ラベル ナイツ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ナイツ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年4月22日土曜日

4月22日土曜日/日比谷公園・神宮外苑

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。「オールナイトフジコ」の2回目も観てみたが、カンニング竹山が今週も終盤に登場し、その部分だけが面白かった。そのあとはラジオ。「ナイツのちゃきちゃき大放送」をつける。「常連さん」は尾崎世界観。11時台ゲストはビスケットブラザーズ。新幹線の遅れのため、このコーナーが始まる時間に間に合わず、ビスケットブラザーズは少し遅れて到着した。

 午後から都内に。外に出てみると、曇っていてやや寒い。ここ数日は暖かかったから、その感覚でパーカーで出てしまったが、夜のことを考えると失敗したかもしれない。4月はいつもこんなもんだったかな。新橋まで出て、まず、昼食。ニュー新橋ビルの岡もとに入り、肉めしを食べた。759円。


◇ 日比谷公園

 新橋から日比谷公園に歩く。日比谷公園では、今日と明日、ニッポン放送のイベント「ラジオパーク」が開催中。朝8時半からやっているのだが、お目当ては、15時からの高田文夫先生のトークショー。コロナ前は毎年開催されていたイベントのようだが、今まではなぜか一度も行ったことがなかった。「ビバリー昼ズ」のイベントもやっていただろうに、なぜ行かなかったのだろう。なので、雰囲気がわからず、混雑が読めないから早めに、14時前には到着する。14時からは「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」の公開生放送があり、その前にはアンガールズのポッドキャストの公開収録をやっていた。サンドの「ラジオショー」にも、そのまま、アンガールズがゲスト。会場内に音声は流れていて、聴きながら、会場内をぐるっとまわる。日比谷公会堂から小音楽堂のあいだが「ラジオパーク」の会場になっていて、日比谷公会堂側には飲食エリアがあり、屋台のテントが並ぶ。小音楽堂側、噴水のまわりは番組協賛エリアになっていて、各スポンサーのテントが並んでいる。ステージとその観覧エリアは、そのあいだの芝生の広場に作られている。30分前ぐらいから観覧エリア内に入り、サンドウィッチマンとアンガールズのトークを聴きながら待機していた。入場制限ということもなく、すんなりと入れたが、あんまり前のほうには進めなかった。15時からは、高田文夫、サンドウィッチマン、ナイツのスペシャルトークショー。まず、土屋さんが登場し、土屋さんが、塙さん、高田先生、サンドウィッチマンを順に呼び込んだ。この時間は放送も配信もまったくなし、ここだけのトークショーだというので楽しみにしていたのだが、壇上に並んで座り、高田先生がもってきた「好きなラジオ・嫌いなラジオ」というテーマでしゃべり始めるが、ところが、はりきっているのは先生だけで、ナイツとサンドウィッチマンがそれにまったく乗っかろうとしない。そのあとには、ガチャにより出てきたテーマをしゃべるという趣向になり、好きな食べもの、嫌いな食べものの話をするぬるい時間がえんえんと続く。高田先生を真ん中にして、そんな話をするなよと思いながら聴いていたが、結局、たいして危険な話もないまま、高田先生の狙いはナイツとサンドにかわされてしまったな。このあと、16時からは上柳昌彦と一之輔さんのトークショーがあり、これも続けて聴いていく。高田先生たちのトークが終わると出ていく客も多く、ここからは前のほうに移動し、座って聴けた。しかし、むしろ、こちらのトークのほうが言いたい放題なことを言っていた感じがする。トークには、増山さやかアナと、内田雄基という若い男性アナも加わった。








 上柳昌彦と一之輔さんのトークショーを最後まで聴いて、会場を離れ、野音のほうに歩いていくと、こちらでは Creepy Nuts のライブをやっていた。17時から開演したようだが、早い時間から、リハーサルの音が「ラジオパーク」のほうにもずっと響いていて、サンドウィッチマンが文句を言いながらトークをしていた。野音の外には音漏れを聴いているファンたちがたくさんいる。MCなんかは、はっきりと聴こえるもんなんだな。

◇ 神宮外苑

 日比谷公園から虎ノ門のほうに歩き、銀座線に乗り、青山一丁目に移動する。今日のもうひとつの目的、神宮外苑で行われるデモの様子を見てみたかった。坂本龍一の遺志を引き継ぐ、神宮外苑の樹木の伐採に反対するデモというのが行われているのだ。場所は絵画館前なのだが、それが具体的にはどこなのかがわからず、ツイッターから検索した画像を見ながら、国立競技場のほうに歩いていく。このあたりは、2年前、オリンピックの開会式の最中に歩きまわり、その記憶を頼りにするが、進んでいくと、にぎやかな演奏の音が聴こえてきて、デモの音かなと思ったら、それは神宮球場から聴こえる野球の応援の音だった。




