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2021年10月25日月曜日

10月25日月曜日/コンビとトリオ



◇ 有楽町・新橋・虎ノ門

 朝から都内に。有楽町の国際フォーラムを通りがかったが、イベントの設営をやっている光景をひさしぶりに目にした気がする。有楽町から新橋まで歩き、昼食は、ニュー新橋ビルの岡むら屋に入り、肉めしを食べた。590円。虎ノ門ヒルズ方面に歩き、新橋三丁目のベローチェに入り、ひと休み。確認したいことがあり、「ブックオフ大学ぶらぶら学部」の自分の文章を読みなおすために、カバンに入れてきた。1年以上ぶりに改めて読んでみると、序盤はちょっと恥ずかしい気になるが、それというのも、最初の笑いがあるまでがけっこう長いのだ。そこまでを読むのには少し辛抱がいるかもしれない。しかし、笑いが入ってくると、問題なく面白い。自画自賛。今までさんざんエゴサーチしていても、笑いが好きな読者には喜んでもらえているという手応えは感じている。終盤も笑いは多いが、テンポが早くなりすぎていて、これは書いているときには気がつかなかった。どう終わらせようかと焦っているのだ。

 虎ノ門ヒルズ駅から日比谷線に乗り、中目黒から東横線に乗り換え、昼のうちに帰宅する。夕方にまた外出しなおし、ヤマトの営業所まで行って、すぐに帰ってきた。

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングは山手線運休の話題から、渋谷の話へと移った。最近買った本がたまたま渋谷関連の本だったといって、まずは「安藤昇と花形敬」と、それから、井上順のフォトエッセイを紹介する。高田先生から井上順の話が出るのが、なんだか新鮮な気がした。花形敬から、渋谷出身の井上順、そして、ワシントンハイツに住んでいたジャニー喜多川に話題はつながっていった。12時台は、中山秀征がゲスト。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「週刊ポスト」のたけしの連載では、おぼん・こぼんについて語っていた。大喧嘩になるコンビとならないコンビには大きな違いがあり、それは、ふたりの実力差だという。ボケとツッコミの実力が拮抗していると、相手に負けたくない気持ちがでかくなるのだと、たけしは、おぼん・こぼんをそのように分析する。いっぽう、最近の漫才師が仲良しを売りにしていることについて、「「時代が変わった」と言えばそれまでなんだけど、それは今の時代のほうが技術が上がって「複雑な漫才」をやるようになったからだよ。練られた構成の漫才をやるには、バッチリ練習しなきゃうまくいくはずがない。だから仲が険悪じゃ成立しないんだよな。」 

 「週刊プレイボーイ」を読むと、松岡ゆみこの不定期連載対談があり、第3回のゲストはダンカンだった。談志師匠に弟子入りしたいと高信太郎に頼み、池袋演芸場に出ていた談志師匠を訪ねたのが9月13日、この日は馬生が亡くなった日なのだ。志らく、喬太郎も、馬生を語る談志を池袋で観ているが、別の日だったにせよ、ドラマチックである。談志師匠が亡くなる年の夏に、ダンカンは自宅にお見舞いに行き、すでに喉に穴を開けていた談志師匠に会っていたというのは初めて知る話だった。そのほか、オール巨人の連載コラムでは、澤田隆治先生について語っていた。

 録画していた土曜の「ゴッドタン」を観ると、「お笑いを存分に語りまくれるBAR」という配信ライブから、「若手時代の恥ずかしい尖ってた事件簿」が放送された。飯塚と豊本のコンビ、アルファルファ時代の写真が出たが、たしかに、考えてみれば、飯塚のイメージはずいぶん変わったかもしれない。「下丸子らくご倶楽部」で観たアルファルファの印象がとても悪く、まったく好きではなかったが、角田のトリオ、プラスドライバーは、初めて観たのが「OWARAIゴールドラッシュ」だったこともあり、最初からわりと好印象をもった。「あちこちオードリー」で、バカリズムがプラスドライバーを「関東一ダサいトリオ」と呼んでいたが、つまり、尖った笑いとは正反対の笑いをやっていたという印象があり、逆に、アルファルファは尖った笑いをやっていた。これに似たケースでは、ネプチューンの場合は、原田泰造と堀内健のフローレンスは好きだったが、名倉潤のジュンカッツは好きではなかった。タイプの違う笑いが一緒になるほうがうまくいくのだろうか。深夜0時頃に眠る。

