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2022年7月10日日曜日

7月10日日曜日/投票日には選挙特番を

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、録画していた「ボクらの時代」をすぐに観た。ホリ、JP、ミラクルひかるというものまねの3人による座談。いわゆる、ずっとなりきったまま、アドリブでしゃべり続ける「ストロングスタイル」は得意ではないというホリだが、ホリは裏方仕事も得意であり、社会性がある。対して、JPとミラクルは社会人としてはだめで、そっちのほうが「ストロングスタイル」になりやすいという話をしていた。そのあとに、ホリが語っていたことが非常にタイムリーだった。ホリ「自分よりも権力が上とか、上のひとをこきおろしたほうが面白いって俺は思ってんの。本当は政治家とかをもっとやったほうがいいとか、俺は思ってるんだよ。だけど、今、テレビって、やらしてくれないの、政治家のものまね。ここでやったら、じゃあ、そっち側の与党の考えかたなんじゃないんですかとか、野党の考えかたなんじゃないんですかって言われてしまうかもしれないからとか、あとその、放送の時期になにが起こるかわからないからって言われて、ものまね番組とかでもそうだし、こういうの(この番組)でも、まあ、ちょろっと声真似をして、言ったことをそのまま言うのはできるけど、たとえば、でもその、政治というか、内容を、どちらかっていうとちょっといじくるようなほうが、本当はものまねっぽいなと思ってるんだけど、まあ、でもそれを、今、あんまり、テレビではやらしてくれないっていうのが正直なところ。」 あるいは、ホリ「これ、ちょっとオンエアできるかどうかわかんないけど、俺、すごく、ものまねで思ってることがあって。まあ、少しずつモラルがすごい強くなってきてるじゃないですか。たとえば、外国人のまねをするときに、じゃあ、ルイ・アームストロングをやるってなったときに、山寺(宏一)さん、昔は塗ってる時期があったと。でも、今、それやったらアウトなわけでしょ。テレビでやらしてくれないわけじゃないですか。見た目も、別にそれを差別してるわけでも、いじってるわけでもない。でもそれは今、アウトですね、っていうことになってきて、じゃあ、たとえば、太ってる…、まあ、からだが大きいひと、これを、風体を、肉襦袢着てものまねするのも、そのうちだめになってくるのかなって。」 ミラクル「私が思うに、ものまねもいつか、だめになりますよ。(笑)」 ホリ「だから、完コピじゃないと許さないよっていうひとも増えてきたわけじゃない。でも、ちょっとデフォルメして、足りないとか、違和感…、共感と違和感があるから面白いと思ってるんだけど。」

 タイムフリーで、昨日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴くと、冒頭から、前日に起きた安倍晋三の事件についてしゃべっていた。安倍晋三のものまねは封印すると言い始める伊達だったが、伊達「もう、だから、ものまねもしないですよ、僕は」 富澤「封印しますか」 伊達「封印ですね」 富澤「ちょっとでもねえ、残念ですね、それは」 伊達「まあまあまあ、そうですか?」 富澤「はい」 伊達「昨日、ひとりでやってしまいましたけどね。」 富澤「どういうことですか?」 伊達「最後の」 富澤「ひとりで?」 伊達「うん、家で」 富澤「家で?」 伊達「はい」 富澤「ひとりで?」 伊達「いや、もう衝撃的すぎてさ…。」 14時台は、元ちとせがゲスト。

 今朝の「サンデージャポン」を観ると、元SAT隊員だという伊藤鋼一という人物が登場し、解説をしていた。太田が長く語る場面もあり、安倍晋三の事件は参院選も含め、40分ほど扱った。そのあとには、太田がアキダイを取材したVTR。この取材のことは「カーボーイ」でもしゃべっていた。残りは芸能ニュース、熱中症の話題など。「ワイドナショー」は、今週は松本が出演し、そのほか、田村淳、石原良純、村重杏奈というメンバー。「田村淳のNewsCLUB」で言っていたとおり、この収録の時点では、安倍晋三が銃撃されたという報道は出ていたが、容体はまだわからないという段階で、この番組では扱われていない。「TVタックル」では、冒頭のVTRで安倍晋三の事件に触れ、過去に出演した回の映像も流れた。しかし、スタジオの収録は事件以前だったのだろう。昨夜の「Nキャス」も少し観ると、この日は 21時からスタートし、いつもより1時間拡大の放送になっていた。前半はまるまる、安倍晋三銃撃事件を扱う。この事件のために拡大になったのか、それとも、もともと拡大の予定だったのだろうか。


