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2022年12月19日月曜日

12月19日月曜日/「M-1」のあと

◇ ラジオ

 朝、起きあがるなり、ツイッターで「M-1」関連のツイートをまだまだ追いかけてしまう。午前中にブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴くと、やっぱり、昨夜の「M-1」の話から始まった。高田先生は、さや香、ロングコートダディ、ヨネダ2000、オズワルドにも触れつつ、ウエストランド井口のかわいらしさ、そして、談志、たけし、太田と続く、東京の悪口の系譜を語る。12時台には先週から決まっていたとおり、ウエストランドが登場する。ウエストランドという名前は、地元岡山のショッピングセンターの名前からいただいたものだということを今さら知った。午後もそのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけっぱなし。こちらでももちろん、「M-1」の話をたっぷりとする。塙さんによると、大吉はストップウォッチを持参していたんだそうだ。オープニングのあとのコーナーでは森田さんというひとが登場し、誰だかわからなかったのだが、午前中に神奈川県庁に取材に行ったという話をしていて、黒岩知事に神奈川県の職員がダイヤモンド野沢の写真を見せたという情報があった。14時台は、NONSTYLE がゲスト。「M-1」語りが続く。和牛効果でコントとの垣根がなくなったという石田の分析が面白い。

 駅前まで用があり、夕方に少し外出。買いものをして、それから、かつやに寄り、期間限定メニューの味噌たまカツ丼を食べた。715円。1時間ほどで、すぐに帰ってくる。

◇ テレビ・ラジオ・YouTube

 TVer で、先週放送の「エルピス」第8話を観るが、視聴期限が切れてしまうから急いで観るしかなかったが、気持ちはまだ「M-1」に奪われていて、まるで集中できなかった。マキタスポーツさんが週刊誌の編集長役で登場する。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された友近の「シン・ラジオ」を聴くと、ちゃらんぽらん冨好さんのコーナーでは、その前の土曜日に放送された「THE W」を話題にしていた。天才ピアニスト、紅しょうが、エルフは、NGKの冨好さんのものまねコーナーでアシスタントをやっているという関係なのだ。巨人師匠と同じく、冨好さんも「くん付け」で呼ぶんだということが知れた。

 ラジオを聴き終えたタイミングで、YouTube をつける。志らく師匠が「らく塾」の生配信を始めるということを知り、20年前の塾生としては、これは観ておくべきかと思った。開始から数分遅れでつけるが、倍速で観始めたらすぐに追いついた。まあ、らく塾といっても、予想どおり、おおむね「M-1」の話になる。聴いてみなければわからなかったのは、師匠は採点法をしっかりと考えていて、80点を基本点にし、技術、面白さ、衝撃、魅力をそれぞれ5点満点で加算していくという方法をとっていたことだ。てっきり、師匠のことだから、もっと直感的につけてるのかと思っていた。なるほど、この採点法ならば、さや香よりもヨネダ2000の点が高くなったことに自身で驚いていても不思議はない。せっかくだから、チャットも参加しながら聴いていたが、重くなるから、パソコンではチャットを閉じた状態で視聴し、スマホから投稿した。数件投稿したのだが、配信の終わりかけ、最後の最後で読んでもらえた。「イリュージョン」の話題が出たので、「江戸の風」に相当するものは漫才にはあるのでしょうかという質問をした。和牛やさや香に点が辛くなった理由はここで語られたのではないだろうか。配信は90分ほどで終わった。500円の投げ銭をしているひとがひとりだけいて、終わりかけに投げ銭したから、投げ銭したのに質問に答えてもらえなかったといって怒っていた。こしらさんのファンかな。


 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「情熱大陸」は、73歳の市村正親に密着。息子ふたりも登場し、離婚した篠原涼子とも一緒の家族写真も画面に映された。そして、なにげなく観ていると、終盤になり、市村から「今回の「ミス・サイゴン」最後だね」という言葉が飛び出す。30年務めてきた大役だ。最後の舞台は映像に残したくないという美学から、カーテンコールの場面だけが撮影を許される。

 そのほか、「拾われた男」の最終回などを観て、ラジオを聴きながら眠る。深夜0時過ぎだったか。

2022年12月18日日曜日

12月18日日曜日/「M-1グランプリ2022」

◇ テレビ・ラジオ

 ラジオをつけたまま、早朝から4時間ぐらい眠り、ダビングのセットをしてから、ブログの更新をひとつ。2ヶ月遅れの更新。年内にもうちょっと縮められるだろうか。録画していた今朝の「サンデージャポン」を観ると、トップは防衛増税の話題だ。防衛研究所の高橋杉雄が登場し、解説する。そのあとには、サッカー日本代表の権田修一が出演した。鈴木エイト、高橋杉雄が、ガチのサッカーファンとして権田に質問をする。そのあとは、「N高」というネットの高校の特集があり、こんな高校があること自体を知らなかったが、なんと、そこの生徒として、石黒ヨンペイ(石黒サンペイの息子)が登場したのには驚いた。番組終盤には旧統一教会の話題があり、このあとに放送される「報道の日」で、飯干景子独占インタビューがあるというのをここで知ったが、とても気になるものの、残念ながら今日は録画する余裕がまったくない。

 続けて、「ワイドナショー」も観て、それから、「爆笑問題の日曜サンデー」を途中からつけた。14時台は、阿川佐和子がゲスト。聴きながら少し眠る。

◇ 賞レース

 起きあがり、さあ、いよいよ「M-1」。今日は外出もせず、余計な情報も入れないように、じっくりとテレビにかじりつく一日だ。録画中の敗者復活戦を追っかけ再生で観始める。司会は例年どおり、陣内智則とヒロド歩美。ノンスタ石田、スピードワゴン小沢も出演。出場者は17組。出演順に、シンクロニシティ、ママタルト、からし蓮根、THIS IS パン、オズワルド、令和ロマン、ストレッチーズ、カゲヤマ、ビスケットブラザーズ、ななまがり、ダンビラムーチョ、ハイツ友の会、ケビンス、ヤーレンズ、ミキ、かもめんたる、マユリカ。コウテイは体調不良につき、欠場した。このなかで、まったく初めて観るのはカゲヤマだけだろうか。時間切れに笑ってしまった。前半9組が終わったところで、視聴者の採点メモの集計が発表され、その時点で、令和ロマンがトップだったのにはちょっと驚いた。僅差で、オズワルドが2位。知名度を考えると令和ロマンがすごいのだが、どうも小慣れすぎていて、ちょっといやな臭みがついてきたようにも感じた。一般的な知名度が出る前に、ライブシーンですれた芸になってしまうのは危うい。オズワルドも不発。面白かったのは、まず、THIS IS パン。恐竜の動きをする男と、たんたんとした女性のツッコミ。いいコンビ。ストレッチーズの水掛け論のネタも面白かった。後半は、森山直太朗を歌うだけのダンビラムーチョ、激しいアクションのケビンスが面白かったが、いちばん笑わされたのはななまがりだった。デートの設定で、彼女役の初瀬に「こんなの初めて」と言わせる言動を彼氏役の森下がつぎつぎにする。ななまがりはそのあとのコメントの時間でも、「パラレルワールドからきた上戸彩」にさらに笑わされる。そのほか、ヤーレンズも気になっていたのだが、あんまり面白くなかった。ミキもなぜ残ったんだろうと思うようなネタ。かもめんたるにも期待していたが、これも弱いと思った。今年はスマホの投票の時間に間に合い、初めて投票してみた。ストレッチーズ、ななまがり、ケビンスという3組を選ぶ。観る前には予想もしていなかった顔ぶれに投票した。今年はたまたま、前日に野外劇場の客席がいかに寒いかを体験することになったのだが、テレビで観ていても、これはつらいだろうと思うような風の強さを感じた。演者の顔に影ができるのも気になった。照明はどうなっているのか。


