夕食の時間にあたることになり、読書は顰蹙かと思いなおした。れんげ食堂に入り、スタミナ丼を食べる。704円。かつては、その先にマクドナルドがあったが、その場所は松屋とマイカリー食堂の複合店になり、マクドナルドは手前の天一書房の上階に移動していた。ここで読書しようと入ってみると、とても広く、思いのほか、快適な店内だ。さわがしいことを心配したが、中高生は多いものの、落ち着いた雰囲気でよかった。

 マクドナルドで、村上龍「限りなく透明に近いブルー」を読み終えた。2009年刊、講談社文庫の新装版。綿矢りさが解説を書いている。しかし、これはわからなかった。一応、基礎教養として読んでおこうかってなもんだが、まるで惹かれない世界。

 瀬谷から歩いて帰ることにして、歩きながら、タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴きなおした。田中が、サザンと佐野元春がかつて共演した、そのときの映像を観たというと、違法動画を観たのかと太田に問い詰められ、文字起こしを読んだと言い張るっていう流れに笑う。

 夜遅くに帰宅し、「水曜日のダウンタウン」を追っかけ再生で観て、それから、Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いたりなど。Spotify から気になる新譜をいくつかチェックして、ブログの更新をして、深夜2時頃に眠った。

2022年5月27日金曜日

5月27日金曜日/セミヌード訴訟

◇ テレビ・ラジオ・読書

 早朝から眠り、短い時間で起きあがる。珍しく、問い合わせのメールがあり、送料はいくらかという簡単に返信できる質問で助かったが、昨日の午後から一日放置してしまっていた。外は大雨。今日は外出する気なし。録画していた昨夜の「ダウンタウンDX」は「新世代スター」の特集。新しい学校のリーダーズ、Aぇ!group、フォーエイト48、ダウ90000、ヨネダ2000 というメンバーが出演したが、お笑い勢以外はまったく知らなかった。ヨネダ2000 はいちいち小ネタを用意していて、先日のランジャタイとも共通する果敢に攻める姿勢が素晴らしい。ダウ90000の紹介VTRには、いとうせいこうがコメント出演した。「そうなんだよ、言わなきゃいけないのは、変に個性的じゃないんですよ、役者が。むしろ、無個性を狙って演出しているなっていう。」

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」には「漫才新人大賞」で優勝した春組織が登場した。「ビバリー」はこうしてきちんとアフターケアをするのだが、「ナイツ ザ・ラジオショー」もおおむね聴いているが、春組織を優勝後に話題にしたことはあっただろうか。午後はそのまま、「中川家 ザ・ラジオショー」を聴く。なんと、TikTok を始めたというので、よくわからないものの、さっそく確認してみたくなった。

@nakagawake.official ガサ入れ 【切り抜き】#中川家 ♬ オリジナル楽曲 - 中川家【公式】

 ずっと売れ残っていた「ウンナンの桜吹雪は知っている」の単行本がなぜか売れて、どうやら、やけに値あがりしている。裁判をバラエティにしたテレビ番組を書籍化したものだが、ぱらぱらと見てみると、水道橋博士が渡辺美奈代を訴えるセミヌード訴訟という回があり、この番組は観ていたはずだがまるで記憶になかった。今はスラップ訴訟と闘っている博士だが、まさかそれで値あがりしているわけでもあるまい。


 午後もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、高橋真麻がゲスト。それから、「紙とさまぁ~ず」を2週分、吉岡里帆がゲストの前後編をまとめて観た。「好きな映画を聞かれて、何と答えれば「この人映画通だな」と思われますか?」という質問に、吉岡里帆はキアロスタミの「友だちのうちはどこ?」を挙げていたのだが、さまぁ~ずが知らないのはともかく、スタッフもひとりがかろうじて知っている程度だったのはそんなもんかという感じだ。今のテレビマンは、映画の知識はマストではないということなのか。いや、昔のテレビマンもどうだか知らないのだけど。

 テレビの合間に読書もする。井上ひさし「ふかいことをおもしろく」を一気に読んだ。2011年刊、PHP研究所。わずか100ページ強、字も大きく、四十代も後半になると、こういう本はじつにありがたい。NHKの番組のインタビューを書籍化したもので、奥付には、堀尾正明の名がインタビュアーとしてクレジットされている。ひとつ知らなかったことで興味を惹かれたのは、浅草フランス座について語っているところで、井上ひさしが文芸部員になったときの応募者が二百人いたというのも知らなかったが(大半がストリッパーのヒモ狙いだったというオチがつく。)、採用されたのは井上ひさしのほかにもう1名いて、このひとがなんと、林真理子の叔父だというのだ。検索してみても情報が見つけられず、林真理子の本は読んだことがないのだが、どこかでなにか書いてないだろうか。

 今日放送された「問わず語りの神田伯山」を聴くと、冒頭でいきなり、TBSラジオが聴取率4位に転落したという話をしているのがすごいが、検索してみると本当だ。ネットニュースを確認できたが、では、1位はどこかというと、TOKYO FM が1位で、ニッポン放送と J-WAVE が同率2位だという。TOKYO FM ってどんな番組やってるんだろうと、この機に番組表を確認してみると、4月からヒコロヒーの番組が始まっていたことを今になって知った。金曜正午に放送されている「CURIOCITY」という番組で、ちょうど金曜だから、先週今週の放送をさっそく続けて聴いてみた。昼の番組なのにトークがやけに気だるいが、ゲストを招く番組のようで、先週は「キョコロヒー」にも出ているダンサーの TAKAHIRO が、今週はシシド・カフカが登場していた。

 ラジオを聴きながら、ブログをひとつ更新し、夜もまた、録画していたテレビ番組を観る。放送されたばかりの「ネタパレ」を観ると、ゲストの鷲見玲奈が、TOKYO COOL が大好きだそうで、全力じじぃ時代のネタも YouTube で観ているというからホンモノだ。「ニュースターパレード」にはアケガラスというコンビが登場したが、このコンビ名、落語ファンとしては考えさせられる。落語のタイトルがかっこよく感じるというヤンキーっぽいセンス。深夜2時頃に眠る。

2022年4月19日火曜日

4月19日火曜日/新番組あれこれ

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に地震があったが、そのまま眠り続け、朝8時過ぎに起きあがる。録画していたテレビ番組…、新番組をいくつか録画しておいたが、なかなか観ることができないでいた。2週間前に始まった「トークィーンズ」は、特番が何度かあったようだが、レギュラー初回の今回を初めて観る。いとうあさこ、指原莉乃を中心に、女性だらけのメンバーのなかに、男性ゲストが招かれるという形式のトーク番組。初回は拡大版で、間宮祥太朗、満島真之介、高橋克典が順に登場した。女性メンバーは回ごとに入れ替わるのだろうか。満島真之介は面白かったが、ただのイケメンゲストのときは、俺が観てもしょうがないという気にしかならない。

 続けて、テレビ東京の「ダイアンの絶対取材しない店」初回、第2回をまとめて観た。テレビが絶対取材しなさそうな普通の店をダイアンが訪ねる「ロケ大喜利ドキュメント番組」ということだが、しかし、なんだかもうコンセプトからして失礼な番組で、そもそも、お店を紹介するのが目的ではないのに、だまして取材している。2回目の店でお店のお母さんが怒ってしまったときに、ユースケはうまく修復しようと試みるが、津田のほうがずっとへらへらしていてだめだ。もうひとつ、テレビ神奈川の「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」を、これも2週分。ニューヨークと蛙亭がテレビマンという設定で、ネクストブレイク芸人を発掘する番組。1週目は、チバツネヒデ、パンプキンポテトフライ、パンチャー☆うりが出演、2週目は、ねろめ、まんざらでもねぇ、動画で、有元さくら子、日本クレールが出演した。この番組は面白いからしばらく観てみよう。ニューヨークのアドバイスが本気になってくると面白い。キットカットのネスレがスポンサー。

 午前中にブログの更新しようとしていたが、書きあげられなかった。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・ヒロミ)を聴く。腹が痛くなり、ラジオをつけたまま、しばらく眠ってしまう。目覚めてからもまだ腹が痛く、寝っ転がったまま、タイムフリーで、聴きそびれていた昨日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。友近があの早坂営業に出演したそうで、吉本をエージェント契約になったからそれが可能になったということのようだ。水谷千重子を漫才協会所属にする計画ももちかけられる。14時台は、今田耕司がゲスト。「伝説の一日」の話が中心になった。