 午後は「爆笑問題の日曜サンデー」を、タイムフリーで、追いかけるように聴いていたが、15時までに発送するものがあり、それに合わせて、近所の小学校に寄り、投票をしてきた。今回は選挙の紙(入場券?)がどうしても見つからず、初めて、紙なしで投票する受付をした。入り口からすぐ横の机に着き、名前と生年月日を用紙に記入する。これだけで本人チェックになるのだ。係のおじさんがパソコンで調べ、横で女の子(子ども)が言われた番号を紙に記入し、その紙を渡される。あとは通常どおり、選挙区、比例区の順に記入して投票する。最初に、あたまがクリップ状になっている使い捨ての鉛筆を渡されたけど、いつもは使い捨ての鉛筆だったっけ。書きにくくて、字が汚くなった。選挙区は、昨日最終日に演説を聴きまわったことで迷いがなくなった。比例区は最後まで迷っていたのだが、結局、れいわには投票せず、別の野党に投票した。

 投票だけして、すぐに帰ってくる。夜の選挙特番のために録画残量を空けなければならないから、夜まで身動きがとれないのだ。昼寝することもできず、大変忙しい。録画残量をようやく確保したときには夜になりつつあり、テレビを観ていただけなのに、なにか仕事をひとつやり遂げた気分になった。

 日暮れ前に、駅前まで買いものに行ってくる。この時間になるとさすがに涼しい。ついでに、日高屋に寄り、黒酢しょうゆ冷やし麺を食べた。550円。注文する際に店員さんがなぜかとまどっている様子なので、なにか変なことを言ってしまっただろうかとこちらもとまどうが、「こちらはお客さまのお金ではないですか」と言うので床を見ると、百円玉と五十円玉が落ちていた。店員さんはこの小銭にとまどっていたのか。「いえいえ、違います」と答えてしまったが、「そうです、私のお金です」と答えればよかった。

 1時間程度で帰宅し、TBS「選挙の日」を、録画しながら追っかけ再生でさっそく観始める。20時前からスタートし、まだ始まったばかりで、ほぼオンタイムで観ていった。冒頭、太田光を中央に、ホラン千秋、石井亮次が並ぶ。安倍晋三の事件を受け、きわめてシリアスなトーンで始まった。キャスターには、小川彩佳、井上貴博も。パネラーには、山崎怜奈、成田悠輔、金子恵美、伊藤和真(PoliPoli 代表)、後藤俊広(TBS政治部長)が出演する。

 番組が始まってすぐ、自民圧勝の予測が出され、これにはいきなりちからが抜けた。予測では、自民は9議席を伸ばし、維新も6議席増。立憲民主党は6議席減、共産は2議席減、しかし、れいわはなんと3議席増だと。まったく望まない結果になりそうだが、後藤俊広によると、候補者、関係者は、事件があった8日の午後から風が一気に変わったと異口同音に唱えているようだ。番組はそれから、東京選挙区の様子を伝えるVTRがあり、番組開始30分ほどのところで最初の中継があった。最初の中継相手は蓮舫だ。短い中継時間なのに、太田はやっぱりしゃべりすぎになるが、それに対し、蓮舫は質問をさえぎり、時間ぎりぎりに答えを収めた。蓮舫のほうが上手かった。続いては、神奈川選挙区の様子を伝えるが、ここでは三原じゅん子だけを取材している。続いて、比例の注目候補を紹介するVTRがあり、水道橋博士が登場すると、ワイプの太田は顔を歪めてみせた。そしてまた中継が入り、2人目の中継は参院選の候補者ではなく、石破茂だった。なんだかんだでこの中継の時間がいちばん楽しみな番組だが、3人目の中継には河野太郎が登場し、蓮舫も含め、太田と関係性のあるひとが続く。前回の炎上があったせいで、もう、太田と関係性のあるひとしか受けてくれなくなっちゃったんだろうか。石破、河野と、防衛の話が続き、太田は今回は挑発的な態度は見せることもなく、まともな会話をしていたと思う。21時半頃からはなぜかメタバースの特集があり、これはかったるい時間だった。続いては、京都選挙区の様子が伝えられ、関東以外のことはよく知らなかったが、国民民主の前原誠司が維新の応援をしているというのは呆れる話じゃないか。そのあとにはタレント候補の特集コーナーがあり、タレント候補の歴史をふり返るVTRはなかなか面白かった。石原慎太郎、立川談志、山東昭子、アントニオ猪木、小池百合子、橋本聖子、大仁田厚、幸田シャーミンらが登場し、2010年初出馬の三原じゅん子の映像もあった。とはいえ、観たいものはリアルタイムの速報と中継なのだが、その後も事前に用意された企画が続き、太田がアキダイを取材するVTRは、「サンジャポ」と重複し、この番組でも放送される。太田が東大を訪れ、東大金融研究会の学生たちを取材するという企画もあった。中継はやっぱり減らされてしまったのかと思うが、蓮舫のあと、候補者はぜんぜん登場しない。4人目の中継には岸田総理が登場し、ここがこの番組の山場だったか。話題は経済について、太田の質問も鋭くてよかったのだが、しかし、話の途中で時間切れになってしまう。5人目の中継には泉健太が登場し、ここはなぜか井上貴博がインタビューをする。時間が短いなか、太田も質問をするが、泉健太は中継の会話にあまり慣れていない感じがした。放送は深夜1時まで、5時間あるのだと思い、一生懸命に録画残量を作ったのだが、太田の出演は23時まで、第一部で終わり。そういえば、前回の衆院選のときもそうだったか。期待していた水道橋博士との対決は実現しなかった。

