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2022年5月18日水曜日

5月18日水曜日/古本屋と映画・その他

◇ ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。午前中に録画していたテレビ番組をいくつか観て、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」の水曜は、今月は「落語演芸応援5ウィークス」と題し、12時台には、桂小すみがゲストに登場した。最近、やけに評判を目にするが、観たことあったかなと思って自分のツイートを検索してみると、伯山の真打昇進披露のときに一度観ていた。年齢を聴いてちょっと意外だったが、高座に出るようになってからはまだ浅いが、お囃子さんとしてはベテランなのだ。「日本文化のいっちばんいけないところは、間口狭くして、深く行かせようとするんですよ。」と昇太師匠。

 ネットニュースでは、末広亭が存続の危機という毎日新聞の記事が出ていた。「「昭和元禄落語心中」に登場する「雨竹亭」のモデルにもなった貴重な建物」と紹介されていて、そういうことじゃないだろうと思ったが、書き手は油井正和という演芸をわかっている記者だから、若い世代に関心をもってもらおうという狙いか。クラウドファンディングを始めたようだが、だったら、若者よりも、経済的に余裕がある中高年に訴えかけるべきだし、いや、それよりも文化庁がなんとかすべきではないのか。

◇ 関内・伊勢佐木町・黄金町

 午後から外出。今日は暖かくなるのかと思えば、そうでもなく、パーカーを着ていく。横浜駅、相鉄線の改札の近くに吉野家ができていた。いつオープンしたのだろう。横浜から根岸線に乗り、関内に移動する。関内駅北口の改札前も、しばらくずっと工事をしていたが、いつの間にか終わり、すっきりしていた。



 イセザキモールに進み、吉野家のあとにできたとんかつはまやを初めて利用し、ロースかつ定食を食べた。700円。黄金町方面に向かい、雲雀洞の前を通るが、例のごとく、シャッターが閉まっている。開いている確率がとても低い。時間があるから、周辺の古本屋をまわることにして、まずは馬燈書房に。外のワゴンから、3冊220円の文庫本を3冊選び、セルフ会計で、外に置いてある箱にお金を入れていく。セルフ会計の場合は消費税はサービスで、200円になる。川崎書店にも寄るがなにも買わず、続いて、バイアップでは、外の棚から110円の文庫本を2冊買う。交差点を渡り、博文堂書店にも行ってみるが、こちらもシャッターが閉まっていた。




 京浜急行を潜り、黄金町駅の向こう側に進む。グーグルマップで検索すると出てくる「楕円」という店があるのだが、以前、一度探してみたが見つけらず、再度探してみるも、やっぱりわからない。店舗ではないのかなと思うが、グーグルマップには店内のような写真が載っているのが不思議だ。線路沿いに日ノ出町方面に進み、黄金町アートブックバザールを目指すが、その手前のY字路にあった建物がなくなってしまっていた。スナックかなにかだったような気がするが、記憶はたちまちあやふやになるものだ。過去に写真に撮ってあるはずだから、探せば確認はできるのだが。そのあとはイセザキモールに戻り、ブックオフに寄り、110円の文庫新書を3冊、220円の単行本を3冊買った。多めの買いものになり、ゴールデンウイークにもらった11パーセントオフクーポン券を利用した。



◇ 映画

 からだがどうも重く、だるい気がする。ベローチェに入り、ひと休み。ラジオを聴きながら、少し眠り、読書もした。2時間ほどでベローチェを出て、横浜シネマリンに。濱口竜介の特集上映にもう一度、20時50分の回の「PASSION」を観る。予算もないから全作品を観るというわけにはいかないのだが、初期の代表作といわれている「PASSION」は観ておきたかった。東京藝術大学大学院映像研究科の修了制作として作られた、2008年の作品だ。キャストがかなり「偶然と想像」と重なっているのだが、しかし、「偶然と想像」のようなわかりやすい面白さはなく、この当時にこれをいきなり観たとして、濱口竜介の才能を理解できたかというとちょっと自信がない。ときどき現れる才気走った監督のひとりぐらいには思うかもしれないが、初めて観た作品が「寝ても覚めても」だったのは自分にとってはいいタイミングだった。


◇ ニュース

 帰宅は深夜0時過ぎになった。ツイッターを見ていたら、山口県の 4630万円の誤給付問題のニュースで、ネットカジノで使ってしまったという報道があり、けっこう愉快なニュースぐらいに思っていたのだが、24歳の男が逮捕され、ニュース速報が流れたというのでなんだそりゃという気になった。録画していた「水曜日のダウンタウン」を観ると、たしかに速報が出ていた。しかし、実名報道までするのはちょっと異常なんじゃないか。振り込んだ役所がそもそも間抜けなのに、マスコミまで間抜けにつき合っている。