 到着してみると、デモは想像していたよりも静かなもので、ジャーナリストがスピーチをしていたが名前は聴きそこねてわからなかった。ステージが作られ、ステージの前には、大勢のひとがしゃがんでそれを聴いている。ステージ上には坂本龍一の写真もあった。18時頃に到着したが、このデモは16時から行われていたはずだ。着いたときにはまだ明るかったが、あたりは次第に暗くなっていった。ろうそくがあちこちに置かれていて、火が灯されていく。ステージでは、今度はハープの演奏が始まった。しゃがんでいるオーディエンスの右側には署名の行列ができている。ドネーションを集めるひともいる。後ろのほうに行ってみると、スチャダラパーのBOSEのすがたがあった。BOSEはステージにあがるわけではないのだが、ただの参加者としてこの場にきていた。ステージには、そのあとは映画監督のひとや、自己紹介しないからわからないひともいたのだけど、メッセージの代読がされる時間もあり、坂本美雨、大友良英らのメッセージが読まれていた。そのあとにコムアイが登場したのはわかった。コムアイは名前を名乗ったからわかったのだが、ステージは薄暗く、後ろのほうからでは視覚では確認できない。コムアイはスピーチをした。ここにやってくるまでは、ミュージシャンが多数参加するから音楽フェスのようなことをやっているのかと思っていたが、いたって静かに進行していく。ピアノの演奏が流れる時間があったが、拍手が起きるまでそれが生演奏だとは気がつかなかったくらいで、レコードを流しているのかと思っていた。なにしろ、ステージが暗く、そこに誰がいるのかもよくわからなかった。演奏していたのはどうやら寺尾沙穂で、黒っぽい服を着ていたからまるでよく見えなかったのだ。いっぽう、真っ赤な服を着ていてよく目立っていたのはマヒトゥ・ザ・ピーポーだ。演奏をするが、しかし、激しい曲をやるわけではない。もう終わりが近づいていたのだとは思うが、寒さもあり、20時までの予定だが、やや早めに離れることにした。後ろのほうにもう一度行ってみると、新聞のようなものを配っている外国人のかたがいて、声をかけられ、一部いただいた。








 競技場から外苑前駅のほうに進み、渋谷まで歩いてしまうことにする。歩きながら、Spotify でGEZANの「あのち」というアルバムを聴いた。今年の2月にリリースされたアルバムで、GEZANをきちんと聴くのも初めてだったのだが、このアルバムがとても面白い。渋谷に着いても中断できなくなってしまい、電車に乗っても聴き続け、アルバム一枚まるまる通して聴いた。


 電車内では読書をする気力もなく、タイムフリーで、聴きそびれていた先週土曜の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴いた。伊集院光がゲストだったので、これは聴いておきたかった。芳賀ゆいの話をしていたのだが、最後にリスナーからのメールで、ウィキペディアによると、この放送の日がちょうど、芳賀ゆいの誕生日という設定になっていることが判明したのには驚いた。

 夜遅くに帰宅し、これも聴きそびれていた先週の「HONMOKU RED HOT STREET」をタイムフリーで聴くと、坂本龍一追悼として、やはり最近亡くなった富岡多恵子のレコードをかけていた。このレコードはさすがに Spotify にはない。続けて、今日の放送もオンタイムで聴くと、なんと、坂本龍一と富岡多恵子のレコードの曲を今日の放送でも流していた。

2023年4月20日木曜日

4月20日木曜日/銀座で

◇ 三田・神保町・汐留・銀座

 今日も朝から都内に。朝の相鉄線は、東急とつながってからずいぶん混雑するようになった気がする。まず、三田のほうに出て、昼は神保町に移動し、すずらん通りの紅燈記という店に入り、ランチメニューの五目肉野菜炒めを食べた。780円。午後には新橋のほうに移動する。ベローチェに入り、ひと休み。スマホを充電しながら、タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」を聴いた。聴きそびれていた先週木曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴いた。この日は「ビバリー」に続き、清水ミチコがゲストに登場。ナイツとの初対面がいつだったかという話になり、土屋さんの記憶では、2008年の「めちゃイケ」の「笑わず嫌い王」だろうということだった。




 汐留のシティセンターを抜け、旧新橋停車場に出てみると、鉄道歴史展示室で「山手線展」というのをやっていて、無料なので入ってみたが、17時前、ちょうど閉館する時間だった。ざっとまわっただけで出てくる。

 銀座の劇場で、あるかたのご厚意により、ある演劇のゲネプロを観させていただく。コロナ前から毎回観させていただいていて、まともに買えば、かなりの高額チケットなのに、こんなにありがたいことはないのだ。およそ3時間たっぷり。終演後にツイッターを検索してみると、有名人もけっこうきていたようだが、会場では誰も見つけられなかった。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。火曜の「午前0時の森」と、それから、昨夜の「あちこちオードリー」(ゲスト・ホラン千秋&コロコロチキチキペッパーズ)も。ラジオを聴きながら、深夜0時前には眠る。

2023年4月19日水曜日

4月19日水曜日/羽田空港の記憶





◇ 羽田空港

 朝から都内に。京浜急行に乗り、羽田空港第1・第2ターミナルという駅で初めて降りた。いや、大昔にバイトで連れて行かれたことがあったが、その時代にはスマホみたいなもんはないし、自分がどこにいるのかもよくわかっていなかった。そのときに空港線を使って帰ったような気がするのだが、ほかにも記憶をたどってみると、それよりもさらに過去ということになるのか、空港線の工事のバイトにも何度か行ったことがある。その工事には、横浜駅から往復するバスを利用していた。日記をつけてあるから、確認しようと思えばできるのだが、何歳のときのことだったのか、いずれももう記憶がはっきりしない。昼食は遅めの時間に、つきじ亭という店に入り、ミニ牛丼セットを食べた。760円。

◇ ラジオ・テレビ

 夜に帰宅し、タイムフリーで、今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴いた。14時台のゲストに電気グルーヴが登場するので、これはすぐに聴きたかった。生出演ではなく、収録は先週に済んでいて、オープニングではその収録の話をする。しかし、塙さんの電気グルーヴの理解がどうも危なっかしいんだよな。自分よりも2学年下なだけだが、当時の理解がここまで幼いかな。瀧が家族でテレビを観ていたら、ナイツが瀧のことをネタにしていたそうで、「ナイツが俺のこといちばんいじってた。2位が一之輔さん。」 卓球が言うには、瀧の娘は、瀧の湾岸署前のあいさつを完コピしているのだという。塙さんはダウンタウンとの関わりを訊きたがり、卓球が笹塚に住んでいた時代、バーに行ったら、松本と高須光聖が飲んでいるところに出くわし、彼女にうちに帰ってファーストアルバムをもってきてもらって渡したという話が出た。

