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2022年12月19日月曜日

12月19日月曜日/「M-1」のあと

◇ ラジオ

 朝、起きあがるなり、ツイッターで「M-1」関連のツイートをまだまだ追いかけてしまう。午前中にブログの更新をひとつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴くと、やっぱり、昨夜の「M-1」の話から始まった。高田先生は、さや香、ロングコートダディ、ヨネダ2000、オズワルドにも触れつつ、ウエストランド井口のかわいらしさ、そして、談志、たけし、太田と続く、東京の悪口の系譜を語る。12時台には先週から決まっていたとおり、ウエストランドが登場する。ウエストランドという名前は、地元岡山のショッピングセンターの名前からいただいたものだということを今さら知った。午後もそのまま、「ナイツ ザ・ラジオショー」をつけっぱなし。こちらでももちろん、「M-1」の話をたっぷりとする。塙さんによると、大吉はストップウォッチを持参していたんだそうだ。オープニングのあとのコーナーでは森田さんというひとが登場し、誰だかわからなかったのだが、午前中に神奈川県庁に取材に行ったという話をしていて、黒岩知事に神奈川県の職員がダイヤモンド野沢の写真を見せたという情報があった。14時台は、NONSTYLE がゲスト。「M-1」語りが続く。和牛効果でコントとの垣根がなくなったという石田の分析が面白い。

 駅前まで用があり、夕方に少し外出。買いものをして、それから、かつやに寄り、期間限定メニューの味噌たまカツ丼を食べた。715円。1時間ほどで、すぐに帰ってくる。

◇ テレビ・ラジオ・YouTube

 TVer で、先週放送の「エルピス」第8話を観るが、視聴期限が切れてしまうから急いで観るしかなかったが、気持ちはまだ「M-1」に奪われていて、まるで集中できなかった。マキタスポーツさんが週刊誌の編集長役で登場する。

 タイムフリーで、先週金曜に放送された友近の「シン・ラジオ」を聴くと、ちゃらんぽらん冨好さんのコーナーでは、その前の土曜日に放送された「THE W」を話題にしていた。天才ピアニスト、紅しょうが、エルフは、NGKの冨好さんのものまねコーナーでアシスタントをやっているという関係なのだ。巨人師匠と同じく、冨好さんも「くん付け」で呼ぶんだということが知れた。

 ラジオを聴き終えたタイミングで、YouTube をつける。志らく師匠が「らく塾」の生配信を始めるということを知り、20年前の塾生としては、これは観ておくべきかと思った。開始から数分遅れでつけるが、倍速で観始めたらすぐに追いついた。まあ、らく塾といっても、予想どおり、おおむね「M-1」の話になる。聴いてみなければわからなかったのは、師匠は採点法をしっかりと考えていて、80点を基本点にし、技術、面白さ、衝撃、魅力をそれぞれ5点満点で加算していくという方法をとっていたことだ。てっきり、師匠のことだから、もっと直感的につけてるのかと思っていた。なるほど、この採点法ならば、さや香よりもヨネダ2000の点が高くなったことに自身で驚いていても不思議はない。せっかくだから、チャットも参加しながら聴いていたが、重くなるから、パソコンではチャットを閉じた状態で視聴し、スマホから投稿した。数件投稿したのだが、配信の終わりかけ、最後の最後で読んでもらえた。「イリュージョン」の話題が出たので、「江戸の風」に相当するものは漫才にはあるのでしょうかという質問をした。和牛やさや香に点が辛くなった理由はここで語られたのではないだろうか。配信は90分ほどで終わった。500円の投げ銭をしているひとがひとりだけいて、終わりかけに投げ銭したから、投げ銭したのに質問に答えてもらえなかったといって怒っていた。こしらさんのファンかな。


 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「情熱大陸」は、73歳の市村正親に密着。息子ふたりも登場し、離婚した篠原涼子とも一緒の家族写真も画面に映された。そして、なにげなく観ていると、終盤になり、市村から「今回の「ミス・サイゴン」最後だね」という言葉が飛び出す。30年務めてきた大役だ。最後の舞台は映像に残したくないという美学から、カーテンコールの場面だけが撮影を許される。

 そのほか、「拾われた男」の最終回などを観て、ラジオを聴きながら眠る。深夜0時過ぎだったか。

2022年12月12日月曜日

12月12日月曜日/夢とラジオ

◇ 神田

 昨夜は「問わず語りの神田伯山」のポッドキャストを聴きながら眠ってしまい、変な夢を観ていた。ある芸能人が登場するのだが、その芸能人がすらすらと「問わず語り」の口上をしゃべり、ああ、このひともリスナーなんだと思った。寝不足のまま、貧乏暇なしで、今日も朝から都内に。慌ただしく、ラジオも電車内で聴くしかなく、金曜の「トーキョー・エフエムロヒー」と、土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」をタイムフリーで聴くが、これらもやっぱり、聴きながら眠気で朦朧とする。

 昼食は神田。以前、一度入ったことのある永楽という店を思い出し、行ってみると、階段に準備中の札が出ていたが、看板の営業時間は11時からになっている。おそるおそる、階段を降りていくと、普通に営業しているようだった。準備中の札は間違えて出しっぱなしにしていたのだろうか。ランチメニュー、日替わりメニューの牛肉と玉子炒めを食べる。チャーハン、麻婆豆腐、サラダが食べ放題。店に入ったときには客は自分ひとりだったが、あとから2名入ってきた。この時間は営業中だとわかっている客なのだろう。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」を観る。ゲストは中原ひとみ。夫の江原真二郎が亡くなっていたことを、この番組で初公表した。自分の世代ではなじみのない芸能人だから、観終わったら消去するつもりで観ていると、徹子さんとの関係がよくってこれは消去が惜しくなる。阿佐田哲也とよく一緒に麻雀をやっていたというエピソードも語られた。思いがけず、いい放送だったという気にさせられた。

 今日の「ビバリー昼ズ」をタイムフリーで聴くと、正午前のニュースで、佐藤蛾次郎の訃報が伝えられていた。夜にこれを聴くまで、ぜんぜん知らなかった。12時台は、テツandトモがゲスト。続けて、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングではやはり、「M-1」の審査員になった山田邦子のことを話題にしている。14時台は、磯山さやかがゲスト。深夜0時前に眠る。

2022年11月27日日曜日

11月27日日曜日/世間はサッカー

◇ テレビ・ラジオ

 早朝から眠り、何時間眠れたかわからない。午前中にブログの手入れをして、放送が終わるのを待ってから、録画していた「サンデージャポン」を観る。今週はサッカーの話題が中心。サッカーの話題のあいだ、後ろのソファーに鈴木エイトが待機しているのが映っていたが、じつは鈴木エイトは社会人リーグでプレイしているそうで、子どもの学校のクラブチームのコーチもしているほどのサッカー好きだった。カタールからの中継には、箕輪厚介がレポーターとして登場した。セクハラの一件を機にメディアから消えたと思っていたのに、こいつまだメディアに出るのかと思ったが、守田選手の本が幻冬舎から出ていて、その編集者でもあるのだ。そのあとは、統一教会問題、辞任ドミノの話題を扱う。「ワイドナショー」は、今週は松本が出演。アンガールズ田中が初登場のほか、石原良純、渋谷凪咲というメンバー。山本圭壱入籍の話題をトップで扱う。

 午後はラジオ。「爆笑問題の日曜サンデー」は、このサッカー一色のときに槙原寛己がゲスト。そのあとにはまた録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「TVタックル」は、ラモスが出演し、まずはワールドカップの話題から。そのほか、パックン、野口健、堀賢、藤井サチが出演。藤井サチというひとを初めて知ったが、ファッションモデルのようだ。堀賢というひとも知らなかったが、番組後半はコロナの話題になり、堀賢というひとは感染症の専門家だとわかった。

 今日の「笑点」は、演芸コーナーにはプラス・マイナスが登場、大喜利の助っ人は瀧川鯉斗。今日の放送、どういうわけか客席のテンションが妙に高いように感じた。たい平が言うまで気がつかなかったが、アクリル板がついになくなったのか。

 夕方に放送された「THE MANZAI プレマスターズ」もすぐに観てしまう。出演順に、男性ブランコ、ラパルフェ、からし蓮根、トム・ブラウン、人間横丁、ヘンダーソン、パンプキンポテトフライ、TCクラクション、キュウ、ストレッチーズ、隣人、ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長、シシガシラという14組。ヘンダーソンが面白かったが、結果はどうなるか。

 タイムフリーで、金曜の友近の「シン・ラジオ」を聴くと、最近は「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」と、お互いを話題にするようになっている。金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、14時台は松村邦洋がゲスト。葉月パルの店、カプリコーンに出演していたという話をしていたが、松村のこのあたりの時代は意外とよくわからない。 中川家を前にして、「スクールウォーズ」「金八先生」のものまねが止まらず、それから、西川のりおの「ヤングタウン」のものまね。「電波少年」の砂漠で遭難しそうになったときのエピソードもすさまじいのだが、「電波少年」という番組はそもそも、ウンナンが「七人のおたく」に出演する都合により、改変期ではない時期に始まった番組なため、上と揉めているようなスタッフが集められた野武士集団だったという。最後に、たけしのものまねで中川家を褒めるのも最高だった。

 ツイッターから、崔洋一監督の訃報を目にする。深夜0時前に眠る。

2022年8月20日土曜日

8月20日土曜日/瀬谷まで歩く

◇ テレビ・ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は「腰道具」の特集。三四郎と、職人経験のある尼神インター渚が出演。今朝の「週刊フジテレビ批評」は「夏ドラマ辛口放談」の後編。TVer の再生数ランキング、トップ10はすべてドラマなんだな。たしかに、TVer はあまり使わないが、アマゾンプライムや Netflix でバラエティを観たいとはあまり思わない。