 もうひとつ、これもツイッターから知ったが、水道橋博士が阿佐ヶ谷ロフトのイベントで、れいわから参院選立候補を表明したようだ。TBSのニュースサイトが報じているが、テレビでは扱われたのだろうか。検索してみると、ラサール石井も現場にいたようで、客席にいたら登壇させられたようだが、集合写真を見ると、なんと、その場には長井秀和もいる。忘れていたが、そういえば、長井秀和は市議選に出るんだったか。その長井秀和がなぜこのイベントにいるのか。橋下徹と同じくタイタン所属であり、創価学会でもあるという立場でここにいるのだからめちゃくちゃだが、水道橋博士との共演は今まであったのかも記憶になく、考えてみると、それも不思議なくらいに芸風的には(むしろ、爆笑問題よりも)相性がいいはずだ。浅草キッドファンとしては、ここ数年は、失望、困惑させられることばかりだったが、これはどっちに転ぶだろうか。深夜2時頃に眠る。

2022年5月12日木曜日

5月12日木曜日/柳家喬太郎独演会


◇ 大森町・伊勢佐木町

 朝から都内に。京浜急行の大森町のほうまで用があり、昼食は嘉宴という店に入り、生姜焼肉定食を食べた。スープ、冷奴、杏仁豆腐、ドリンクがつき、800円。大森町から各停に乗り、1時間ぐらいかけて、のんびりと日ノ出町まで移動した。大森町にいるときに雨がぽつぽつと降り始め、まだ大降りにはならないものの、大雨の予報が出ているので、まいばすけっとに寄り、ビニール傘を買っていく。イセザキモールまで歩き、雲雀洞に寄ってみるが、またシャッターが閉まっていた。


 セブンイレブンに寄り、チケットを引き換えてから、関内方面に進む。ブックオフには先週も寄ったばかりだが、220円の単行本を1冊だけ買う。カトレヤプラザのGU、有隣堂を覗き、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。スマホの充電しながらラジオを聴き、それからしばらく読書をする。だいぶ薄暗くなってきてからベローチェを出て、小雨が降るなか、桜木町まで歩いた。



◇ 落語会

 「柳家喬太郎独演会 純情日記港崎篇」という公演を観るために、横浜にぎわい座まで。開館20周年記念公演のひとつなのだが、チケットは抽選制で、申し込んでみたら運良く当選した。抽選制のチケットを申し込むということもあんまりしたことがないのだが、こけら落としから通っていたにぎわい座だから、20周年記念公演をひとつぐらいは観ておきたかった。といっても、ここ数年は行く回数はめっきり減り、半年に一度ぐらいになってしまっているが、魅力的な公演がないのだからしかたがない。それでも、経営は成り立っているということなのだろうか。

 開場時刻の18時半を少し過ぎたころには到着し、1階の傘立てにビニール傘を預け、2階席がある4階までエレベーターであがる。指定席、2階のバルコニー席を選んだのだが、2階席を開けている公演はさらにひさしぶりだ。当然、満席なのだが、それにしてはどうも客席に熱がない気がする。19時開演、まずは前座の左ん坊が「寿限無」をやる。左龍の弟子だろうか。続いて、二ツ目の柳家やなぎ。「さよならたっくん」という新作をやった。そして、喬太郎が登場。一席目はおなじみの「純情日記横浜篇」。しかし、この噺も何年も聴いていなかったはずだ。続いて、一龍斎貞寿が「石川一夢」という講談を語り、仲入りになった。独演会というわりにはいろいろ出てくる会だが、後半はまるまる、喬太郎の「純情日記港崎篇」。仲入りのときに時間を確認しそびれたが、そうとうたっぷりとやっていたはずで、終演は22時近くなった。この「港崎篇」は横浜開港150周年記念の会のために作った噺だそうで、今回、初めて聴いたが、「横浜篇」ともリンクし、スケールの大きい噺だとは思うものの、今日の出来がよかったかというとちょっとわからなかった。気になる言い間違いがいくつかあった。お囃子は恩田えり。出囃子がそれぞれ横浜にちなんだ曲になっていて、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」「伊勢佐木町ブルース」「よこはま・たそがれ」「ブルー・ライト・ヨコハマ」を弾いていた。

 終演後、貼り出された演目の前に写真を撮る列ができる。1階の傘立てのビニール傘を取りにいくと、なぜか外れていて、傘が下に落ちていた。思いのほか、大雨にはならず、横浜駅まで歩いてしまう。平沼のまいばすけっとに寄り、買いものをしてから帰る。

◇ ラジオ

 夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、「欽ちゃんとオードリー若林のキンワカ60分」を聴いた。正月に放送された特番の2回目。先週木曜に放送されたもので、聴きそびれていて、タイムフリー切れぎりぎりになってしまった。今回はほぼ、若林による欽ちゃんインタビューになり、初回よりも面白い話が多かった。若林が欽ちゃんに軽演劇の定義を訊ねると、セリフの音程が違うという答えを返す。芸はからだで覚えるものというのが欽ちゃんの考えだが、しかし、テレビではそれをいっさい使わなかったという。芸は奥行きであり、テレビは奥行きがないから、芸を見せる場とは違うものだということをすぐに理解していたのだ。