 午前中にブログを更新するつもりが、夕方になってしまった。まだ腹が痛い。録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、古市憲寿がゲスト。子どものころの夢はなんだったかと古市に訊かれて、「スパイ」と答える黒柳徹子。今日の「さんま御殿」は親子特集。「刺さルール」は、伯山がコロナになり、せいやが司会を務めた。もしかして、伯山がいないほうが面白いのでは。

 夜、アマゾンプライムでドキュメンタリーを。「オリバー・ストーン・オン・プーチン」がいつの間にか見放題対象になっていて、全4回のうち、まず、第1回を観た。なかなか理解が追いつかない面も多く、もどかしいが、少なくとも、プーチンがどんな表情で、どんなしゃべりかたをする人物かということは確認できる。柔術家としての顔もあり、プーチンの人格形成には、柔術がどうやら大きな影響を与えているようだ。「まず最も重要な問題は、ソ連が崩壊したあと、2500万のロシア人が一夜にして異国民になったことだ。」というプーチンの発言。そのあとには「それこそ20世紀最大の悲劇のひとつだ。」と続く。画面にはソ連西部の地図が映り、ソ連がロシアになると、地図上にはいくつもの独立国が現れる。ウクライナももちろん、そのうちのひとつだ。

 深夜1時からはまたラジオ。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

2022年4月15日金曜日

4月15日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、まず、録画していた昨夜の「アメトーーク!」を観る。「革ジャン大好き芸人」。興味のないテーマだから、ざっと早まわしで観て消去しようと思っていたが、ケンドーコバヤシの解説が面白くてついつい観てしまう。それから、タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「問わず語りの神田伯山」をようやく聴くと、「ビバリー」で高田先生も話題にしていたが、伯山がコロナになり、アンジェリーナ1/3が代役を務めている。「問わず語りのアンジェリーナ1/3」という唐突さに笑わされた。この番組で名前はちょくちょく出ていたものの、どういうきっかけで出てきた名前なのかも覚えていないし、どこの誰なのかを改めて確認することもなかったが、Gacharic Spin というバンドのボーカルを担当するハタチの子なのだ。どんなもんかと思って聴いてみたら、これが 30分ずっと面白いのでびっくりする。ハタチでこんなにしゃべれるものだろうか。

◇ 信濃町・神田

 今日は朝から都内に。雨降り。また冬のような寒さになり、ジャンパーを着ていく。ここしばらく、朝の東横線はたいがい座れていたのに、今朝は大混雑になり、座れなかった。時間帯にもよるだろうとは思うが、コロナ以前にすっかり戻ったということだろうか。満員電車に息苦しくなり、渋谷に到着したときには気持ち悪くなる寸前だった。山手線、総武線を乗り継ぎ、信濃町に出て、それから、神田に移動。雨のなか、神田駅の周辺を歩きまわり、大衆中華酒場ふくろうという店に入り、ランチメニューの牛肉とニンニクの芽炒め定食を食べた。750円。スマホの充電をしておきたく、ベローチェに入り、ひと休み。ブレンドと、ブリオッシュクリームパンを食べながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。ツイッターを見ると、ここ数日のあいだに園子温の周囲からはさまざまな証言が出ているようだ。大島新監督の「園子温という生きもの」は劇場で観たが、大島新監督はこの映画の続編を撮るべきではないだろうか。


◇ ライブ

 神田から川崎に移動し、京浜東北線で眠っていく。時間がなかったが、せっかくだからモアーズのブックオフに寄り、10分程度でざっとまわり、220円の単行本を2冊買っていく。ダイスの1階のドラッグストアにも寄り、栄養ドリンクを買ってから、上階のTOHOシネマズ川崎にあがった。2ヶ月に一度の恒例、「タイタンシネマライブ」。ここしばらくはずっと海老名で観ていたが、都内に用事を作ってしまったため、今回はひさしぶりに川崎で予約した。川崎で観るのはひさしぶり。寒さですっかり腹が痛くなり、トイレに入っていたりして、あわただしく客席に着く。開演前には「田中裕二の野球部」の配信の映像が少し流され、大鶴肥満が佐々木朗希の完全試合を予想していた。19時半開演。出演順に、ダニエルズ、らこめでぃ(新人)、XXCLUB、シティホテル3号室、キュウ、脳みそ夫、まんじゅう大帝国、日本エレキテル連合、ウエストランド、お見送り芸人しんいち、インスタントジョンソン、とろサーモン、BOOMER、爆笑問題。今回面白かったのは、とろサーモン、ウエストランド、エレキテル。エレキテルの「終電ぺろぺろおじさん」のコントに笑ったが、どうもアングラ的な匂いがする。爆笑問題はいまひとつ。今回はプリンプリンが不在、BOOMERひと組だけになるとなんだか投げやりで、伊勢が談志師匠のものまねで漫才をするのは、これが初めてではないが、本当に嫌い。もうやらないでほしい。エンディングは、とろサーモンはすぐにつぎの仕事に向かうはずだったが、久保田が少しだけ登場した。それから、お見送り芸人しんいちとトーク、しんいちも残ったまま、インスタントジョンソンも登場。2時間弱で終演。

 寄り道せず、東海道線ですぐに帰る。電車内ではラジオ。火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、ケイさんは大学生のときに有楽町マリオンの映画館でバイトをしていたそうで、チケット売り場にいたら、舞台挨拶のたけしがお客さん用のエレベーターで入ってきて驚いたというエピソードをしゃべっていた。「Dolls」の舞台挨拶だとすると、その客席には自分もいたかもしれない。

 23時前に帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・芳根京子)を観て、ラジオを聴きながら、深夜1時頃には眠る。

2022年4月6日水曜日

4月6日水曜日/通信サービスがない

◇ スマホ

 早朝にいったん目覚め、ダビングのセットをしてから、もう少しずるずると眠りなおす。今日も朝から都内に。家を出ようとしている直前に、スマホがなぜかネットにつながらなくなり、「無効なカードです。通信サービスはありません」という表示が画面の上部に出る。ついさっきまで使えていたのに、すぐに復旧するのかなと思ったが、まるでなおらない。こんなことは初めてだ。この状態で外出するのは不安だが、しかたがない。まず、東京駅まで行かねばならず、ネットがつながらないので、電車内は読書に集中するが、東京駅に到着してもネットは復旧しない。問題は、電話をする必要が生じた場合はどうすればいいのかだが、めったに電話なんかしないのに、こんなときにかぎってその必要が生じ、公衆電話を使うはめになるが、おそらく、使うのはおよそ二十年ぶりぐらいだったろう。かといって、二十年前にもそうしょっちゅう電話をかけていた記憶はなく、しかも、その時代はテレホンカードを使っていたはずだ。小銭を使って電話をかけるとなると、いったい何年ぶりになるのか。こんなときにかぎって財布に十円玉がないもので、泣く泣く五十円玉を使うしかない局面になるが、使用法の記憶もあいまいで、おそるおそる五十円玉を投入し、スマホを見ながら電話番号を押した。(通信はできないが、電話番号の確認はできる。) ところが、つながったと思ったら話し中だ。だめだと思い、受話器を置くと、うっかりしていたが、そのままもう五十円玉は戻ってこないのだ。基本的なことをまるで忘れていた。一瞬で五十円を失ってしまい、愕然とする。もう小銭はない。千円札を崩さなければ電話はかけられないが、これ以上、小銭を寄付する間抜けもないので、この件はあきらめ、とにかく、スマホをなおさなければどうしようもないと思った。ソフトバンクのショップを探そうと思うが、しかし、大手町では見当もつかず、八重洲に移動してみることにする。検索すればすぐに見つけられるのに、当然、それもできず、歩いて捜しまわるしかない。八重洲地下街にないかと思ったが、案内図を見てみると、ソフトバンクのショップは見つからない。ドコモのショップはあり、よっぽどそこで訊こうかとも思ったが、地下街はあきらめ、地上に出てみると、そういえば、ヤマダ電機があるじゃないか。ここならなんとかしてくれるのではと、スマホの売り場がある2階にあがり、店員さんに訊いてみると、相談に乗ってくれた。椅子に着き、担当の店員がやってくる。まずは登録状況の確認をするということになったが、その前に、SIMカードの接触の問題かもというので、いったん外して付けなおしてみると、なんてことはない、あっさりとなおってしまったようで、店員さんもかえって困ったような顔をしていた。教わってみれば、馬鹿みたいなものだ。