 タイムフリーで、昨日の「CURIOCITY」を聴くと、今回はゲストなし、ヒコロヒーひとりの放送だった。最近観た映画として、「プアン 友だちと呼ばせて」と「リコリスピザ」の話をしていた。ゲストの回も面白いのだけど、ヒコロヒーひとりでしゃべる番組ももうひとつ欲しいくらいだ。

◇ 三ツ境・瀬谷

 午後から外出。今日の予定に迷っていたが、明日は雨の予報なので、歩くならば今日だということで決断する。三ツ境方面に歩き、まず、キッチンPoco に寄り、なすひき肉カレーを食べた。600円。パチンコ屋の裏にある店だが、いつもはひっそりしているのに、今日はバーベキューのようなことをやっていて、店の裏でトウモロコシを焼いている。キッチンPoco の入り口をバーベキューがふさいでしまっていて、迷惑ではないのか。パチンコの客連中がトウモロコシをわざわざ買うのか、それとも、ただでふるまっていたのか。飲食店に入ろうとする客を通せんぼして、ただでトウモロコシを食わせるなんてことがあるのだろうか。




 それから、瀬谷のブックオフまで歩いた。いい本あり、110円の文庫本を3冊、220円の単行本を1冊買う。店の外に出ると、ぽつぽつと雨が降り始めている。雨は明日のはずではなかったのか。少々心配だが、決断したからには、瀬谷駅のほうまで歩いてしまうことにする。天一書房を少し覗き、上階のマクドナルドに入り、ひと休み。読書をするが、しかし、眠くなり、あまり読めなかった。マクドナルドを出ると、やはり、小雨が降っている。小雨が降ろうが、帰りもひたすら歩いていく。


◇ ラジオ

 瀬谷までの行き帰りで、歩きながらずいぶんラジオを聴いた。まずは、今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いた。「常連さん」は能町みね子。言い訳評論家を名乗り始めた能町みね子が、今週のニュースから、ランキング形式で「言い訳ベスト3」を発表したのは面白かった。失格の言い訳もあり、規定がきびしい。ならばついでに、塙さんに「言い訳」という著書があることにも気がついてもらいたかったが。

 聴きそびれていた月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングの終わりのほうで、塙さんが太田夫妻の「ふたりのディスタンス」についてしゃべっていた。「光代さんがかわいそうだったよ」という感想。火曜のオープニングも聴くと、こちらでは「ワンピース」の考察動画の話をえんえんとしゃべっている。つまらない話をしていると思いながら聴いたが、いっぽうでは、評論が嫌われるというような話がありながら、考察が人気を集めているというのも不思議な気がする。それを誰かに考察してもらいたくなる。「ふたりのディスタンス」の話は、爆笑問題ファンのケイさんがいる火曜にしてもらいたかった。

 OKストアに寄ると、おにぎりが安く、ふたつ買って帰った。喜んでおにぎりを持ち帰るとは、猿蟹合戦の蟹のようでもあるが、猿に出会うこともなく、夜に帰宅し、ブログの更新をもうひとつ。タイムフリー切れ前に、先週土曜に放送された「鬼越トマホークのオールナイトニッポン0」を聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもする。「&プレミアム」が本の特集をしていたので目を通してみるが、紹介者にも紹介されている本にも興味がもてなかった。今日の明治座の公演が気になり、ツイッターで検索してみると、太田がナイツに創価学会いじりをしたようで、さすがにみなさん、はっきりとそう書いているツイートはないものの、光景が目に浮かぶようでこれには笑う。行けなかったのが悔しくてたまらないな。

 深夜、録画していた「Nキャス」を観ると、冒頭から速報が入り、渋谷で、10代の少女による殺人未遂事件があったというのでぎょっとする。1週間のニュースでは、生稲晃子と萩生田が統一教会関連施設を訪れたという問題を扱っていた。「ちゃきちゃき大放送」のニュースで聴いた生稲晃子の言い訳はこれかと確認できた。

 アマゾンプライムで「私立探偵濱マイク」の続きを1本。第7話は岩松了監督。9年前の「横浜みなと映画祭」で観なおしたときに、いちばん好きだと思ったのがこの回だった。ラスト、小泉今日子のセリフですぱっと終わるという記憶があり、このセリフを当時のブログのタイトルにしていたくらいに好きだったのだが、観なおしてみると、記憶していたセリフとはわずかにだが違っていた。そして、正確には、そのセリフのあとに少し間があり、「Fin」の文字が出るのだった。しかし、この回がいちばん好きだという印象は変わらない。セリフのディテールが素晴らしく、構図がいちいち見事だ。深夜3時頃に眠る。

2022年8月3日水曜日

8月3日水曜日/塩気が欲しい

◇ 生活

 Spotify で、クレイジーケンバンドの新アルバム「樹影」を朝から聴き始めた。ブログをひとつ更新して、「樹影」を聴きながら、もう少し眠りなおす。ラジオをつけ、「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴き始めたら、冒頭、気象情報から始まり、わざわざお知らせするほど危険な暑さということだが、東京は今日は40度を超えるとか。録画していた「徹子の部屋」は、渡辺美佐子という女優がゲスト。89歳だというこの女優を認識していなかったが、ウィキペディアにあたると、旦那は大山勝美だ。出演作には観ているものもあった。黒柳徹子と同世代のゲストが登場するときはよく食べものの話になる。

 いったん、近所の郵便ポストまで投函に行くが、経験したことがないくらいに、からだからいくらでも汗が噴き出てくる。暑さで動けなくなり、「樹影」を聴きながら、また眠ってしまった。夕方からようやく気力が出てきて、駅前の日高屋まで出て、黒酢しょうゆ冷やし麺を食べた。550円。ライフのマクドナルドに寄り、しばらく読書をしていく。塩気のあるものが無性に欲しくなり、めったに食べないフライドポテトを食べた。

 ツイッターからニュースを見ると、たけしの新作映画がお蔵入りとのニュースを今朝に見たのだが、それに対して、たけしの反論がさっそく発信されていた。最初のニュースは「週刊新潮」(デイリー新潮)によるものだったが、反論を報じたのは「週刊ポスト」のネット記事だ。「週刊ポスト」の次回の連載で詳しく語られるだろうか。たけしの公式サイトも確認してみると、記事で語られていたのと同じことが書かれていた。


◇ マンガ

 夜に帰宅し、ブログの更新をもうひとつ。ひさしぶりに一日二件更新できた。マクドナルドで読み終わらなかった本を、帰宅してから読み終える。今日は水木しげる「悪魔くん」を読んでいた。1991年刊、ちくま文庫。読んだことがあるかどうか、記憶がはっきりしなかったが、これはどうやら初めて読むようだ。そういえば、貸本時代の「悪魔くん」を太田出版の単行本で読んでいることを思い出したが、どうもそのイメージが強く、これはそれに比べるとずいぶん洗練されている。「悪魔くん」はいくつかのバージョンがあるのではと思っていたが、しかし、この本には初出を載せておらず、解説もない不親切な文庫で、自分でウィキペディアで確認するしかないのだが、このちくま文庫版は、60年代に「少年マガジン」で連載されていた作品だ。改めて確認するまでその知識がなかったが、そもそも、この「少年マガジン」版は単行本が1巻しか出ていないのだ。どう編集して一冊にまとめたものなのだろうと思いながら読んでいたが、いや、もともとがそのまんま一冊というわけか。「悪魔くん」はもっと大きな作品だというような思い込みがどうもあったようだ。しかも、太田出版の「悪魔くん」を読んでいたせいで、貸本時代の「悪魔くん」こそがホンモノの「悪魔くん」なんだと考えるような刷り込みもあったが、この「少年マガジン」版も、初めて読んでみるととても面白く、当時のアシスタント陣が気になるが、各コマがいちいちデザイン的に優れているし、それでいて、水木しげるらしいユーモアにもあふれている。「悪魔くん」という作品を有名にしたのは、おそらく、この「少年マガジン」版だろうから、貸本時代よりもこちらを重視する考えもあるのではないだろうか。

◇ ラジオ・テレビ

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をようやく聴いた。この週はナイツが夏休みで、水曜の代役はロケット団だった。ロケット団と安藤なつ、それに加えて、14時台は一之輔さんがゲストに登場した。この楽屋話の空気、だらだらといくらでも聴いていたい放送だった。先週木曜は、ハリセンボンと狩野英孝という組み合わせ。吉本とマセキだが、じつは同期なのだ。

 録画していたテレビ番組もいくつか。観そびれていた土曜の「お笑い向上委員会」に火曜の「刺さルール」。今日放送の「水曜日のダウンタウン」と「あちこちオードリー」(ゲスト・スピードワゴン小沢&大沢あかね)もすぐに観てしまう。テレビを観ながら、ライフで買ってきたポテトチップスをひと袋食べた。ポテトチップスもめったに買うことはなく、ひと袋食べるなんて何年ぶりだろうか。今日は異様に塩気を欲している。

 深夜になってもまだ暑い。雷がごろごろ鳴っている。眠る前に、アマゾンプライムで「私立探偵 濱マイク」の続きを観た。第3話は萩生田宏治監督。岸田今日子がメリーさんを演じている。ライブハウスの場面にはレピッシュが登場する。

2022年7月20日水曜日

7月20日水曜日/ゆたかさん

◇ ラジオ

 早朝に目覚め、クリックポストのメンテナンスが終わるのを待ってから梱包を片づけ、今日も朝から都内に。電車内で、先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴こうと思っていたのだが、夜のあいだに笑組のゆたかさんからひさしぶりにDMがあり、返信する前に、これは木曜の「ラジオショー」を先に聴いておくべきだろうと思った。木曜は伊集院光がゲスト。ニッポン放送の番組に伊集院が出るとなれば、当然、注目せざるをえないのだが、やはり、「Oh!デカナイト」のパーソナリティになる経緯が語られることになる。ナイツの前だということもあり、ゆたかさんについてもたっぷりと語られていた。伊集院がこんなにゆたかさんの話をしているのを初めて聴いた。ゆたかさん側からの話はたくさん聴いているのだが、伊集院の側からはまた複雑な感情があったのだ。しかし、ゆたかさんのツイッターを見ると、ゆたかさんもこの放送を聴いたようで、また異なる見解がある。それだけの年月が経っているということだろう。「ゆたを出せ」と伊集院が何度か言ってくれたが、ぜひ実現してもらいたいものだ。