 深夜1時からは、普段は聴いていない「ナインティナインのオールナイトニッポン」をオンタイムで聴いた。上島竜兵について、「お笑いウルトラクイズ」を始め、若いころにお世話になった思い出話。聴きながら眠る。

2022年5月6日金曜日

5月6日金曜日/濱口竜介特集など

◇ 生活

 朝に起きあがり、まず、ブログの更新をひとつ。それから、録画していた昨夜の「アメトーーク!」を観た。「大喜利苦手芸人」。大喜利が得意な立場で呼ばれている、笑い飯西田、バカリズムにからむ、オズワルド伊藤が面白かった。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」(ゲスト・増位山太志郎)から、そのまま、「中川家 ザ・ラジオショー」をつけておく。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」の「週刊テレビのウラ側」という連載コラムに、沖縄に芸能スクールがぞくぞくと開校しているということが書いてあり、芸能プロには「基地跡地ビジネス」という狙いがあるのだという。沖縄の米軍基地跡地利用に関する有識者懇談会の委員には、吉本の大崎洋が名を連ねているようだ。

 午後から外出。今日も暖かく、カバンにパーカーを入れて、家からは半袖で出る。近所の小学校の校庭で、ソーラン節を流して踊っているのが見え、なんとはなしに聴いていてあれっと思ったが、自分の知っているソーラン節とはなんだかだいぶ違う。教育現場に取り入れられているとは話としては知るものの、それがどういうものなのかは今までよくわかっていなかった。「ワルイコあつまれ」で「ワルイコソーラン」というのをやっているが、てっきり、あの曲はもっと改作されたものだと思っていたが、実際に教育現場で使われているものと、たいして違わないということか。



◇ 日ノ出町・伊勢佐木町

 横浜から京浜急行に乗り、日ノ出町に出る。数日前に、ビートきよしがツイッターを始めていることを知り、雀荘を始めたようなのだが、住所を調べてみると日ノ出町なので、ちょっと寄ってみようと思った。以前、ビートきよしのブログを見ていたときにも気がついたが、餃子の翠葉という店と懇意にしているのか、その雀荘の住所は翠葉のビルの地下になっている。しかし、行ってみると、雀荘の看板が出ているわけでもなし、場所は間違いないと思い、きよし師匠のツイートをその場で確認してみると、ほんの6分前にツイートされていた。今、すぐそこの地下にビートきよしがいるのかと思うと興奮するが、それ以上はなにをどうするということもできない。

 イセザキモールに歩き、雲雀洞に寄っていくと、今日は店が開いていた。いつ寄っても閉まっていることが続いていたが、せっかくだから、なにか買っていこうと思い、外のワゴンから2冊選び、店内に入ってみると、知らないおじさんが店番をしている。雇っているひとがいるとは聞いていたが、出会ったのは初めてだ。ようやく開いてると思ったら、本人がいないのだから、よっぽど間が悪い。店番のおじさんに話しかけようかと迷ったが、自己紹介もめんどうなので、黙ったまま、2冊買っただけですぐに出た。

 雲雀洞でもうちょっと時間を食うつもりでいたから、ひまになってしまった。イセザキモールを関内方面に歩き、ぶらぶらして、戻ってくる途中、マイカリー食堂に入り、バターチキンカレーを食べた。620円。






◇ 映画

 濱口竜介監督の「親密さ」という映画を観るため、横浜シネマリンに。シネマリンでは濱口竜介の特集上映をやっていて、何本か観たいと思っていたのだが、予算の都合もあり、なかなかうまく予定が組めなかった。本当は「ハッピーアワー」をいちばん観たかったのだが、なにしろ、上映時間が6時間もあるから、上映回数もかぎられている。今夜、オールナイトで上映されるのだが、明日の予定が先に決まっていたので、体力的なことを考えると断念せざるをえなかった。「親密さ」と続けて観るつもりで、かなり迷っていたのだが、この映画だって4時間以上あるのだ。16時5分の回、10分前ぐらいに到着。混雑するかもしれないと思い、この劇場では初めてオンラインでチケットを買っておいた。スマホの画面を開き、QRコードを見せて入場する。実際、客席はそれなりに埋まっていた。4時間以上のこの映画、演劇に取り組む若者たちのドラマなのだが、後半がまるまる演劇の上演になっている。濱口竜介監督の作品では、演じることそのものがいつも大きなテーマとしてあるようだ。無名の俳優たちであるから、前半のドラマもドキュメンタリーっぽく感じられる。では、後半はドキュメンタリーなのかというと、それも混乱させられる。どちらも俳優が演じているすがたを映していることには変わりないのに、ドラマの2時間と演劇の2時間の違いはなんだろうか。演劇の場面も、それにしてはカメラワークが不思議で、一回上演したものをただ撮影しているのだろうかもわからなくなった。

 