 昨夜の「爆笑問題カーボーイ」では、「日曜サンデー」のゲストだった沢木耕太郎のことが話されていた。太田はそれまでに沢木耕太郎はほとんど読んだことがなく、ゲストに迎えるために3週間前から「深夜特急」を読み始めたのだ。そして、「テロルの決算」も読み、この内容についてここでもたっぷりと語る。それから、沢木の新刊も読むことになり、当日までのてんやわんやをしゃべっていた。

 録画していた昨夜の「爆問×伯山の刺さルール!」は、芸能人の深層心理を専門家が勝手に分析するという新企画。FUJIWARA の藤本がゲストだったのだが、フジモン軍団のカラオケの場面から始まるから、違う番組が録画されてしまったのかと思った。スタジオではフジモンの「逆ワード」で盛りあがり、爆笑問題の逆は「どスベリ無問題」だって。太田を強くつっこむフジモンを、せいやがつい「大先輩ですよ」と言っていたが、いや、芸歴はそんなに違わないはずだ。確認してみると、FUJIWARA は1989年結成、爆笑問題は1988年結成。

2023年2月8日水曜日

2月8日水曜日/ビートたけし杯の夜

◇ テレビ・ラジオ

 朝、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「午前0時の森」は、山里が出演した先週の回をふり返るところから始まる。そのあとには、それぞれの思い出ソングを語る企画があり、若林は、アジカンのギターリフのくり返しから、ボケをくり返す漫才を発想したという話をしていた。最後には、TAIGA の出張人生相談もあった。月曜の「午前0時の森」は生放送。タイドラマ特集の第2弾。前回にプレゼンしたスタッフが、今回はタイから生中継。

 昨夜の「アンタウォッチマン!」はウエストランドの特集。サンドウィッチマンが休みで、ナイツが代打を務める。「ランジャタイのがんばれ地上波!」は「ダイアン津田さんをもてなしたい!」という企画。寿司屋のカウンターが津田のために用意されたが、寿司屋は芽ねぎばかりを出す。津田にはゲームボーイアドバンスと干し芋がプレゼントされ、干し芋がなにかわからない津田は、何度も匂いを嗅いだ。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」をオンタイムで聴いた。オープニングはもちろん、「笑点」の新メンバーを話題にする。昇太師匠が知ったのは今年に入ってからだそうで、1月の第2週、一之輔さんがこの番組にやってきたときにはすでに決まっていたのだ。一之輔さんは引き受けないと思っていたから昇太師匠も驚いたという。「笑点」は落語家なら誰でも出たがっているわけではなく、キャラがつくから落語がやりづらくなる場合があるため、葛藤があると説明しつつ、しかし、一之輔さんは「できあがってるから」と。たしかに、「笑点」に翻弄されないという意味でも、一之輔さん、いい人選だし、いいタイミングだったのかもしれない。

 午後から都内に。もっと早く出たかったが、もたついていたらずいぶん遅くなってしまった。メルカリの発送の際に事故が発生し、その確認に追われていて、奈良中央郵便局に問い合わせをしていた。


◇ 上野・浅草

 上野広小路に出て、まず、ブックオフに。しかし、まるでいい本がなく、220円の単行本を1冊だけ買っていく。上野から稲荷町方面に歩いていくと、小雨がぽつぽつと降り始め、避難するようにブックオフに飛び込んだ。こちらの店舗もめぼしいものはない。220円の新書、単行本を1冊ずつ買う。

 浅草まで歩き、遅めの昼食。浅草でなにか食べようとすると、ほどほどの店がないから意外と困るのだが、今回も消極的選択で、中華食堂一番館にする。肉野菜炒め定食を食べた。680円。ROXのドトールに入り、ひと休み。音楽を聴きながら仮眠し、それから、少し読書もする。




◇ ライブ

 18時半を過ぎ、浅草東洋館に向かう。江戸まちたいとう芸楽祭が主催する「ビートたけし杯「お笑い日本一」」だが、先日の「ザ・東京漫才」と同様、これも一度は売り切れてしまったが、戻りのチケットを狙い、執念でなんとか購入した。チケットのモギリを1階の入り口でやっていたのが珍しい。わからずにそのまま階段を昇っていってしまった客がいて、モギリのお姉さんが、自分のチケットをもぎっていたところだったのに、そのチケットをもったまま追いかけていってしまい、不安にさせられた。チケットは無事に手元に戻り、エレベーターで客席にあがる。席は「か列2番」。開演前、まずは、だーりんずの前説から始まる。この前説は、過去には錦鯉も担当している。そして、これまでのこの大会をふり返るオープニング映像があったのだが、第2回の会場がなぜか浅草リトルシアターになっていた。なんでこんな杜撰な間違いをするのだろうか。司会は今回も、〆さばアタル、アル北郷のコンビ。実行委員長の渡辺寧久の開会宣言があり、出場者8組が登場。まずは順番をくじ引きで決める。入れ替わり、審査員の、ナイツ、高田文夫が登場し、客席後方にある審査員席に着いた。