◇ 門前仲町・品川

 昼食は門前仲町、上ル商店という店に入り、天丼の大盛りを食べた。750円。ブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。アプリのクーポンを使えば、たった10円。帰りは、電車賃を節約するために品川で下車。京急ストアで買いものしてから品川駅に戻り、京浜東北線なら座って帰れるかと思ったが、混雑していたのでやめる。横須賀線なら座れるかと思い、ホームで並んで待っていると、間が悪いことに遅延が発生して、満員電車になってしまった。満員電車をわざわざ待つはめになるくらいなら、東海道線でさっさと帰ればよかった。

◇ テレビ・YouTube・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた昨日の「徹子の部屋」を観た。丹波哲郎生誕100年ということで、息子の丹波義隆が出演していた。ぼんやり観ていたら「人間革命」という声が聴こえ、なにを言い始めたのかと思い、巻き戻して観なおしてみたら、丹波哲郎が本気でとりくんだ作品が3本あるという話をしていて、その3本というのが「砂の器」「二百三高地」「人間革命」だということだ。ウィキペディアにあたると、「人間革命」は1973年公開、舛田利雄監督、橋本忍脚本、音楽は伊福部昭というすごい作品。

 そして、昨夜の笑組のゆたかさんからのDMは、YouTube に新しい動画をアップしたお知らせだったのだが、その動画も帰宅してからようやく確認する。要するに、先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」をきっかけにして、ゆたかさんがついに伊集院の思い出を語る気になったということだ。動画ではまず、今まで伊集院に触れなかった理由、それから、伊集院がゲスト出演した一之輔さんの番組、ナイツの番組をそれぞれ聴き、伊集院について語ってもいいかと思った理由がたっぷりと語られ、そこまで気にしてようやく語ることを決断するというのがゆたかさんらしい。まずは伊集院との出会いから語られ、これは知る話なのだけれども、たしか、町屋のかふぇ若茶の会で聴いたんだったっけ。YouTube では初お披露目だが、ゆたかさんは語り慣れてはいる話なのだ。今後の動画では順に思い出が語られていくのだろうか。コメントを見ても、ラジオからたどりついたひとがかなりいるようで、視聴回数もほかの動画よりもずっと多い。

 Spotify のポッドキャストで、ピーター・バラカンの「The Lifestyle MUSEUM」(TOKYO FM)も聴いた。こちらの最新回も、ちょうど、伊集院がゲストだった。本の話を中心に、伊集院の新刊に書かれているカフカの「変身」について、それから、養老孟司との共著についても語られていた。

2022年7月18日月曜日

7月18日月曜日/タイミングがいい

◇ ラジオ

 朝に目覚め、まず、ブログの更新をひとつ。タイムフリーで、先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴き始めると、聴きそびれていたと思っていたのだが、途中から、どうも聴いたことがある話をしている。しかし、オープニングをぜんぶ聴いていたのか、それとも、少しだけ聴いていたのかが記憶にない。そもそも、印象に残る話をしていないのだ。選挙の翌日の放送だが、あれだけいろんな事件が起きていたのに、まったく社会的な話をしない。逆にむしろ、ナイツが時事ネタをやっているモチベーションはいったいなんなんだろうという気すらしてくる。昼はオンタイムで「ビバリー昼ズ」を聴いた。12時台は、夏木ゆたかがゲスト。高田先生がニッポン放送の看板なら、夏木ゆたかはラジオ日本の看板だが、高田先生とは同い年なのだ。同い年ゆえ、高田先生の軽口に応戦するゲストというのが新鮮で面白かった。今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、祝日の特番のためにお休み。今日が祝日だということを土曜まで気がつかずに、うっかり、平日のつもりで予定を考えていた。 


◇ 鶴ヶ峰・星川

 午後から外出。ここ数日はずっと涼しかったが、また少し暑くなる。まず、鶴ヶ峰に出て、松屋に入り、ごろごろチキンカレーを食べた。630円。それから、ドドールに入り、しばらく読書をして、日が陰ってきたころにブックオフを目指した。着くまで知らなかったが、この連休は店舗限定のセールをやっていて、本が 20パーセント引きになっていた。ちょうどいいときにきたもんだ。「ユリイカ」のバックナンバーを2冊、各220円のほか、110円の文庫本を4冊買っていく。鶴ヶ峰駅に戻り、今度は星川に移動する。マクドナルドに入り、アイスコーヒーとチーズバーガーを食べながら、読書の続きを。

◇ 読書

 山本太郎「#あなたを幸せにしたいんだ 山本太郎とれいわ新選組」を一気に読み終えた。2019年刊、集英社。取材・構成として、木村元彦、雨宮処凛の名もある。今回の参院選で、水道橋博士の出馬をきっかけに、れいわ新選組の街宣イベントを何度か観ることになり、れいわをもうちょっときちんと知っておきたくなった。今のタイミングでなければ、この本を読もうという気にはならなかったろう。れいわ新選組は、2019年4月に旗揚げ、7月には参院選があり、舩後靖彦、木村英子が当選する。この本はその年末に出版された。山本太郎を含めた、その参院選の候補者10名のスピーチとインタビューを収録しているだけのシンプルな構成なのだが、それぞれ、よくこんなひとたちが集まったものだと思う壮絶な人生ばかりだ。野原善正という候補者は沖縄の創価学会員でありながら、創価学会に批判的であり、「政治改革するための手っ取り早い方法は、公明党を潰すことです。」と言っている。こんなひとがれいわから出馬していたとは知らなかった。当時、マスコミでは扱われたんだろうか。このひとによると、山本太郎の演説は、創価学会や公明党が正常だったころに主張していたことと同じようなことを言っているらしい。「発想というのが王仏冥合や日蓮仏法のヒューマニズムに基づく、また平和思想に基づく改革というかな。政治を手法にする改革、まさしく、それです。だから太郎さんと池田先生が言っていることは、けっこうかぶってくるんですよ。創価の精神、昔の公明党にはあった平和思想、そういうのは、もう学会にはない。歴代3代会長の創価の精神、日蓮仏法の血脈は、山本太郎さんとれいわ新選組に流れ通っています。」

 びっくりして、マクドナルドの椅子から転げ落ちそうになるが、コーナンに寄り、封筒とダンボール板を買ってから帰った。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・泉ピン子&村田雄浩)を観る。それから、タイムフリーで、先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」の続きを聴いた。14時台は、みなみかわがゲスト。漫才協会主催の「漫才新人大賞」にピーマンズスタンダードが出場したとき、漫才協会陣の体たらくに師匠の誰かが怒っていたというみなみかわの記憶に、ナイツがおぼん師匠だと答えてしまっていたが、これは澤田隆治先生のことだろう。そのとき、客席にいたから覚えている。その年に「M-1」決勝に進出した、馬鹿よ貴方は、メイプル超合金、ほかにはランジャタイも出場していた。この年を最後に漫才協会外部からの出場がなくなり、つまらない大会になった。続けて、先週火曜のオープニングを聴くと、相席ケイさんが体調不良で、代打がはるかさんだった。「ホラン千秋です」というボケに対し、塙さん、どうやらTBSの選挙特番は観ていたようだとわかる。

 ツイッターを見ると、なんと、野末陳平先生がツイッターを再開したようだ。今日から再開したようで、このタイミングでたまたまそれを見つけられた自分にも驚くが、ツイッターだけでなく、YouTube を始めたと告知しているのでさらにびっくりする。陳平先生、90歳。どれだけお元気なのですか。

2022年7月13日水曜日

7月13日水曜日/弁当はわびしい


◇ 蔵前・八潮

 早朝に目覚めてしまい、何時間眠れているかわからない。昨日、ニュースを見損ねていたが、東京都の新規感染者数がまた一万人を超えたようだ。3月以来とのこと。小雨。今日も朝から都内に。いったん、蔵前に出て、それから、八潮のほうに移動する。事情により、今日の昼食は弁当を買って食べた。600円。わびしい。あとで、立会川のまいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとエクレアも買って食べた。

 雨は止むのかと思い、傘をもたずに出てしまったが、小雨が続いている。夕方には横浜まで戻り、ベローチェに入り、ひと休み。スマホがバッテリー切れ寸前で、1パーセントまで落ちたところから充電をする。夜は映画を観るつもりでいたが、明日のスケジュールを考えると、余裕がないのでやめることにした。ビブレのブックオフに寄り、220円の単行本を3冊、110円の文庫本を2冊買っていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していた「徹子の部屋」を観た。倉科カナがゲスト。高校生のときにバイトを3件掛け持ちしていたそうで、どんなバイトをやっていたのかと訊かれ、「牛丼屋さん」と答えたら、徹子さんは聴き間違えて「ちんどん屋さん!?」とびっくりしていた。

 タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をいくつか。先週金曜の正午から放送されていたヒコロヒーの「CURIOCITY」を聴くと、生放送ではないが、音楽の最中に銃撃事件のニュースが入っていた。この日はジェーン・スーがゲスト。ヒコロヒーはジェーン・スーの著書を読み、フワちゃんと似ているという感想をもっていたのが面白い。続けて、同じ日の13時から放送されていた「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、いきなりニュース速報から始まっていた。しかし、トークでは事件にはまったく触れなかった。