 すっかり夜になり、映画館を出て、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を6冊、220円の単行本を1冊買った。イセザキモールをまた関内方面に歩いていく。有隣堂の隣り、吉野家のあとはとんかつ屋になったのか。ベローチェに入れるかと思ったが、22時閉店まであと30分しかなく、あきらめて、横浜駅まで歩いてしまう。吉野家のあとにできたとんかつ屋は、野毛にもあった。そんなに急に増えるものだろうか。ローソンストア100に寄り、パンと飲みものを買い、歩きながら食べる。平沼のブックオフにも寄れるかと思ったが、こちらも 22時閉店で、間に合わなかった。ベローチェも平沼のブックオフも、コロナ以前には 23時まで開いていたのだ。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・滝川クリステル)と、それから、昨夜の「警視庁・捜査一課長」を観た。このドラマ、ナイツのラジオではしょっちゅう話に出てくるが、今まで一度も観たことがなかった。今回は、塙さんが演じる刑事が主人公の回だというので初めて観てみたものの、今日の「ビバリー昼ズ」でもさっそく話題になっていたので少し知ってしまったが、土屋さん、錦鯉も登場し、亡くなった奥さんがじつは清水ミチコだったという、完全に「ビバリー」のリスナーのためのドラマだった。次回の予告には小島よしおが登場しているし、こんなに変なことをやってるんだと、今さら知った。深夜1時頃に眠る。

2022年3月16日水曜日

3月16日水曜日/伊勢佐木町・夜の地震

◇ テレビ

 ようやくたっぷり眠れた。やや遅めに起きあがり、録画していた月曜放送の「しゃべくり007」を観た。キングコングの初登場を楽しみにしていたが、前半のゲスト、川崎宗則の子どもたちがかわいくて、早まわしするつもりが、しっかりと観てしまった。昨夜の「刺さルール」は新企画。赤プルに密着取材し、そのVTRを観ながら、いつもとは違うクイズ形式の大喜利をする。田中が回答者にまわるのが珍しい。土曜の「お笑い向上委員会」もようやく観ると、モグライダー、オダウエダ、天才ピアニストが初登場。この3組では、意外や、基本に忠実な天才ピアニストがいちばん手堅く笑いをさらっていく。

 午後から外出。風が強く、外に出ると、髪がすぐにぼさぼさになる。京浜急行に乗り、黄金町に出て、めしきんぐにひさしぶりに入り、きんぐスタミナカリーを食べた。880円。ろくに動かないうちに、満腹になってしまった。




◇ 映画

 シネマジャック&ベティのスタンプカードがあとひとつで満点になるのだが、有効期限が近いため、なにか観なければと思い、劇場のホームページを見て、さんざん吟味した結果、「MORE モア」という映画を観ることにした。水曜サービスデー、1100円。14時40分の回。知らない映画だったが、席は意外と埋まっていて、2列目の席に座る。ミムジー・ファーマーという女優の主演作を2作同時上映ということだが、この女優の名前を見るのも初めてだし、どういう映画かということは公式サイトを手がかりにするしかなかったのだが、こちらの作品は、1969年公開、同時代には「イージー・ライダー」があり、カウンターカルチャーの教養として、観ておいて損はないだろうとは思うものの、わからないことはかなり多い。冒頭とラストにははっとさせられ、十代のころに観ていれば刺激を得たかもしれないとは思うものの、退屈して眠くなる場面もあった。満点になったスタンプカードで、同時上映のもう1本、「渚の果てにこの愛を」も観てしまおうと思っていたが、吸収できるだけの素養が自分にないとなると、別の映画のほうがいいんじゃないかと迷う。

 

◇ 伊勢佐木町

 映画を観たあとは、イセザキモールに進み、馬燈書房の外の均一棚を覗いていくが、なにも買わない。続けて、雲雀洞にも寄るつもりでいると、店の前にひとだかりができている。なにかと思えば、どうやら、ドラマか映画の撮影をやっているようだ。あんまりじっくりと、立ち止まって眺めるようなことはしなかったが、路上に屋台のようなものを作り、エキストラやスタッフの人数もかなり多いようだった。雲雀洞はシャッターが閉まっている。撮影のために店を閉めたのかと思ったが、雲雀さんのツイッターを見てみると、ついさっきまでは開けていたようで、古本祭りの撤収のために早く閉めたようだ。近くにきたときは寄ろうとはしているのに、どういうわけか、ことごとく、タイミングが合わない。

 イセザキモールを関内方面に進み、ブックオフに寄っていく。なかなかいいものあり、110円の文庫新書を4冊、220円の単行本を3冊買う。それから、カトレヤプラザのGUにも寄り、買いものを。有隣堂も覗いてから、ベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、ブリオッシュクリームパンを食べた。スマホの充電をしながら、ラジオを聴く。昨日火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、相席ケイさんが「浅草キッド」のプロモーションでもらったグッズを捨てようか迷っているという話をしていて、すると、土屋さんが、出演者だということもあるが、そういうことは公の場で言うもんじゃないと良識的なことを言っていた。