 その後、霞ヶ関に移動することになり、ダイソーに寄らねばと思っていたので、近くにダイソーはないかと検索すると、日比谷シティにあることがわかり、日比谷シティのダイソーまで歩くが、買う必要のあるものがいくつかあったのに、それらがいずれも見当たらない。のどが渇き、飲みものだけ買っていく。昼食を食べそびれ、新橋に出て、夕方頃にようやくまともな食事をする。ニュー新橋ビルの豚大学に入り、豚丼を食べた。750円。夜に映画を観たいと思っていたのだが、ダイソーにも寄らねばならず、そうなると、予定が難しい。「ガンパウダー・ミルクシェイク」を観るつもりでいたが、品川の劇場ならばレイトショーがあるのだが、品川にはダイソーがない。ダイソーには今日中にどうしても寄ってしまいたく、「ガンパウダー・ミルクシェイク」はあきらめ、別の映画を観ることにして、川崎に向かうことにした。

◇ 読書

 とりあえず、近代書房の向かいのベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながらラジオを聴き、それから、読書をする。中野翠「コラムニストになりたかった」を読み終えた。2020年刊、新潮社。初出は「小説新潮」の連載。1946年生まれの著者が、読売新聞社でアルバイトを始めた1969年から現在までをふり返るコラム。中野翠のコラム、いいなと改めて思うようになり、小林信彦が「週刊文春」のコラムをやめてしまった今は、中野翠をもっと追いかけておきたいという気になってきた。たとえば、書き手としてのこのようなスタンス。P209「当時としては順当に「エッセイスト」と名乗るところを、あえてコラムニストにしてのには、わけがある。私が書くもの、書きたいものは、少しばかり時評的だったり批評的だったりする。エッセイストと名乗るにはシミジミ感が薄く、エレガンスに欠ける。それで、ちょっと遠慮して(?)あえてコラムニストと名乗ることにしたのだった。」 P175「一九八五年に『サンデー毎日』の連載エッセーがスタートした頃から、私はライターとしての自分のスタイルについて、一つのイメージ(願望)を持っていた。ひとことで言うと、できるだけ正体不明のライターでいたい。男とも女ともつかない文章を心がけ、プライベートな事柄は極力抑え、世の中やエンターテインメントについての文章を中心に書こう。顔写真は極力避けよう。ナントカ賞とかナントカ委員といった権威的なものと無縁でいよう……と。」

◇ 映画

 ベローチェを出て、モアーズのダイソーに。買うべきものを存分に買い、それから、下階のブックオフにも寄る。しかし、いいものがまるでなく、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。アゼリアのドラッグストアで栄養ドリンクを買い、飲んでから、ラゾーナの109シネマズに向かった。レオス・カラックス監督の「アネット」を、21時5分の回で観ることにした。小さめのスクリーンだったが、さほど混みもせず、中段、真ん中の観やすい席で観た。レオス・カラックスの過去作はあまりよく知らず、前作の「ホーリー・モーターズ」で初めて好きになったのだが、今作も非常に奇妙な映画で、ずっと可笑しかった。いや、可笑しいという反応が正しいのかもわからないが、アネットが登場するたびに、なんだこれはという気にさせられる。コメディアンが主人公というところにも興味をもっていた。医者を演じる俳優がどうも古舘寛治みたいだと思ったが、エンドロールに注意すると、やっぱり古舘寛治だった。

 


◇ テレビ・雑誌

 深夜1時前に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「さんま御殿」は3時間スペシャル。途中まで観ると、最初のブロックは二世特集で、片岡鶴太郎、小堺一機の息子が出演していた。この息子たちが、さんまと共演するというのがすごい。同じく、昨夜に放送された「刺さルール」は、リニューアルされ、クイズ番組の形式を借りた大喜利番組になった。爆笑問題のふたりと、せいや、ヒコロヒー、ニューヨーク嶋佐が回答者。波田陽区の現在に密着したVTRから問題が出るのだが、それはともかく、伯山が司会を務め、売れっ子のお笑い芸人たちの大喜利のジャッジをするというのがなんだか危なっかしい。

 テレビを観ながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。ガーシーという名前をテレビやラジオでちょくちょく耳にするようになったが、どういう人物なのかを「FLASH」の記事でようやく知った。「週刊朝日」の「似顔絵塾」では、松尾貴史が、ナンシー関と伊丹十三の思い出を書いていた。伊丹十三が亡くなる前、松尾貴史主演でボードビリアンの映画を撮ろうとして、毎月打ち合わせをしていたという。この話は以前にもラジオ番組かなにかで聴いたことがあるが、実現しなかったことがつくづく惜しい。深夜3時前に眠る。

2022年3月17日木曜日

3月17日木曜日/1時間早かった


◇ 新日本橋・八重洲・新木場

 昨夜は地震があり、ろくに眠れないまま、朝から都内に。また少し肌寒くなり、セーターを着ていく。横須賀線に乗り、新日本橋まで。着いてから気がついたが、予定を勘違いしていて、1時間早く着いてしまった。眠くてしかたがなかったのに、もう1時間眠れたのか。革財布を拾うようなこともなく、とりあえず、ベローチェに入り、モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグベーコンを食べた。440円。ここで少し仮眠する。早起きは三文の得とはいうが、眠っていたほうがよっぽど得だ。昼は八重洲にたどりつき、CELTSという店に入り、チキン南蛮を食べた。700円。それからまた、ベローチェに入り、ひと休み。あたまがどんよりする。夜にはどういうわけか、新木場まで行くはめになり、デイリーヤマザキで、コロッケパンを買って食べた。




◇ 読書・テレビ・ラジオ

 ヤフーの乗り換え案内で、料金の安いルートを探し、新木場から有楽町線に乗り、新富町と築地は同じ駅の扱いになり、ここで日比谷線に乗り換えるが、いったん地上に出て、やたらと歩かされることになり、これは別の駅で乗り換えたほうがよかった。中目黒から東横線に乗り換え、横浜まで戻ってくる。電車内で、嵐山光三郎「口笛の歌が聴こえる」を読み終えた。2003年刊、新風舎文庫。親本は1985年。いずれ読まなければとずっと思っていて、だいぶ前から手元にあった本だが、この本、読むまでずっとエッセイだと思い込んでいた。嵐山光三郎の自伝的青春小説なのだ。おおっと思う人物の名が出てくるたびに付箋を貼りながら読み進めていたが、最後まで読むと、巻末にはご丁寧に人物索引が載っていた。唐十郎との関係は、これを読むまでぜんぜん知らなかった。唐十郎はこの文庫の解説も書いている。安西水丸とも古いつきあいで、最初は本名(?)で登場していて、途中でこれは安西水丸なのではと気がつく。嵐山本人だけが実名でなく、どれが嵐山なのかよくわからずに読んでいたが、あとがきを読むと、ふたりの登場人物が嵐山の分身ということだ。嵐山光三郎といえば、われわれの世代にとっては「いいとも増刊号」編集長であり、テレビに出ているひととして認識したのだが、今の時代からすると考えられないくらいに、あの時代は、なんだかわからないひとがたくさんテレビに出ていた。まさにその時代に最初の単行本は出ている。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、五木ひろしがゲスト。後半には村治佳織も登場する。昨夜の「あちこちオードリー」は、ニューヨークと井上咲楽がゲスト。番組30分過ぎたあたりで、緊急地震速報が入っていた。観そびれていた先週の「ゴッドタン」は「コンビ大喜利グランプリ」という企画。ラランド、真空ジェシカ、モグライダー、錦鯉が出演する。モグライダーは先日の「刺さルール」でも大喜利をやっていたが、ともしげの馬鹿な面白さは「刺さルール」ではまるで引き出されていなかった。タイムフリーで、聴きそびれていた先週の「問わず語りの神田伯山」もようやく聴くと、海老蔵批判のツイートについて、名前は出さずにだが、喜利彦氏のことをしゃべっていたのにははらはらさせられる。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を1局指し、深夜0時前に眠る。