 23時からの第二部は、小川彩佳は続投、ともに、国山ハセンがキャスターを務める。南波雅俊、山本恵里伽も加わり、パネラーには、成田悠輔が続投のほか、ロバート・キャンベル、星浩(TBSコメンテーター)、トラウデン直美、そしてなぜか、バイきんぐ小峠が出演する。第一部だけで録画をやめようかとも思ったが、小峠が気になり、録画を停められなくなった。第二部は、小中学生へのアンケート企画を中心にしていたが、第二部にも中継はあり、最初の中継には山本太郎が登場した。太田との中継にNGを出したわけでもないだろうが、第一部に登場し、太田と再び議論してもらいたかった。2番目の中継には茂木敏充が登場し、勝っている自民は機嫌がいい。そのあとも中継が続き、松井一郎、山口那津男、玉木雄一郎が登場した。23時以降のほうが状況が落ち着くのか、各党首がつぎつぎに出演する。そのあとにも中継には、京都選挙区の福山哲郎、それから、小池晃、福島みずほも登場した。当落情報も気にしていたが、東京選挙区の最後の議席争いは生稲晃子と山本太郎で決まり。乙武洋匡の落選は残念だ。長野選挙区、松山三四六がしっかりと落選したのは愉快である。

 番組は結局、深夜1時まですべて観てしまい、5時間ぶっとおしで観ていると、さすがに終盤はちょっと疲れたが、おおむね退屈せず、集中して観ていた。水道橋博士の当落はまだわからない。眠る前にブログの更新をしたかったが、急激に眠気に襲われ、深夜2時前には眠った。

2022年7月9日土曜日

7月9日土曜日/選挙戦は最終日

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、「木梨の会」を聴きながら、もう少し眠りなおす。朝8時前には起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は通常どおりに放送されていた。外国人タクシードライバーに東京の好きな道を訊くという企画。矢作兼、市川紗椰が出演。タモリも中国人ドライバーとして登場し、「なりすまし」の芸を少し観ることができた。

 昨夜は、普段は観ることのない「報道ステーション」と「NEWS23」の録画のセットをしてから眠った。どちらも通常の放送時間で録画したが、それ以前の時間帯から拡大して放送していたようだ。まず、「報道ステーション」を観ると、安倍晋三の足跡をたどるVTRもたっぷりと流し、負の部分もきちんと扱っていたとは思うが、選挙期間中にこのような特集が放送されることはものすごく異例だ。テレビ朝日にしてこのトーンかと困惑させられる。続けて、「NEWS23」を観ると、こちらは奈良の現場から国山ハセンがレポートしていた。「NEWS23」のほうが時間帯が遅いぶん、より詳しい情報が出ている。犯行に使用したのは手製の銃であること、そして、政治信条による犯行ではなく、特定の宗教団体に恨みがあり、その宗教団体と近い関係にある安倍晋三を狙ったと供述しているということ。フジテレビはチェックしなかったが、スポーツ紙のネットニュースによると、フジテレビは昨日は番組の予定を変更し、12時間以上ぶっとおしでこのニュースを扱っていたようだ。

 朝からツイッターを見ながら、街頭演説のスケジュールをチェックする。中止にした候補者もいるが、思いのほか、今日は通常どおりに行われるようだ。今日はなにも用事がないから外出しなくてもよかったのだが、事件後の雰囲気が気になり、午後から演説をまわることに決める。どうやったら少しでもうまくまわれるか。都内に出る用のない今日は、神奈川県の候補者をチェックすべきか。しかし、三原じゅん子はスケジュールを公開しないようだ。同じく自民党の候補者である今井絵理子は、今朝の段階で、今日の街頭演説を中止にすることを発表していた。今井絵理子のパフォーマーとしての実力を確かめたいとも思っていたが、今回の選挙ではそれは叶わなかった。

 午前中は、ひとまずラジオをつける。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴きながら、オンライン将棋を1局指し、それから、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「FRIDAY」の「テレビのウラ側」というコラムによると、若い芸人やスタッフから、「加地倫三プロデューサーの感覚はちょっと古い」という声があがり始めているらしい。「週刊ポスト」では、たけしが吉田拓郎について語っていた。午後からは文化放送の「田村淳のNewsCLUB」をつける。オープニングでは、安倍晋三が過去に出演した回の音声を流していた。

◇ 参院選

 15時過ぎから外出し、横浜駅に向かう。今日は怪しまれてはいけないと思い、なるべく明るい服装を選んだ。向いながらツイッターを確認していると、どうやら、ついさっき、三原じゅん子と菅義偉が横浜西口で演説をしていたようだ。今、横浜駅に向かっているというのに、ちょっとの差でこれを観そこねたのは惜しい。三原じゅん子がスケジュールを出さないから、知りようがなかった。