2021年9月6日月曜日

9月6日月曜日/雨はきちんと降る


◇ 虎ノ門

 朝から都内に。思わず傘をもって出てきたが、ヤフーの予報を見ると、ずっと降らないようで、なんのためにもって出たのかわからなくなったが、正午を過ぎたらきちんと雨が降り始めた。予報はあてにならないが、しかし、むしろ、なんで傘をもって出たのだろうか。虎ノ門で昼食をとろうと思い、雨のなかを適当に歩きまわるが、なかなか決められない。鳥酎という居酒屋にようやく入り、ランチメニューの漬け鶏南蛮定食を食べた。800円。ドリンクも付き、アイスコーヒーを飲む。

 虎ノ門から、銀座線で渋谷に移動し、古書サンエーに寄っていく。外の百均の棚から、横山剣さんが表紙の知らない音楽雑誌があり、とりあえず、これは買っておく。道玄坂を横切り、センター街に出て、まんだらけにも寄るが、こちらではなにも買わなかった。東横線の各停で、眠りながら横浜まで戻ってくる。有隣堂に寄り、それからどうしようかと思っていたが、ブックオフも一昨日に寄ったばかりで、どこにも寄るところがなく、たまには早く帰ってしまおうかというので、夕方には帰宅した。雨はあがる。ツイッターから新規感染者数の確認をすると、東京は 968人になり、ついに千人を下まわった。大阪、千葉、神奈川も千人を下まわるが、神奈川は 971人で、東京よりわずかに多い。愛知だけが千人超えで、1190人。


◇ ラジオ・雑誌

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、オープニングはまず、たけしの襲撃事件について。その話から、40年前に弟子入り志願した松尾伴内の思い出話になった。12時台は、伊藤蘭がゲスト。高田先生が面白いことを言いすぎるせいで、伊藤蘭は途中まで笑ってばかりで、ほとんどしゃべれなくなっていた。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊ポスト」の「ビートたけしの21世紀毒談」は、雨上がり決死隊の解散に触れ、それから後半は、小山田圭吾や小林賢太郎、張本勲、メンタリストDaigo ら、最近の炎上騒動について語っていた。「だけどなんだか気持ちが悪いのは、「反論できないミス」をやらかした人たちを、完膚なきまでに叩きまくる世間だよ。叩かれるのは仕方がないとして「二度と仕事ができない」「社会的に抹殺される」ってレベルまで追い込む必要はないんじゃないかと思う。」「俎上に載っている人たちのやったことや言ったことが間違っているのは紛れもない事実だ。だけど、匿名のヤツラがそれを寄ってたかって叩くのも、同じくらい醜悪な気がする。」「ここ最近の炎上騒動のほとんどは「水に落ちた犬は叩け」って言葉がまさに当てはまるんだよ。」

 「キングオブコント」の決勝進出者が発表され、ツイッターから確認したが、結局、ユニット組は残らず、話題作りに留まるということになった。もちろん、残すつもりはあったのだろうが、準決勝までのチケットは売れただろうから、コロナ以降の客集めとして、当然、商業的な戦略でもあったんじゃないのか。

 聴きそびれていた先週月曜の「伊集院光とらじおと」も、タイムフリーで聴いた。宮本信子がゲスト。伊集院は伊丹映画の常連出演者だったが、じつは、宮本信子は、師匠の円楽とも、五代目円楽とも、テレビ番組で共演していたというから不思議な関係だ。今回は「キネマの神様」のプロモーションだが、現場はどうだったかと訊かれて、怖かったと答える。それは、山田洋次監督が怖かったのではなく、コロナのせいで、現場が普通じゃなかったという意味だった。これは当然、単にコロナのせいというよりも、志村けんが亡くなったのだからそうなったのだろうと理解したのだが、伊集院はそのような指摘はしていなかった。深夜0時前には眠る。

2021年8月31日火曜日

8月31日火曜日/神保町・疲れ

◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。昼食は虎ノ門で、おみっちゃんという焼き鳥屋に入り、ランチメニューのトンテキ丼を食べた。750円。そば、サラダ、冷奴がつき、生卵も無料。ちょうど正午で、これから店が混み始める直前だった。午後は小川町に移動し、ベローチェに入り、アイスコーヒーとあんぱんを食べた。グーグルマップで見ると、小川町からは、神保町に行くのも、秋葉原に行くのもさほど変わらず、どちらかに寄ろうと思ったが、やっぱり、神保町に寄れるときは神保町がいいだろう。すずらん通りから入り、東京堂も覗いていく。交差点から靖国通りに。しかし、雨の予報が出ていて、まだ降りそうで降らない状態だったが、外に均一本を出している店と出していない店がある。矢口書店の外の棚にはカーテンがかかっていた。アットワンダーは外の棚が開けてあり、「糸井重里の萬流コピー塾」を100円で、それから、双葉十三郎「映画の学校」を見つけ、書き込みがあったが、330円ならばと思い、これも買ってしまう。神保町から半蔵門線で渋谷に移動し、地下からセンター街に出て、まんだらけにも寄った。階段の百均から「文芸読本」を見つけ、2冊買っていく。