 気候もよくなってきたので、ベローチェを出て、横浜駅まで歩いてしまう。平沼のブックオフにも寄り、店内を1周まわり、なにも買うものはないかとあきらめかけたが、もう1周まわってみると、これは見落としてはまずいという本を発見する。伊勢佐木町でもいい本が買えたとは思ったが、今日はもう、この1冊だけで充分なくらいだ。

 夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・押尾コータロー)と、観そびれていた「日曜日の初耳学」を観た。こちらは、林修による今田耕司インタビュー。それから、タイムフリーで、昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、コロナで休養中の伊集院の話題に始まり、そのあとには、太田がアンバサダーを務める「TBSドキュメンタリー映画祭」の話をしていた。「解放区」でも放送された石破茂の番組について。ラジオを聴きながら、梱包を始めようかとしていたら、地震が発生する。23時40分頃、大きめの揺れが長く続き、本の山が盛大に崩れた。テレビのニュースをつけると、東北で震度6、津波警報も出ている。とりあえず、「爆笑問題カーボーイ」を聴き続けながら、崩れた本をなおさないことには部屋に居場所がない。それからようやく、本の梱包をするが、発送する本が傷まなかったのが幸いだ。届け先がたまたますべて西日本だったことにもほっとするが、ひと段落し、ラジオをつけてみると、TBSラジオでは、「山里亮太の不毛な議論」は休止になったようで、荻上チキが地震情報を伝えていた。ラジオをつけたまま、深夜1時過ぎに眠ろうとするが、なかなか眠れなくなった。

2022年1月26日水曜日

1月26日水曜日/「香川1区」


◇ 渋谷・伊勢佐木町

 早朝に目覚め、聴きながら眠ってしまった「爆笑問題カーボーイ」を、タイムフリーで冒頭から聴きなおし。太田の自宅に、光代社長と飲んでいたとろサーモン久保田がやってきた話などをしていた。ツイッターを見ると、お笑いナタリーの記事で知ったが、「伊集院光とらじおと」の後任はパンサー向井の番組になるようだ。今日も朝から都内に。池上線の長原のほうまで用があり、初めて降りる駅かと思っていたら、降りてみると、ブックオフに一度来ていると思い出した。ブックオフで記憶している街は多い。それから、渋谷に移動することになり、ひさしぶりに後楽に入り、豚生姜焼き定食を食べた。750円。タイミングがよかったのか、空いていたからすっと入ったが、食べているあいだにみるみる混雑した。宮益坂のベローチェに入り、ひと休み。ブレンドと、あんぱんを食べた。スマホのバッテリーがだいぶ減ってしまい、充電をしたかった。少し読書をして、東横線の各停で、のんびりと横浜まで座って戻る。

 映画を観るつもりで、関内に移動し、イセザキモールの有隣堂を覗いていくと、小林信彦の「週刊文春」の連載の最後の単行本が出ていた。カトレヤプラザのダイソーに寄ると、シールはがし液がどの店舗にも見当たらないと思っていたが、スプレー式のものがここには置いてあり、しかたがないので、これを買っていく。ビン入りの液状のものはもう生産しなくなったのだろうか。イセザキモールを黄金町方面に歩き、雲雀洞に少し寄れるかと思っていたら、今日もシャッターが閉まっている。ツイッターを見ると、今日は早じまいしたようで、どうも間が悪い。馬燈書房の外の均一箱を覗いていくが、なにも買わなかった。




◇ 映画

 シネマジャック&ベティに向かうが、映画を観る前に、上映時間がやや長いと思い、なにか腹に入れておきたくなり、まいばすけっとに寄り、どら焼きを買って食べておく。大島新監督の「香川1区」を、17時50分の回で観た。今月の半ばからサービスデーが変更になり、木曜のメンズデーがなしになって、水曜は誰でも 1100円になった。まだ知られていないのか、たいして混んでおらず、4列目に座る。

 小川淳也議員を追いかけた「なぜ君は総理大臣になれないのか」の続編にあたる今作だが、長期間を追いかけた前作に対し、今作の撮影は衆院選のごくかぎられた期間だ。前作はまるで青春映画のように観たが、五十歳であるのに、今作も同じく、小川淳也のまっすぐな言動に惹きつけられる。たとえば、維新の候補に出馬断念を迫っていたという一件では、小川は批判もされるが、事務所をたまたま訪れた田崎史郎に猛烈に反論する場面はじつにエモーショナルで、ひとつの見せ場になっている。「香川1区」という映画であるから、対立候補の平井卓也にも取材をするが、平井は平然とインタビューに応じるかと思えば、あとから映画を理解したのだろう、その後の街頭演説では映画を強く批判する。PR映画と呼んだ平井に、大島新監督は反感を示すが、平井は無視をする。しかし、絶大なPR効果をもったことは事実だろう。じゃあ、誰を撮ってもPR効果が生まれるかというとそんなはずはなく、小川淳也が魅力的で、映画の主人公になり得る人物だったからにほかならない。平井が最初にインタビューに応じた場面には意外性があったが、なぜか自然と悪役になっていくのがドキュメンタリーの不思議で、その後も、平井の支援者たちには撮影を拒絶される場面が何度かあり、この映画のなかでは、平井卓也の周辺の人間の印象はすこぶるひどい。もうひとりの維新の候補の女性は、状況があまり理解できていない感じのひとだった。脇を固める小川淳也の家族がまた暖かく、小川の両親、特に、父から見た息子小川淳也、それから、当選直後の娘のスピーチで、子どものころから思っていたという、正直者が馬鹿を見るという現実がくつがえされたと語る場面には感動させられた。映画は衆院選と、その後の代表選に敗れたところまでもさらっと扱う。さわやかな後味。