 出演順は、オッパショ石、ハンジロウ、や団、ポンループ、まんじゅう大帝国、TCクラクション、センチネル、ヤーレンズ。半分の4組が終わったところで、審査員がコメントする時間が少しあった。このなかでは、オッパショ石がいちばんの常連出演者か。大きな賞レースのファイナリストはや団だけだが、灰皿を投げる演出家のコントを演じ、さすが、いちばんの笑いが起きていたと思った。個人的にはもうひと組、TCクラクションの漫才にも笑った。8組のネタが終わり、休憩もなく、全組がまた舞台に並ぶ。選考待ちの時間になり、司会のふたりが全組にコメントをふっていく。そしていよいよ結果発表、審査員たちと一緒に、するっと現れたたけしのすがたにどよめく。今日、客の前に現れるのはこの瞬間が初めてだ。たけしはソデでモニターをずっと観ていたようだ。すると、出場者たちはたけしの存在は意識していたのだろうか。優勝者の発表はたけしから、これもあっさりと「ハンジロウ」とひとこと。あまりにもあっさりしていたため、一瞬、状況が飲み込めなかったが、これはまったく予想できない結果でもあった。ハンジロウは「元嫁カフェ」という設定のコントを演じたのだが、なにがたけしの評価になったのか、コメントからはよくわからなかった。司会のふたりの誘導もあり、たけしは全組にコメント、具体的なアドバイスをしていく。もうひと組、センチネルも高評価だった。ひとりはウガンダ人のハーフというコンビで、衣類の寄付をネタにしたコントを演じたのだが、たけしは「ひとつのネタしかねえじゃねえか」と突っ込みもする。ヤーレンズに対しては「男が女の役するのは大っ嫌い」と言うのだが、ハンジロウも女役をするコントだったことについては、コントと漫才の違いがあるようだ。全体的なレベルの高さは認めつつ、初々しさのなさに不満を漏らしもしていた。たけしからの表彰状の授与は、おなじみのギャグ満載のスタイル。過去の優勝者が売れていないことを笑いにもしていたのだが、しかし、これは実行委員会は軽く考えてもらっては困る。たけしの名を冠していながら、この程度のコンテストに留めているのは恥ずかしいことだ。たけしの最後のあいさつでは、かつての漫才協団やコロムビア・トップの悪口、そして、電通、吉本、角川にも痛烈な毒を飛ばしまくり、これには熱い気持ちにさせられた。たけしの発言をじかに浴びる興奮があった。しかし、ライブ自体はあっさりとしたもので、90分も経たずに終演してしまう。

 ROXの西友で買いものしていきたかったが、カバンのファスナーが壊れてしまい、閉まらなくなった。カバンを開けっ放しで店に入るのはまずいだろうと思い、あきらめて帰ることにする。田原町駅から銀座線に乗り、ファスナーは電車内でなんとかなおしたが、金具が外れやすくなっていて、またいつ壊れるかわからない。渋谷からは東横線の各停に乗り、読書をしながら帰った。ツイッターから「たけし杯」の情報もチェックする。ハンジロウというコンビ、名前は知らなかったのだが、どうも観たことがある顔だという気がしていたら、しゃもじが改名したのだとツイッターから初めてわかった。そうとわかれば、新人らしくないのも当然で、喜ばしい結果だと思いなおした。

 帰宅は夜遅くなった。たけし酔いが続いているようで、Spotify でたけしの歌を聴き、たけしに浸りながら深夜1時前に眠った。

2023年1月31日火曜日

1月31日火曜日/散髪・感動した

◇ ラジオ・テレビ・映画

 朝早くに起きあがり、まず、ブログの更新をしようとするが、集中力がない。タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組を順番に聴いていく。先週月曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングでは三谷幸喜と対談した話をしていたが、火曜にはそれに進展があり、元ハレルヤの大野泰広が三谷作品に出演している関係により、大野を経由して、塙さんが三谷幸喜とじかに連絡をとりあう。三谷幸喜が漫才の台本を書きかたを塙さんに教わろうとしているのだが、演者をナイツで考えていないという三谷を、ナイツのふたりはもっといい演者で考えてるんじゃないかと話していたが、まあ、プロの漫才師に対して遠慮しているのだろう。14時台は、エルシャラカーニがゲスト。清和はもともと、ザ・ニュースという大阪の事務所に所属していたというのは初めて知った。友池・中林が所属していた事務所だというのだが。そのほか、ナイツやオードリーも出演していた「漫才米騒動」の思い出や、錦鯉やウエストランドが出演していた「清和漫才協会」についても語られる。そして、先週水曜の放送も聴くと、三谷幸喜の漫才にさらに進展があり、三谷幸喜から早くも台本が届いたようだ。あれだけの仕事をしている人物が、いったい、どこにそんな時間と余力があるのだろう。三谷幸喜脚本によるナイツの漫才の実現に期待したいが。14時台は、金谷ヒデユキがゲスト。東京ボーイズの仲八郎先生にボーイズバラエティ協会に誘われていたのに、漫才協会に入ってしまって決まりが悪くなっているという。タブレット純、ポカスカジャンと一緒に呑んだ話をしていて、ボーイズバラエティ協会では、今はタブレット純が、漫才協会における塙さんのように勧誘をしているそうだ。

 録画していたテレビ番組もあれこれと。昨夜の「キョコロヒー」は、先週から齋藤京子が不在で、同じく日向坂の河田陽菜が代役を務める。といっても、日向坂のことはよく知らないんだけど。LINEの相手を文面だけを見て当てる企画があり、正解はランジャタイ伊藤だったが、国崎も登場した。以前、スカイツリーでのロケ企画に登場した「ソラマチの隆史」の再登場に笑う。本当は、齋藤京子との仲なおり企画のはずだったようだ。ヒコロヒーよりもランジャタイのほうがだいぶ先輩じゃないかと思うのだけど、ヒコロヒーはふたりを、国ちゃん、伊藤ちゃんと呼んでるんだな。