 20時頃に帰宅するが、どうも体調が万全でなく、すぐに眠る。深夜1時過ぎに目覚め、「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴いた。「ラフ&ミュージック」と「タイタンライブ」の話。深夜3時まで聴き、疲れがまだ完全にとれず、なにもする気になれない。

 今日は末広亭の余一会で立川流一門会があり、行きたいとも思っていたが、当日券で入れるかが不安だったのであきらめてしまった。ツイッターで情報をあさっていて、そういえば、明日9月1日から志奄さんが真打ち昇進だと思い出した。「志奄」から「志ゑん」に改名するということを今になって知った。二ツ目に昇進する際に、師匠が提案した名前にここでなるというわけだ。明日は日暮里で口上があるということを前日になって知り、もっと早く知っていれば、予定をやりくりしたのに。悔しい。今日はツイッターから、エル・カブキのマセキ退所も知り、これにもショックを受けた。

2021年8月2日月曜日

8月2日月曜日/スピーカー

◇ 遅延

 今日は朝から都内に。新橋に向かうのに、横浜から東海道線に乗り換えようとするが、遅延が発生しているようで、大混雑していた。横須賀線のホームが空いていたので、横須賀線で行こうと思い、そちらに進んでしまったが、停まっていたのはどうやら横須賀線のほうで、横須賀線の乗客が東海道線に流れてきていたのだった。しかし、この感染者が増えているというときに、満員電車に乗るのはいやだ。混雑を避け、京浜東北線に乗ることにすると、アナウンスで、新川崎で人身事故だとようやくわかる。それで、横須賀線が停まり、だから、相鉄線から武蔵小杉への直通電車も停まっていた。時間はかかるが、京浜東北線でなんとか新橋にたどりつけるかと思ったが、ところが、今度は京浜東北線で急病人が発生した。混雑のせいもあったのだろうか、大井町、品川と、二度も救護活動のアナウンスがあった。おまけに、東海道線では車両点検をしているというアナウンスもあり、どれに乗ろうが結局はだめだったのか。予定よりもだいぶ遅くなり、新橋から内幸町のほうに用があり、昼過ぎ、虎ノ門のあたりで、阿曽山大噴火とすれ違った。

 午後は新宿のほうに移動する。昼食は、京王モールのカレーハウス11イマサで、パーコーカレーを食べた。ぽつぽつと雨が降っていたが、地上に出ると、もう止んでいた。南新宿のベローチェに入り、アイスコーヒーとクリームパンを食べる。頭痛がひどく、今日の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴きながら、少し眠った。しばらく読書をして、それから、ブックオフに寄り、220円の単行本を1冊だけ買った。スピーカーも買わねばと昨日から思っていて、ヨドバシカメラにも寄るが、どうも決められない。ツイッターからニュースを見ると、東京の新規感染者数は 2195人に。月曜では最多だというが、それよりも、神奈川県の新規感染者数が 1686人にまで増えていることのほうが不安だ。



◇ 買いもの

 代々木まで歩き、ブックオフにもう1店。なにもないかとあきらめかけたところで、ひょいひょいといいものが見つかる。110円の新書と、220円の単行本を1冊ずつ買った。山手線で渋谷に出て、東横線に乗り換える。急行でも運よく座れ、横浜に早く戻ってこれた。横浜でもヨドバシカメラに寄り、スピーカーを見ていくと、新宿よりも安いものがあり、新宿で買わなくてよかった。ロジクールというメーカーの二千円台のものに決める。夜に帰宅し、買ってきたスピーカーをさっそくパソコンにつなぎ、Spotify で音楽を試し聴き。音質が心配だったが、いや、部屋で聴くぶんには充分すぎるくらいだ。今まで使っていたスピーカーがいくらしたのか忘れてしまったが、新しく買ったスピーカーのほうが音がいい。音楽をしばらくじっくり聴きたくなったが、疲れてしまい、22時頃には眠る。