 映画のあと、イセザキモールを関内方面に戻り、ブックオフに寄ると、寄った甲斐あり、いい本をほいほいと見つける。帰宅は夜遅くなり、録画していたテレビ番組をいくつか。「水曜日のダウンタウン」では、恒例の女子中高生の人気芸人ランキングがあり、今回は男子中高生のランキングもあり、その違いがとても面白い。後半の「不仲芸人対抗スピード解散選手権」にもひりひりさせられる。タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、コロナの昇太師匠に代わり、高田先生が登場。12時台は、錦鯉がゲスト。ツイッターからニュースを観ると、東京の新規感染者数は1万4086人に。大阪は 9813人、神奈川は 4794人。深夜1時半過ぎに眠る。

2021年12月30日木曜日

12月30日木曜日/暮れの伊勢佐木町

◇ ラジオ

 早朝から眠り、つけっぱなしのラジオの伊集院の声で起きあがる。「伊集院光とらじおと」は、今日は柴田理恵の代わりに、松居直美が出演していた。ラジオは消し、ブログの更新をひとつ。それから、タイムフリーで、先週の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴いた。オープニングで、サンドウィッチマンが藤子アニメの話をしているのが少々新鮮だったが、そういえば、自分とはひとつ違いの同世代だ。そのあとは「M-1」の話をしていて、漫才サミットでもさんざんしゃべっていたが、サンドふたりだけになるとまた違う話になる。テレビを少し観て、午後はまたラジオ。出かけるまで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」をつけておくが、大竹まことは冬休みに入り、光浦靖子とやついいちろうがしゃべっていた。

◇ 伊勢佐木町

 14時過ぎから外出すると、風が強く、髪がすぐにぼさぼさになった。まず、ヤマトの営業所まで。それから、二俣川に出て、横浜に移動し、京浜急行に乗り換え、日ノ出町に向かっていた。シネマジャック&ベティで、15時35分から、濱口竜介監督の「偶然と想像」を観るつもりでいたのだが、しかし、もたもたしていたら間に合わなくなってしまった。年末までこんなドジなことをしているので、いやになる。予定をなにもなしにするのもつまらないから、代わりに、夜に別の映画を観ることにして、とりあえず、日ノ出町には向かうことにした。日ノ出町駅からイセザキモールまで歩き、まず、雲雀洞に寄ろうとすると、うっかりして、確認もしていなかったが、シャッターが降りている。雲雀さんのツイッターを見ると、年末年始は休むようだ。考えてみれば、そりゃそうか。しかし、それにしてもシャッターに貼り紙をするわけでもなし、なんて不親切な店なんだ。



 イセザキモールを関内方面に歩いていくと、古本屋はどこも休みかというと、活刻堂は開いていた。覗いていくが、買うものはなかった。有隣堂にも寄る。小三治特集の「ユリイカ」を、目次だけ確認した。それから、イセザキモールを戻り、ブックオフに寄っていく。ブックの日の翌日だから、なにも残ってないかというと、意外といいものがあるからわからないもんだ。110円文庫本を2冊買う。

 遅めの昼食になり、口福館にひさしぶりに入った。この店はしばらく改装工事をしていて、それ以降は初めてだが、ずいぶんこじゃれたカフェのようになった。タッチパネルは以前から導入していたが、おまけに、セルフレジにもなっていた。伊勢佐木町みたいな街に、こういう雰囲気の店は需要はあるのかどうか。ひょっとすると、コロナ禍で、変革する必要に迫られたのかもしれない。カウンター席に座り、魯肉飯を食べた。500円。セルフレジで会計を済ませて帰ろうとすると、店のおじさんが「シェイシェイ」と言ってくれて、感じのよさは以前と変わらない。そのあとはドトールに入り、読書をした。