 ツイッターを少し覗いてみると、トレンドには「M-1」関連が並び、コンビ名が多く入るなか、ストレッチーズの「水掛け論」が入っていた。C-C-B笠浩二の訃報にも驚く。決勝戦の前に「笑点」の録画を観てしまうと、こちらの演芸コーナーにはナイツが登場していた。

 そして、約45分遅れで「M-1」決勝戦を追っかけ再生で観始める。前段がたっぷりと、昨年の王者、錦鯉のドキュメンタリーのダイジェストからつながり、現在の錦鯉が生登場する。かつて住んでいたアパートの部屋を模したセットのなかにいる錦鯉。壁が開くと、そこはテレビ朝日のロビーだ。トロフィーの返還にスタジオに向かっていく。番組が開始して、10分以上が経ってから、司会の今田耕司と上戸彩が登場。そしてまたドキュメンタリー。予選の様子から、ファイナリストの発表の場面があり、ここでようやくファイナリストが紹介される。ここまで20分。「M-1グランプリ」のタイトルが現れ、番組開始25分で審査員が紹介される。中川家礼二、サンドウィッチマン富澤、ナイツ塙、立川志らく、博多大吉、山田邦子、松本人志が順に登場。「決勝にランジャタイがいない」と、志らく師匠が冒頭から淋しがる。ひさしぶりに審査員を務める大吉は「なんで僕なんですか」「ひとことだけいいですか? 太田さんのせいですよ!」 初めて加わった山田邦子は、松本に「だいたいねえ、あなたが私のこと、しんどい先輩とか言うから。」「今日、鬼越トマホークに会えると思ったけどいないのよ。」 

 屋外の敗者復活戦会場からの中継があり、それから、番組開始40分頃からついにファーストラウンドが始まる。「笑神籤」を引く役には、今年は那須川天心が登場した。まず始めに名前が引かれたのはカベポスターだ。今回のファイナリストのなかでは、唯一、漫才師の匂いをもつコンビだと思っていたのだが、そのカベポスターがトップに登場してしまった。大声コンテストのネタ。かなりいいと思ったけど、審査員の点は意外と低い。カベポスターは優勝候補だと思っていたくらいなのだが。2番手は真空ジェシカ。シルバー人材センターのネタ。真空ジェシカは去年の「M-1」以降、すごく好きになったコンビだが、ひとつひとつのネタは面白いものの、展開があんまりうまくない感じもする。「大喜利と漫才を融合したような」と解する大吉は、後半は失速という評価。松本は辛い点をつけ、「ボケに対してのツッコミが大きすぎる」と評した。3番手は敗者復活組。17位から全順位が発表されるが、まさか、ストレッチーズが最下位とは思わず、自分が面白いと思った組の順位は案外低かった。上位2組、オズワルドと令和ロマンが残り、オズワルドが復活を決める。まあ、前評判どおりの結果だが、しかし、令和ロマンは大健闘だろう。さて、オズワルド。なにか秘策があるのではとも思っていたが、披露したのは敗者復活戦と同じネタだ。これは弱い。審査員たちが敗者復活戦を観ていたのかはわからないが、大吉はそれを把握していた。礼二、富澤は、前半の出来に点が辛くなる。4番手はロングコートダディ。マラソンの世界大会というネタ。これは奇策。これも大喜利的だが、構成がシンプルで美しい。前後の動きを使い、漫才らしさにとらわれない自由さもあった。ロングコートダディはやっぱり好きだな。審査員の点は、割れるかと思ったら、軒並み高い。しかし、時間が短かったという塙さんの指摘があり、大吉も「20秒残していた」と。これは指摘されないとわからなかった。5番手はさや香。ボケとツッコミを入れ替えてからは初めて観た。三十代になってから衰えを感じるというネタ。この審査員たちの前でそんなネタはどうなんだろうか。関西の人気者意識がいやなのだが、テンションの高さのわりには笑うところはないと思ったが、審査員の点は高かった。ここでさや香が1位になる。半分の5組が終わり、後半には見事に荒れそうなメンバーが残った。6番手は男性ブランコ。音符運びという仕事。バカリズムの発想にあまりにも似ているのだけど、演技が細かく、笑わされた。浦井の死にかたが面白い。審査員の点は割れたが、松本はここまでの最高点をつけた。7番手はダイヤモンド。どんなネタでくるかと思ったが、このネタ、レトロニムというやつだ。野沢の言葉が聴きとりづらく、どうも基本的な技術の問題がある。審査員の点も低く、最下位になった。CM後、審査員にここまでの講評をふると、山田邦子は、今朝、紳助にメールをしたことを明かした。8番手はヨネダ2000。餅つきのネタ。去年の「THE W」で初めて観たときから、この漫才はリズムネタの進化型だと思っている。笑ったけど、展開がもうひとつあればどうなったか。いや、この展開のなさがテクノ的でもあるのだけど。審査員の点数は、志らく師匠がやっぱり高く、「女版ランジャタイを観てるようなね」と。塙さんも最高得点。そして、なんと、タイタン2組が最後まで残るという嘘みたいな展開に。9番手はキュウ。ぜんぜん違うものを言うネタ。キュウのネタはたくさん観ているだけに、ああ、ほかのネタのほうがと思ってしまったが。キュウらしいかというと、もっとキュウらしいネタはあるのにと思う。審査員の点も低くなった。ぴろ「松本さんの点数低かったんで…、太田さんの事務所だからかなあとかちょっと思っちゃいました。」 最後はウエストランド。あるなしクイズのネタ。今年は「タイタンシネマライブ」でウエストランドの好調ぶりを観ていて、これでいくだろうと思っていたネタをやっぱりもってきた。それゆえに肩入れもするのだが、いちばん笑ったけど、ラストの着地がちょっと危なっかしくも思う。しかし、なかなかの高得点をたたき出した。3位に入り、これには興奮。志らく「今の時代はひとを傷つけちゃいけない笑いが主流なんですよ。それが傷つけまくるでしょ? だから、あなたがたがスターになってくれたらば、時代が変わるんですよ。」 最終決戦には、ロングコートダディ、さや香、ウエストランドという3組が残った。意外と間を置かずに始まり、トップはウエストランド。まさかのあるなしクイズ2連発できた。最後は「M-1」にまで毒づきまくる。見事に引っ掻きまわした。2番手はロングコートダディ。タイムマシンのネタ。面白いはずなのに、ウエストランドのあとではおとなしく感じてしまう。最後はさや香。さや香がここで爆発すればどうなるかと思ったが、出だしにどうも緊張が見えた。技巧的にはウエストランドよりも上だとは思うものの、笑いははるかに弱い。結果ははたしてどうなるか。あたまを抱える審査員たちのすがたがあったが、ふたを開けてみれば、大吉以外の6名がウエストランドに投票し、ウエストランドが優勝した。