 ブログをひとつ更新して、深夜0時半頃に眠る。

2022年6月21日火曜日

6月21日火曜日/お笑いを追いかけて

◇ ラジオ・雑誌・テレビ

 早朝から眠り、午前中にブログの更新をひとつ。楽天ブログの移植作業も進める。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ナイツ ザ・ラジオショー」。14時台は、ヒコロヒーがゲスト。たくさん観ているわりには経歴を改めて調べたこともなかったが、学園祭でスカウトされたというのは知らなかったかもしれない。映画の配給の仕事をやりたいと思っていて、それで、松竹に興味をもったという面もあったということだ。

 先週はラジオを聴く時間がなかなか作れず、聴きそびれいていた「ラジオショー」をタイムフリーでまとめて聴いた。先週水曜のゲストは中川家、先週木曜のゲストは高田先生と続き、ただただ面白い放送。先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」は、フワちゃんがゲスト。この番組ではおなじみの剛の「ツヨメロちゃん」だが、フワちゃんに負けないようにと、ゲストコーナーもずっと「ツヨメロちゃん」をやり続けるというめちゃくちゃな放送がすこぶる面白かった。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックもすると、「サンデー毎日」に、山田邦子が上島竜兵の葬儀の様子をメディアで明らかにしたことから、太田プロとの関係がさらに悪化しているとの記事があった。書き手は本多圭。しかし、先週金曜の「ビバリー昼ズ」に、肥後、ジモンが出た際には、葬儀にきてくれたといって山田邦子の名前も出し、「水曜日のダウンタウン」のこともいじっていたくらいだからこれはどうなのだろうか。「FLASH」には、肥後、ジモンと、純烈の酒井一圭がサウナで鼎談するという企画があり、初対面だと思っていたダチョウのふたりだが、じつは、酒井がロフトプラスワンにいた時代に会っていることが酒井から語られた。

 ラジオだけでなく、テレビの録画も溜まってしまい、これも片っぱしから観ていく。「アンタウォッチマン」を5月放送分から続けて4本。ベイブルースの特集を興味をもって観たが、関西で活躍していたコンビだから、リアルタイムでの記憶はほぼないのだが、NHKの演芸番組なんかには出ていただろうか。その翌週はモグライダーの特集。さらにその翌週は「ラ・ママ新人コント大会」の特集。「ラ・ママ」はかなり近年になってから初めて行ったが、関東のお笑いを追いかけていると、情報としてはよく知っていることが多い。チャーリー東京の話題もすぐにわかった。90年代当時は、若手のお笑いライブは客席が若い女子ばかりという印象があり、男が行きやすいライブはオフィス北野と大川興業ぐらいだったのだが、今にして思えば、とてもじゃないけど女子ウケしないような変な芸人もたくさん出ていたはずだ。渡辺正行の年齢を考えると、後継者の問題もそろそろ出てくるということか。そして、昨夜の放送は芸人ラジオ特集の未公開集。これでようやく追いついた。

 先週の「アメトーーク!」は「baseよしもと芸人、その後…」というテーマで、笑い飯、千鳥、麒麟、とろサーモンが出演。MC側には、せいやと、宮下草薙の草薙が座った。16年前、2006年に放送された同じメンバーの回を観ながら、その反省会をするという企画だったが、思い返してみても、麒麟川島と千鳥の現在の活躍はまるで予想していなかったくらいにみんな顔が怖い。川島の「アメリカの刑務所みたいな笑い」という表現が絶妙で、2000年代のお笑いのイメージはつかみにくいが、「M-1」みたいなものが登場したいっぽう、「やりすぎコージー」や「あらびき団」のような番組も現れたのが 2000年代だ。日曜の「ガキの使い」も観ると、こちらは「大型犬コンテスト」という企画。この番組はまだ、アメリカの刑務所みたいな笑いをやっている。

 今日の「徹子の部屋」は、鷲尾真知子がゲスト。5年前に急死した夫の中嶋しゅうのこと、それから、賀原夏子という喜劇女優の思い出が語られ、賀原夏子という女優のことは知らなかったが、黒柳徹子とも関係が深いようで、その時代の舞台女優にはなにか迫力がある。放送されたばかりの「さんま御殿」も観ると、こちらは「イライラ芸能人」というテーマで、お見送り芸人しんいちがこの番組には初登場のほか、直川貴博というアナウンサーが再登場し、このひとがいちばん目立っていた。

 今日は外出せず、ラジオを聴いたり、テレビを観たりしながら、ひたすら楽天ブログの移植作業を進めていた。2004年分をすべて削除するところまで進んだ。ついにラジオも聴くものがなくなり、Spotify のポッドキャストにある「化け物RADIO」という番組を聴いた。3月から配信が始まっていた番組だが、てっきり、オカルトについて語る番組かなにかだと思っていて、まるで興味をもたなかったが、よくよく確認してみるとそうではなかった。架空の「化け物」をゲストに迎えるという凝った仕掛けの番組で、秀島史香がパーソナリティを務め、各回の「化け物」を芸人が演じている。いくつか選んで聴いてみたが、岩崎う大のツチノコ、ラバーガール大水のアマビエが面白かった。

 深夜1時からは「爆笑問題カーボーイ」。オープニングのトークで、太田が田中に、肥後とジモンの「ビバリー昼ズ」出演を扱った「サンジャポ」のダメ出しをする。VTR明けのボケだけで田中が終わらせてしまったが、本当は、太田はダチョウ倶楽部についてコメントする予定だったのだ。聴きながら眠る。

2022年5月17日火曜日

5月17日火曜日/この部屋

◇ 大森・渋谷

 今日も朝から都内に。京浜東北線に乗り、混雑していたが、途中から座れ、ラジオを聴きながらうとうとしていたが、どうやら遅延していたようだ。大森で降りねばならなかったのだが、着いたと思い、あわてて降りたら、じつはまだ蒲田だった。ひとの流れに押され、改札を出てしまってから気がついた。あんまり利用したことのない南口だったのがまずかった。東急線の改札が見えて、そこでようやく変だとわかったのだから間が抜けている。降りてくる客の波に逆流するように改札内に戻り、改めて大森に向かった。馬鹿なことで電車賃を無駄に使った。

 午前中に渋谷に移動し、東急ハンズの手前にある鳥道酒場に入り、ランチメニューの鶏唐揚げ定食を食べた。500円。まんだらけに寄れるかと思ったが、開店は正午からだった。松濤のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、ラジオを聴き、少し仮眠をするが、眠気がまるでとれない。読書も少し。それから、神山町の商店街を歩いたが、商店街中に「奥渋」というのぼりがずらりと並んでいる。商店街の真ん中には、PL教団の教会があった。



◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 今日は眠気がずっと続き、首の凝りもひどい。あまり寄り道もせず、夕方には帰宅した。録画していた今日の「徹子の部屋」は傑作選で、「人気スター歌手初登場」という特集だった。和田アキ子、森山良子、美川憲一、坂本冬美の過去の映像が流れた。美川憲一の初登場は再ブレイク時にあたる1990年で、当時44歳だったとは驚く。「僕」と言っていて、まだ、現在のような過剰さはない。「ものまね王座」のご本人登場の裏話をしゃべっているのだが、つくづく、あれはテレビバラエティ史に残る名場面だ。

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、東貴博と黒沢かずこは上島竜兵の話をするだろうかと思うと、先週は東の母も亡くなっていたそうで、その話になった。通夜に欽ちゃんが現れ、お焼香のあいだもずっとしゃべっていたり、東の喪主挨拶にも突っ込み、さんざん盛りあげたようだ。明治座の公演の告知もあり、黒沢によると、ナイナイ矢部の息子が喬太郎師匠のファンなんだそうで、これは知らなかった。黒沢が番組に加わったことで、今までとは違う情報も入ってくる。

 今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」は、14時台は爆笑問題がゲスト。ケイさんはオープニングから爆笑問題への愛を語る。土屋さんも、ケイさんも、学生のころからの「カーボーイ」リスナーなのだ。そのあとに別の話をしていたら、太田が早くも乱入した。談志、たけし、とんねるずと続く、東京の乱入の系譜というのがどうやらある。ゲストコーナーでは、笑組や浅草キッドとの関係、あるいは、コントらぶこーるやホームランらと営業に行っていた時代の話が珍しく、興味深く聴いた。先週の水曜以前は別世界のようで、「爆笑問題カーボーイ」も聴きそびれていた。ようやく聴いてみると、先週は生放送で、ロバート秋山がゲストだったのだ。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の山田美保子の連載コラムでは、上島竜兵の訃報を伝えたワイドショーの違和感について書かれていた。自身もワイドショーに出演することのある山田美保子だから、内部事情もきちんと認識したうえでの批判だ。それから、水道橋博士の不定期連載は園子温について。「地位を射止めたい者と、その地位への人事権を握る者との〝コミュニケーション〟は、どこまでがギブアンドテイクで、どこからがセクハラなのか?」という認識は、マジだとすると、かなりまずいのではないか。近しい人間の悪事が明るみになったときに、困惑し、できれば擁護したいと考えるのは当然の感情ではあるとは思うが、博士の思考法はシャレをマジと誤認していくようなところがある。シャレをマジに、つまり、冗談を現実化させていくのが博士(および、浅草キッド)の面白さで、れいわから出馬かというネットニュースも出ているようだが、これなんかはまさに、冗談みたいなことを実際にやってしまおうとしている。しかし、シャレはシャレであって、論理的ではないだろう。

 「SPA!」を読むと、巻頭カラーページに上島竜兵の記事があり、水道橋博士のコメントが載っていた。「松竹新喜劇を率いた藤山寛美を尊敬していた志村けんさんは、'06年から舞台「志村魂」を続けていました。そこで竜さんに喜劇役者の道を示していたと思う。」