◇ 雑誌

 昨日買った「文學界」1月号をざっと読む。「笑ってはいけない?」という特集が気になっていた。まずは、奥泉光、藤野可織の対談から読むと、文学の笑いについて語っている。藤野可織の小説は読んだことがないが、小山田浩子「小島」、赤染晶子「うつつ・うつら」といった作品を挙げていて、その2作も読んでいないが、それぞれの別の作品は読み、好みの笑いだと思っていたので共感する。藤野可織は内田百閒も挙げていた。対談がもうひとつ、Aマッソ加納愛子と、スタンダップコメディアンのサク・ヤナガワという顔合わせ。サク・ヤナガワは 1992年生まれ、霜降り明星と同学年なのだ。そのほか、岩崎う大のインタビューを興味深く読み、九龍ジョーの批評(見出しが「批評」になっている)では、快楽亭ブラック舌禍裁判のその後を知ることができた。ばつぐんに面白かったのは矢野利裕さんの批評で、お笑いのリベラル傾向を好ましく捉えながらも、「とはいえ、慎重にならなければいけないのは、この社会の歩みがそのまま笑いの世界にパラフレーズできるのか、ということだ。やはり、芸能の論理は、演芸の論理は、社会とは別の水準にあると考えるべきではないか。」と書いている。「現代的な芸人における、それ自体は好ましいと思える芸風は、本当に現代的なリベラル意識の高さから来ているのだろうか、と。演芸の論理を社会の論理とイコールで結んではいけない。そこでは、もうひとつメタの位置から考える必要がある。」「芸人は第一義的に笑いを求めている。この点を見誤ってはいけない。だから、漫才にしてもコントにしても、ネタにあらわれた程度のリベラルさを根拠に、その芸人を称揚する態度は安易である。演芸の論理を見すえたうえで、彼/彼女らはウケるためにやっているのだ、という冷静なまなざしをもっていなければダメだ。」「すなわち、現在の芸人のネタがリベラルな傾向にあるのは、芸人が笑いを求めた結果なのだ、と。ここには、《大衆》の動向とともにあろうとする演芸の論理がある。現代的な笑いにおけるリベラルさは、他ならぬ《大衆》性として発見されている。」「そこでは、道徳心や倫理以上に、舞台での現場判断が働いているのだ。」

◇ 映画

 19時過ぎ、ドトールを出て、黄金町のシネマジャック&ベティに向かう。リム・カーワイ監督の「カム・アンド・ゴー」を、19時半の回で観ることにした。興味はあったが、いずれ配信で観ればいいかなとも思っていたくらいの興味で、今年最後に観る映画を、第二候補に妥協するというのはどうも締まらない。しかし、映画には満足する。柔らかく、内省的な手触りの群像ドラマをなぜか想像していたが、想像とはちょっと違って、「サウダーヂ」や「バンコクナイツ」といった、空族制作の映画の手触りに近い感じがした。大阪のダークサイドも、こういうもんだという具合に、ひょいひょいと描いている。監督はマレーシア人だが、大阪を拠点に活動をしているという。


 黄金町から歩き、西横浜駅から帰った。歩きながら、スマホのラジコで、先週の「ナインティナインのオールナイトニッポン」を聴いた。毎年恒例、ノンスタイル石田を迎えた「M-1」答え合わせの回。石田はランジャタイを高く評価していた。そして、二番手に登場したランジャタイにより、全体のその後の流れが作られたと分析する。帰宅は夜遅くなり、「ナイナイのオールナイトニッポン」の石田の出演部分を最後まで聴き、それから、聴きそびれていた先週の「問わず語りの神田伯山」も聴いた。三平の「笑点」降板についてしゃべっていて、新メンバーを、伯山は木久蔵と予想していた。聴きながらうとうとし、深夜1時頃に眠る。

2021年9月20日月曜日

9月20日月曜日/「ブワナ・トシの歌」

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、昨日、途中まで観た「ワイドナショー」の残りを観てしまう。「親ガチャ」という言葉を知らなかったが、「サンジャポ」と「ワイドナショー」の両方でその話題を扱っていた。そのあともSNSネタで、人前での説教はどうなのかという話題があり、松本が、伊集院のパワハラ疑惑にちらっと触れていた。特に説明もなく、この番組だけを観ていても意味はわからない。少し眠りなおし、そういえばと思い、ラジオを聴く。「伊集院光とらじおと」は、新井麻希が今日で最終回なのか。伊集院は先週から夏休みで、今日の代打は大橋未歩。オープニングを聴くが、もちろん、疑惑に触れるはずはない。少しの時間、ラジオから離れ、横山剣さんがゲストとわかり、10時からまたオンタイムで聴いた。おなじみの「円楽のプレイボーイ講座」の話をするが、この話題で伊集院が不在なのは惜しい。伊集院と剣さんは会ったことはあるのだろうか。番組のエンディングまで聴くと、今日で最後の新井麻希に向けて、伊集院からのメッセージがあった。そこまでひどい関係とは思えないのだが、疑惑の真相はわからない。

 11時半からは「ビバリー昼ズ」。こちらも横山剣さんがゲスト。「俵星玄蕃」をカバーしようとしていたという話をFMヨコハマの番組では何度かしているが、それがついに、高田先生にも伝わったのが嬉しい。後半は、剣さんの好きな映画ベスト3の発表があり、3位はビートルズの「EIGHT DAYS A WEEK」、2位は「サマー・オブ・ソウル」と、音楽映画を選んでいたが、1位はいきなり、森田芳光監督の「失楽園」だった。高田先生と森田芳光の関係を、知って選んだのか、知らずに選んだのか。