 横浜駅には、15時40分頃に到着する。15時45分から、共産党のあさか由香と志位和夫の演説が予定されており、まずはこれをお目当てとした。西口の高島屋の前に出ると、すでにひとだかりができている。さっそく、ひとだかりに混じった。西口の交番を背にして、志位和夫とあさか由香が壇上に立っている。おそらく、三原じゅん子と菅義偉も、少し前にはこの同じ場で演説をしていたのだろう。昨日の事件のようなことがあれば、共産党でもさすがに警備は厳重だ。いや、通常の警備態勢は知らないのだけど、しかし、緊迫しているような雰囲気は確実にある。ちょっと大きい声でしゃべっている人間がいると緊張感が走る。オーディエンスのほうを向いて立っているスーツ姿のSPは、いかにも、目を光らせているという顔をしていた。オーディエンスにも熱気を感じたが、共産党だから、慣れた支援者もかなりいたのだろう。目の前に、やけにがたいのいい男が集まってきた瞬間があり、みんな、耳にイヤホンをつけていたからSPだとわかったが、誰かをマークしていたのだろうか。志位和夫は安倍晋三に対して、ニュースでも同じようなコメントが流れていたが、政治的立場は異なるが、同い年、同期当選、同時代を生きたものとして、哀悼の意を表した。あさか由香さんというひとも以前から認識してはいたものの、演説を聴いたのは初めてだったが、かなり好印象をもった。あさか由香というくらいだから、うわさの「志位ガール」と呼びたい。演説は意外と短く、30分弱で終わった。






 共産党が演説をしていたすぐそば、地下街の入り口の脇には、くぼた京という候補者ののぼりが立ち、音声だけを流していた。本人のすがたは見えず、これもずぼらな選挙活動だ。「女性天皇」と書かれたのぼりもあり、なんだかわからないミニ政党だが、わかってもらおうという気が本人たちにあるのかも疑問だ。

 つぎの演説に向かうため、その前に腹ごしらえをしておく。東口に移動し、吉野家に入り、牛麦とろ丼を食べた。602円。



 横浜駅の東口から根岸線沿いに歩き、17時前、ちょうどいい時間に桜木町に到着した。海側の広場に出てみると、今まで、参政党が演説をやっていたようだ。参政党もなんだかわからない部類だと思っていたが、街宣活動はしっかりやっているようで、今さらながら動向が気になり始める。しかし、わざわざ桜木町駅までやってきたのは、参政党が目当てなのではなく、立憲民主党の水野もとこの演説を聴きたかったからだ。元JAXAの経歴、「宇宙かあさん」の異名を売りにしているひとだが、神奈川選挙区からは立憲民主党の候補が2名出ていて、このせいで迷わせられている。演説は17時からの予定だが、まだ始まらないようなので、花壇に座って待っていると、スタッフが丸型のうちわを配り始めたが、若いスタッフにはなぜかスルーされてしまった。別のおばさんのスタッフにもらったけれども、うちの客じゃないと思われたんだろうか。水野もとこは少し遅れて現れ、本人も広場をぐるっとまわり、グータッチなどをする。そして、演説が始まるが、積極的に演説を聴こうというオーディエンスはぜんぜん集まらず、みんな遠巻きに眺めているという感じだった。今まで、有名候補の演説しか追いかけてこなかったが、普通の候補はこんなもんか。自分も近づきはせず、花壇のあたりから、立ちあがり、演説を聴く態勢になっていたが、どういうわけか、自分の目の前にスタッフのおばさんたちが溜まり始め、視界をさえぎられる。すぐ後ろに演説を聴いてる人間が立っているのに、なんとも思わないのか。そもそも、気がついてないのだろうか。目の前に立ちはだかられ、それだけでもいらいらするが、しまいには、おばさんたちは記念撮影まで始めた。よっぽど、一緒に写ってやろうかとも思ったが、所詮はおばさんたちのひまつぶしか。こんな鈍感な集まりにつきあう義務もなく、演説は最後まで聴かずに、20分ぐらいでこの場を離れた。




 動く歩道を進み、ランドマークプラザから円形広場に出ると、大道芸をやっていた。川原彰&奥田優子のペアをひさしぶりに観た。数分だけ立ち止まる。街頭演説も、通りすがりの人間を立ち止まらせなければならないという点では、大道芸と変わらない。




 横浜美術館の前を通り、新高島から日産ギャラリーに入り、ポルタを抜け、横浜駅の南改札のほうに出ると、東口の地上に通じる階段からぞろぞろとやってくる集団がある。なにかと思えば、松沢成文の一行で、通りすぎていくところにちょうど遭遇したというわけだ。どうやら、徒歩で移動することもパフォーマンスにしている。