 午後は、録画している「徹子の部屋」を追っかけ再生で観てしまう。今週は 48年目突入ウイーク、2日目は、高橋英樹&真麻親子が登場した。40歳のころの高橋英樹がこの番組に出演したときの映像が流れ、幼い娘について語る父を、現在、父娘で観ているすがたに感動させられる。

 夕方から外出。吉野家に寄り、遅めの昼食。ねぎ塩牛カルビ丼を食べた。624円。会計時、握っていた五十円玉がすべり落ちてどこかに消えてしまった。手の下にカバンがあったから、カバンのなかに落ちたのだと思うが、すぐには探し出せず、財布から新たに小銭をとり出した。二俣川まで歩き、ジョイナステラスのくまざわ書店に寄り、それから、QBハウスに。前回の散髪は9月。それ以来、4ヶ月以上空いた。自己最長に髪が伸びていると思い、珍しいので、散髪するビフォーアフターを、トイレに入って自撮りした。

 夜に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「しゃべくり007」は2時間スペシャル。ゲストの希望で、レギュラーメンバーは歴史上の人物に扮装するという謎の趣向。ゲストにはまず、綾瀬はるかが登場。そのあとに、サプライズで木村拓哉が登場する。綾瀬はるかは別のスタジオで、チュートリアルのふたりと料理企画に挑戦する。木村拓哉は、この番組ではおなじみの企画「クイズ!私のこと覚えてますか?」に挑戦するのだが、同級生の女性との再会には感動させられた。仲のよかった同級生が、木村拓哉のようなすさまじい大スターになってしまう感覚というのはいかなるものだろうか。ドラマで共演した子役の子との再会も、その当時に、木村からかけられたという言葉が、それがもうドラマのようだ。

 今夜の「さんま御殿」は家族特集。林家三平・国分佐智子夫妻が出演していたのだが、画面には映っているものの、番組開始10分過ぎにようやくひとことだけ触れられ、ひとのトークに初めて口を挟んだのが17分過ぎ、さんまに初めて話をふられたのが20分過ぎ、テーマのトークを国分佐智子にふったのが37分過ぎ、そのあとは発言はなかった。

 早い時間に眠ってしまい、目が覚めたら深夜1時20分頃。「爆笑問題カーボーイ」を途中からつけるが、聴きながらまた眠ってしまう。深夜3時過ぎに目覚め、朝までにアマゾンプライムで映画を1本。「ミュンヘンへの夜行列車」を観た。「バルカン超特急」と同じ脚本家。

2023年1月21日土曜日

1月21日土曜日/早い時間に帰る


◇ 新日本橋

 深夜から眠らず、今日も朝から都内に。新日本橋まで出て、早めの昼食。小諸そばに入り、親子丼セットを食べた。720円。ベローチェに入り、ひと休み。音楽を聴きながら少し眠り、それから読書をした。すぐに横浜に戻ってきてしまうが、昼の横須賀線はのんびり座って帰れるのではという気がなんとなくしていたが、けっこう混んでいて座れなかった。有隣堂を少し覗き、どこに寄るという金の余裕もないので、早い時間に帰ることにする。

◇ 読書・テレビ・映画

 まだ明るいうちに帰宅し、部屋で読書の続きを。いしいひさいち「現代思想の遭難者たち」を読み終えた。2016年刊、講談社学術文庫。思想家を題材にしたギャグマンガなのだが、これ、講談社学術文庫に入れるような本なのかね。2006年刊の増補版を底本としているが、最初の本は2002年刊。初出は1996年から1999年、「現代思想の冒険者たち」の月報に連載されたもので、タイトルはそのパロディというわけだ。おおむね、1ページに四コママンガが1本という構成、マンガの横に注がびっしりと書かれている。注をいちいち読んでいると、マンガのテンポが死んでしまうし、どう読み進めていいかが難しい本だった。いしいひさいちの手書き文字を文庫サイズで読むのも目の負担なのだが、それはちゃんと、文庫あとがきマンガでネタにされていた。90年代の古い時事ネタがときどきあり、SHAZNA が出てきたりなど。これを描いていたころ、いしいひさいちは四十代後半。

 夕方には眠ってしまい、深夜に起きあがる。録画していたテレビ番組をいくつか。「Nキャス」では、冒頭、先週の放送で報じられたメドベージェフの「岸田総理は切腹するしかない」という発言について、本当にロシア語で「切腹」と言ったのかという疑問から、三谷幸喜の考察が面白く、さすがは大河作家だ。「セップク」と「ハラキリ」はロシア語の辞書にも載っているんだそうで、「ハラキリ」が世界に広まったのは川上音二郎の海外公演によると三谷は解説していた。

 今年から始まった新番組「サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました」を3週分、とりあえず、どんな番組かと録画しておいた。初回、第2回は、佐々木主浩がゲスト、第3回はデーブ大久保がゲスト。サンドウィッチマンとナイツが居酒屋を始めることになったという設定で、店のなかでトークをする。最後に、ゲストの思い出飯をドラマにするのだが、配信ではドラマにカテゴリーされるようにするためにこの部分があるということをラジオでしゃべっていたが、配信の戦略というのはいったいなんだろうか。なんらかの利益が出るのだとしても、視聴者は野球の話を聴きたいに決まってるんじゃないのか。