2022年3月9日水曜日

3月9日水曜日/眠ると一日が終わる

◇ テレビ・配信

 早朝から4時間ぐらい眠り、目覚めて、まず、ブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から、「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングまで聴いた。聴きながらオンライン将棋を1局指し、梱包を片づけ、近所の郵便ポストまで投函に行ってくる。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、宮崎美子がゲスト。「ドラえもん」の声優が入れ替わったとき、しずかちゃんの声のオーディションに応募していたとは驚いた。これは知られる話なんだろうか。月曜の「しゃべくり007」は、前半のゲストが阿佐ヶ谷姉妹、後半のゲストがTRF。テレビを観ながら冷凍パスタを食べて、そのあとはまた、ラジオを聴きながら少し眠った。3時間ぐらいは眠っていただろうか。目が覚めると夕方になり、一気に一日が終わってしまった感じだ。ブログの更新をもうひとつ。

 Netflix で、配信が始まったばかりの「トークサバイバー!」を観た。佐久間宣行プロデュース。とりあえず、第2話まで観るが、なんだか、千鳥ノブのMCパートが邪魔な感じもするし、テロップのタイミングが気になる。それぞれのトークはさすがに面白いが、しかし、地上波のバラエティとなにが違うのだろう。ドラマパートは「全裸監督」にも参加する河合勇人が監督を務めるが、クレジットを見ると、脚本は土屋亮一だから、これでは本格的なドラマにはなりようがない。

 

 夜、「水曜日のダウンタウン」を観ると、「長い説タイトルランキング」という傑作選をやっていて、これは松本のコロナ対策だろうかと思った。タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」と、それから、聴きそびれていた先週の「問わず語りの神田伯山」を聴いた。パンサー向井の新番組と伊集院を、伯山がいじり倒していて笑う。ラジオを聴きながら、オンライン将棋を1局指すが、待った16回の末、どうやっても負ける。なんだかまた弱くなってしまったみたいだ。ブログをもうひとつ更新し、ラジオを聴きながら、また2時間ぐらい眠った。深夜に目覚め、アマゾンプライムでドキュメンタリー番組を観る。アダム・マッケイの名が製作にある「ジャイアント・ビースト ~グローバル経済の謎を解き明かせ」という番組。まず、初回だけを観たが、これは面白いので続けて観ていこう。

2022年2月12日土曜日

2月12日土曜日/すでに読んでいる

◇ 生活

 早朝に目覚め、ブログの更新しようとするが、書きあげるまでの気力が足りない。ラジオを聴きながら、もう少し眠りなおし、それから、録画していた昨夜の「タモリ俱楽部」を観ると、「収録弁当脇役おかずドラフト」という企画。宮下草薙はこの番組にやけによく出ている。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴くと、土屋さんはお休みだが、塙さんと出水アナの漫才で始まった。「常連さん」はやくみつる。

 昼間にまた少し眠り、目覚めて、読書をする。三宅恵介「ひょうきんディレクター、三宅デタガリ恵介です」を読んでいたのだが、読み終えて、読書メーターに登録しようとすると、なんと、すでに登録されていた。2017年8月、4年半前。Gメールを検索してみると、「ひとつき十冊」のリストを送っているのが発見され、間違いなく読んでいる。たしかに、あんまり新たに知ることはないなと思いながら読んでいたが、まさかすでに読んでいたとは。いったい、なにやってるんだ。読み終わるまで、すでに読んでいたことに気がつかなかった本はこれが2冊目で、手塚治虫とトキワ荘に関するある本を読んだときにも、やはり、同じように、読書メーターにすでに登録されていてびっくりしたのだ。関心をもって、同じようなテーマの本をいくつか読んだり、本以外にもテレビやラジオからでも情報を得るようなことがあると、いつどこから知った情報なのか、見事に記憶から消えてしまう。重要な本を再読することは必要だが、読んだことを忘れてしまうような本の再読にはどの程度の意味があるのだろうか。

 録画残量がすぐにいっぱいになってしまい、観そびれていた番組をチェックして、どうでもいいものはばんばん消去していく。これもどの程度の意味があるのかわからない。「鎌倉殿の13人」も、第5話を録画しそこね、再放送で録画しなおしておいたが、どうも観る気がしない。これから先、一年間もこのドラマに費やす時間はない。昨年11月に放送された「神田伯山のこれがわが社の黒歴史」という番組をようやく観たが、第1回の放送を録りそこねてしまい、第2回は録画したものの、観る気が萎えていた。企業に取材したドキュメンタリー番組で、伯山は語り手だけでなく、レポーターも務めている。しかし、なにが黒歴史なのかはよくわからなかった。ウルトラ怪獣の人形劇で見せる演出も、面白そうにやってはいるが、なんだこりゃという気にさせられる。そんなことをしているうちに、あっという間に夜になり、「お笑い向上委員会」を観た。気がつかずに録画していたが、今日はなぜか、10分拡大スペシャルだった。芸人パトローラー、コロチキ西野がやたら面白かった。

 ツイッターを見ていたら、「井上鐵二」というアイコンのないアカウントを見つけ、落語についてのツイートが多いが、その内容やアカウント名から察するに、このアカウントの正体はどうやら石井徹也氏のようだ。フォローしているアカウントを見ると、そのなかには石井徹也氏の旧アカウントがあり、ほかには、生志師匠のオフィスぷくぷくと、吉原のソープ嬢やAV女優をフォローしている。ツイートをさかのぼってみると、超セクハラのリプライを送りまくっていて、石井徹也氏ってこういう人間なのかとたいへん勉強になった。



 ブログをようやくひとつ更新し、しかし、2ヶ月近く経ってから思い出すようにして書いているのでは、日記の意味を成しているのだろうか。Spotify でポッドキャストを聴きながら、深夜1時過ぎに眠る。

2022年1月16日日曜日

1月16日日曜日/ニュース・または俳優

◇ ニュース

 早朝から5時間ぐらい眠り、ブログを途中まで書いてから、録画していた昨夜の「Nキャス」を観ると、冒頭から東大の刺傷事件を扱っている。それから、内村航平の引退のニュースがあったが、「美しくなければ体操は曲芸と変わらない」という発言には大いに引っかかるものがあった。曲芸をいったいなんだと思っているんだ。続けて、今朝の「サンデージャポン」を観ると、岩手に津波警報が出ているそうで、画面をL字型にして情報を出している。トンガの火山が噴火した影響だそうで、冒頭からその最新情報を伝えているが、昨夜からツイッターも見ていなくて、ぜんぜん知らなかった。鹿児島や高知ではすでに被害が表れていて、これをリアルタイムで知っていたらどんな恐ろしい気になったことか。それから、この番組でももちろん、東大の刺傷事件を扱う。近所の商店のおじいさんが取材に答え、安田講堂事件以来だとしゃべっていた。詳細を知るほどに悲しくなるが、十代の少年の悩みとしては珍しくないものだということはもっと言ってやるべきではないのか。加害者を守るためではなく、加害者の悩みに共感する若者のために言ってやらなければならない。このような事件が連鎖的に発生するとすれば、それを理解できないものとして切り捨てるだけでは、彼らをますます孤立させるだけだ。おとなでも、それを理解できる人間もじつはたくさんいるから、絶望する必要はないということは言ってやりたくなる。あるいは、絶望してからも始められることはあるだろう。「ワイドナショー」では、この感染者数が急増しているなかで、ウェンツ瑛士が演劇界の状況を語っていたのがよかった。ウェンツのような有名人が語ることが重要だ。昨夜の「ゴッドタン」も観ようとすると、津波情報のためにこの番組は休止になっていた。

◇ ラジオ・テレビ・映画

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。14時台は、内藤剛志がゲスト。藤田まことの影響を受けているという話も面白かったが、そのあと、古尾谷雅人の話になったのには感動した。あらゆる質問に饒舌に答えていたが、「家なき子」の父親役をやっていたために娘の運動会に行けなかった話や、にっかつロマンポルノに出演していたころの話などもとても興味深かった。今まで、内藤剛志の芝居を意識的に観たことはなかったが、がぜん興味を惹かれ、なによりも話しぶりに強く好感をもった。

 近所の郵便ポストまで投函に行き、今日はそれ以外の外出はなし。横になり、ラジオをしばらく聴いていた。タイムフリーで「問わず語りの神田伯山」を聴くと、伊集院の降板をさっそく笑いにする伯山がさすがだ。Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴くと、木曜のオープニングは、今週は、大竹まこと、小島慶子、ヒコロヒーという組み合わせだった。小島慶子と吉住の組み合わせでは吉住が気圧されてしまう感じになるが、ヒコロヒーと一緒のときは小島慶子も面白い。年末年始にNHKの仏教の番組を観ていたという小島慶子だが、大竹まことは、一時期、ニッポン放送の加藤諦三の人生相談にハマって聴いていたことがあるのだという。