 今年はタイタンにはいろいろあっただけに、最後の最後にこの明るいニュースは嬉しい。放送を観終わってから、ツイッターを観始めたら止まらなくなった。ひさしぶりに深夜にツイートもしてしまう。ウエストランドは「誰も傷つけない笑い」のアンチテーゼというよりも、傷つく自分をガードしている感じがする。だから、時代と合ってないこともないと思うということを書いておいた。昼に聴きながら眠ってしまった「日曜サンデー」を聴きなおしながら、深夜0時過ぎに眠った。

2022年11月30日水曜日

11月30日水曜日/ファイナリストの発表

◇ 生活

 昨夜はやけに暖かく、夜中に目覚めて、半袖になってから眠りなおした。Spotify で配信が始まった、椎名林檎のリミックスアルバムを聴きながら、朝から雑務を。卓球、まりんがそろって参加しているのが嬉しい。クリックポストを作ろうとすると、印刷がかすれてしまい、インク切れの表示もないが、ランプが点滅しているから黄色のインクをとりかえてみたら、それでもまだかすれたまま。なんだかわからない。いつもモノクロで印刷しているが、試しに、カラーで印刷してみたらきれいに印刷できた。なんなんだろう。今朝は時間に余裕があったのに、わけのわからないことで時間がつぶれる。

◇ 四ツ谷・八重洲

 朝から都内に。東横線の日吉から目黒線に乗り換え、南北線直通、四ツ谷まで。今朝はずっと座れて、読書をしていけた。早めに到着し、昼食を済ませてしまうつもりでいたが、時間帯が悪かった。ぱっぱと食べられそうな店がいいだろうと、まず、コモレ四谷のはなまるうどんに行ってみるが、行列ができていてやめる。外に出て、小諸そば、吉野家を覗いてみても、いずれも混雑。あきらめ、コモレ四谷に戻り、地下のライフでパンを買っていこうとするが、あんまり安いパンは売っていないようで、しかたなく、ベーカリーでちょっといいパンを買うはめになった。しかも、ここのレジもやっぱり混雑しているのだ。チキン南蛮バーガーと雪だるま型のパンを買い、そこらへんで急いで食べていく。


 そのあとは市ヶ谷に近いほうまで歩き、だったら、最初から市ヶ谷駅で降りるようにすれば、混雑は避けられたのかもしれない。四ツ谷という街にはどうもなじめない。夕方には東京駅のほうまで移動し、さすがに腹が減ってしまったから、八重洲地下街のアルプスに寄り、タイムサービスのコロッケカレーを食べた。350円。そのあとは地上に出て、ベローチェに入り、ひと休み。今日は暖かく、アイスコーヒーを飲んだ。スマホの充電をしながらツイッターを覗いてみると、「M-1」準決勝の話題がトレンドにあがっていて、チェックしてみると、ウエストランドのウケがかなりよかったようだ。発表はいつかと調べると、今夜22時に生配信があるとわかる。ベローチェでのんびりするつもりでいたが、この配信が始まるまでに帰りたくなった。

◇ 読書

 東京駅から東海道線で帰ってくる。電車内では読書。高橋敏夫「井上ひさし 希望としての笑い」を読み終えた。2010年刊、角川SSC新書。井上ひさしの作品はあまり知らないのだけど、なぜかこの本を読んでみたくなった。井上ひさしが亡くなってから出版された本で、追悼の帯がついている。著者は文芸評論家。日記を書くものとして気になったのは「東京セブンローズ」について書かれたつぎのような箇所。P137「生活の広大さと雑然さとを無視しない日記というスタイルは、「絶対あるいは鳥瞰」を拒む。一日一日が不安定で、なにがどうなるかわからず、そして、その一日においても、なにが優位でなにがとるにたらないものか、にわかにはきめがたい。日記的世界とは、虫瞰的まなざしによってとらえられた世界である。」

◇ 賞レース

 22時10分前になんとか帰宅した。「M-1」のファイナリスト発表会見、GYAO!の配信が22時にスタート。パソコンをつけて、始まるまでにコーヒーを入れようと急いでいたら、カップを落っことして、把手の部分を割ってしまった。長らく愛用していたコーヒーカップなのに。配信前に、つまらないドジのせいでいらいらしてしまった。配信は数分遅れで始まる。そんなにあわてなくてもよかったんだろうか。司会はかまいたち。今年のファイナリストは、発表順に、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ、キュウ、ウエストランド、ヨネダ2000 という9組。なんと、タイタンから2組が選ばれた。ウエストランドは確実だろうと思っていたけど、キュウも勝ち残るとは驚いた。キュウは今年になにか変化が感じられたわけでもなく、去年までは勝てずに今年に勝ち残るというのは相対的なものだろうか。会見は例年どおり、3組ずつ登壇し、かまいたちがインタビューする。キュウとウエストランドが同時に登壇することになったが、キュウの経歴を改めて調べてみたこともなかったが、清水は井口と同い年で、じつはけっこうベテランなのだ。キュウというコンビを初めて知ったのはオフィス北野時代だが、ウィキペディアにあたると、意外や、清水は大阪NSCの出身であった。山内が「誰が優勝しても違和感」と言ったのは言い得て妙だ。いわゆる正統派と呼べるのはカベポスターだけではないか。会見が終わったあとも、タイタンの2組が残ったのが嬉しく、ツイッターのタイムラインをひさしぶりにたどってしまった。

 録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」(ゲスト・平原綾香)を観て、それから、放送されたばかりの「水曜日のダウンタウン」と「あちこちオードリー」(ゲスト・森脇健児&なすなかにし)もすぐに観る。Spotify のポッドキャストで、今日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のオープニングを聴くと、宮台真司が切りつけられた事件についてしゃべっていた。深夜3時前に眠る。