 18時過ぎだったが、相鉄線の改札の前から外に出ると、三原じゅん子が演説をしていた。早い時間にも菅義偉と演説をして、別のところに行ってから、また横浜駅に戻ってきたのだ。ここで遭遇できたのはラッキーだった。昨日の今日だから、自民党の候補の演説がどんな雰囲気かはぜひ確かめたかった。見通しの悪い場所なのだが、それでも大変なひとだかりだ。警備の人数もすごい。しかし、菅義偉がいれば別だろうが、三原じゅん子ひとりでは意外と穏やかなものだ。共産党の演説も、志位和夫がいたから緊張感があったのである。

 三原じゅん子に投票する気はそもそもないものの、野党候補のなかから誰を選ぶのがベターなのか、かなり悩まされていたが、この選挙戦最終日を過ごし、認識を改める部分がかなりあった。やっぱり、演説の場に足を運ぶとわかることは多く、わからない候補者に、印象だけで投票することは危険だと思った。




 最後は東横線に乗り、自由が丘に駆けつける。19時から、蓮舫の最後の演説が自由が丘であり、東京選挙区の候補だから自分には直接は関係ないのだが、千秋楽のトリにふさわしいのは誰かと、行ける範囲で考えた結果である。蓮舫が到着するところから見物していたが、最終日にしては疲れた顔もせず、意外と軽やかに登場したという感じがした。先に応援の男性がしゃべるが、(自己紹介をしたのかもしれないが、聴きそこねてしまい、誰だかわからなかった。)蓮舫は横に立ち、男性の応援の弁をかしこまって聴いていたが、知り合いでも見つけたのか、そちらに向かい、愛想よく手を振ったりなどもしていた。







 蓮舫の演説は30分ぐらいで終わり、そのあとは、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を2冊、220円の単行本を1冊買った。それから、マクドナルドに入り、アイスコーヒーと、チーズバーガーを食べた。スマホの充電をしながら、ツイッターから選挙の情報収集をする。

 帰宅は夜遅くなり、録画していた今朝の「ワルイコあつまれ」を観た。そのほか、池上彰の参院選事前番組も録画していたのだが、この番組は、池上彰をメインにしたまま、安倍襲撃事件の報道特別番組に差し替わってしまった。選挙前についに事前番組が放送されるというから期待していたのに、これではそもそもの意図とはまるっきり違う番組ではないか。

 眠る前に、ブログの更新をしようとするが、書きあげられず、深夜2時頃に眠る。

2022年7月8日金曜日

7月8日金曜日/撃たれる

◇ テレビ・ラジオ

 深夜から眠りそこね、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「アメトーーク!」は「ペチャリブレ対抗戦」というお試し企画。「ペチャリブレ」という市販のカードゲームを、千原ジュニアチーム、おぎやはぎ小木チームが対抗戦で争うという企画だったが、期待したほどは面白くならなかった。ジュニアチームは、狩野英孝、ロバート秋山、相席山添、錦鯉まさのり、小木チームは、出川哲朗、ブラマヨ小杉、モンスターエンジン西森、アインシュタイン稲田というメンバー。ルールがよくわからないゲームだったが、トークを競うゲームだというのに、特に弁が立つメンバーというわけでもなく、不思議な人選だった。 

 朝から都内に。電車内は、タイムフリーで、聴きそびれていた「爆笑問題カーボーイ」を聴いた。優木まおみに田中がアドバイスしていたという記事について、田中がしつこく追究される。今度の選挙特番の話もたっぷりとあった。


◇ ニュース

 横須賀線に乗り、まず、新日本橋から岩本町のほうまで用があり、それから、九段下のほうに移動することになった。昼食は小諸そばに入り、鴨ステーキ丼セットを食べた。660円。すぐ隣りのマクドナルドに入り、ひと休み。スマホの充電もする。今日も街頭演説を観たいと思い、ツイッターから目玉候補のスケジュールを調べてみるが、今日は都内ではあんまりいい演説がない。東京は千秋楽にとっておこうということだろうか。参院選がらみの検索をえんえんと続けてしまうが、そうこうしているうちに、正午前、安倍元首相が奈良で倒れたとのニュースを目にする。体調不良かと思えば、血を流したとあり、銃声が聴こえたとの情報もあるから穏やかではない。少し読書をしながらもニュースを気にしていたが、そのあいだにも情報はめまぐるしく更新されていく。続報によると、後ろから左胸を散弾銃で撃たれ、心肺停止の状態だという。さらに、ヘリで搬送されたという情報も入ってきた。犯人は取り押さえられ、四十代の男だということもわかった。

 このニュースをたまたま九段下で目にしているというのも妙なものだ。その後、用事を片づけねばならなかったが、ニュースが気になり、追いかけ続けていると、犯人は元海上自衛隊員の人物だとわかる。名前もすぐに明らかになった。SNSには事件の瞬間の映像もあがっているようだが、その映像をわざわざ探すことはせず、こういうときは、マスメディアによる信用できるニュースだけを追いかけたほうがいい。気まずく思ったのは、犯人はねずみ色のシャツに、黄土色のズボンだというのだが、間の悪いことに、今、自分はほぼ同じような服装をしていた。