 「FLASH」にも上島竜兵の記事があり、「本誌は10名ほどに取材を申し込んだが、「気持ちの整理がついていない」との理由で、誰もがコメントを差し控えた。」とあるが、 CMの演出を担当したある映画監督からは、上島は主演映画をやりたがっていた、志村けんがやるはずだった「キネマの神様」の代役をやりたがっていたという証言を得ている。「上島さんが本当にやりたかった仕事は、個性的な俳優だったそうです。遠藤憲一さんみたいな独特な味のある役者に憧れているとも言っていましたね。コントで売れた人ですが、役者への思いが本物だとわかり、本気で実現させようかと考えていたんですが…」 

◇ 生活

 注文の本がまた見つからず、朝にも探していて、いったんあきらめてしまったが、その本は確実にあるはずだから、帰宅してから、部屋中をひっくり返して探していた。今までは意識していなかったが、コロナ以前は古本市にしょっちゅう参加していたから、そのたびに本の山を動かすことになり、それが自然と在庫のチェックにもなっていたのだ。長いあいだ、まったく手をつけていなかった本の山をどけてみると、山と山のあいだの空間に、ネズミの糞がごっそりと見つかり、悲鳴が出そうになった。ティッシュのクズも溜まっていて、おそらくゴミ箱から運び、ここで食っていたのだ。それを知らずに、ずっと放置していたとはおぞましい。この部屋にはまだ死角がたくさんあるから、これだけでは済まないのではないか。チラシ類など、保存のつもりで何気なく積み重ねてあったものが、気がつくと、かなり傷んでいるということを発見し、そのたびに悲しくもなるが、四十代後半にもなると、そろそろ執着してもいられない。いったいどれだけ、この部屋を散らかしたままにしているのか。

 全身ほこりまみれになり、深夜にシャワーを浴びた。いったん眠り、タイムフリーで、放送直後の「爆笑問題カーボーイ」を聴くと、今日の「ラジオショー」出演の話を楽しく語っていた。

2022年5月16日月曜日

5月16日月曜日/ある映画青年

◇ 蔵前・天王洲アイル

 朝から都内に。雨降り。また少し寒くなり、パーカーを着ていく。まず、蔵前のほうまで行かねばならず、それから、夕方には天王洲アイルのほうに移動する。夕方には雨は止んだが、肌寒い。まともな昼食は食べそびれ、腹が減り、天王洲で食べていこうかと思うが、決められず、新馬場まで歩いた。商店街の飲食店を覗きながら進むが、全体的に値段が高めな感じがする。京浜急行のガードを潜り、ガード下につけ麺の店を発見し、この先にはもうなにもないと思い、ここに決める。舎鈴という店で、味玉つけめんを食べた。850円。テーブルにはスープ割りのポットが置いてあり、この前、味奈登庵で間違えたお茶の入っていたポットとまったく同じだった。つけ麺の場合はポットが多く、その印象があったから間違えたのだろう。




◇ 読書・ラジオ・雑誌

 ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、しばらく読書を。新馬場から京浜急行、各停に乗り、のんびりと読書の続きをしながら帰る。「なぜ柳家さん喬は柳家喬太郎の師匠なのか」を読み終えた。2018年刊、徳間書店。先日の喬太郎独演会に合わせて読んでいた。さん喬、喬太郎の師弟対談が2章分、それぞれのインタビューが1章ずつ収録されている。構成は椎野礼仁というひとが手がけている。さん喬による喬太郎評が、当然のことながら鋭い。P84-85「現代語で古典が喋れるんですよ。これはある意味、欠点でもあるんですけど、それがお客さんに聴きやすいんです。今の時代では長所です。彼の落語は、背景は古典なんですが、色は古典ではない。それがお客さんには馴染みやすい。」「彼の場合、侍が出てきても屑屋が出てきても、確かに古典落語の言葉で喋っているんですが、感覚的に現代語なんです。これは文字ではとても書き表せない発音の部分なんですが、「へいどうも、ありがとうごぜいやす」というセリフの〝ありがとうごぜいやす〟の部分は舌を巻いて言います。本当は「ありがとうございます」と言ったほうが、古典色なんです。だけども、彼は「ありがとうごぜいやす」と舌を巻くことによって古典を表そうとしている。そこが非常に現代的な、極端なことを言うと落研的。否定しているわけではなくて、そういう部分が、一般のお客さんにはとらえやすいですよ。特に若いお客さんにね。」(なぜ「ある意味、欠点」かというと、)「落語自体が古典的ではなくなってしまう。背景とか色とか、古今亭志ん朝師匠がよくおっしゃっていた「色合い」が。例えば、歌舞伎で舞台の背景に浅草の五重塔や観音様や満開の桜が描いてあるとものの見事に古典の背景になります。でも喬太郎の落語は、そこに東京タワーがぱっと描いてあるような印象が残る。」

 夜遅くに帰宅し、タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴くと、先週はまったく触れようとしなかった上島竜兵の話を、オープニングの最後でようやくしゃべっていた。早坂営業でインスタントジョンソンと一緒になり、そこで整理がついたのか。14時台は、X-GUN がゲスト。今週の「ラジオショー」は、連日、ボキャブラ芸人が登場する。聴きそびれていた先週月曜の「ラジオショー」もようやく聴いた。14時台のゲストは、ますだおかだの増田英彦が登場し、コロナ禍の松竹芸能の話や、「北の国から」のイベントに登壇させられた話をしていた。先週水曜より以前のお笑い界はまるで別世界のようだ。

 ツイッターで検索していて見つけたが、2018年に「週刊文春」の「新・家の履歴書」の欄に上島竜兵が登場していて、そこで映画について語っていたようだ。情報を探してみると、亡くなった日に文春オンラインに再録されていたインタビューがそれだとわかった。知らずに、今まで読んでいなかった。読んでみると、上島は「キネマ旬報」に批評を投稿するような映画青年だったのだ。そして、お笑いだけで芸能界を生きていくことの漠然とした不安がここでは語られていて、そのときに志村けんに声をかけられ、舞台に出るようになっていく。この数日、上島竜兵について考えていたことはその評価の不当さで、「リアクション芸人」というものがリスペクトされる時代になったことはいいことではあるが、そもそもは、もっと高い志をもっていたことはおそらく間違いない。ましてや、上島竜兵の世代ならば。その答えは、すでにこのインタビューで語られていたようなものだ。志村の死を安易に結びつける声も多いが、心情的なことはわかりようがないものの、客観的に見て、志村の死により、ダチョウ俱楽部の舞台での活躍の場が失われたという事実は大きい。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊ポスト」に上島竜兵の記事があり、南部虎弾が取材に応えている。キムチ俱楽部から改名しようと喫茶店で話し合っていたときに、「先輩の『コント21世紀』みたいな名前をつけたら、21世紀になったら何もできなくなるし、絶対売れないからな」と言っていたら、上島が南部の顔を見ながら「シーッ」とする。なにをしているのかと思ったら、後ろの席にコント21世紀がいたという。これが「当時の上島さんについて忘れられないエピソード」って、ほかにしゃべることなかったのか。(コント21世紀は、のちのホームラン。)

 くたくたに疲れてしまい、早めに眠り、深夜に目覚め、録画していた「徹子の部屋」(ゲストは瀬戸内寂聴の秘書、瀬尾まなほ。)を観た。朝までにブログの更新をひとつ。

2022年4月26日火曜日

4月26日火曜日/アラートが表示された

◇ 業務

 早朝4時に目覚め、アマゾンセラーセントラルを開くと、トップページにアラートが表示されていた。「お客様のアカウントが停止される可能性があります。」というので、なにごとかと思えば、ここ7日間のキャンセル率が 30パーセントになってしまっていた。管理がずぼらなため、注文の品が見つけられないということが頻発し、ちょうどまた、注文が少なかったところにキャンセルを続けたからそういうことになってしまったわけだが、今日はたまたま注文が多かったから、これでキャンセル率を下げられるとは思うが、それにしてもどきっとする。これを止められてしまったら生きていけない。

◇ 東京・神保町

 今日も朝から都内に。まず、東京駅に出て、それから、昼には御茶ノ水のほうに移動する。神保町ほうに降りていき、座135という店に入り、豚レバー炒めを食べた。スープ、サラダ、メンマ、オレンジ、杏仁豆腐がつき、660円。マクドナルドに入り、ひと休み。雨降りになるが、すぐに止む。外に出ると、学生がずいぶんたくさん歩いている。



◇ 読書

 今日も天王洲アイルに行くことになり、まいばすけっとに寄り、栄養ドリンクとエクレアを買って食べる。雨が降ったり止んだりしていたが、止んでくれたので新馬場まで歩くが、しかし、風が強い。ベローチェに入り、ひと休み。しばらく読書をしていく。新馬場から京浜急行の各停に乗り、読書を続けながら横浜に戻ってくる。白武ときお「YouTube放送作家」を読み終えた。2020年刊、扶桑社。1990年生まれの若い放送作家で、最近はちらほら名前を見かけるが、この本が出た当時にはまだ認識していなかったと思う。お笑い第7世代の仕掛け人であり、霜降り明星、ZAZYを「ガキの使い」につなぎ、フワちゃんのブレイクにも関わっている。今のバラエティ番組のなかで、かなりのキーパーソンなのだ。

 横浜ビブレのユニクロに寄り、買いものをしていく。上階にあったユニクロが地下に移動し、GUと同じフロアになった。地下にあったタワレコとユニクロがちょうど入れ替わったかたちだ。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は傑作選。「スターたちの美と健康の秘訣」という特集で、ジャイアント馬場、浅香光代、森光子、榎木孝明の過去に出演した映像が流れる。「さんま御殿」を観ると、こちらも「美容男子 VS ありのまま女子」という特集だ。観そびれていた先週金曜の「A-Studio」は、神木隆之介がゲスト。鶴瓶と藤ヶ谷太輔がスタジオジブリを取材しているところに宮崎駿が現れる。