2022年11月17日木曜日

11月17日木曜日/余談はいくらでも

◇ テレビ

 午前中は録画していたテレビ番組をあれこれと。昨日の「徹子の部屋」は、林家ぺー・パー子がゲスト。先日出演した冨士眞奈美と岩崎リズの親子からメッセージがあり、どんな縁かと思えば、ぺーさんからそれぞれに年賀状が届いたのだという。冨士眞奈美が言うには、林家ぺー・パー子から年賀状が届くことは、芸能界のなかではひとつのステイタスなのだと。冨士眞奈美と一緒に撮った写真も出されていたが、奇しくも、冨士眞奈美が俳句の会で北とぴあにやってきたときのものだそうで、近所だから行ったというようなことを話していた。そのほか、改めて知る話も多く、ピンクを着るようになったのは、テリー伊藤に派手になるように言われたのがきっかけだったとか、あるいは、林家三平の伴奏をするアコーディオン奏者がこれなくなったときに、ギターを弾くことになり、営業先で伊東四朗や小野ヤスシに教わり、なんとなく適当に覚えたものであるとか。パー子は入門前は歌手志望で、藤圭子とレッスンをしていたというのはわりと知られる話かもしれないが、ぺーさんの髪型は郷ひろみのお母さんが経営する美容院でやってもらっていたとか、こんな余談がいくらでも出てくる。ぺーさんは寄席に出るときには鶯谷から浅草まで歩くんだそうだが、健康については、「徹子の部屋」に横山隆一が出たときの記憶が語られ、スイス人はミルクを飲んで元気だと言っているのを聴き、それ以来、ずっとミルクを飲んでいるのだという。

 昨夜の「あちこちオードリー」は、清水ミチコとシソンヌ長谷川がゲスト。長谷川の経歴をよく知らなかったのだが、もともとはショーパブに出演していたんだそうで、その点でオードリーとも通じ合うものがある。そのショーパブ時代のコンビと、いったん、ルミネにまで出演するようになっていたのに、それから、NSCに入りなおしたというのだから異色だ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」。ナイツは昨夜の「ナカハチ・オン・タイム」の話をぜんぜんしなかったな。

 午後、近所の郵便ポストまで投函に行き、そのあとはどうも気力が湧かず、横になり、ラジオを聴いていた。読書しようとすると、すぐに眠くなる。Spotify のニューリリースから、オリジナル・ラブの新アルバムを聴きながら、2時間ぐらい眠った。

 夜、TVer で「エルピス」の第4話を観て、続けて、ダウ90000 のスピンオフドラマも一気に観てしまう。0回、1回、2回と計3本、各10分前後。それからまた、録画していたテレビ番組を。観そびれていた「ニューヨークと蛙亭のキット、くる」を3週分まとめて。今月2日に放送された回は、ニューヨークの同期2組が登場した。そのうちのひと組、「ぐりtoとく」はピン芸人同士の男女コンビ。女性のほうは「ぐりふぉん」という名で、過去には、紅しょうが稲田、3時のヒロイン福田とコンビを組んでいたという。

 録画の再生を停めたタイミングで、放送中の「千鳥のクセがスゴいネタGP」に志らく師匠が登場しているのをちらっと目にした。師匠が昔からやっている土方のコントのようだったが、この出演は知らず、知っていたら録画したのに、しそこねてしまった。

 ツイッターからは「M-1」準決勝進出者の発表を知った。期待どおり、ウエストランドが残っている。現在のコンディションを把握しているのはタイタンのウエストランドとキュウくらいだが、ここを残したかというかなり面白いメンバーが残されている。なんと、ランジャタイは落ちてしまった。見取り図、インディアンス、モグライダーも落とされている。ツイッターからはもうひとつ、日本エレキテル連合の中野聡子が癌になり、単独ライブが中止になるというニュースも目にした。今後は、タイタンとは業務提携というかたちになるようだ。

 金の心配があり、そうなると、あらゆることが手につかなくなり、生活がみるみるがたがたになっていくから困る。夕方に眠ったから、眠気が飛んでしまい、深夜、ブログの更新をひとつ。途中まででやめようかと思っていたが、調子が出てきたので仕上げてしまう。ブログに取り組んでいるときには精神は落ち着くようだ。ほかにも仕事を片づけてから、深夜3時半頃に眠る。

2022年10月14日金曜日

10月14日金曜日/洋光台・上大岡

◇ テレビ

 早朝から数時間だけ眠り、起きあがって、録画していたテレビ番組をいくつか。10月1日放送、ぺこぱの特番「2ショット ダレカとダレカのドキュメント」(テレビ朝日)をようやく観てみたら、これがとてもいい番組だった。伊集院光、佐久間宣行、福田麻貴も出演。前半と後半、2組のドキュメントを扱い、それぞれ、シュウペイ、松陰寺が取材をする。前半はまず、奄美大島のコミュニティFMをシュウペイが取材する。街の商店のように、防音もなんにもしていないところにラジオブースがある、その光景からもう面白く、ラジオをよく知る伊集院、佐久間も反応する。そこのパーソナリティである渡陽子さんと、あまみエフエムを立ち上げた麓さんのドラマ。後半は松陰寺が、ロッテに入団した白血病の子を取材する。このニュースも知らなかったのだが、TEAMMATES事業というのがあるんだな。小学5年生の宇都宮幹汰くんと高部瑛斗選手のドラマ。高部選手は弟を白血病で亡くし、白血病の子の支援活動をしている。番組最後は「ぺこぱポジティブNEWS」と同じく、松陰寺のひとり語りで終わった。そして、「ぺこぱポジティブNEWS」も2週分まとめて観ると、こちらは2週にわたり、「地下芸人飲み会」という企画。モグライダー芝、ウエストランド井口、虹の黄昏、ゆーびーむというメンバー。

◇ 洋光台

 午前中から外出。小雨。雨降りが続く。叔父宅に用があり、根岸線の洋光台まで。洋光台は何年ぶりだろうと思ったが、そういえば、「シン・ゴジラ」の公開後に一度きていることを思い出した。あの映画にはなぜか洋光台が登場する。叔父宅といっても、もともとは祖母の家だったから、子どものころからなじみの街なのだが、浜書房に寄っていこうとしたら、なんと、窓のなかががらんどうになっている。閉店してしまったのか。どうもまだ、撤退してから日が浅いような雰囲気だが、子どものころからあった本屋がなくなるとはショックだ。この浜書房では、マイクル・クライトン「ジュラシック・パーク」のハードカバーの単行本上下巻を買ったことをぱっと思い出した。子どものころも現在も、海外の小説はめったに読まないのだが、これは藤子・F・不二雄が帯を書いていて、映画化前にたまたま読んだのだった。洋光台には浜書房が2店あり、もう1店、団地の広場の側にあった浜書房もなくなり、こちらは学習塾になっていた。