2021年7月5日月曜日

7月5日月曜日/犬の鳴き声がする

◇ 地下鉄

 今日も朝から都内に。連日の雨降り。横浜から東横線に乗るが、座れず、ひどい眠気で、朦朧としながら立っていた。中目黒から日比谷線に乗り換え、中目黒始発でようやく座れ、眠っていくが、六本木でストップする。アナウンスによると、中目黒で線路にひとが立ち入り、確保次第、運転再開だと。ツイッターで検索すると、どうやら痴漢が逃げたようだ。そういうニュースを目にすることはあったが、実際に、自分が迷惑を被るのは初めてだ。霞が関に向かっていたが、時間がかかりそうなので、振替輸送で大江戸線に乗り換え、青山一丁目に出て、銀座線で虎ノ門に向かおうとした。ところが、慣れない駅で乗り換えたものだから、銀座線に乗るはずが、どういうわけか半蔵門線に乗っていて、半蔵門駅で気がつき、青山一丁目に戻った。改めて銀座線に乗り、虎ノ門に着いたときには、停止してから1時間近くが経っていた。これならば、運転再開を待っていても一緒だったかもしれない。

 昼食は、某省庁の地下の食道を利用することになり、日替り定食を食べた。780円。鶏の照り焼き丼、味噌汁、冷奴、ヨーグルトのセット。雨は降ったり、止んだり。午後、虎ノ門のベローチェに入るが、この店舗はもうすぐ閉店するそうで、新橋の店舗で使える割引券をもらった。この虎ノ門のベローチェは、やけに寄る機会があり、なんとなく気に入っている場所だった。


 虎ノ門から銀座線で渋谷に出て、ヒカリエでトイレに入ると、犬の鳴き声がする。誰かが犬を連れて個室に入っているのかと思ったが、よく聴くと、犬の鳴き声が、店内BGMとタイミングが合いすぎている。そのうち、鳥の鳴き声もするので、鳴き声もBGMかとさすがに気がついた。しかし、犬を連れたひとがトイレに行きたくなることは現実にあるだろう。

◇ 読書

 渋谷は昨日も寄ったばかりなので、すぐに東横線に乗り、各停でのんびり帰ってきた。電車内で、「途派文芸集 第一巻」を読み終えた。書き手は7人。元小説家志望者の作品集、という発想からスタートし、結果的にはプロアマ混合に軌道修正されたという経緯はまえがきに書いてあるが、全体を通して読むと、プロの書くものはどうも重たかった。書き手の資質がたまたまそういうバランスになったのかはわからないが、もうちょっと気楽な作品集かと思って読んだのだった。お目当ての島田さんの小説は、島田さんを知っていると、これは意外性がある。いや、島田さんのファンのみなさんのような知りかたではなく、じかに知っているから、島田さんらしいとも思うのだけど、主人公を島田さんのすがたかたちで思い浮かべてしまい、余計に面白かった。この「第一巻」が 2016年刊。一年に一冊ペースで出していくとあとがきに書いてあるが、その後は出ていないのか。

◇ ラジオ・雑誌

 夜に帰宅し、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。舞台出演中の松本明子に代わり、磯山さやかが代打で登場。12時台ゲストは矢部太郎。過去に高田先生と会ったことがあるのかはわからなかったが、矢部太郎がなにか発言するごとに、高田先生がじつに生き生きと混ぜっ返しまくる。笑いの相性がばつぐんだと思った。先週の「問わず語りの神田伯山」も聴く。細野晴臣の「Daisy Holiday」で、この番組を聴いていると言っていた話。その放送を聴いた、伯山の再現力が面白い。

 楽天マガジンで雑誌のチェックも。「週刊プレイボーイ」で、松岡ゆみこの不定期連載の対談が始まった。初回ゲストは鶴瓶。ひろゆきと志らく師匠の十回連続対談はようやく最終回に。志らく師匠は、最初はひろゆきに嫌悪感をもっていたそうだ。ラジオでは、橋下徹に対しても同じようなことを言っていた。オール巨人の連載は「ドッキリNG」の噂について。「水曜日のダウンタウン」の鬼越トマホークの発言に触れられていた。

 寝不足で疲れがひどく、ラジオを聴きながら横になり、笑っていたら、だいぶ回復する。しかし、オンライン将棋を1局指したら、馬鹿みたいにあっという間に負けたから、脳の回転はまだだめだ。録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・西川きよし&忠志親子)を観て、深夜0時前に眠る。