 あるビルの前に立っていた警備員の会話が聴こえ、「死ぬかもしれない?」「あはははは」と笑っている。そのときにはもう夕方近くなっていたはずだが、せっかく九段下にいるのだから、靖国神社に寄りたくなった。犯人と似たような服装で靖国神社をうろついているのもどうなのかとも思うが、靖国神社は、別段、変わった様子もない。もうすぐ、みたままつりの季節である。











 各党は今日の演説の予定を中止にしたようだ。演説を観ようというつもりでいたのがなしになり、このあとはどうしようかと考えてみると、永田町の自民党本部まで歩いてみたくなった。靖国神社から半蔵門方面に向かい、途中、まいばすけっとに寄り、パンを買って、歩きながら食べた。内堀通りではなく、ひとつかふたつ、皇居からは外側の通りを歩くことになったが、それはまいばすけっとに寄りたかったからだ。半蔵門の山下書店に少し寄り、それから、永田町に進む。永田町駅に近づくと、スピーカーでがなるような声が聴こえる。どこの団体かと思い、急ぎ足で青山通りまで出てみると、声の主はれいわの高井たかしの選挙カーで、どうやらたまたま通りがかっただけのようだ。通常の街宣活動をまだやってるんだということにもちょっと驚いたが、今、このタイミングで、自民党本部のそばをがなりながら通るというのはさすがに無神経ではないだろうか。自分もここまできてみたものの、自民党本部の目の前を歩くことは避け、道路を挟んだ向かい側から本部を眺めながら歩いた。思いのほか、本部の前には騒然としたような様子はなく、ひっそりとしているようにすら感じられる。もちろん、建物内までひっそりとしているとは思わない。


 自民党本部の前をそのまままっすぐ進み、国会議事堂の正面をぐるっとまわり、霞が関のほうに降りていく。もしかすると、こんなときにこんなところをうろついていると職務質問でもされるんじゃないかと思っていたが、警備する警官はあちこちに立ってはいるものの、ぴりつくような緊張感は意外と感じられない。警官が互いに虫よけスプレーを吹きつけ合うすがたも見られた。普段の国会議事堂周辺の様子を知るわけではないが、こんなときでも、わざわざクルマを停めて、国会議事堂の前で記念撮影をする観光客は現れる。警官たちにしても、そんな光景は普段からおなじみなのだろう。



 霞が関に降りながら、スマホからニュースを確認すると、安倍元首相が死亡との報が目に入り、思わず立ち止まってしまった。呆然とする。歴史的な大事件と同時代に居合わせてしまった感覚というのか。そのニュースが出た時刻を確認してみると、つまり、ついさっき、自民党本部の前を歩いていたときにはもう、死亡のニュースは出ていたのだ。

 虎ノ門のベローチェに入り、ひと休み。靖国神社からここまで歩いてくると、さすがにくたびれた。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、この番組の最中にちょうどニュース速報が入り、次第に明らかになる状況が伝えられていく。それでも、12時台には原田龍二をゲストに迎え、予定どおりに進行されていた。

 21時半頃に帰宅し、毎日録画している「徹子の部屋」を確認してみると、放送時間が拡大された「ワイドスクランブル」が代わりに録画されていた。13時過ぎの放送で、この時点ではまだ情報が整理されていない。すっかり歩き疲れてしまい、もうなにもしたくないが、普段は観ない「報道ステーション」と「NEWS23」を今夜は録画しておく。ラジオを聴きながら、23時頃には眠る。

2022年7月2日土曜日

7月2日土曜日/政治の勉強

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、暑さで火照った手足と顔を洗って冷やすところから一日が始まる。日向を歩いていたんじゃあるまいし、睡眠をとると、からだが火照るのだから異常だ。まず、ブログの更新をひとつ。それから、文化放送の「ラジオのあさこ」をつけたまま、2時間ぐらい眠りなおし、TBSラジオの「ナイツのちゃきちゃき大放送」に切り換え、これもうとうとしながら聴いていた。午後はまた文化放送に戻り、「田村淳のNewsCLUB」を。

 今日は、れいわ新選組の池袋のイベントを見物に行こうかと迷っていたが、というのも、この日にラサール石井がれいわのイベントに参加すると予告していたからで、ラサール石井がどんな演説芸を見せるのかには興味があった。しかし、ツイッターを確認してみると、ラサール石井は参加しなくなったようなので観なくてもいいかという気になった。ラサールは今日は大阪の博士のイベントに参加するようだ。つまり、博士も池袋には参加しないというわけだ。