◇ 上大岡

 叔父夫婦にひさしぶりに会い、夕方まで、およそ4時間ぐらいしゃべっていた。今夜は「タイタンシネマライブ」があるのだが、洋光台に用ができたため、上大岡の劇場でチケットを予約した。根岸線の洋光台から京浜急行の上大岡まで、電車で移動しようとすると難しいのだが、距離にするとたいしたことはなく、歩けないことはない。子どものころに歩いたこともあるが、そのころのほうがむしろ上大岡は遥か遠い街に感じられていたものだが、しかし、四十代後半になった今のほうが、不思議と歩くのが得意であり、この距離ならば何分で着くという計算が立つ。グーグルマップを活用できるようになったことも大きく、散歩に革命をもたらしている。洋光台の叔父宅を出発し、屛風ヶ浦方面にずんずん進み、打越の交差点を左に曲がる。打越に歩道橋ができていたが、これは最近のことではないのだろう。すでに日が暮れてしまい、風景がよくわからなかったが、明るい時間に歩いていればもっと別の感慨もあっただろうか。

 30分ぐらい歩き、上大岡に到着した。昼食を食べそこねているが、叔父宅でお菓子などをいただき、たいして腹は減っていなかった。それでも、一応、食べておこうかと、吉野家に入り、牛ハヤシを食べた。569円。そのあと、マクドナルドで時間をつなごうかと思っていたが、行列ができていたのでやめる。


◇ ライブ

 もうちょっと計算して出てくればよかったのだが、時間が中途半端になった。TOHOシネマズ上大岡が入っているミオカの地下のスーパーに寄り、とりあえず、飲みものだけ買っておく。ミオカには書店もなくなってしまったようだ。まだだいぶ早いが、18時45分には劇場に移動し、チケットを引き換え、時間までベンチで休んでいた。隔月恒例の「タイタンシネマライブ」。19時半開演、出演順に、春とヒコーキ、鎌、キュウ、シティホテル3号室、まんじゅう大帝国、脳みそ夫、ダニエルズ、日本エレキテル連合、ウエストランド、金の国、納言、流れ星、BOOMER、爆笑問題という14組。今回は、ウエストランドの「お花届いたよ」を連呼する漫才にいちばん笑った。ここ数回のウエストランドが異様に面白く、「M-1」も行けるんじゃないだろうか。ほかは、エレキテルがあいかわらずひどいコントをやっているのが面白いのだが、まんじゅう大帝国、脳みそ夫はずっと低調。ダニエルズは「M-1」用なのか、漫才をやっている。鎌というひとは初めて観たが、タイタンの新人で、チンコが入れ替わるひとりコントをやった。エンディングは、まず、YouTube に出演しているメンバー、河田、エレキテル、井口、シティホテル3号室が登場。そのあとにはゲストがひと組ずつ、金の国、納言、流れ星と順にトークをした。


  少し読書していきたく、マクドナルドに寄っていく。つい数日前に買えた、爆笑問題特集の「クイック・ジャパン」を今日はカバンに入れてきた。去年、ちょうど、「クイック・ジャパン」のインタビューがもとで小山田圭吾が叩かれていた時期に出た号だ。てれびのスキマさんによる太田光インタビューは、まるで、つい最近の炎上を予見しているような内容で、面白い質問をぶつけている。

 ツイッターを覗いてみると、三遊亭天歌のパワハラ騒動に進展か。YouTube 動画も出し、徹底的に戦う姿勢を示しているようだが、どう転んでも幸せにならない戦いに踏み出しているように見える。円歌から心が離れたというより、とても執着しているのではないか。しかし、これが笑いに転化されるようなウルトラCはないものか。どんなネガティブなことであろうと笑いにするのが落語家の世界ではないのか、そのような世界であってほしいという幻想が自分にはまだある。

 帰宅は深夜になり、ひどい眠気で、テレビを観る気にもなれず、音楽を聴きながら眠ってしまおうとするが、その前にまたツイッターを覗いてみたら、らく坊さんが亡くなったという志らく師匠のツイートを目にし、声を出して驚いてしまった。今朝にツイートされていたのを、この時間まで知らなかった。

2022年6月10日金曜日

6月10日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ・雑誌

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「SONGS」は香取慎吾の特集。野宮真貴と「東京は夜の七時」を歌ったり、新しい学校のリーダーズのダンスとコラボし、美空ひばりの「東京タワー」をカバーしたりなど。タイムフリーで、しばらく聴いていなかった「山下達郎のサンデー・ソングブック」と、続けて、細野晴臣の「Daisy Holiday!」を聴きながら、ブログの更新をひとつ。ツイッターを見ると、石井隆の訃報が。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「FRIDAY」を読んでいたら、たけしの写真が目に入り、「テレビのウラ側」という連載コラムだが、なにかと思えば、アマゾンプライムで復活するという「たけし城」について書かれていて、「番販」がテレビ局にとって大きな利益をもたらすようになっているという記事なのだが、「番販」とはなにかというと、番組販売のことなのである。なんにせよ、「FRIDAY」にたけしの写真が載っていることにちょっとどきっとするが、ここで思い出したように、たけしの公式サイトを覗いてみると、6月3日付けの書き込みがあり、ある出版社からインタビュー記事を依頼されて応じたが、話した内容とまったく違う見出しをつけられたといって呆れている。これって「文藝春秋」のことだろうか。

 「週刊ポスト」も読むと、こちらの巻頭グラビアには、玉袋筋太郎が「電動キックボードで西新宿ドライブ」という体験記事が載っていた。たけしの連載はファスト映画について。「でも、これってそんなにオオゴトなの? オイラは観客をたったの2時間も楽しませられない「作り手」のほうがよっぽど問題だと思うけどね。」「そもそも映画は、ある人物の人生やらを何十倍も早回して、「たった2時間」にまとめたものなんでさ。」「若者を批判するヒマがあったら、もっと良い映画を撮ればいい。」「ただ、オイラは「時間をムダに使う贅沢」を知らない若者を可哀想だと思っちまうんだよな。」

◇ さがみ野・海老名

 午後から外出。まず、さがみ野に出て、ブックオフに寄っていく。110円の文庫本を3冊、新書を1冊買った。氏神一番のサイン本をどういうわけかまた入手した。4月に中野のブックオフで入手して以来、2ヶ月ほどのあいだに2冊もサイン本を入手するとは、なかなかあることではない。サインをもらうほうも、いったいどういうつもりで手放しているのか。

 それから、相鉄ライフのくまざわ書店に寄り、ここで「文藝春秋」のたけしの記事を立ち読みしていく。こういう記事が出ることは、「週刊文春」に載っていた広告で知っていた。「上島竜兵はなぜ死んだ?」という見出しだが、読んでみると、たしかに内容とはまったく合っていない。むしろ、そのようなマスコミの詮索に批判的なくらいだが、しかし、語っている内容はとてもいいもので、それだけに、なおさらこの見出しはもったいない。だいたい、たけしが文春の取材にわざわざ応えたというのも、上島のことならばということではないのか。