 録画していた今日の「笑点」を観ると、「笑点大好き芸能人対抗大喜利」という企画で、ナイツ、ヒコロヒー、西川貴教、もう中学生、高橋ひかるが出演していた。大喜利をひさしぶりにまともに観たが、好楽師匠がでたらめすぎて笑った。「鎌倉殿の13人」の第2話も観るが、とても評判がいいようだけれども、落語を知っていると、特別驚くようなことはなにもやっていないような気がするが、はたしてどうだろうか。時代劇の水準からするとどうかということはまるでわからないが、崩して面白くする手法には驚きはなく、むしろ、本寸法の部分があれば、そのほうが驚くだろう。崩すにしても、大河ではこのレベルが限界で、激しく逸脱するようなギャグはおそらくできないのではないか。もちろん、逸脱したほうが面白いという保障はない。

 アマゾンプライムで映画を1本。内藤剛志の出演作をなにか観たいと思い、検索すると、黒沢清の「地獄の警備員」を見つけた。無料配信されてるとは知らなかった。この映画、観たかったのだ。1992年公開作。松重豊はこれが映画デビュー作になるのだろうか。しかし、内藤剛志はすぐに殺されてしまうのだけど。映画を観終わってから、いったん、早く眠り、深夜に目覚め、朝までに、Netflix で「全裸監督」の第5話を観た。黒木香の誕生、村西とおるの口調が完成する重要な回で、山田孝之の怪演がすごい。昼に「日曜サンデー」で聴いていた、内藤剛志のロマンポルノ出演時代の話がここにつながり、ここまでさらけ出すかという凄みがあった。

2021年12月30日木曜日

12月30日木曜日/暮れの伊勢佐木町

◇ ラジオ

 早朝から眠り、つけっぱなしのラジオの伊集院の声で起きあがる。「伊集院光とらじおと」は、今日は柴田理恵の代わりに、松居直美が出演していた。ラジオは消し、ブログの更新をひとつ。それから、タイムフリーで、先週の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴いた。オープニングで、サンドウィッチマンが藤子アニメの話をしているのが少々新鮮だったが、そういえば、自分とはひとつ違いの同世代だ。そのあとは「M-1」の話をしていて、漫才サミットでもさんざんしゃべっていたが、サンドふたりだけになるとまた違う話になる。テレビを少し観て、午後はまたラジオ。出かけるまで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」をつけておくが、大竹まことは冬休みに入り、光浦靖子とやついいちろうがしゃべっていた。

◇ 伊勢佐木町

 14時過ぎから外出すると、風が強く、髪がすぐにぼさぼさになった。まず、ヤマトの営業所まで。それから、二俣川に出て、横浜に移動し、京浜急行に乗り換え、日ノ出町に向かっていた。シネマジャック&ベティで、15時35分から、濱口竜介監督の「偶然と想像」を観るつもりでいたのだが、しかし、もたもたしていたら間に合わなくなってしまった。年末までこんなドジなことをしているので、いやになる。予定をなにもなしにするのもつまらないから、代わりに、夜に別の映画を観ることにして、とりあえず、日ノ出町には向かうことにした。日ノ出町駅からイセザキモールまで歩き、まず、雲雀洞に寄ろうとすると、うっかりして、確認もしていなかったが、シャッターが降りている。雲雀さんのツイッターを見ると、年末年始は休むようだ。考えてみれば、そりゃそうか。しかし、それにしてもシャッターに貼り紙をするわけでもなし、なんて不親切な店なんだ。



 イセザキモールを関内方面に歩いていくと、古本屋はどこも休みかというと、活刻堂は開いていた。覗いていくが、買うものはなかった。有隣堂にも寄る。小三治特集の「ユリイカ」を、目次だけ確認した。それから、イセザキモールを戻り、ブックオフに寄っていく。ブックの日の翌日だから、なにも残ってないかというと、意外といいものがあるからわからないもんだ。110円文庫本を2冊買う。

 遅めの昼食になり、口福館にひさしぶりに入った。この店はしばらく改装工事をしていて、それ以降は初めてだが、ずいぶんこじゃれたカフェのようになった。タッチパネルは以前から導入していたが、おまけに、セルフレジにもなっていた。伊勢佐木町みたいな街に、こういう雰囲気の店は需要はあるのかどうか。ひょっとすると、コロナ禍で、変革する必要に迫られたのかもしれない。カウンター席に座り、魯肉飯を食べた。500円。セルフレジで会計を済ませて帰ろうとすると、店のおじさんが「シェイシェイ」と言ってくれて、感じのよさは以前と変わらない。そのあとはドトールに入り、読書をした。


◇ 雑誌

 昨日買った「文學界」1月号をざっと読む。「笑ってはいけない?」という特集が気になっていた。まずは、奥泉光、藤野可織の対談から読むと、文学の笑いについて語っている。藤野可織の小説は読んだことがないが、小山田浩子「小島」、赤染晶子「うつつ・うつら」といった作品を挙げていて、その2作も読んでいないが、それぞれの別の作品は読み、好みの笑いだと思っていたので共感する。藤野可織は内田百閒も挙げていた。対談がもうひとつ、Aマッソ加納愛子と、スタンダップコメディアンのサク・ヤナガワという顔合わせ。サク・ヤナガワは 1992年生まれ、霜降り明星と同学年なのだ。そのほか、岩崎う大のインタビューを興味深く読み、九龍ジョーの批評(見出しが「批評」になっている)では、快楽亭ブラック舌禍裁判のその後を知ることができた。ばつぐんに面白かったのは矢野利裕さんの批評で、お笑いのリベラル傾向を好ましく捉えながらも、「とはいえ、慎重にならなければいけないのは、この社会の歩みがそのまま笑いの世界にパラフレーズできるのか、ということだ。やはり、芸能の論理は、演芸の論理は、社会とは別の水準にあると考えるべきではないか。」と書いている。「現代的な芸人における、それ自体は好ましいと思える芸風は、本当に現代的なリベラル意識の高さから来ているのだろうか、と。演芸の論理を社会の論理とイコールで結んではいけない。そこでは、もうひとつメタの位置から考える必要がある。」「芸人は第一義的に笑いを求めている。この点を見誤ってはいけない。だから、漫才にしてもコントにしても、ネタにあらわれた程度のリベラルさを根拠に、その芸人を称揚する態度は安易である。演芸の論理を見すえたうえで、彼/彼女らはウケるためにやっているのだ、という冷静なまなざしをもっていなければダメだ。」「すなわち、現在の芸人のネタがリベラルな傾向にあるのは、芸人が笑いを求めた結果なのだ、と。ここには、《大衆》の動向とともにあろうとする演芸の論理がある。現代的な笑いにおけるリベラルさは、他ならぬ《大衆》性として発見されている。」「そこでは、道徳心や倫理以上に、舞台での現場判断が働いているのだ。」

◇ 映画

 19時過ぎ、ドトールを出て、黄金町のシネマジャック&ベティに向かう。リム・カーワイ監督の「カム・アンド・ゴー」を、19時半の回で観ることにした。興味はあったが、いずれ配信で観ればいいかなとも思っていたくらいの興味で、今年最後に観る映画を、第二候補に妥協するというのはどうも締まらない。しかし、映画には満足する。柔らかく、内省的な手触りの群像ドラマをなぜか想像していたが、想像とはちょっと違って、「サウダーヂ」や「バンコクナイツ」といった、空族制作の映画の手触りに近い感じがした。大阪のダークサイドも、こういうもんだという具合に、ひょいひょいと描いている。監督はマレーシア人だが、大阪を拠点に活動をしているという。


 黄金町から歩き、西横浜駅から帰った。歩きながら、スマホのラジコで、先週の「ナインティナインのオールナイトニッポン」を聴いた。毎年恒例、ノンスタイル石田を迎えた「M-1」答え合わせの回。石田はランジャタイを高く評価していた。そして、二番手に登場したランジャタイにより、全体のその後の流れが作られたと分析する。帰宅は夜遅くなり、「ナイナイのオールナイトニッポン」の石田の出演部分を最後まで聴き、それから、聴きそびれていた先週の「問わず語りの神田伯山」も聴いた。三平の「笑点」降板についてしゃべっていて、新メンバーを、伯山は木久蔵と予想していた。聴きながらうとうとし、深夜1時頃に眠る。