 先週の「ぺこぱポジティブNEWS」は、Aマッソ加納がコメンテーター。松陰寺「コメンテーターってさ、こういう言いかたわかんないけど、ネットニュースになってなんぼの世界じゃない、あれって。」 加納「だからさ、芸人と逆で、キラーワードにしないように心掛けてる。ちょっと、ある意味、若干、だらだら言うというか。」

 タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴きそびれていたが、14時台は、この日は「ビバリー」と連続で、R-指定がゲストだったのだが、こちらの番組も面白かった。R-指定に銘鳥銘木をやらせるのはこの番組だけだ。

 Spotify でも聴けるラジオ番組はないかとつねに探しているのだが、昨年10月から始まった文化放送の「近藤真彦 RADIO GARAGE」がポッドキャストになっていた。初回のゲストは吉田照美。文化放送とニッポン放送はポッドキャストがわりと充実している気がするが、いちばん出し惜しみをしているのがTBSラジオで、ラジオクラウドというのをやっているからだろうが、よく知らないし、使ったこともない。ポッドキャストを聴きながら、オンライン将棋を1局指し、23時頃には眠る。


2022年4月13日水曜日

4月13日水曜日/藤子A先生

◇ テレビ・ラジオ・雑誌・読書

 早朝に目覚め、ダビングのセットをしてからブログの更新にとりかかるが、どうもすいすいとは書けない。午前中に、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「刺さルール」は、今週は響に密着。この番組は過去にブレイクした芸人に密着し、そのVTRからクイズが出題され、それをもとに大喜利をする。爆笑問題のふたりが大喜利に答え、伯山が司会を務めるという、誰も得意なことをやっていない番組だ。昨夜の「うたコン」も録画しておいたが、まず、石井竜也が「君がいるだけで」を歌う。今どき貴重な専属のバンドがいる形式の番組だが、米米のフラッシュ金子がバンマスを務めているのだ。丘みどり、純烈、八代亜紀と続き、つぎに登場した横山剣と野宮真貴がお目当て。野宮真貴はこの番組は初登場なのだ。エンドクレジットまで観ると、この番組、寺坂直毅が構成なんだと初めて知った。剣さんと野宮真貴のデュエット曲は、Spotify のニューリリースを見るとすでに配信されていた。剣さんの名前がなぜかクレジットされていなくて、チェックしそこねていた。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴き、それから、聴きそびれていた番組をタイムフリーで続けて聴いていく。先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、この放送中に藤子不二雄A先生の訃報が入っていた。そのあとには少し、藤子マンガの思い出も語られていた。先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、こちらでは冒頭から藤子A先生についてしゃべっている。中川家の単独ライブのポスターを藤子A先生が描いたことがあり、その際に会っているのだ。14時台は、次長課長がゲストで、「伝説の一日」の話ばかりになる。先週土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」のオープニングでも、藤子A先生の話をしていた。コアなマニアのような話が出るわけではないが、この世代への影響力は絶大だ。そのあとにはどうでもいいような話をしていたかと思うと、桜の話になり、不意にいい話になった。震災のあとは被災地には色がなくなり、すべてが茶色か黒の風景になっていたが、4月になるとピンク色が現れた。桜のピンクであり、それが希望になったという話だった。

 ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「FLASH」に藤子A先生の追悼記事があった。大沢在昌が語る藤子A先生が傑作。大沢在昌は藤子A先生よりも22歳下なのだが、40年来のつき合いになる大親友だったという関係で、「ただもう、性格は「大きな子供」という感じでね。一人称は「ボクちゃん」、口癖は「お金がない」。子供だから、お金を持たせると、あるだけ使っちゃうんだ。」「それで、奥さんとか、マネージャーをされてた亡くなったお姉さんから、一日2万円しかお金をもらえないようになった。」「お金を持ってないのに、きれいな女のコがいるクラブが大好き。だから、つねにおごってくれる人を探していた。」「あの人とつき合ったほとんどの人が、おごったことはあってもおごられたことはないんじゃないかな。クレジットカードも持っていなかったし。」 その藤子A先生が「たった一度、俺と小林薫さんに怒った夜」と見出しにあるのでなにかと思えば、金がないことを大沢在昌と小林薫がからかっていたら、「ボクちゃんだってお金あるよ!」と藤子A先生が言い出し、「明日、お金下ろして持ってくるから、8時に六本木のスターバックスに来て!」と言われたが、ふたりともそんな約束は忘れてしまい、別の店で飲んでいたら、「ずっとスタバで待ってたんだよ!!」って怒ったっていう、じつにしょうもない話に爆笑した。

 今日は外出せず、部屋で読書。藤子不二雄A「Aの人生」を読み終えた。2002年刊、講談社。自伝的な本なのかなと思って読み始めたが、もっと日常的なことも書いてある気楽なエッセイだった。しかし、そういうことこそ、知らなかったことがけっこうある。「はなまるマーケット」が好きでよく観ていたこと、テレビ東京の「土曜スペシャル」のグルメ特集が好きだったこと、新宿の仕事場まで小田急線で通っていたことなど。特に面白かったのは交遊録の部分で、中川家のラジオでは宮沢りえと一緒の写真を見せられたとしゃべっていたが、この本にも宮沢りえのことが多く書かれていた。宮沢りえの誕生会に呼ばれたときのことが興奮気味に書かれているのが可笑しい。井上陽水と一緒に「タモリのオールナイトニッポン」に乱入したときのことも書かれていて、この放送はリアルタイムで聴いた記憶がしっかりとある。このエッセイには詳しくは書かれていないが、「タモリのオールナイトニッポン」のレギュラー放送からはだいぶ経ってから復活した特番だった。藤子A先生が酔っばらっていてすごく面白かった記憶。横山隆一との交流もあまり知らなかったことで、横山隆一という名前は、藤子A先生よりも下の世代の漫画家からはなかなか出ない名前ではないだろうか。もちろん、トキワ荘の仲間たちや、F先生についても多くページが割かれているが、それとは別の交友関係の世界ももっていたのが藤子A先生だ。あとがきを読むと、編集者として小沢一郎の名前が出てくる。これは小沢昭一の息子。

 外出しない日は午後もテレビ。昨日放送の「クローズアップ現代」は、藤子不二雄A先生の追悼番組になった。桑子アナが司会、スタジオには親交のあった奥田瑛二が出演し、藤子A先生の潔癖さ、純でシャイな面を語った。作品よりも人間に焦点をあてた特集だったが、バーのママがスマホで撮ったプライベートの映像が流れ、ほかのお客さんにイラストを描いてあげていると、「先生、すごーい、プロみたい!」とママにいじられていた。

 今日の「徹子の部屋」は、YOASOBI がゲスト。詳しいプロフィールをこの番組で初めて把握した。先週から始まった新番組「イワクラと吉住の番組」も2週分まとめて観る。この番組はしばらく観てみよう。一昨日に放送された「有吉クイズ」は、この番組は今まで観たことがなかったが、有吉と蛭子さんが半年ぶりに再会という企画が気になり、録画しておいた。その半年前のこの企画で、ギャラクシー賞を受賞したのだ。認知症になる以前の蛭子さんと有吉の関係をそもそも知らないのだが、こんなに丁重に扱っているんだとちょっと驚いた。

 日曜の早朝に放送された「はい!テレビ朝日です」は、「ハマのドン 最後の闘い」を特集するのだと思い、録画しておいたのだが、民教協の3人の審査委員、星野博美、森達也、崔洋一のコメントのあと、なんと、この20分番組のなかで、ダイジェスト版を放送してしまうのだった。テレビ朝日では2月に放送されたドキュメンタリーで、観逃してしまったのだが、本当は1時間弱あるのだ。横浜の人間としては観ておきたかったのだけれども、完全版の地上波再放送はないのだろうか。

 夜には、録画していた「水曜日のダウンタウン」を放送直後に観た。去年の3月にも放送された「30-1グランプリ」の第2回目。これは楽しみにしていて、結果を知ってしまう前にすぐに観たかった。30秒のショートネタの映像で面白さを競うコンテストで、スタジオでの審査は、松本、ケンドーコバヤシ、麒麟川島、バイきんぐ小峠、バカリズムという5人が務め、並の賞レースよりもよっぽど豪華だ。658組のエントリーから 40組にしぼられたという本戦は、5ブロックに分かれ、それぞれから勝ち残った5組が決勝を争う。◆Aブロックは出演順に、天才ピアニスト、SAKURAI、フタリシズカ、スタミナパン、にたりひょん吉、ラブレターズ、そいつどいつ、ぶったま。天才ピアニストが面白いと思ったが、バカリズム以外の4人はぶったまに投票し、バカリズムだけがそいつどいつに投票した。そいつどいつのほうが繊細な感じがしたのでという理由。◆Bブロックは、チョコレートプラネット、ドンココ、みなみかわ、わらふぢなるお、レインボー、金の国、もう中学生、ななまがり。ななまがりがいちばん面白く、そのとおり、ななまがりが勝ち抜いた。4名がななまがり、川島だけがみなみかわに投票。◆Cブロックは、大自然、キンタロー、オダウエダ、ジェラードン、戦慄のピーカブー、牧野ステテコ、や団、永野。オダウエダが面白いと思ったが、ここは票が割れて、バカリズムはキンタロー、小峠は大自然、ほか3名はジェラードン。◆Dブロックは、いぬ、ネルソンズ、本多スイミングスクール、ダブルアート、おたまじゃくし、マジメニマフィン、サスペンダーズ、ゆりやんレトリィバァ。ネルソンズが面白かったけど、松本、小峠はいぬに投票、ほか3名はサスペンダーズ。◆Eブロックは、ニッポンの社長、うるとらブギーズ、ワンドール、怪奇!YesどんぐりRPG、滝音、パンプキンポテトフライ、ビスケットブラザーズ、チャンス大城。ここはニッポンの社長だと思ったが、松本、バカリズムはビスケットブラザーズ、ほか3名はニッポンの社長。◆決勝は、ぶったま、ななまがり、ジェラードン、サスペンダーズ、ニッポンの社長。ニッポンの社長がやっぱり面白かったが、票は割れて、川島ひとりがななまがり、松本、バカリズムはジェラードン、ケンコバ、小峠はニッポンの社長に投票。同点決勝で、川島が再投票することになり、優勝はジェラードンに決まった。ニッポンの社長の2連覇よりも、このほうがいい結果だろう。ジェラードンがなぜか西本とかみちぃのふたりだけだったのが不思議で、検索してみると、海野は体調不良のために休養中なのだとわかったが、優勝したから、最後にそのことにも触れていた。優勝していなかったら、なんの説明もないままだったのか。