◇ 読書

 夕方に外出し、駅前の日高屋に入り、油そばと餃子を食べた。800円。ろくに仕事もせず、食ってばかりいていいのだろうか。それから、ドトールに入り、読書をする。

 中島岳志「自民党 価値とリスクのマトリクス」を読み終えた。2019年刊、スタンド・ブックス。初出は「論座」のウェブ。中島岳志が保守の立場から、自民党の有力議員9名を、それぞれの著書をじっくりと読むことにより、その言葉を分析していく。俎上に載せられているのは、安倍晋三、石破茂、菅義偉、野田聖子、河野太郎、岸田文雄、加藤勝信、小渕優子、小泉進次郎。いや、この本はとても勉強になった。自分の理解が、今まではいかに漠然としたイメージでしかなかったか、反省し、認識が整理された。無闇に攻撃的ではない、このようなクールな分析が読みたかったのだ。具体的にはどのように分析しているかというと、政治家の仕事を「価値」と「リスク」に大別し、「価値」を横軸、「リスク」を縦軸とした図のなかに、この9名を位置づけていく。「価値」(横軸)の両極には「リベラル」と「パターナル」を置き、価値観の問題に対する権力の介入の強さを表している。つまり、介入が強ければパターナル、介入が少なければリベラル。「リスク」(縦軸)の両極は「リスクの社会化」と「リスクの個人化」を表し、リスクというのはお金の問題ということだが、さまざまなリスクに対し、それを社会全体で対応するのか、それとも、個人が対応する社会を志向するのか。後者はいわゆる、自己責任型の社会というやつだ。「リスクの社会化」は「大きな政府」、「リスクの個人化」は「小さな政府」でもあり、自民党の保守本流であった「大きな政府」路線が、「小さな政府」路線に舵をきっていった80年代から流れもきちんと解説されている。また、中島岳志は西部邁の弟子筋にあたるひとだが、たとえば、安倍晋三についてはこう書いている。P26「外交・安全保障については、当初から一貫して「日米基軸」を強調し、日米安保の強化を説いています。ちなみに安倍さんが大きな影響を受けたという西部邁さんは、一貫した日米安保反対論者でした。」 この本の刊行時にはまだ安倍政権だったが、岸田文雄についてはこの時点で、P123「岸田さんはその時どきの権力者に合わせ、巧みに衝突を避けてきた政治家です。はっきりしたヴィジョンを示さないことによって敵をつくらず、有力な地位を獲得してきた順応型で、よく言えば堅実、冷静。しかし、この国をどのような方向に導きたいのかよくわからず、何をしたいのかが極めて不明瞭な政治家です。」と分析している。あるいは、細かい分析があるいっぽうで、あとがきにはまた別のことも書かれていて、じつはこの箇所にもっとも、この著者は信頼できると思わされた。P218「一方で、文章化された言葉だけで政治家を選べばいいかというと、そうではないと思います。言葉は常に生き方や態度に裏打ちされたものでなくてはなりません。いくらリベラルな政策を提示していても、立場の弱い人に対してパターナルな態度をとるような政治家は信用に値しないでしょう。」「私の曾祖母は、小学生の私が「誰に投票したのか」と尋ねると、ひと言「男前」と答えました。彼女が言った「男前」とは「イケメン」のことではありません。政治家として信用ができる「顔つき」をしているのかを判断してきたと言っているのです。つまり、人生経験を踏まえた人間判断をしたと言うのです。」

◇ ツイッター・テレビ・配信ドラマ

 夜に帰宅し、テレビを少し観てから眠ってしまった。23時過ぎに目覚め、ラジオをつける。FMヨコハマの「HONMOKU RED HOT STREET」を聴きながら、ブログの更新をもうひとつ。深夜、ツイッターを見て、宮谷一彦が亡くなったことを知った。訃報は昨日出ていたようだが、ツイッターをあんまり追いかけていなかったから、知るのがずいぶん遅くなった。暑いときはツイッターも見ないし、テレビを観るのもいやになる。音楽を聴きながらぼんやりする時間が増えた。ツイッターからは、志らく師匠の独演会にランジャタイが出演したことも知った。アップされている写真も最高だし、その客席にいなかったことが悔しいが、いわきの会だからこれはあきらめがつく。

 深夜に、観そびれていた「ゴッドタン」の録画を3週分まとめて観た。恒例企画の「この若手知ってんのか!?」の前後編だが、最近は「ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!」なんかも観ているし、ここで初めて知るひとはあまりいなかった。嫌いな芸風だと思うものも少なくなかったが、パンプキンポテトフライとセンチネルは面白かった。もう1本は放送直後の「コンビ大喜利GP」。コロコロチキチキペッパーズ、Aマッソ、ハナコ、ドランクドラゴンが出演し、これは次週に続く。

 朝までに、アマゾンプライムでドラマを観ようと思い、「BRUTUS」で松本隆が紹介していた「マイ・ディア・ミスター」という韓国ドラマを観てみるが、しかし、第1話を観たかぎりでは、そこまで惹かれるものはなかった。第1話が90分弱、2話以降も70分から80分という長さとなると、なかなか気軽に続きを観るという気にもなれないなこれは。