 さがみ野から海老名に移動する。どこかで食べようかと迷いながら、ショッパーズプラザに行ってみると、フードコートにプルニマという店を見つけ、カレーとナンのセットを食べた。バターチキンカレーを選ぶ。600円。それから、ビナウォークのドトールに入り、しばらく読書をする。




◇ ライブ

 TOHOシネマズ海老名で、偶数月恒例の「タイタンシネマライブ」を観た。B列、いちばん右側の席に座り、スクリーンを見上げるかたちだが、映画とは違って、ライブ中継はこの角度でもさほど観にくいことはない。19時半開演。出演順に、ダニエルズ、XXCLUB、シティホテル3号室、キュウ、脳みそ夫、まんじゅう大帝国、日本エレキテル連合、ウエストランド、アイデンティティ、Aマッソ、ダンシング谷村、ハライチ、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題。

 今回、ダンシング谷村の出演が唐突で、いちばんの謎だったのだが、なかなかものまねに入らず、営業のエピソードをえんえんとしゃべってから、ようやくネタに入ったと思ったら、顔まねメドレーだけで簡単に終わってしまった。ハライチの漫才は新ネタだろうか、桃太郎ではなく鬼を育てていたという一点突破型のネタ。Aマッソも、コントではなく、漫才だった。タイタン勢では、今回はウエストランドに涙が出るほど笑わされた。あるなしクイズのネタは、以前もやっていたが、井口のしつこさが面白く、河本が笑ってしまうというのも意外といいような気がする。今年の「M-1」はこのネタでいくんじゃないか。エレキテルもあいかわらず狂っていて、男性アイドルとそのやばいファンという設定のコントだったが、最後は奇想天外なオチで終わる。ダニエルズは、なぜか裸になってしまう YouTuber のコント。最初にズボンを降ろしたときに、下にベージュのパンツみたいなものを履いているのだが、動きまわるコントなので、それがわかりにくく、どうなってるんだろうと思う不安な状態がしばらく続いた。もっと早い段階で、下に履いていることをはっきりとわからせたほうがいいのに。爆笑問題は、選挙特番再登板をさっそくネタにしていた。エンディングは2組ずつ、まずは、アイデンティティとAマッソが、続いて、ダンシング谷村とハライチが一緒に登場してトークする。ダンシング谷村がえんえんとくだらなく、澤部のツッコミと、最終的に相性がよくなっていった。21時40分頃に終演。

 行き帰りの電車で、爆笑問題「時事漫才」を一気に読み終えた。2018年刊、太田出版。現在は「Hanada」で連載中の「爆笑問題の日本原論」シリーズの、単行本はこれが今のところの最新刊にあたる。太田によるあとがきでは、左から右へと大移動した掲載誌の変遷について書かれている。「『WiLL』は保守論壇の最たるものであったが、私としてはあくまで漫才のネタであり政治的主張をするつもりはなかったので連載することに特に躊躇はなかった。二〇一六年、花田さんが版元と袂を分かって『Hanada』を創刊した時も同様だ。」「熱心な『Hanada』読者にとって、みうらじゅんさんと爆笑問題は特異な執筆者だろうが、あのなかにいることは逆に面白い。「なんでこいつ、ここにいるんだ?」といぶかしがられながら、『Hanada』の読者が笑ってくれれば嬉しい限りだ。」

 夜遅くに帰宅し、録画していた「ミュージックステーション」の2時間スペシャルをざっと早まわしで観た。それから、Spotify で、宇多田ヒカルのライブ盤を聴きながら、深夜2時頃には眠った。


2022年2月11日金曜日

2月11日金曜日/「タイタンシネマライブ」


◇ さがみ野・海老名

 早朝から眠り、3時間ぐらいで目覚めるが、もう1時間ぐらいずるずると過ごし、ようやく起きあがる。予報では積雪10センチだと言われていたが、外を見ると、雪はあまり積もっていないようだ。録画していた昨夜の「アメトーーク!」は「立ちトーーク」。とろサーモン久保田が、太田家に行った話をしていた。ブログの更新をして、昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴きながら雑務。午後は、「中川家 ザ・ラジオショー」は祝日の特番のためにお休みだった。

 午後から外出。三ツ境からさがみ野に出て、ブックオフに寄る。なかなか買うものあり、220円の単行本を3冊、110円の文庫新書を8冊買った。ライフの東秀に入り、豚焼肉丼を食べる。さがみ野から海老名に移動し、ショッパーズプラザのフードコートにあるマクドナルドで、ホットコーヒーと、アップルパイを食べた。フードコートで、そのまま、30分ほど過ごし、2階のキャンドゥに寄り、爪切りを買っていく。部屋のなかで爪切りを紛失し、爪を伸ばし続けるわけにもいかず、ふたつあって困るものでもないので買っておく。


◇ ライブ

 TOHOシネマズ海老名で、「タイタンシネマライブ」を観る。今回は開演が 17時半と早く、またコロナのためかと思ったら、祝日だからのようだ。この時間では、なかなかのんびりもできない。10分前には入場。入り口で「号外」をもらう。表紙はまたウエストランド井口。クリアファイルはなく、前からなかったんだっけか、記憶がはっきりしない。スクリーンはまた別の場所に移っていた。3列目、いちばん右端の席。開演前には、「田中裕二の野球部」の配信ライブの映像が少し流れていたが、これを金を出して観る人間の気が知れない。出演順に、まんじゅう大帝国、ダニエルズ、春とヒコーキ、トム・ブラウン、キュウ、シティホテル3号室、ウエストランド、脳みそ夫、タイムマシーン3号、日本エレキテル連合、スピードワゴン、プリンプリン、爆笑問題。やっぱり時間帯が早いせいか、あたまが冴えないまま座ってしまい、最初の3組はうとうとしながら観ていた。まんじゅう大帝国からスタートでは、どうもテンションが下がる。今回はウエストランドのあるなしクイズのネタにいちばん笑った。今年の「M-1」はこれで勝負するんじゃないだろうか。そのあとの脳みそ夫もなんだこりゃというネタで、まんじゅう大帝国と脳みそ夫は低い段階でピークアウトを迎えてしまっているかのようだ。エレキテルはどうかというと、エレキテルは面白いのだ。雑誌のインタビュアーが失礼なコント。ウエストランドとエレキテルは、日頃の鬱憤を爆発させている。ゲスト陣、スピードワゴンは19年ぶりの「タイタンライブ」出演となるようで、漫才をやること自体があるのかもわからないが、新ネタなのだろうか、おなじみのギャグも使わず、軽々と、まるで危なげのない舞台をこなした。プリンプリンひと組だけの出演もひさしぶりではないだろうか。エンディングのトークによると、伊勢がコロナになったようだが、むしろ、今のプリンプリンの充実ぶりがわかる出来栄えで、これは東洋館でウケまくるはずだ。エンディングトークはゲスト3組がひと組ずつ登場。スピードワゴン小沢は長井秀和と仲がよかったようで、今日も長井秀和がいると思っていたそうだ。井戸田は、保険の営業マンに連れていかれた怪しい飲み会で長井秀和に会った話をした。2時間ほどで終演。