2021年6月18日金曜日

6月18日金曜日/霞が関



◇ 貧乏暇なし

 まるで熟睡できず、早朝に目覚めるが、どうもからだが緊張した状態で眠っている。それ以前にまず、なかなか寝つけない。若いころにはまったくなかったことだ。朝から都内に。銀座で昼食になるが、やよい軒というつまらない選択になった。しょうが焼き定食を食べる。午後は霞が関に移動し、虎ノ門に向かって歩くことになるが、総務省、外務省、国税庁と、入り口には警備員が何人も立っているが、文化庁になると警備員がいないのが不思議だ。道路の向かいには報道の車両がいくつも停まっていた。あっちは裁判所か。夕方、ベローチェに入り、アイスコーヒーとあんぱんを食べる。虎ノ門から銀座線で渋谷に出て、まんだらけに寄っていく。階段の百均のスペースに、入荷がごっそりあったようで、カゴのまま、いくつも床に並べてあった。落語関係が多かったが、これは買うものなし。雑誌を丹念に見ていったらいろいろと面白いものがあり、13冊買った。大荷物になるが、まんだらけは袋をくれるので助かる。この量なので、紙袋を二枚重ねにして入れてくれた。東横線の各停で、のんびり帰ってくる。

◇ 読書

 電車内で、斎藤環「ヤンキー化する日本」を読み終えた。2014年刊、角川oneテーマ21。前著の「世界が土曜の夜の夢なら」が面白かったので、続けてこの対談集を読んだ。ヤンキー論でありながら、これは日本人論だ、と思いながら読んでいたが、あとがきにはまさにそれについて、「ヤンキーを論ずると、どうしても「日本人論」になってしまう。僕にはそれが不本意だった。」「しかし本書では、あえて日本人論として読まれることも辞さない、という姿勢をとっている。」と書いてあった。あらゆる日本人論はナルシシズムに通じてしまうが、この本ではわかりやすさを重視したという。巻頭で挙げられているヤンキーの特性は前著よりも整理されている。とはいえ、単純なヤンキー批判ではなく、フェアな分析をしているから面白く読んだのだ。與那覇潤との対談がとりわけボリュームがあり、1979年生まれの学者だが、ここでは政治について語られ、特に重要だと思い、難しくもあった。隈研吾との対談もあり、これは先に隈研吾の本を読んでいたから理解できることも多くなる。デーブ・スペクターとの対談では、デーブに向かって、斎藤環が「亡くなったナンシー関さんという人がいて……。」と切り出しているところには笑ってしまったが。(ナンシー関とデーブ・スペクターとで、論戦というほどでもないが、やり合っていたことがあったのをリアルタイムで読んで知っている。)

◇ ラジオ・テレビ・雑誌

 夜に帰宅し、タイムフリーで今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。佐久間宣行がゲスト。それから、録画していたテレビ番組をいくつか。「さんまのまんま」の初夏スペシャルは、NEWS、花澤香菜&日高里菜、吉岡里帆、かまいたち、北村拓海&今田美桜が出演。最後に、グッズデザインをしたZAZYも登場。「ミュージックステーション」もざっと早まわしで観る。昨夜の「つぶやき英語」も観る。イーロン・マスクという人物を知らなかったが、ドージコインというものがあるというなら気にならないはずがない。日本でもっと流行ってくれないだろうか。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊現代」に「漫才ブーム時代のツービートを語ろう」という鼎談企画があり、島田洋七、高信太郎、永峰明という顔合わせが珍しくて面白い。

 もう眠ろうとしていたところにメルカリから注文があり、梱包の準備だけしておくが、脳が緊張している状態になり、胃も痛くなる。タイムフリーで、今日の「問わず語りの神田伯山」を聴きながら、深夜2時頃にようやく眠った。ラジオでも聴いて、意識をそちらに奪われるようにしなければ、リラックスしないのかもしれない。

2021年6月1日火曜日

6月1日火曜日/「アメリカン・ユートピア」



◇ 虎ノ門

 今日も朝から都内に。外に出ると、朝は半袖ではやや寒いくらいだった。睡眠不足で、電車で眠っていきたく、横浜駅で乗り換えるよりも空いているかと思い、二俣川からJR直通に乗るが、座れず、これじゃあどっちでも変わらない。武蔵小杉から乗り換えた横須賀線は満員電車だった。新橋から歩き、虎ノ門まで。昼食は小諸そばで、かき揚げせいろを食べた。それから、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと一緒にアンパンを食べる。何度か通っているわりには位置関係がわかっていなかったが、虎ノ門駅からすぐに特許庁がある。その隣りは霞が関ビルディングだが、霞が関駅よりもむしろ、虎ノ門駅から近いのだ。