2022年6月29日水曜日

6月29日水曜日/演説も聴くブックの日


◇ 竹橋・神保町

 早朝に目覚め、眠気で朦朧としながら、なんとかブログの更新をひとつ。今日も朝から都内に。まず、竹橋のパレスサイドビルのほうまで用があり、昼食は神保町に移動し、生姜キングという店に入り、生姜キング定食を食べた。小鉢を選べて、キムチにする。770円。この店は最近できたのだろうか、初めて気がついたが、また利用したいと思う。

◇ ブックの日

 毎月29日は「ブックの日」につき、ブックオフをまわるのが決まりになっている。午前中に用事を作ったため、まわり始めるのは午後からになった。今月はまず、秋葉原から。1店目のブックオフだが、しかし、あまり買うものがなく、景気の悪いスタートになった。アプリの300円引きクーポンを使うには、500円以上の買いものをする必要があるのだが、たった500円分を選ぶだけでも苦労する。なんとか選び出し、110円の新書を1冊、220円の新書を1冊、220円の単行本を1冊買っていく。


◇ 参院選

 今月は、れいわ新選組の街宣イベントを何度か観ているうちに、れいわ以外にも演説をいろいろと観てみたいという欲が湧いてきた。ツイッターを見てみると、街頭演説の予定を告知している候補者は多い。地方だと難しいかもしれないが、せっかく、都会にいるのだから、うまく寄れる演説はないかと調べてみると、生稲晃子が大森にやってくることがわかり、大森ならばブックオフがあるからちょうどいい。

 秋葉原から京浜東北線に乗り、大森に移動する。生稲晃子のツイッターによると、15時から大森駅の西口で演説をする予定だが、少し早く着いてしまい、ダイソーに行って戻ってきたら、生稲晃子の演説はもう始まっていた。こんな大森みたいなところに生稲晃子がいることに不思議な気にもなるが、生稲晃子は駅の入り口に向かって立ち、その後ろにはおじさんたちが並んでいる。なんだろう、このフォーメーションは。ピンクのポロシャツにピンクのタスキ、白のパンツに、ピンクのスニーカー、両腕には日焼け防止のアームカバー、口元には透明のマウスシールドをつけ、マイク片手にしゃべっている。いったい、どこに向かってしゃべっているのかわからない、ひとりごとのような演説をしている。スタッフの女性からは、ボール紙かなにかでできたチラシをひとつもらった。チラシは長方形で、右下にはまるい穴が空いていて、指を差し、うちわとしても使えるようになっている。だからといって、使いたくはないから、さっさとカバンに仕舞った。





 東口に移動すると、こちらには同じく自民党の山谷えり子がいたようだったが、それよりも、ブックオフをまわらなければならない。2店目は西友のブックオフ。しかし、ここも買うものがなく、110円の新書を1冊、220円の単行本を2冊買うのみ。つぎは川崎に移動し、まず、モアーズのブックオフに寄るが、今日はどうもだめな日で、ここでもなんとか選び出すように、110円の文庫を1冊、220円の単行本を2冊買う。

 川崎では、京急川崎駅の前で、三原じゅん子の演説があることがわかり、行ってみるが、しかし、いくら待っても始まる気配がない。そんなに遅れるかなと思い、改めてツイッターを確認してみると、17時からだと思っていたが、1時間勘違いしていて、本当は18時からだった。これは馬鹿な失敗をしたと思い、あきらめて、ベローチェに入り、アイスコーヒーと、明太ポテトデニッシュを食べた。すっかりくつろいでしまったが、しかし、わざわざ川崎までやってきて、このまま三原じゅん子を観ずに帰るのはつまらないと思い、ベローチェを飛び出し、京急川崎駅に戻ることにした。戻ったときには 19時近かったが、三原じゅん子一行はまだ駅前にいた。集まったひとたちとの写真撮影に応じているようで、もう終わるところかと思ったが、なんと、演説をまた始めてくれて、聴くことができた。三原じゅん子の演説を聴くのも初めてだったが、白手袋、白いTシャツに白いパンツ、スニーカーまで白でそろえていて、颯爽としている。生稲晃子の野暮ったい雰囲気とはかなり差があり、小さい台の上に立つだけのステージだが、立ち姿もさまになっていて、さすがは女優だと思った。話もうまく、慣れた感じで、ドスも利いている。山本太郎と同じく、芸能人としての能力の高さがしっかりと活かされていて、いや、このひとが選挙に強いのには納得させられる。10分ぐらいの演説を飽きずに聴いていたが、気がつくと、自分がいちばん前に立っていて、あたかも熱心な支持者のようになってしまった。演説を終えるとまた写真撮影に応じる時間になるが、支持者でもなんでもないからこれは参加しない。






 東海道線で横浜に戻り、ビブレのブックオフ、平沼のブックオフとまわるが、どちらも500円をぎりぎり超えるのみ。今日はじつに乏しい収穫だった。夜遅くに帰宅し、疲れきって、すぐに眠ってしまい、深夜に目覚め、シャワーを浴びた。疲れているし、暑いし、なにもできずにまたすぐに眠りなおした。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...