 朝までに、アマゾンプライムで映画を1本。オーソン・ウェルズの「市民ケーン」を観た。てっきり、過去に観たことがあると思い込んでいたけど、これはどうも観ていななと観始めてから気がついた。いや、面白さに驚いた。映画はこの時代になると、ぐんと洗練されたのか。今さらながら、オーソン・ウェルズについてももっと知りたくなった。

2023年1月18日水曜日

1月18日水曜日/「ザ・東京漫才」




◇ 浅草

 午前中、録画していたテレビ番組をいくつか。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」のオープニングだけ聴いて、午後から都内に。もっと早く出るつもりだったのに、だいぶもたついてしまった。渋谷から銀座線に乗り、のんびりと稲荷町まで。ブックオフに寄るが、たいしたものは見つからず、110円の文庫本を1冊、220円の単行本を1冊買う。浅草まで歩き、遅めの昼食。中華食堂一番館に入り、焼肉スタミナ炒飯と餃子を食べた。900円。マクドナルドに入り、ひと休み。モバイルの注文も多く、混雑していた。コーヒーはついに120円になったか。



◇ 演芸会

 18時半を過ぎ、浅草東洋館に。高田文夫プロデュース「ザ・東京漫才」の第3回。一度は即完してしまったチケットだったが、引き換えの期限切れを狙い、戻りのチケットをなんとか買うことができた。これは絶対に観逃したくない公演だった。エレベーターが混んでいたから、階段であがってしまう。検温し、半券を自分でもぎるかたち。入り口で配布しているものは、チラシかと思ったら、漫才協会のカレンダーだった。客席に着いてみると、真ん中のとてもいい席だ。19時開演、まず、司会のナイツが登場。前半は演芸だが、コウメ太夫のメイクが間に合わないため、順番が入れ替わることが最初に説明される。一番手はわらふぢなるお。漫才の形式にはしてあるが、わらふぢなるおはコントと変わらない。ショートコントから始め、空返事とラーメン屋、2本のネタをつなげる。二番手はコウメ太夫。生の舞台では初めて観た。いつもの「チクショー!」をやるのだけど、意外とわかりやすいネタをやっていて、コウメ太夫でも劇場に合わせるんだな。「チクショー!」だけでは押し切らず、そのあとには自身のシングルファーザーのエピソードをしゃべった。そのあとは、ねづっちの漫談、ナイツの漫才と続く。休憩を挟み、後半はトーク。「漫才師の漫才史」として、そもそもは東京漫才の歴史をたどるような企画だったはずだが、初回の球児好児の歴史が異常な面白さになり、ほとんど進まなかったため、球児好児の歴史は2回目にも延長される。3回目にして、今回は漫才協会の外部からゲストを招き、いよいよ高田文夫のカラーが濃くなった。ナイツと高田先生が登場し、まずは玉袋筋太郎を呼び込んだ。もちろん、この東洋館とはとても関係が深い。浅草キッドファンにはおなじみの話ばかりだったが、たけしの追っかけ時代から、フランス座の修行時代、最後に暴れたことまでも語られた。玉さんの話がたっぷりとあったあとで、もうひとりのゲスト、ビートきよしがようやく登場。今回はいっぺんには登場させず、順番に語らせる。そもそもはロック座からフランス座に移ってきたきよし師匠なのだが、それ以前の話は知らないことが多かった。スターを目指して上京し、初めて行かされたのがポルノ映画の現場だったんだそうで、若松孝二の作品にたくさん出ていたというのは、今日、いちばん驚いた部分だった。そして、そのポルノ映画の仲間のツテでロック座に入るという流れがあるわけだ。きよし師匠の著書を読んでいないのだが、読めば書いてあるんだろうか。ツービート以前に、レオナルド熊の弟子とコンビを組んでいた話はラジオに出演したときにもしゃべっていたが、これも抱腹絶倒もの。今回も爆笑、爆笑、爆笑の連続のライブだった。今日1月18日はたけしの誕生日でもあり、もしかするととちょっと期待はしていたのだが、最後に登場したのは松村邦洋だった。21時過ぎに終演。

 深夜0時頃に帰宅し、夜もまた、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は「徹子の部屋コンサート」の模様を放送。中尾ミエ、園まり、伊東ゆかりの三人娘、それから、坂本冬美、南こうせつのトークとライブ。「水曜日のダウンタウン」は、先週の「身代わり数珠つなぎカラオケ」の続きから。ナダルがやっとのことで水玉れっぷう隊ケンと入れ替わり、次長課長河本がやってきたところで先週は終わったんだった。河本のつぎにやってきた鬼越トマホークの金ちゃんがじつは歌が上手く、ケンさんは金ちゃんと入れ替わった。しかし、千葉の山奥まで呼び出すだけでも難しく、そのうえ、カラオケで高い点数を出してもらわないと入れ替われない。入れ替わりがほとんど起こらないルールになっていて、その後も、2丁拳銃修士やチャンス大城がやってくるが、最後まで金ちゃんのまま、24時間が経過したところで終了した。後半は「愛煙家対抗負け残りタバコ我慢対決」。これもリアリティショーだった。深夜、ポッドキャストをあれこれと聴きながら眠る。