 虎ノ門ヒルズ駅から日比谷線に乗り、東横線直通、各停で眠りながら、横浜まで戻ってきた。横浜東口、ポルタから日産ギャラリーを抜け、みなとみらいに出る。映画を観るつもりで、まだ時間があるため、付箋を買っておこうと、マークイズみなとみらいの地下に降り、ダイソーに寄っていく。みなとみらい駅から延びる長いエスカレーターに乗り、クイーンズスクエアに出た。そういえば、ここにフードコートがあったことを忘れていた。サブウェイをひさしぶりに利用してみるが、特に理由もなく、10年以上はなぜか食べていなかったような気がする。パンの種類やドレッシングなど、いちいち選ぶシステムだったことも忘れていた。てりやきチキンのサンドイッチを食べて、しばらく読書を。冷房がきつく、早めに出て、丸善に少し寄っていく。




◇ 映画

 キノシネマみなとみらいで、「アメリカン・ユートピア」を観た。19時10分の回。ファーストデイ、1200円。デヴィッド・バーンも、トーキング・ヘッズも、その音楽はぜんぜん聴いたことがないのだが、「週刊文春」のシネマチャートの高評価を見て、スパイク・リー監督作ということでも、これは観たいと思っていた。観てみると、映画のための加工はほとんどなく、完全にただライブを映している映像だ。しかし、まったく初めて触れるデヴィッド・バーンのステージに、次第にのめりこまされていく。曲だけを聴いても、そこまでは興味を惹かれなかったのではと思ってしまうが、まず、字幕で読む歌詞の面白さと、そして、なによりも、ステージの面白さだ。デヴィッド・バーンのほか、11名のバンドメンバーの、演奏であり、ダンスに惹きつけられる。全員が優れた芸人なのだ。音楽と同時に、演劇やダンスの楽しさが横溢している。これだけの優れたライブを、こじんまりした劇場でやっているのもよくて、現実に、自分がライブにどれだけ飢えているかにも気がつかされた。映画のための加工はほぼないのだが、ライブ終盤のあるプロテストソングでは、ここでやっと、スパイク・リーとデヴィッド・バーンががっぷりと組み合ったという感じがある。21時過ぎに映画が終わり、Spotify でさっそく映画のサントラを聴きながら、横浜東口まで歩いた。

 夜遅くに帰宅し、疲れて、寝っ転がり、タイムフリーで、「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。今週は漫才協会ウィークということになっていて、昨日月曜はねづっちがゲスト。そういえば、ねづっちはナイツよりも先に漫才協会入りしているのだ。協会黎明期の話が面白い。今日は、にゃん子・金魚がゲスト。石井光三オフィスで出会ってコンビを組んだというのは知らなかった。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。1日発売の月刊誌がたくさんあるが、その前に週刊誌に目を通す。「週刊ポスト」のたけしの連載は田村正和追悼。ドラマで共演していたとはまるで記憶になかった。20年前のドラマだそうだが、これは観逃してしまっている。「サンデー毎日」では、石戸諭の連載記事で、オリパラ文化プログラムを演出する東ちづるを取材しているのを興味深く読んだ。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら、オンライン将棋をもう1局指し、それから眠る。

2021年5月1日土曜日

5月1日土曜日/雨が降りそう

◇ 料金

 昨夜に登録したメルカリの商品がさっそく売れてくれて、すぐに発送しようとすると、クリックポストの残額がもうなくなっている。あまりにもすぐに残額がなくなってしまうので、明細を改めてきちんと確認してみると、Spotify の料金が引き落とされていて、それはいいのだが、ほかにもアマゾンから毎月780円、謎の引き落としがあることに気がついた。よくよく調べてみたらどうやらアマゾンミュージックで、いつ契約してしまったのかが記憶にない。ぜんぜん使ってないのに、2月から3ヶ月も引き落とされていた。こういう馬鹿なことがときどき起こる。今朝は早朝に目覚めてしまい、録画してあった昨夜のテレビ番組をいくつか観た。「ミュージックステーション」は YUKI のところだけ観たが、このひとはたしか、自分よりも歳上のはずである。「ネタパレ」には、ひさしぶりのレイザーラモンHG。このひとは同い年だ。「HOT GUY」になってから初めて観た。ラジオをつけ、「木梨の会。」をオンタイムで途中まで聴いた。田原俊彦を「トシ」と呼ぶ仲だとは知らなかった。とんねるずとは同学年なのだ。