 メールをチェックすると、横浜にぎわい座からメールがあり、抽選に申し込んでいたチケットが無事に当選したという知らせだった。20周年を迎えるにぎわい座だが、なにしろ、開館当初から通っているので、最近はめっきりと行く回数が減ってしまったが、記念公演はなにか観ておきたいと思っていた。

 ツイッターを見ると、よこたとくおの訃報があり、これにはびっくりした。藤子A先生が亡くなった翌日に亡くなったのか。深夜2時半頃に眠る。

2022年4月5日火曜日

4月5日火曜日/名作落語本を語る会




◇ 渋谷・竹橋・中野

 今日は朝から都内に。渋谷から高田馬場に移動し、早稲田通りで昼食にするが、出頃な店を見つけられず、松屋に入り、ごろごろチキンカレーを食べた。630円。今日は暖かくなるのかと思ったら、意外と肌寒い。その後、いったん、竹橋のほうまで行くことになり、午前中には小雨も降っていたが、午後にはすっかり天気がよくなった。

 神田駅まで歩き、中央線に乗り、中野に移動する。中野にはつい先日もきたばかり。古本屋には寄らず、中野サンプラザの先のベローチェに入り、ひと休み。アイスコーヒーと、あんぱんを食べた。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴く。今週からいよいよ、黒沢かずこが火曜の新レギュラーに。東貴博は、黒沢がアシスタントになることは「ビバリー」にとっては衝撃だと語り、「吉本の壁を越えてきた」という話をする。「伝説の一日」に出演していた黒沢は、そこで藤原副社長に会ったそうで、「高田先生の番組に行かしていただくことになりましたって言ったら、めっちゃ握手求められてきて、この時期に。握手となんかグーパンチみたいな感じの、なんかすげえハンズアップみたいな。「えっ、ビバリー?」って訊かれて、「ビバリーです!」「やったあ!」みたいな。副社長がめっちゃ喜んでました。」 エンディングまで聴くと、黒沢はこのあとの「ナイツ ザ・ラジオショー」にも呼ばれ、そうなると、これも続けて聴くしかない。先週火曜、山根千佳の最終回も聴きそびれていて、義理堅いもので、タイムフリー切れ前にこれも聴かざるをえない。先週はなにがそんなに忙しかったのか、ずいぶん聴きそびれてしまい、先週火曜の「ラジオショー」のオープニングも続けて聴いた。この日はナイツが春休みで、「相席スタートのザ・ラジオショー」だった。(なぜか「の」が入る。) 先週月曜の「メイプル超合金のザ・ラジオショー」はついに聴きそこねてしまった。



◇ トークイベント

 2時間ほどでベローチェを出て、ブックファーストの地下にあるヨークフーズに寄り、シュークリームひとつだけ買おうとするが、セルフレジに行列ができていて、余計な時間を食ってしまった。ドラッグストアにも寄り、栄養ドリンクを買って飲んでおく。中野駅の南口から線路沿いに東に進み、ギャラリー街道で開催される「名作落語本を読み、語る会」に。19時20分開始。10分前に到着する。志ら玉さん、寸志さん、稲田和浩さんの3人で名作落語本について語る会。今回で3回目だが、3回とも無事に出席する。ツイッターはニュース以外はほとんど見ていないのだが、運がいいことに、この会を告知する寸志さんのツイートが「おすすめ」に出てきて、たまたま知ることができた。受付時に志ら玉さんに声をかけてもらった。こういう時期だから打ち上げがないことはわかってはいたのだが、せっかくひさしぶりに会うことができても、それ以上の会話をすることはなかった。狭い会場で、お客さんは10人ほどでいっぱいになる。マスクをしているから見覚えのあるひともわからず、連続してきている客はほかにもいただろうか。稲田さんを中央に3人が並び、トークが始まる。3回目に題材とする本は、前回に予告されたとおり、米朝の「落語と私」。今日までに読みなおそうと思っていたが、計画がうまくいかず、半分までしか読み返せなかった。しかし、新たに付箋を貼った箇所がちょうど語られ、意味のある予習をしてきたとは思った。文春文庫版は1986年刊。親本はポプラ社から1975年に出ている。中高生向けの入門書なのだが、この会のトークはまるで初心者向けではなく、プロが気になる箇所が多く語られた。改めて読みなおして気になったのは、まさに、プロ以外が読んでどうするのかと思うような実演に関する部分だ。そして、この本の最後を締めくくるのは「末路哀れは覚悟の前やで」という言葉である。米朝50歳の著書であり、全国区を意識して書かれているということも、指摘されなければ気がつかなかった。最後に、次回の本はなんにするかという話になり、楽しみな書名が挙がったが、開催はまた1年ぐらい先になるだろうか。21時頃に終了。

 中野から、中央線、山手線を乗り継ぎ、渋谷からは東横線。各停に乗り、のんびりと帰ってくる。ダイソーで買いものをしなければと思っていたのに、完全に忘れてしまい、この時間ではもう無理だ。23時半頃に帰宅し、ポッドキャストを聴いたりなどして、深夜1時前に眠る。

2022年3月22日火曜日

3月22日火曜日/雪混じりの雨


◇ 霞が関

 昨夜、眠る前にダビングをしておく必要があったのに、忘れていて、眠ってしまった。早朝に目覚め、家を出る前にダビングをする。今日も朝から都内に。雨降り。寒い。疲れがひどく、だいぶ無感情になってきた。スケジュールを考えないと、ちょっと限界だ。有楽町から霞が関に移動し、昼食は某所食堂にて、牛すじカレーを食べた。460円。雨は雪混じりになる。夕方、天王洲アイルから帰ることになり、雨は小降りになり、傘を差さなくても平気なほどにはなるが、しかし、肌寒い。新馬場のベローチェに入り、ひと休み。ブレンドと、カレーパンを食べた。甘いパンが売り切れていたが、昼もカレーだったのを忘れていて、カレーパンを食べてしまった。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、途中にニュースが入り、この放送中に大きな停電があったようで、横浜市のうちの地域も含まれていた。うちは震災のときも計画停電にはまったく引っかからなかったくらいで、なんらかの理由で停電にできない地区なのではと思っているが、それでも少しは心配になる。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 新馬場から、京浜急行の各停に乗り、読書をしながら帰る。西村京太郎「十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」」を読み終えた。2017年刊、集英社新書。西村京太郎の経歴に関心をもつことが今までなかったが、十四歳で、陸軍幼年学校に入学しているのだ。「子供が純粋で損得など考えないというのは嘘である。これから、どうするのが一番トクかを考えるのだ。どうせ十九歳になれば、兵隊になるのだが、階級は、一番下の初年兵(二等兵)である。やたらに、殴られると聞いていた。それなら、早くから兵隊になった方がトクに違いない。」 西村京太郎は昭和20年4月に入学するが、もちろん、その時点では8月に敗戦を迎えることは誰にもわからない。西村京太郎は1930年生まれ、小林信彦(1932年生)よりも2歳上で、同じ東京生まれだが、この2歳の差はなかなか大きい。前半の体験の部分は大いに関心をもって読んだが、後半は戦法の分析になり、ここはかなりわからなかった。

 最寄り駅まで戻ってくると、ゴミ箱がついに撤去されてしまっていて、以前から予告はされていたが、これは不便だ。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「徹子の部屋」を、昨日今日の放送をまとめて2本、昨日の放送は宝田明追悼、今日の放送は反町隆史がゲスト。日曜の「笑点」もようやく観ると、演芸コーナーはミルクボーイ、大喜利の助っ人には市馬会長が登場。それから、タイムフリーで、先週金曜に放送された「村上RADIO特別版 戦争をやめさせるための音楽」を聴いた。いったん眠り、深夜に目覚めて、ブログの更新をひとつ。「村上RADIO」は月曜にも放送があり、これも聴いてみると、2月の再放送だった。バブルガム・ミュージックの特集。聴きながら、オンライン将棋を1局指し、眠りなおす。

2022年3月19日土曜日

3月19日土曜日/東京・睡眠不足


◇ 東京

 夜に眠れず、早朝からようやく3時間ぐらい眠る。「ナイツのちゃきちゃき大放送」を途中まで聴き、午前中から外出。横浜駅で乗り換える際に正午を過ぎ、そういえば、チケットを買わねばならないことを思い出し、スマホから購入する。あっさりと獲れてしまい、売り切れを心配していたが、その必要はまったくなかったか。東京駅まで出て、午後、遅めの昼食を。八重洲地下街のアルプスで、タイムサービスのチキンカレーを食べた。300円。トッピングに、80円のから揚げもつけてもらう。睡眠不足がひどく、ココカラファインに寄り、栄養ドリンクを買って飲んだ。東海道線で横浜に戻ってくるが、混んでいて座れなかった。

 横浜東口のドトールに入り、ひと休み。アイスコーヒーを注文するだけのやりとりでも、のどが弱っているようで、声がすっと出ない。読書はできず、音楽を聴きながら、しばらく眠る。ドトールを出ると、雨が降っていた。タイミングが悪い。駆け足で横浜駅に飛び込み、クリエイトで買いものをしてから、夜に帰宅した。