◇ 映画

 午後から外出。京浜急行に乗り、日ノ出町まで。まずは昼食ということで、イセザキモールの和気食坊という店に初めて入った。チャーシューと玉子炒め。650円。客がぜんぜんいない店だなと思ったら、不思議なもので、自分が入ってから、料理が出てくるまでの短い時間で、たちまち満席になった。横浜シネマリンに映画を観にきたのだが、まだ少し時間があり、有隣堂まで行って、戻ってくる。少し時間をつぶしすぎ、上映10分前になってしまった。 

 渥美清特集をやっていて、「ブワナ・トシの歌」を観ておきたかった。月曜はメンズデー、1100円。席はもうソーシャルディスタンス仕様ではなく、すべて入れている。だいぶ埋まっていたが、前のほうが空いていて、むしろ、そのほうがありがたい。2列目の真ん中の席をとった。今年は「日本の喜劇人」を読んだので、今年中にこの映画が上映されるとなれば、観ないわけにはいかない。観ようと決めてから、その箇所を軽く読みなおしはしたが、帰宅してからまた読みなおさねばならないと思った。この映画ってノンフィクションだったっけと思うほど、役名が出てくるまでは、本当にちょっとわからなくなってしまったが、渥美清の演技は素に近いように見える。いったいどういう演出をしているのかと思うが、現地のひとびとに演技(?)をさせていて、アフリカのドキュメンタリーのなかに、渥美清ひとりが紛れ込んでいるような映画だった。羽仁進監督のほか、清水邦夫、和田誠、武満徹と、その時代(1965年公開)の最先端の文化人が集結している。上映後は、映画評論家の高崎俊夫のトークイベントがあり、顔も名前も知らない評論家だったが、小林信彦の「おかしな男 渥美清」と「日本の喜劇人」にも触れ、どちらも優れた著作であることをまず語っていたが、小林信彦の「ブワナ・トシの歌」に対する見解には不満があるようだ。トークは 30分ぐらいはあっただろうか。それにしても、両隣りに客がいる状態で映画を観る感覚がひさしぶりで、冷房もやや弱い気がして、熱気でむわっとしていた。映画を観ている最中も、あたまがぼーっとしてしまった。帰り際、客席の後ろに、ジャック&ベティの支配人が立っているすがたを目にする。



 シネマリンを出て、イセザキモールを黄金町方面に向かい、雲雀洞に寄っていく。歩きながら、ツイッターを確認してみたら、いつもは月曜は定休日だが、今日は開けているとわかった。外のワゴンに、ちょうどいい具合に、和田誠が描いた渥美清が表紙の「話の特集」があり、こんなものを目にしたら買わないわけにはいかない。「話の特集」を3冊買う。店内で、しばらく雑談してから失礼し、馬燈書房にも寄り、外のワゴンから文庫本を3冊買った。イセザキモールを関内方面に戻り、ブックオフにも寄り、4冊買っていく。それからやっと、ベローチェでひと休み。アイスコーヒーとブリオッシュクリームパンを食べた。しかし、閉店時刻まで、1時間しかいられず、もっと読書をするつもりだったが、うまくいかなかった。渥美清「きょうも涙の日が落ちる」を少し読み始めると、この本はちょうど、「ブワナ・トシの歌」についてのエッセイから始まっている。

 電車で帰るつもりでいたが、まだ余力があり、横浜東口まで歩いてしまう。平沼のブックオフにも寄り、110円文庫本を2冊買っていく。トイレに行きたくなり、アソビルに寄ったが、店はぜんぶ閉まっていて、入っていいのかなと思いながら、おそるおそる使わせてもらった。

 帰宅前に、銀行のATMに寄り、入金をする必要があったのだが、通帳を見ると、手数料が110円引かれていて、なんだこれはと思う。画面をよく読まずに進めてしまったが、今までまったく手数料を引かれることはなかったのに、どうして引かれたのかと思い、帰り道、歩きながら、スマホで銀行のサイトを確認すると、手数料は、21時までは無料、それ以降は110円と記載されている。今までは、手数料無料の優遇条件を満たしていたようで、それで引かれなかったようだが、優遇回数が終わってしまったということなのだろうか。だったら、別にぜんぜん急ぐ入金でもなく、明日に入金すればよかったのだが、110円、ただお賽銭をあげたようなかたちになってしまった。銀行に賽銭をあげても、ご利益があるわけがなく、一日の最後につまらない失敗をした。

 夜遅くに帰宅し、いったん眠り、深夜に目覚める。録画していた「週刊さんまとマツコ」を観ると、今週はMISIAが登場し、30分まるまるトークだった。来週は木村拓哉が登場するようで、なんだかよくわからない企画よりも、シンプルにトークのほうがこの番組はいい。奇しくも、MISIAもアフリカについて語っていた。

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◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...