◇ 貧乏暇なし

 今日も朝から都内に。東横線で中目黒まで出て、日比谷線に乗り換え、虎ノ門ヒルズで降りるが、改札を出て、地上に出ると、方向感覚がわからなくなった。東京タワーが見えて、なぜか北にあると勘違いしたが、実際は南だった。仕事は午前中に済み、虎ノ門から銀座線に乗り、渋谷に寄っていく。古書サンエーはまだ閉まっている。まんだらけに寄ると、階段の百均にいい本がごっそりあり、おそらく同じ持ち主の本だったのだろう。千円弱買っていく。まんだらけを出てすぐの、居酒屋のランチメニューが安く、ここで食べていく。鳥道酒場という店。生姜焼き定食、550円。BEAMのなかを通っていくと、吉本の劇場は緊急事態宣言中は休館との知らせが貼ってあった。渋谷でしばらく時間をつぶすことも考えたが、ひとの多さを避けたく、横浜に戻りたくなった。緊急事態宣言といえども、連休中のにぎわいという感じがする。東横線の各停で、眠りながら戻り、夜に映画を観ようかと思い、東口のドトールを目指して歩くが、すれ違った通行人が雨になると言ったのが聞こえた。外に出ると、もう雨がぽつぽつ降り始めている。雨にはこりごりなので、まだ時間が早いけど、今日は帰ってしまうことにした。しかし、最寄り駅に帰ってきて、電車を降りたときには、ひとしきり降ったあとのような天候になっていた。ヤフーの天気予報を確認すると、夜には雨があがることになっている。だったら、映画を観てもよかったか。



◇ テレビ・ラジオ・映画

 夕方に帰宅すると、奥の部屋の本が少し崩れていた。そういえば、午前中に誰かの携帯の地震速報が鳴った。宮城県で震度5と聞いたが、揺れは感じなかった。録画していた「お笑い実力刃」を観る。第2回は、シソンヌとジャルジャル。ジャルジャルが、サンドウィッチマンと同時期に「虎の門」に出ていたというのは記憶になかった。「M-1」では富澤がジャルジャルを審査するという立場になったが、ジャルジャルのほうがむしろ、スタートは順調だったはずだ。それぞれのコントをたっぷり観せてくれるいい番組だが、来週は出演者が3組になる。だんだん薄まっていかないだろうか。テレビを観ながら本の登録を片づけ、タイムフリーでラジオをいくつか。「問わず語りの神田伯山」を聴いたら、浅草がケツまくったという言葉がひとり歩きしているようで、えのきどさんも「ナイツのちゃきちゃき大放送」でその表現を使っていたが、そもそもは落語天さんがツイートしたのが広まったようだ。月曜に放送されたニッポン放送の「ズーム」も聴いたが、ネットニュースにでもなったようで、志らく師匠のここでの発言を、一之輔、伯山が話題にしていた。

 夜になると、外は雷雨になった。映画館に行かなかったのはやっぱり正解で、天気予報はまるであてにならない。アマゾンプライムで映画を1本。「スプリング・ブレイカーズ」を観た。新作映画の「ビーチ・バム」を観たいと思っていて、その前に、同じハーモニー・コリン監督の作品をなにか観てみようかという気になった。強盗のシーンに惹かれたが、このシーンひとつで充分という映画で、ウィキペディアによると、この映画は「映画秘宝」のワーストテンに選ばれたらしい。この情報を知ったのは余計だった。深夜2時半頃に眠る。

2021年4月27日火曜日

4月27日火曜日/まだ夢を見ているのか

◇ ラジオ・雑誌

 昨夜はだらしなく眠ってしまったという気がしていたが、早朝5時半過ぎに目覚め、4時間も眠れていない。遠出をしない日が続くと、食生活も単調になる。Spotify のポッドキャストをいくつか。「大竹まこと ゴールデンラジオ!」の「大竹紳士交遊録」は、みうらじゅん、きたろうの日は聴く。まりんのポッドキャスト(「Operation Sound Recovery」)は第4回まで配信されていた。聴きながらまた少し眠る。睡眠がこまぎれになっていて、よくない。11時半からは「ビバリー昼ズ」。東貴博の日にAマッソがゲスト。楽天マガジンで雑誌のチェックも。「サンデー毎日」と「週刊朝日」、両方の読書欄で南陀楼さんがインタビューをしていた。「サンデー毎日」では磯部涼に、「週刊朝日」では西村健に。「週刊朝日」には、たけしのインタビューもあり、見開き2ページ、コロナ禍についての質問だ。「FLASH」に載っていた綾小路翔のインタビューも読んだ。