2021年12月24日金曜日

12月24日金曜日/リスナーは忙しい

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、ブログの更新をふたつ。ラジオをつけていると、8時半からTBSラジオ開局70周年特番が始まった。忘れていたが、そういえば、今日だったか。今週は、聴くラジオ、観るテレビが多く、すべて追いかけていたらへとへとに疲れてしまう。番組は三部構成になっていて、第一部のオープニングをオンタイムで聴いた。田中裕二、外山惠理、赤江珠緒という3人が登場し、それぞれの懐かしい音声が少しずつ流された。1997年正月に放送された「爆笑問題の UP'S」は、この年はこの日が爆笑問題は仕事初めで、年末年始のテレビを観まくっていたという話を嬉しそうにしている。外山惠理は永六輔の番組に初登場した回、赤江珠緒は「たまむすび」初回の音声が流れた。新人アナウンサーだった外山惠理の評判が悪かったそうで、永六輔はそれらに手紙を書き、守ろうとしていたということも明かされた。

 しかし、これはずっと聴いていたら大変だ。ほかにもやることはある。いったん中断し、正午から、第二部を聴いた。第二部は、太田光、ジェーン・スー、ハライチ岩井という3人で、オープニングに続き、ジェーン・スーの番組の「相談を踊る」のコーナーをこのメンバーでやった。女性のウケたいという気持ちとモテたいという気持ちは両立できると思いますかという相談の答えが面白かった。岩井「なんかやっぱ、芸人やってると、誰かに対してつまんないとか、あんま思わなくなりますよね。」 太田「絶対面白かったはずのことが、ネタにするとウケないってことを、毎日のように経験するわけですよ。」「よくいるじゃない、なんであんなつまんないことを若い女は喜んで、ちっとも面白くないじゃんって言うじゃん。そうじゃないんだなっていうのがわかるわけ。その子たちにとっては絶対面白かったはずだからしゃべってんだけど、それを、俺らもそうなんだけど、深夜にできたネタを、いかに昼間のライブでやって面白くするかには、そうとうな技術が要って、それが上手くいかないだけなのよ。」 スー「あっ、面白いか面白くないかじゃなくてってことですね。」 岩井「もともとが面白くなかったわけじゃない。」 太田「だから、その技術が上手くいくなんてことはめったにないのよ。俺たちはそういう感じだよな。だから、めったに面白くできないって思ってるから、つまんないとは思わないの、ひとのことは。上手くしゃべれてないのかなとか、あそこはちょっと、なんか、この場に合わなかったのかなとか、そういうことは思うけど。」 岩井「あと、面白いってこのひとのことを思ってあげようと思えば、めちゃくちゃ面白がれるところがいっぱいあるんで。」「このひと面白がってあげようって、けっこう好意だったりもすると思うんですよ。だから、けっこう一緒な気がしますけどね、好きになるのと、面白がるっていうのは。」 スー「一般的に言われるのは、笑わせる娘よりも、笑ってあげる娘のほうがモテますみたいな刷り込みはあるはあるんですよ。女性カルチャーのなかではね。」 岩井「モテるっていうか、それなんか、男、女に関係ないと思いますけどね。面白がってあげるって好意だから。」「結局、なんか、芸人って、売れて残ってるひとってみんなめちゃくちゃ笑いますよね。」

◇ 病院

 午後から外出。横浜に出て、岡野の横浜家に入り、ラーメンを食べた。500円。向かいの吉村家にはいつも大行列ができていて、不思議なのだが、同じ家系ラーメンでなにが違うのだろうか。横浜家のほうは空いていて、値段も安いし、こっちのほうがよっぽどいい。

 今日は3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診の日。市民病院まで歩きながら、タイムフリーで、TBSラジオ70周年特番の聴いてなかった部分を聴いた。9時台は大沢悠里が登場。病院には、予約の時間よりも、10分ほど遅刻して到着した。しかし、どういうわけか、それからやたらと待たされ、待っているあいだに眠ってしまい、あまりにも待たされるので、眠っているあいだに順番を飛ばされたのではと心配になった。こんなことは珍しい。1時間ほど経ち、ようやく診察となるが、まだ眠気が続いていて、ずっとふわふわしていた。そのあとに薬樹薬局に寄ると、こちらでは待たずにクスリを買えた。


 横浜駅に戻りながら、TBSラジオ70周年特番の続きを聴いた。毒蝮三太夫とかまいたちという珍しい組み合わせの中継があり、ここに大沢悠里もからんでくる。9時半からは空気階段が登場する。もぐらはもともと、TBSラジオのヘビーリスナーだったそうだ。ベローチェに入り、しばらく読書をしてから、ビブレのブックオフに寄っていく。病院で金を使ったため、所持金が少なかったが、こういうときにかぎって買う本がある。110円の文庫本を4冊と、220円の単行本を2冊買い、アプリの100円引きクーポンを利用した。

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「ミュージックステーション」の6時間スペシャルを追っかけ再生で観て、録画残量を作るため、観そびれていた4年前の番組をチェックしたりなどするが、こんなものを保存しておく必要があったんだろうかと阿呆らしくなる。それから、タイムフリーでまた、70周年特番の続きを聴いた。10時台はナイツが登場。そのあとにはまた改めて、マムシさんとかまいたちの中継コーナーがたっぷりとあり、まず、この顔合わせにどうなるのかと期待させられるが、さらに、訪問した喫茶店のお母さんが輪をかけて言いたい放題なひとで、しっちゃかめっちゃかになり、とても面白かった。11時20分からは伯山が登場。伊集院や「東京ポッド許可局」についてしゃべる伯山がよかった。続けて、第二部も聴き始めるが、眠ってしまった。

◇ 映画

 深夜に目覚め、アマゾンプライムで映画を1本。クリスマスにふさわしい映画をなにか観ようと思い、「グレムリン」を観た。この映画、クリスマスの物語なのだ。子どものころに観たっきり、何十年ぶりになるのかわからないが、当然、覚えていないことが多かった。グレムリンたちがなぜか人間のような悪ふざけをするのが可笑しく、映画館を占拠し、「白雪姫」で盛りあがるところなどはいちばんの名場面だ。「グレムリン」なんて子ども向けの映画のようだが、ジョー・ダンテ監督のこの趣味のよさやユーモアは、子どもの時分にはつかめていない。

2021年12月17日金曜日

12月17日金曜日/電車は眠い

◇ 錦糸町

 雨降り。今日も朝から都内に。渋谷から井の頭線に乗り、まず、明大前まで。乗り換えでは使うことのある駅だが、降りるのは、もしかすると大学生のとき以来ではないだろうか。明治大学の学園祭に、よゐことキャイ~ンのライブを観に行ったことを思い出した。今日はやたらと移動する日になり、つぎは荻窪に行き、それから、昼には錦糸町にたどりつく。ロッテシティのブックオフに寄り、220円の単行本を2冊、110円の新書を1冊買った。昼食にしようと思い、適当に歩くが、なかなか決められない。ぐるぐると歩きまわるはめになり、アルカイーストの地下に入り、珉珉という店に決めた。ランチメニューのA定食、卵とベーコンの中華炒めを食べる。670円。


 今日はもう早く帰ってしまおうと思い、錦糸町から横浜まで、横須賀線に乗ろうとすると、のんびり座って帰るつもりでいたら、この時間の横須賀線は混んでいた。昼間に錦糸町にくることなんてないからわからなかった。品川からようやく座れ、眠っていたら、駅員に起こされ、気がつくと、大船に着いていた。思いっきり寝過ごしていた。あわてて降りて、ホームの向かいの電車に乗り、また眠っていると、今度はなぜか北鎌倉に着く。てっきり、上り電車だと思い、確認せずに乗ってしまっていた。鎌倉まで乗り、鎌倉から横浜まで戻ってくる。電車に乗る時間が増えたが、ひたすら眠いだけで、読書もろくにできない。