 

◇ 雑誌・テレビ

 まだ時間が早く、サイゼリヤに寄り、ソーセージピザを食べ、読書をしていく。先日、ブックオフで買った、「クイック・ジャパン」のハライチ特集を読む。昨年4月に発売されたものだが、岩井、澤部、それぞれのインタビューがあり、岩井のインタビューを特に興味深く読んだ。漫才の単独ライブはやらないと公言していることは知らなかった。(漫才は)「もともと落語の間にやる出し物ですよね。」「寄席をにぎやかすものであって、その人たちでひとつのライブを完成させるとかそういうことじゃないじゃないですか。だから漫才で単独ライブっていうのは違うんじゃないかなって思ってる節はあります。」  いわゆる「人間性が見える」漫才に懐疑的なところも面白い。「それと、これはずっと言ってるんですけど、お笑いの真髄って音楽だと思ってるんです。」 

 サイゼリヤに入る前に、ホームページから 22時閉店と確認し、2時間は読書ができると思って入ったが、実際は 21時閉店だった。とびらに貼り紙でもしてくれればいいのに。読もうと思っていた本には手をつけられず、1時間ほどで出て、三ツ境のダイエーで買いものしてから帰る。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は、市川海老蔵がゲスト。いつの間にか髪の毛を伸ばし、白髪頭になっている。父・団十郎、小林麻央の話題を中心に。プペル歌舞伎にはまったく触れず。「ミュージックステーション」3時間スペシャルも早まわしでざっと確認する。Aimer が歌っているすがたを初めて観た。

 今日から始まったNHKの新番組、「星野源のおんがくこうろん」もさっそく観た。パペットの声を、高橋芳朗と大和田俊之がやっているのがすごい。第1回でとりあげるアーティストはJ・ディラ、っていきなりマニアックだ。スペースシャワーTVじゃないんだからっていうような番組をNHKでやっている。最後にはJ・ディラの母にインタビューしていたり、なかなか、手間暇をかけている番組だ。放送は全4回の予定。この番組はすべて録画保存しよう。Spotify で、J・ディラの「DONUTS」を聴きながら、深夜1時半頃に眠る。

2021年8月27日金曜日

8月27日金曜日/「タイタンシネマライブ」

◇ テレビ

 早朝に目覚め、録画していた火曜放送の「さんま御殿」を観た。「運動オンチ vs 運動神経バツグン」というテーマで、スケボーとサーフィンの金メダリストがさっそく出演していた。観ていてあれっと思ったが、VTRに、地蔵中毒の東野良平が出演していた。がじらさんが出演することでもあれば面白い。スタジオには、運動オンチ側に志らく師匠が出演していた。

◇ 横浜

 朝から横浜まで。みなとみらいから、日産ギャラリーを抜け、横浜駅まで戻り、西口に移動した。まだ正午前だったが、昼食にしようと思い、店を探すが、まだ時間が早いせいか、店はどこも閉まっている。できれば、知らない店に入ってみたいと思い、無駄に歩きまわってしまうが、ジョイナスの地下に入り、いよいよめんどうになり、北浜という店に決めた。とんかつ定食。800円。いい肉なのかわからないが、とんかつがとても薄かった。ご飯はおかわり自由だと言われたが、一杯食べるのがせいいっぱいの薄さだ。食後にはホットコーヒー付き。夏なのにホットコーヒーかと思ったが、このコーヒーのカップがまた小さい。しかし、コーヒーの質はよさそうだった。夜に予定があるが、それまでにかなり時間がある。まず、ビブレのブックオフに寄るが、一昨日に寄ったばかりで、なにも買うものはなかった。そのあとは、カラオケに行ってしまうことにした。カラオケ館で、ひとりカラオケ、90分。約1ヶ月ぶりのカラオケ。コンセントがあり、スマホの充電もできた。なんの計算もしないで入ってしまったが、会計時、1299円というのでちょっとびっくりしてしまった。カラオケ館で、今まで千円超えたことなんかないのに、もしかして、横浜店は値段が高いのか。


 カラオケの値段に動揺したまま、横浜から海老名に移動する。電車内で、読書しようとするが、眠くなり、スマホでラジオを聴いた。今日の「ビバリー昼ズ」を聴き始めたらすぐに眠ってしまい、気がついたら、つぎは大和だった。しかし、どうも変だと思い、注意すると、進行方向が逆で、どうやら海老名まで乗り、大和に戻ってきていたようだ。1時間近く眠っていたのか。大和で反対方向に乗り換え、ようやく海老名にたどりつく。かなり時間があると思っていたのに、なんだかそうでもなくなってきた。ビナウォークのマツモトキヨシで飲みものを買い、ドトールに入り、アイスコーヒーとアップルパイを食べた。

 太田光「違和感」を読み終えた。2020年刊、扶桑社新書版。インタビューを構成者がまとめた本だが、太田自身の文章と比べると、どうも言葉に緊張感がなく、発言が走っている感じがする。時事的な話題、社会的な話題よりも、談志、たけしの話題などのほうが面白かった。ツイッターを少し見ると、明日のフジテレビの特番で、なんと、松本人志と爆笑問題が共演するようだ。


◇ ライブ

 ドトールの冷房がきつく、早めに出てしまう。今日は時間がかなりあると思っていたが、どうも時間の使いかたに失敗した。TOHOシネマズ海老名で、「タイタンシネマライブ」を観る。今日は横浜に行く用があったから、川崎で観てもいいと思っていたのだが、昨夜の時点で、川崎は完売してしまっていた。始まる前にまた確認していたら、海老名も完売になっていた。18時半開演。出演順に、ウエストランド、ダニエルズ、キュウ、脳みそ夫、XXCLUB、サイクロンZ、まんじゅう大帝国、日本エレキテル連合、神田伯山、BOOMER&プリンプリン、爆笑問題。ウエストランドがトップというのも珍しい。刑務所の生活のネタで、変なことを言っているほうが入れ替わるという新パターン。XXCLUB は差別を題材にしたきわどく挑戦的なネタだった。サイクロンZは手品師のコント。あてぶりのネタでちょっと知られたひとだが、なぜそのスタイルを捨ててしまうのだろう。そして、我が道をいくエレキテルだが、一度、本人たちの作・演出ではなく、純粋な演者としてのエレキテルを観てみたいという気もする。圧巻は伯山。「慶安太平記」の14話目、「鉄誠道人」をたっぷりと読む。読むというよりも、演じるところも多い、憑りつかれたような迫力の芸で、観客をこのどろどろとした世界にぐいぐいと引きずりこんでいく。伯山の顔の不気味さを改めて感じる。伯山のあとは、BOOMER&プリンプリンのオリンピックのコント。この構成はやっぱり間違っているんじゃないだろうか。雰囲気に飲まれながらも、それがまた、余計にくだらなくて笑った。爆笑問題もオリンピックのネタ。最後に少し、雨上がり解散のネタも入れた。エンディングは、爆笑問題と伯山のトークだった。伯山が、明日の松本との共演にさっそく触れる。今日の漫才を松本の前でやるのだとしたらちょっと心配だ。終演して時計を見ると、まだ 20時半で、上演時間はいつもよりも短かったのだ。