◇ 渋谷・表参道

 午後、ヤマトの営業所に寄ってから、横浜に出る。西口五番街でランチ、とん太でカツ丼を食べた。700円。客は自分ひとり。店内はラジオが流れていて、「ナイツ ザ・ラジオショー」がついていたが、なぜか音楽も一緒に流していてよく聴こえない。会計時、まん防のために明日から休みだと教わる。神奈川県もか。それから、東横線で渋谷に出る。三度目の緊急事態宣言になってからは、都内に出るのは初めてだ。センター街を抜け、まんだらけに寄っていく。階段の百均から5冊買う。古書サンエーにもまわるが、こちらは休業していた。渋谷駅の西側から東側に移り、ヒカリエを抜け、表参道方面に歩く。中村書店に寄りたいとずっと思っていたが、こちらも休業中。こどもの城の前を通ったが、そういえば閉鎖されているのだった。いつ閉鎖されたのかもまるで注意していなかった。チケット代の高い演劇からはだいぶ遠ざかってしまっていた。表参道の交差点まで歩くが、ひとどおりが多いのか少ないのか、普段を知らないから判断がつかなかった。銀座線に乗り、虎ノ門で仕事を済ませ、また渋谷まで戻ってくる。帰りの東横線は座れなかった。睡眠不足のせいか、あたまが重い。









 夜に帰宅し、メールをチェックすると、Kさんから突然のメールが届いている。17時過ぎの着信。発見が遅れた。いったいなんの用かわからないがすぐに返信をすると、要するに、ある依頼だったが、なぜそれを俺に? と思うもので、これはまったく予想できなかった。たいがいのことは引き受けようと思うが、自分に向いている仕事ではないし、だいいち、こんなめんどうなことはさすがに引き受けられないと思った。お断りのメールをするが、しかし、気にかけてもらえていることは嬉しい。帰宅したらすぐに眠ろうと思っていたのに、眠りそこねてしまった。ようやく眠るが、1時間半ほどで目が覚める。ツイッターを見ると、トレンドに「ふかわりょうさん」とあり、なんだろうと思って検索してみると、岡本夏生がふかわりょうに舞台上でキスされ、賠償額が1円だという。スポーツ紙ではなく、時事通信が配信している。「男沢聡子」という裁判長の名前もなんだか奇妙で、まだ夢を見ているかのようだった。深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」を聴き始め、すぐに眠れそうもなく、夜のうちに梱包を済ませた。「カーボーイ」を最後まで聴き、深夜3時過ぎに眠った。

2021年1月15日金曜日

1月15日金曜日/戦争の傷



◇ 虎ノ門ヒルズ

 今日は朝から都内に。虎ノ門ヒルズの近くで解散。駅名にまでなっているが、どれがその虎ノ門ヒルズなのかよくわかっていなかった。敷地内の、庭というか遊歩道みたいなところを通ってみても、ひっそりしていて、ここが本当に虎ノ門ヒルズなのかという気持ちになる。周辺ではまだ工事をやっていて、さらにまたにょきにょきとなにかが建ちそうな気配だ。

 虎ノ門駅の近くまで歩き、ベローチェでひと休みしてから、銀座線で渋谷に。まんだらけに寄っていく。兆楽の前の交番が防塵幕で覆われていた。この交番が鈴木エドワードの作であることは、ずいぶん前に「誰でもピカソ」で知った。

◇ 今日の読書

 横浜まで戻り、マクドナルドで読書をしてから帰った。

 半藤一利・阿川佐和子「昭和の男」を読み終える。半藤一利の訃報があったところに、昨日、ブックオフで見つけて、買ってすぐに読み始めていた。2017年刊。半藤一利と阿川佐和子が対談で、それぞれ4人ずつ選んだ「昭和の男」について語っていく。半藤選は、鈴木貫太郎、今村均、松本清張、半藤末松。阿川選は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ、植木等、小倉昌男、阿川弘之。それぞれの父親も入っている。昭和史の勉強をする入り口にもなる本だが、このふたりならば、作家の話が特に面白い。

 松本清張はあの時代の作家としては、戦争の傷がなにもないのだという。あの時代の作家はだいたい戦争の傷を負っているものだが、松本清張は「我に関せず」なのだと。「あの馬鹿げた戦争に加担なんかした覚えはない」という態度。あるいは、書いていて終わりが見えてくると飽きてしまうという。小説をちゃっちゃと終わらせてしまうのが松本清張スタイルのようになっている。終わらせることよりも、つぎの仕事に関心が移ってしまう作家だった。だからこそ、戦争の傷はどうでもいいということになるのか。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...