 買いものをするため、横浜から星川に移動すると、少しこないうちに、星川駅はまた改築されていた。改札がある2階から、すぐ隣りのビルの2階にあるマクドナルドまで、もともとはつながっていたものが、一度、階段の昇り降りをしなければならなくなり、そのことを嘆いていたが、それがまた以前のように、2階と2階を直接渡れるように戻してあった。星川駅は今もまだ工事の途中だ。コーナンに寄り、プチプチとダンボール板を買っていく。時間帯を考え、電車が混雑する時間は避けたつもりだったが、この時間でもたいして空いているわけではなかった。コロナ禍の感覚があるせいか、電車はもっと空いているような気がしてしまう。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方に帰宅すると、帰宅直前にちょうど宅配便が届いたところで、友だちが不要な本を送ってくれていた。中身を確認すると、いい本がいくつか入っていてとてもありがたい。本の登録をしながら、録画していたテレビ番組を観る。観そびれていた「お笑い実力刃」を順に観ていくが、9月放送のバイきんぐの特集はいいとして、その翌週の新企画「投稿!ツッコメCLUB」はつまらなかった。この番組はすべての回を録画保存するつもりでいたが、こういう企画モノの回はさすがにもう消去することにしよう。

 今週はラジオも聴くものが多く、タイムフリーで、まずは昨日木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台は、高田文夫先生がゲスト。高田先生ひとりでしゃべりっぱなし、スピードも情報量もすさまじい。映画「浅草キッド」の話題から、たけしとの出会い、それから、ポール牧、石倉三郎、安岡力也と、登場人物は広がっていく。続けて、今朝の「春風亭一之輔 あなたとハッピー!」を聴くと、こちらも高田先生がゲスト。「ラジオショー」では、こちらでは落語界の話をすると予告していたが、結局は、こちらでも同じく、たけしとの出会いを語る。二日連続でこの話をしているから、こちらのほうが話がブラッシュアップされているようで、渋谷にたけしを呼んだ初対面というのは、どうやらNHKのインタビューなんだというのがここで初めてわかった。

 今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、こちらは劇団ひとりがゲスト。高田先生が意外とここではきっちりとインタビューをしていて、どこよりも面白い撮影秘話を聴けた気がする。Netflix はハラスメントの講習があるとか、それから、松村邦洋の所作指導の様子も具体的に語られる。ものまねをスローにやってみせるという指導法が面白い。撮影現場では、劇団ひとりが厳しいぶん、松村には現場をほぐそうという意識がはっきりとあったようだ。関係ないのに、古舘伊知郎のものまねでセリフをやってみせていたというのには笑った。

 放送直後の「問わず語りの神田伯山」もすぐにタイムフリーで聴いた。Netflix がこの番組のスポンサーについたということもあり、映画「浅草キッド」の話題から始まるが、師弟の物語という点から、円丈の「御乱心」の話につながり、さまざまな例を挙げつつ、師弟関係とはどういうものかをたっぷりと語っていたのが面白かった。それから話題は、古舘伊知郎を師と仰ぐ清野茂樹の話になっていく。

 Spotify のポッドキャストでは「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴く。昨日木曜のオープニングに、光浦靖子がひさしぶりに登場していた。光浦は今、帰国しているのだ。「紳士交遊録」のコーナーも、木曜のみうらじゅん、水曜のきたろうと、聴きながら梱包を片づけ、そのうちに眠る。深夜0時は過ぎていたか。

2021年12月16日木曜日

12月16日木曜日/中野・東中野


◇ 中野

 朝から都内に。昼食は中野で、裏通りを適当に歩き、餃子酒場という店に入り、ランチメニューのニラレバ炒め定食を食べた。650円。サービスで餃子もついた。満腹。サンモールのマクドナルドに入り、少し読書をする。ブロードウェイにもひさしぶりに寄った。入り口からすぐのエスカレーターで3階まで昇り、奥まで歩き、タコシェを覗いていく。以前、ブロードウェイに寄った際に、営業しているのかわからずに心配になったが、今日はきちんと営業していてほっとした。外に出て、早稲田通りをブックオフを目指して歩いていくと、古本案内処という店があり、なんだろうと思う店名だが、普通の古本屋のようだ。外の均一棚にカッパ・ブックスの野末陳平「姓名判断」を見つけ、店内に入っていくと、どうってことのない店のようで、なかなかいい本がある。小林信彦(中原弓彦)「世界の喜劇人」「植木等と藤山寛美」、平岡正明「タモリだよ!」が、300円、500円という値段なので、これは迷わず棚から抜く。ほかにも買いたい本がごろごろあったが、そんなに金を使う予定ではなかったので、セーブしてしまい、4冊だけ買っていく。しかし、つぎに中野にくる機会はいつになるだろうか。ブックオフではあまり買うものなし。110円の新書を1冊のみ。それから、東中野まで歩き、東中野のブックオフにも寄るが、こちらも買うものがない。せっかく寄ったのだからと思い、なんとか探して、110円のコミックを1冊買った。




 東中野から総武線、新宿から山手線に乗り換え、渋谷に出て、新南口のベローチェに入る。読書するつもりだったが、眠くてだめ。ラジオを聴きながら、ぐったり眠ってしまった。目覚めてからは、ラジオを聴きなおしながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをしていた。「週刊文春」と「週刊新潮」に、ともに、たけしの「Nキャス」降板記事があった。「BRUTUS」の読書特集にも目を通すと、伯山が円丈の「御乱心」を紹介していた。本文を読むと、取材はどうやら円丈の訃報の前のようだ。ほかには、島田さんが庄野潤三の本を紹介していた。滞在時間、2時間ほど。まんだらけにも寄りたかったが、疲れてしまい、もう帰ることにする。東横線の急行に乗り、座らずに横浜まで戻ってきた。横浜まで戻ると有隣堂に寄りたくなるもので、新刊のチェックをしていく。小川榮太郎「作家の値うち」を少し立ち読みすると、又吉の評価がやけに高い。来年の手帳を買わねばと思っていたが、そういえば、去年はヨドバシカメラで買ったんじゃなかったかと思い出し、ヨドバシで買っていくことにする。ポイントを使い、安く買えた。

 帰りの電車内で、安岡章太郎「歴史への感情旅行」を読み終えた。1999年刊、新潮文庫。親本は1995年刊。90年代のエッセイが多く収録されていて、自分にとっては時代の距離感がつかみやすかった。作家について書かれているものが面白い。安岡章太郎の本を読むこと自体が初めてだったが、もう少しなにか読んでみよう。

◇ 雑誌など

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観ると、今日は追悼特集だ。バイク好きの小三治が、つなぎを着て出ている映像が珍しい。タイムフリーで、聴きそびれていた一昨日の「爆笑問題カーボーイ」をようやく聴くと、生放送で、おいでやす小田、やす子がゲストで登場していた。ラジオを聴きながら、また楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊ポスト」の巻頭と巻末のグラビアに「お笑いスター誕生」の特集があり、これはじっくり読みたかった。でんでん、コロッケ、おぼん・こぼん、ブラザートムのインタビューがあり、取材者は誰かと思えば、岡野誠さんだった。ブラザートムのインタビューによると、ブラザーコーンは近藤伸明の名で、この番組の作家をやっていたようだ。4時間ぐらい眠り、深夜に目覚めてしまい、朝までにブログの更新をひとつ。

2021年11月21日日曜日

11月21日日曜日/談志没後十年

◇ テレビ・ラジオ

 昨夜はラジオを聴きながら眠り、何時に眠り、何時間眠れたかもわからない。さまざまなことが滞っているせいか、胃がどうも緊張状態にある。朝、ブログの更新をひとつ。それから、昨日読んでいた「ミュージック・マガジン」の昭和歌謡特集を見ながら、Spotify で楽曲のチェックをしていた。録画していた今朝の「サンデージャポン」をすぐに観ると、大谷翔平がMVPに選ばれた話題で、メジャーリーグ通として知られる向井万起男がVTRに登場した。田中の摘出した睾丸を診断したのが向井万起男だったとは知らなかった。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴く。14時台のゲストは誰かと思えば、松岡ゆみこだった。11月21日、談志師匠の命日に合わせた出演。「海老名美どりです」という第一声から始まり、しゃべりっぱなしで、なかなかプロフィール紹介までたどりつかない。爆笑問題との親しさもよく知らなかったが、父親譲りのアクの強さで、最初から最後までずっと面白かった。ちょうど、ゆみこさんの「ザッツ・ア・プレンティー」を昨日から読み始めていて、談志師匠が亡くなった直後に出版された本だが、つい最近、ブックオフで買うことができた。亡くなるまでの介護の日々を綴った日記を本にしたもので、とてもじゃないがなかなか読む気になれなかったが、没後十年を機に読んでみようとようやく思えた。昨日から、ゆみこさんの言葉をえんえんと聴いている感覚がある。