 夜遅くに帰宅し、眠ろうとするが、暑くて眠れない。タイムフリーで、今日放送の「問わず語りの神田伯山」を聴きながら、深夜にようやく眠った。

2021年4月7日水曜日

4月7日水曜日/公園を歩く

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚め、録画していた昨夜の「チマタの噺」を観ると、片岡鶴太郎がゲストだった。VTRには西横浜が登場し、訪ねた居酒屋の主人が元ミュージシャンというひとで、その時代には桑田佳祐と出会っているという。いったい、どういう手順でこういうひとを見つけ出してくるのか。タイムフリーで昨夜の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、なんと、田中がまたお休みで、今度は副鼻腔炎だという。代打にまたまたウエストランドが出ていて、そういえば、昨夜、眠りながら聴いていた記憶がうっすらとある。

◇ 公園

 今日は朝から都内に。電車は空いていて、横浜までは座れたが、眠気がひどく、読書はできない。京浜急行、浅草線直通で蔵前に着き、所持金が少なかったため、ファミリーマートに寄り、Tポイントでコロッケパンを買った。Tポイントを使ってくださいと言うと、店員は200円以下はポイントがつかないといって、こちらの話が通じない。外国人ではなく、日本人の中年男だった。隅田川テラスでパンを食べようとするが、座る場所がなく、立って食べる。その後、大井のほうまで行くことになり、昼には時間ができたので、近くの公園を散歩した。みなとが丘ふ頭公園というなかなか広い公園で、丘の上に登ってみると、裏側はキャンプ場になっていた。実際にキャンプをしている家族がいる。池もある。野良猫もいる。ぐるっとひとまわりして、戻ってきて、しばらくベンチに座っていた。










◇ 蔵前から

 夕方には蔵前に戻ることになり、昼に公園を歩きまわったのでもう充分という気もしたが、もう少し歩いてやろうという気になる。御蔵前書房を少し覗き、裏通りを抜けて、田原町を目指した。Readin’Writin’ にひさしぶりに寄ってみようかとも思ったが、前を通るだけにする。合羽橋の商店街も、いつも交差点を横切るだけで、商店街に入っていったことはなかった。初めて商店街を通り、真ん中ぐらいで引き返してくる。裏通りを抜けて、稲荷町のブックオフに出る。短い時間で4冊、いい買いものをした。


◇ 上野まで

 稲荷町のあたりでご飯を食べて、ベローチェで休もうかというつもりだったが、さらに上野まで歩いてみたくなった。ここを通るのはだいたい夜で、昼間に歩いてみたら、上野の景色がなんだか近くに感じるものだ。グーグルマップで確認してみると、田原町よりもじつは上野のほうが近いのだ。実際、歩いてみると、稲荷町から上野はすぐという感じがする。上野駅に浅草側から近づくこともあまりなかったが、高速道路が空をふさいでいて、見晴らしがよくない。歩道橋にあがると、下にパトカーが数台停まっていた。なにかあったのだろうか。カレー屋のクラウンエースは、うわさは目にしていたが、シャッターが閉まっていた。アメ横のほうに抜けようとすると、路上に席を作っている酒場がとてもにぎわっていて、マスクをしていない人間が密集しているあいだを歩いていくのは、少し怖かった。どこかで食べていこうと思うが、まるで決められず。線路の東西を行ったりきたりして、だいぶ長い時間、歩きまわることになった。最終的にはガード下の建物の二階に見つけた新東洋という台湾料理屋に入ってみた。ひっそりある感じがよかったが、おもてに出ていた定食メニューを頼もうとすると、定食は昼だけだという。しかたなく、スタミナ焼きそばを頼むが、野菜ばかりでなにがスタミナなのかわからなかった。990円。つまらない店に入ってしまった。




 マクドナルドがいつの間にか移転していて、入ってみると、内装もきれいになっていた。アイスコーヒー1杯で、30分ほど。読書する気力なし。上野のブックオフにも寄っていくが、なにも買うものなし。御徒町から京浜東北線、品川から京浜急行で帰ってくる。21時半頃に帰宅し、タイムフリーで今日の「ビバリー昼ズ」を聴き始めたら、すぐに眠った。

2021年4月6日火曜日

4月6日火曜日/鶴ヶ峰まで





◇ 鶴ヶ峰

 午後、ヤマトの営業所まで。気温がだいぶ低いようで、また冬の服装に逆戻りする。二俣川に出て、松屋で牛めしを食べた。ここ数日は遠出をしない日が続き、そうなると息苦しさを感じるもので、鶴ヶ峰まで歩きたくなった。スマホでラジオを聴きながら、1時間近く歩き、ブックオフにたどりつく。途中、歩道が工事で封鎖されている箇所があり、迂回して、歩いたことのない裏道を少し通ってきた。ブックオフでは、まあまあ良い買いものができた。6冊買う。値段が地味に変更されていて、210円の単行本が220円になっていた。鶴ヶ峰駅のほうに戻り、ミスタードーナツで読書をしていく。ハニーディップを食べる。

 小林信彦「オヨヨ島の冒険」を一気に読んだ。上の世代のひとたちが子どものころに読んだという話をよく目にするが、このシリーズ、1975年生まれの自分は子どものころには知らず、今までまったく読んだことがなかった。最初の単行本は1970年刊。手にしたのはちくま文庫版だが、佐々木マキのイラストが入っているのはちくま文庫版だけだろうか。新井素子の解説も思い入れたっぷりだ。

 鶴ヶ峰から、帰りは電車に乗ってきた。夜に帰宅し、再放送で録画しておいた、志村けんの「プロフェッショナル」を観た。この番組で、亡くなったひとを扱ったケースは過去にあるのだろうか。アマゾンプライムで映画も1本。大島渚監督の「飼育」を、日曜に半分まで観て中断していたのだが、雑な鑑賞法になってしまった。しかし、画面が放つ迫力、映画の語り口を知れることが第一だ。映画を観てから眠るつもりでいたが、むしろ、眠気が飛んでしまった。Spotify で、まりんのポッドキャストの2回目を聴きながらようやく眠りかける。ラジオに切り換え、「爆笑問題カーボーイ」にすると、どうやらウエストランドがしゃべっている。その記憶がありつつ、いつの間にか眠っていた。

ブログ アーカイブ

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...