2023年1月4日水曜日

1月4日水曜日/「東西笑いの殿堂」

◇ ラジオ・テレビ

 呼吸が浅く、変な夢を見ていた。これが初夢だと思うのだが、夢特有のはっきしない人物が登場し、知り合いなのか、芸能人なのか、よくわからなかった。朝、ブログの更新をしようとするが、途中までしか書けなかった。タイムフリーで、聴きそびれていたラジオ番組をあれこれと。先週水曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」のオープニングを聴くと、塙さんが声をつぶしていて、正月の「新春!お笑い名人寄席」でその声をしていたが、この日の午前中が収録だったんだな。オープニングのあとのコーナーには、冷蔵庫マンと八幡カオルが登場した。年末の友近の「シン・ラジオ」は、ちゃらんぽらん冨好さんがスタジオに登場。忘年会ということで、えんえんとカラオケ大会をする。

 11時半からはオンタイムのラジオ。「ビバリー昼ズ」は今年初めの放送だが、番組は来週からだと思っていた昇太師匠。事務所から今日は「ビバリー」はないとはっきりと言われていたのに、10時45分ぐらいに事務所から電話がかかってきて、池袋演芸場の出番だったのを、急遽、変わってもらったという。12時台は立川吉笑がゲスト。

 ラジオを聴きながら少し眠り、午後、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・竹下景子)を観た。この番組も今日が今年初めての放送。それからまた少し眠りなおし、ブログの更新をようやくひとつ。

 今日は外出せず、家にいる日は録画をばんばん片づける。昨日放送された「東西笑いの殿堂」を、なにしろ、4時間の番組だから、なかなか一気に観る時間も作れず、去年も録画したまま観そこねているのだが、今年は正月気分があるうちに観てしまいたいと思った。毎年1月3日に放送されるNHKの寄席番組。司会は爆笑問題。あとからすぐに中川家も登場し、それぞれが東西のキャプテンという役割。かつては「初笑い東西寄席」という番組で、東京と大阪、4箇所の劇場から中継を放送する番組だったが、数年前にタイトルが変わり、スタジオがメインになった。4箇所の中継はタイトル変更以降も続き、それぞれ、東京は落語協会と落語芸術協会が、大阪は吉本と松竹の寄席の雰囲気が味わえる。今年のレポーターは、大阪千日前はミルクボーイ、大阪心斎橋はチキチキジョニー、上野鈴本演芸場は柳家わさび、新宿末広亭はナイツが担当。ナイツは最初はスタジオにいたのだが、あとから移動した。演芸はスタジオから始まり、トップは西軍から、すゑひろがりずが登場した。しかし、インチキ狂言がおめでたい芸みたいな扱いになっているのはまずいんじゃないのか。東軍のトップはダイヤモンド。そのあとには「今年挑戦したいこと」を2組に訊くコーナーがあり、ダイヤモンドは「神奈川県を盛り上げる」と答え、明らかに黒岩知事に似ていることにつなげるつもりだったのだが、このタイミングで中継が始まるチャイムが鳴ってしまい、なんだかわからないところで切られてしまった。千日前からミルクボーイの中継になり、ここには宮川大助・花子が登場した。車椅子に乗る花子を大助が押して登場したのだが、しかし、明るくて元気そうだ。続いて、スタジオには矢野・兵動が登場し、絶品の漫才。そして、千日前NGKからの劇場中継になり、ミルクボーイ、和牛、のりお・よしお、阪神・巨人と続く。スタジオに戻り、なすなかにし、アメリカザリガニ、神田伯山「扇の的」。鈴本からの中継を少し挟み、スタジオにはカンカラが登場。そして、改めて鈴本から寄席中継。風藤松原、鏡味仙志郎・仙成、柳家喬太郎「擬宝珠」。スタジオに戻り、「新人大賞」の受賞者、スパイシーガーリック、立川吉笑「ぷるぷる」と続いた。ここで前半は終了。後半は、司会陣と伯山のトークからスタートする。さっそく悪態をつきまくる伯山だが、初対面の中川家との会話はまるでなかったのが惜しい。続いて、賞レースの王者2組、ウエストランド、ビスケットブラザーズ。それから、錦鯉、三拍子と続き、この流れで、桂文珍が登場、「携帯供養」という新作落語をやった。時代性をかなり取り入れた内容だったが、LGBTQのネタはだいぶ危なっかしいと思った。続いては、末広亭から寄席中継。おせつときょうた、ナイツ、桂小すみ、桂宮治「たらちね」。スタジオに戻り、スーパーマラドーナ、U字工事。心斎橋角座からの劇場中継になり、チキチキジョニー、シンデレラエキスプレス、横山ひろし・春けいこ、はるか・かなた。関東の人間にとっては、毎度、この松竹のブロックは貴重な時間だ。大好きなシンデレラエキスプレスの漫才が嬉しい。劇場もいいサイズに感じられる。そして、スタジオに戻ると、司会席にはスーパーマラドーナが立ち、キャプテン対決。まずは西軍の中川家、続いて、東軍の爆笑問題。これが最後かと思ったらまだあった。最後はレジェンド対決、東軍は堺すすむ、西軍はザ・ぼんちが登場。この2組の並べかたにも違和感はあるのだけど、堺すすむが歳をとってしまったのかどうも弱々しく、ウケないから、後半はわかりやすいネタに替えていったように感じられたが、それが逆効果で、ますますウケなくなっていったように思えた。番組側も、オファーする前に最近の舞台を確認するようなこともしないのだろう。対して、ぼんちはパワフルな漫才だった。番組最後には、番組冒頭からずっと引っぱっていた特別審査員のすがたが明らかになる。どうでもいいと思いながら観ていたが、今年の大河ドラマの出演者だというその正体はハナコの岡部だった。VTRでは松重豊からのメッセージもあり、4時間の寄席番組が大河ドラマの宣伝で終わった。