 夕方に2時間ぐらい眠り、夜になり、昼に放送されていた「ザ・ノンフィクション」を録画で観た。談志師匠のドキュメンタリー。ある時期から、息子の慎太郎さんがつねにカメラをまわしていて、撮りためていたその膨大な映像を編集して番組にしたものだ。あるいは、談志師匠自ら、自撮り撮影しているものもある。記録することに対するこのすさまじい執着。森繫久彌とじゃれ合うすがたなども貴重だが、それ以上に、弱い談志のすがたがたくさん残されている。映像を観るよりもひと足先に「ザッツ・ア・プレンティー」を読み始めていたため、本に書かれていることを映像で確認するようなことになった。しかし、最後に竹原ピストルの歌が流れるのはなんともいやだった。談志夫妻にこんな曲はどうもそぐわない。この番組は14時から放送され、「日曜サンデー」にゆみこさんが出演していたちょうど真裏だった。14時24分が亡くなった時刻だそうで、ちょうどその時刻に、テレビではこの番組を、ラジオにはゆみこさんが出演していた。

 

 続けて、談志没後十年にちなんだ番組をもう1本。MXでついさっき放送されたばかりの「復活!言いたい放だい」の録画を観る。「談志・陳平の言いたい放だい」を、志らく・伯山のコンビで復活させた。伯山は志らく師匠のご指名だったようだ。志らく師匠のひとりしゃべりから始まり、まずは過去の名場面集。途中で、野末陳平先生もゲストで登場し、お元気そうでなにより。そのあとは、談志の落語に焦点をしぼり、高座の映像のダイジェストを流し、スタジオでは芸論になった。志らく師匠が、談志は下手に演ろうとしていたというと、「下手に演る」とはどういうことか、伯山が志らくに訊ねる。伯山から見ると、談志の講談はちょっと違うと言い、「うーん、上手い下手じゃないんですよ。なんだろうな、あれたぶん、先代の馬琴先生、五代目の馬琴先生からとってんじゃないかなあって思うんですけど」「五代目の馬琴って、志ん生師匠みたいに、落語でいうと、崩してるんですよ、ちょっと。自分が腹に入れてるから。自分のからだに。だから、あれは楷書の修羅場ではないんですよ。草書の修羅場なんですね、うまく言うと。ただ、ネタに関しては、談志師匠の「慶安」だとか「青龍刀権次」だとかいろいろあるじゃないですか。ああいうのはね、「小猿」もそうですけど、ああ、お上手だなあ。今、講釈師でこれだけできるひといるかなあ、っていうようなものはありますけど、ぜんぶじゃないんですね。やっぱりその、談志師匠のレベルとはいえ、他ジャンルなんで、いやこれはね、師匠ね、そりゃあダメですよ、っていうのも、生意気にありますね。」 志らく「たぶんね、「三方ヶ原」やなんかはね、ノスタルジーと思い入れの部分が強いと思うんですよ。そこの部分が好きだから、これを、講釈を上手くやってくれって弟子に言ってるんじゃなくて、俺のこのノスタルジーの部分を愛せ、っていうことなんですよ。だからその、歌なんかでも、歌謡曲を歌えと。で、サザンオールスターズを歌おうがね、さだまさしを歌おうがかまわないんだけども、どんなに上手く歌っても談志はオッケー出さない。俺が好きな三橋美智也のような、ディック・ミネのような、岡晴夫の、それを愛してるという感じで歌ってくれれば、多少音程が外れたっていいんだと。それとね、たぶん、講談は似てる、おんなじ部分があると思う。」 伯山「あと、僕ね、つくづく感じるのは、講釈とか浪曲に対して、談志師匠は、けっこうノスタルジーが強いっていう。落語に関しては、まさに、さっきの「やかん」、あれはまあ、志らく師匠もおっしゃるようにイリュージョン落語というか、やっぱ「伝統を現代に」から始まり若いころから。でも、談志師匠も、落語に関しては革新の部分と、最後にはやっぱり、江戸の風が吹くかどうかが落語の勝負だって言ったりっていう、統一はされてないですよね。矛盾も孕んでいながら、それも、でも落語なんだよっておっしゃるような。」 そのあとは、談志が好きな映画について語り、最後は談志を離れ、ふたりで最近の話題についてしゃべった。2時間番組の後半は、2005年に放送された「芝浜」をノーカットでみっちりと流した。このインプロビゼーションでしゃべる「芝浜」が、伝説化している2007年の「芝浜」につながる。

 談志に浸る一日。テレビを観終えて、「ザッツ・ア・プレンティー」をもう少し読み進めてから、深夜1時過ぎに眠った。

2021年11月7日日曜日

11月7日日曜日/マキタ学級20周年

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、ラジオをつけるが、聴きたい番組がなく、たまたま文化放送に合わせてみると、北方謙三の「三国志」のラジオドラマを放送していて、伯山が語りをやっている。以前、「問わず語りの神田伯山」でしゃべっていたのはこれのことかと初めてわかった。他局ならば、番組内で宣伝するはずもなく、ツイッターを見ていないからそれっきりでわからなかった。10月から始まっていたとは知らなかった。7時からはTBSラジオに切り替え、「石橋貴明のGATE7」をつけておく。真中満、村田真一、広沢克己が出演していて豪華だったが、真中を「ニッポン放送ショウアップナイターの解説」と紹介していて、考えてみると、TBSは野球中継をやめてしまった局なので、そこで野球の番組をやっているというのも面白いものだ。録画していた昨夜の「Nキャス」を途中まで観ると、新庄の新監督就任会見を初めて映像で確認できた。ラジオやネットのニュースでは目にしていたが、新庄みたいな人物は映像で観たほうがいい。たけしも新庄をベタ褒めしていた。そのほかには京王線の事件が気になる。鉄道はセキュリティ強化の流れになるのだろうか。


 朝から都内に。昼食は高円寺のくいしんぼで、日替わりランチのバターチキンカレーとハンバーグを食べた。750円。東高円寺駅から丸ノ内線に乗り、新宿三丁目に移動し、ベローチェに入り、アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べた。スマホの充電をしながら、ただぼんやりと過ごす。



◇ ライブ

 ベローチェを出て、マキタ学級20周年ライブを観るため、東新宿のレッドクロスというライブハウスに向かう。行ったことがあるライブハウスだったか、着いてみるまでは記憶がはっきりしなかったが、ここは初めてだ。16時開演、直前に会場に到着すると、同じように、直前にやってくる客がぞろぞろと列を作っている。なかに入ってみると、とても狭い会場だ。こういう会場でライブを観る感覚というのもひさしぶりで、ドリンクを引き換え、開演を待っていると、ライブは10分遅れで始まった。マキタさん、スーパーモリノ、ウチノファンタジーという3人編成、そろいのボーダーのシャツに革ジャンというすがたでステージに現れた。しかし、あとのMCによると、ボーダーのシャツはそろえたわけではなく、偶然、そろってしまったようだ。「マキタスポーツのテーマ」から「芸人は人間じゃない」と、いきなり代表曲が続く。マキタ学級には2枚のフルアルバムがあるが、今日の演奏曲はおおむねそのアルバムからの曲だった。コミックバンドスタイルなし、純粋にロックバンドスタイルのマキタ学級のライブを観ることがとてもひさしぶりだった。20周年としては、あまりにもこじんまりしたライブのようにも最初は思ったが、むしろ、マキタ学級をよくわかっている客ばかりで心地がいい。「黒い車」という曲なんかは、改めていい曲だと思った。アンコールが2回、「男達のメロディ」と「オレの歌」が聴けた。終演後には「WON'T BE LONG」が流された。すみやかに会場を出ようとすると、入り口のところにいた浅知恵太郎さんがあいさつをしてくれた。ほんと、浅知恵さんはいいひとで、覚えていてくれて嬉しい。外に出て時間を見ると、17時45分。約1時間半のライブだった。

 靖国通りのブックオフに寄っていく。110円の文庫と新書を、合わせて4冊買った。まだ時間が早いので、西口のブックオフにも寄った。こちらでは、110円の文庫本を2冊買う。新宿から小田急線、藤沢行きの急行がちょうどやってきて、大和までは乗り換えなしで帰ってこれた。夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、昨夜の「東京ポッド許可局」を聴くと、「WON'T BE LONG」をここでもかけていた。深夜0時前に眠る。

ブログ アーカイブ

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...