◇ テレビ・ラジオ

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「朝まで生テレビ」を録画しておいたが、冒頭だけ観て、顔ぶれに興味がもてず、これは消去する。続けて、これも昨夜に放送された「タモリステーション」を、とりあえず、半分まで観た。1月に放送された第1回の放送は、録画したままでまだ観ていないのだが、この番組はほぼ「報道ステーション」なのではないだろうか。番組はウクライナ侵攻を扱い、ポーランドからの生中継で始まる。タモリは真ん中に座っているだけで、ほぼしゃべらない。

 タイムフリーで、今日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングでは、水曜の地震のこと、それから、東北の状況をたっぷりとしゃべっていた。今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」の続きも聴くが、聴きながら眠ってしまう。2時間ぐらい眠り、深夜に目覚め、「田村淳のNewsCLUB」を聴きながら眠りなおした。今日は疲れがひどくてだめ。

2022年3月18日金曜日

3月18日金曜日/雨のなかを病院まで

◇ テレビ・ラジオ

 夜中に何度か目覚め、早朝に起きあがり、録画していたテレビ番組を観て、もう少し眠りなおしてから、またテレビを観た。昨夜の「アメトーーク!」は「第七世代、その後」。霜降り明星、EXIT、四千頭身、宮下草薙が出演。観そびれていた日曜の「ボクらの時代」は、イワクラ、オズワルド伊藤、森本サイダー、大鶴肥満というルームシェアのメンバーがそろった。ツイッターを見ると、宝田明の訃報が。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴く。番組終盤に重大発表があるというのでなにかと思えば、火曜の山根千佳が卒業になるというのは火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」で知ったが、その後任が、なんと、森三中黒沢になるというのだ。こうなると、今まであまり聴いてなかった火曜もこれからは聴かなければならなくなる。

◇ 病院

 午後から外出。雨降り。また寒くなった。横浜に出て、ムービルの金太郎に入り、焼きメシカツカレーを食べた。880円。今日は3ヶ月に一度の呼吸器内科の検診。雨のなか、市民病院まで歩いていく。せっかく気候がよくなってきたと思っていたら、今日にかぎって、雨降りで寒い。手袋ももうカバンに入れてこなかった。風も強く、これで傘を壊しでもしたら、本当にみじめだ。14時半の予約だったが、20分遅刻して到着する。待ち合いスペースが混んでいて、いちばん端っこまで行かなければ、席が空いていなかった。整理番号が表示される画面は遠くて見えず、音声でも知らせてくれるのだが、集中していなければならないから疲れてしまう。待っているあいだに少し空き、もう少し真ん中寄りに移動するが、この待っている時間が眠くてたまらない。30分ぐらい待ち、ようやく診察になる。診察といっても、いつも、酸素の数値を計るくらいのものなのだが、今回はこの酸素の数値がやや低く、百未満だった。ここしばらくはやってなかったと思うが、ひさしぶりに背中から聴診器をあてられ、吸ったり吐いたりした。そういえば、昨日からやたら眠いと思い、眠いのは関係があるかと訊いてみたら、それは関係がないと言われた。診察代、430円。処方箋をもらい、薬局に寄り、シムビコートを3本買う。2310円。

◇ マンガ

 横浜駅のほうまでまた歩いて戻り、ビブレのブックオフに寄った。なかなかいいものが多く、110円の文庫本を6冊、220円の単行本を1冊買っていく。ベローチェに入り、ひと休み。パンが売り切れていて、がっかりする。マンガを1冊、今日は「水木しげるの遠野物語」をカバンに入れてきた。先日、柄谷行人の柳田国男論(「世界史の実験」という本)を読んだので、その流れでこれを読むのがいいだろうと思った。2010年刊、小学館。「ビックコミック」の連載だ。単行本は、マンガの合間に、別のライターによるコラムも収録され、遠野ガイドのようで、どうも妙な作りになっている。「まんがで読破」じゃないんだから、水木しげる御大をつかまえて、編集者は、名作文学の読み解き程度にしか思ってなかったんじゃないのか。

 講談社文庫から出しなおした「浅草キッド」を確認したいと思い、有隣堂に寄ったが、ポストカード付きで、シュリンクがかけてあって中身を確認できなかった。

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 夜遅くに帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・中川晃教)を観る。そのあとは、録画残量を確保するため、観たい番組を優先的に観られず、観そびれていた数年前の番組をざっとチェックしたりなど。いったんは終了したはずの「ザ・カセットテープ・ミュージック」のテレビ神奈川の再放送が、いつの間にか再会されていることに気がつき、また録画するようにしていたのだが、またすぐに終了になってしまっていた。この放送に気がついたのは、「白黒アンジャッシュ」の放送に注意していたからだ。

 タイムフリーで、今週の「ナイツ ザ・ラジオショー」を順に聴いていく。水曜の14時台は、みなみかわがゲスト。そういえば、湘南デストラーデが優勝した年の「漫才新人大賞」に、ピーマンズスタンダードも出ていたのだ。たしか、あの年を最後に、漫才協会外部からの出場はなくなってしまったのだが、今にして思えば、出場者がなかなか豪華で、客席で観ていたが、その年の年末にすぐに「M-1」決勝に進んだ、馬鹿よ貴方は、メイプル超合金も出場していた。そして、そのときに初めて観て、強烈な印象を残したのがランジャタイだ。続けて、昨日木曜のオープニングを聴くと、BSで「笑点」の再放送を観ているという土屋さんの話から、笑組の漫才について、かなりたっぷりとしゃべっていた。土屋「笑組さんの、そのときたぶん三十代とかの、漫才のスピードとか、ハンパないなと思った。」 塙「笑組さん、すごいよね。初めて観たとき、やっぱすごいと思った。」 土屋「めっちゃくちゃキレキレで、もう、ああいうひとはたぶん関東で三十代であんなしゃべれるひといない、って思わせる…。あんなしゃべるひと、なかなかいないと思うよ、ほんとに。「M-1」決勝のひとでも。」 塙「だからちょっとその、一時期、笑組さんもゆたさんがサスペンスドラマの説明みたいの、ばあーっと言うときあったじゃん。そのネタでしょ? あんときもめちゃくちゃ早かったでしょ? 一回も噛まないで、ばあーって言うんですよ。ああいう芸風のひとって、あんまり今…、村本くんとか? ウーマンラッシュアワーのねえ。」 土屋「いや、ほんとにそんな感じ。それを十何年も前にやってたっていうね。」

 楽天マガジンで「週刊現代」を読むと、「わが人生最高の10冊」に三宅裕司が登場していた。1位は高野和明「ジェノサイド」。6位までがミステリーを占めるほどのミステリー好きとは知らなかった。8位には小林信彦「日本の喜劇人」が入り、9位の「じみへん」は世代的にまだしも、10位にはなんと、藤岡拓太郎作品集を選んでいる。

 Spotify のポッドキャストで、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のゲストコーナーの気になる回をいくつか。木曜には桐野夏生が、月曜には酒井順子が出演していた。聴きながら眠るつもりでいたが、眠れず、ブログの更新をひとつ。もう少しで2ヶ月遅れになるところで、数日ぶりの更新。眠るのはあきらめ、録画していた「タモリ俱楽部」を観た。「居抜き物件グランプリ」という企画。

2022年3月12日土曜日

3月12日土曜日/過ぎる一日

◇ テレビ・ラジオ

 午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は、造花を使ったインドア花見の特集。ブラマヨ小杉が初登場のほか、阿佐ヶ谷姉妹が出演。「バズリズム」は、ヒロミがゲストなので録画しておいたが、たいした話はなかった。ブログをひとつ更新して、9時からは「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつける。「常連さん」はやくみつる。午後は「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」。オープニングでは、お見送り芸人しんいちに電話をつなぎ、サンドがふたりして、しんいちをからかいまくる。タイトルコールのあとは、さらっと震災の話題に移った。14時台は、山寺宏一がゲスト。山寺宏一も宮城県出身なのだ。

 昨夜の「日本アカデミー賞授賞式」も録画していた。「ドライブ・マイ・カー」が最優秀作品賞のほか、西島秀俊が最優秀主演男優賞、濱口竜介監督が最優秀監督賞、裏方の賞もたくさん受賞していた。

 夜になり、Netflix で「トークサバイバー!」の第4話を観た。この回から新メンバーが登場する。ドラマパートは、どうも俳優を軽んじている感じがしてしまうが、芸人陣と制作陣はある種の共犯関係にある。トークになると、さすがに面白くはなるものの、しかし、地上波でないことを意識している結果か、どうもシモネタに頼りすぎている。「イカゲーム」を観たときに、日本ならば、これはバラエティに注がれるアイデアだと思ったが、「トークサバイバー!」のようなものを観ると、バラエティに吸収されてしまうのだというべきか。

 「Nキャス」を録画しながら追っかけ再生で観ると、今週もやはり、ウクライナ情勢のニュースから始まる。小児科や産科病棟も爆撃される被害の状況を伝える映像は、とてもじゃないけど、平常心では観ていられない。そのあとは、経済への影響も詳しく分析されていたが、伊沢拓司はコメントを言う前に「まあちょっと、あの映像のあとでビジネスの話になっちゃって申し訳ないですけど」と、ひとこと挟んだ。

 23時過ぎからはラジオ。「HONMOKU RED HOT STREET」を途中からつけ、聴きながら眠る。やけに暖かくなったようで、布団にくるまっても、なかなか眠りに導かれなかったが、かといって、起きあがって、配信でなにか観ようかという気になるにはちょっと体力が足りなかった。今日はブログの更新をしたほかはテレビばかり観ていて、録画残量を確保する必要があったからなのだが、あまりにもするすると過ぎていくだけの一日だった。日記を書く際に、出来事の取捨選択が自然と行われるが、そこから漏れるものももちろんあるわけで、それらをどう日記に表せばいいのかというのが難しいところだ。

ブログ アーカイブ

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...