 4時間の番組をずっと集中して観ているわけにもいかず、テレビを観ながら、オンライン将棋を指したりもしていた。1級から、ついに初段に昇格した。新年からおめでたい。

◇ 映画・雑誌

 去年の「文藝春秋」100周年記念企画にあった小林信彦の映画ベスト100 を、今年こそは順に観ていこうと思い、アマゾンプライムにあるものを手帳にリストアップしていくことから始めた。洋画のほうは、年代が古いものが多いせいもあるが、かなりの数を無料配信で観ることができる。新年に観た山中貞雄監督の2本もこのベスト100 に入っているのだが、今夜はまず、そのなかからレオ・マッケリー監督の「人生は四十二から」を観た。

 楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「サンデー毎日」の中野翠の連載では、2022年の私的映画ベストテンが発表されていた。1位は「クライ・マッチョ」。これは観そびれてしまった。10本のなかでは「声もなく」と「わたしは最悪。」を映画館で観たが、「わたしは最悪。」はまさに、中野翠の「文春」のシネマチャートの評を読んで観たくなったんだった。そのほか、石戸諭の不定期連載「路上のデモクラシー」もあり、こちらは「太田光の炎上騒動が突きつけたこと」と題している。これを読むまで知らなかったが、昨年末に「ニューズウィーク日本版」のサイトで、石戸諭は太田にインタビューしていたのだ

2022年12月29日木曜日

12月29日木曜日/ブックの日はもう16時

◇ 二俣川

 何時間眠れたかわからず、朝に目覚め、まず、なによりも先にダビングのセットをする。年末年始はどうしても録画残量の確保に追われる。それから、ブログの更新をひとつ。なにをしているわけでもなく、午前中がつぶれ、午後から外出する。

 二俣川まで歩き、餃子の王将で食べようかと思っていたが、混雑していてやめる。まだ平日だが、年末になると休日と変わらない。あてもなく、北口の商店街に進み、商店街を抜けた先にある中華屋にひさしぶりに入った。大龍飯店という店。豚バラニンニク丼を食べた。1000円。1000円以上になるといつもは避けることが多いが、ここまで歩いてきてしまうと、ここからさらに店を探しまわるのはめんどうになった。メニューをよく確認しないで注文してしまったが、半ラーメンがつき、かなりのボリュームだった。必要以上に満腹になる。店内には、玉袋筋太郎の街中華の番組のポスターが貼ってあった。


◇ ブックの日

 二俣川からさらに、鶴ヶ峰まで歩く。今日は29日、毎月恒例のブックの日なので、ブックオフをまわる決まりになっているのだが、1店目にたどりつくまでにだいぶ時間を食ってしまった。1店目は鶴ヶ峰。いつもどおり、棚を物色するが、しかし、いきなり買うものがない。店内はなかなか混んでいて、いいものは先に買われてしまっただろうか。おまけに眠くなる。食いすぎのせいで、からだが重くてたまらない。なんとか選び出し、110円の文庫本を3冊、新書を2冊、220円の単行本を1冊買う。この店舗はまず、2割引き、さらにアプリのクーポンを使い、300円引き。


 鶴ヶ峰だけでもう16時になってしまった。鶴ヶ峰から、大和経由、鶴間に移動する。2店目は鶴間。ここはなかなか調子よくいい本を見つける。110円の文庫本を7冊、単行本を1冊、220円の単行本を2冊買う。

 鶴間から町田に移動し、ベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、音楽を聴き始めたら、ぐったりと眠ってしまった。読書もするが、落ち着かない。ベローチェを出て、ブックオフに。3店目、今年最後のブックオフは町田。上階からじっくりとまわり、いい本がすいすいと見つかるが、しかし、最終的には鶴間よりも買わなかった。110円の文庫本をちょうど10冊。棚移動がかなりあったようで、いい本がまぎれこんでいる感じはしたのだが。それにしても、ここは広いからすべての棚を眺めてまわるだけでも時間がかかる。だいたい、1店1時間という目安で動いているが、町田だけは1時間ではまわりきれない。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。先週土曜に放送された「ジャパニーズスタイル」の最終回を。最終回は1時間スペシャルだった。仲野太賀の父の役で、ベンガルが登場。柄本明とベンガルが共演していて豪華なんだけど、最後までどうも面白くない番組だった。そのほか、録画残量を空けるため、録りっぱなしにしてある数年前の番組を確認し、興味のない部分を消去していく。じつにちまちました作業。

 タイムフリーで、聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」を聴くと、オープニングでは「THE SECOND」を話題にしていた。(「M-1」の話は火曜の「ナイツ ザ・ラジオショー」にゲスト出演した際にしていた。)誰が出場したら面白いかという話で、ナイツ、やすよともこ、2丁拳銃らの名前を挙げていたが、ナイツ自身は以前、NHKの賞を獲っているから出られないということをしゃべっていた。全国ネットの漫才賞レース番組での優勝経験があるコンビは参加できないというルールなのだが、「NHK新人演芸大賞」はそこに該当するのか。該当するとしたら、この3組は出られないのだがどうなんだろうか。14時台のゲストには、なんと、小泉今日子が登場した。大ファンだという剛は、この日はスーツにネクタイまでしてきたようだ。

 Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」のゲストコーナーをいくつか聴く。先週水曜は宮台真司がリモート出演、それから、先々週金曜の鈴木エイトの回なども。「東京ポッド許可局」も聴くと、「M-1」前日に放送された「キュウ論」が一週間遅れで配信されていた。ポッドキャストを聴きながら眠ろうとしていたが、天井裏を走りまわるネズミの音に悩まされる。ようやく眠れたころには、深夜2時にはなっていただろうか。

ブログ アーカイブ

1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...