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2023年3月5日日曜日

3月5日日曜日/ベローチェで本を読む





◇ 水道橋・神保町

 早朝に目覚め、朝から都内に。飯田橋のほうに用があり、それから、水道橋に。ベローチェに入り、モーニングセットのカイザーサンドスクランブルエッグ・ベーコンを食べた。480円。しばらく読書。昨日、夏葉社でいただいてきた「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」をさっそく読んだ。喫茶店で読むのがいいだろうとは思ったが、まあ、ベローチェで勘弁してもらおう。2021年刊。最近の本だと思っていたら、もう2年前になるのか。ガケ書房の山下賢二さんが、まさにタイトルどおり、京都の喫茶店で山下さんが松本隆から聞いたことを本にしている。最初にまず語られているのは、SNSについてだ。「詞的な要素って日常の中に転がってる。iPhone で自分なりにパパッと、そんなにシリアスにならないで写真を撮るでしょ。で、それをものすごいシリアスに磨いて広げていくと歌の詞になる。(略)その日常をSNSで提示してるっていうのが、僕にとって生きてるっていうことにもなる。」「美味しいものがあったら、写真を撮りたいっていうのは本能だし、その写真をみんなに見せたいっていうのも本能。別にそれで何がしたいってわけじゃない。」 これを読んではっとしたのは、少し前に「徹子の部屋」に出ていた佐野史郎が、わりと似たようなことを言っていて、それに共感させられたからだった。たしか、インスタグラムについて話していたんだと思うが、言葉は違ったが、考えかたが似ている。佐野史郎ははっぴいえんどの大ファンでもある。昨日はまた、島田さんに、今はツイッターはやめてインスタグラムをやってるという話もして、島田さんに驚かれたのだが、この本にそんなことが書いてあるとは昨日の時点では知らない。松本隆の語っているようなことを島田さんに言いたかったのに、グラビアを検索していたら、おすすめがグラビアばっかりになっちゃってとか、しょうもない話をしてしまった。

 もう一冊、菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」を読み進めていたら、なんと、ページが1枚切り取られている。ブックオフで買った本だけど、気がつかずに買ってしまった。勘弁してくれよ。ぱらぱらとめくれば、書き込みなどはチェックできても、きれいに切り取られているページはわからない。水道橋にいるので、ベローチェを出て、神保町に歩く。先週も寄ったばかりで、古本屋はほとんど覗かず、東京堂に寄っていく。菊地成孔の本の切り取られていたページを立ち読みしたが、なんのためにここを切り取ったのか、まるでわからない箇所だった。

 午後になり、昼食。日曜は開いている店も少ないようで、安く食べようとすると選択肢もかぎられてしまう。よく利用している座135酒場に入り、ホイコーロー定食を食べた。660円。この店、2階なんだけど、窓に貼り紙が外に向けて貼ってあるのが不思議だった。誰に読ませようとしているのか。







 神保町から半蔵門線、渋谷から東横線に乗り換え、横浜に戻ってくる。ビブレのブックオフに寄り、所持金を残しておく必要があったのだが、買いたいものがあるときにはあるもんで、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を5冊買うはめになる。所持金がピンチ。帰宅前には小雨が降り始める。

◇ テレビ・ラジオ

 夕方には帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「サンデージャポン」には、なんと、小川さゆりさんが鈴木エイトとともにスタジオに生出演した。大川隆法の訃報、そして、エホバの証人のニュースを扱う。この番組では太田の発言がさんざん批判されていたが、いちばん真っ当な番組ではないか。批判していた連中は今日の放送については黙っているのかね。そのあとには、17歳の少年が教員を切りつけた事件を扱い、「リーゼント刑事」の秋山博康が取材をする。WBC開幕の話題には井上貴博アナが登場。後半には良原アナの熱愛報道もあった。

 タイムフリーで、今日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴くと、オープニングでは、太田の小説「笑って人類!」のお知らせがあった。上下巻に分けられるボリュームなのだけど、二段組にして一冊にまとめたという。14時台は、小西マサテルがゲスト。

 ラジオを聴きながら眠り、深夜に起きあがり、ブログの更新をひとつ。余裕なく過ごしているから、今日書いてしまわないと、またしばらくは書けなくなりそうだ。

2023年1月17日火曜日

1月17日火曜日/チャーハンを食べた


◇ 日本橋・新橋・渋谷

 朝から都内に。東京駅から日本橋を通り、神田のほうまで歩いた。昼は新橋のほうに戻り、春夏冬という店に入り、ランチメニューのカレーチャーハンと小ラーメンのセットを食べた。750円。それから、南青山のほうに移動し、渋谷まで歩いた。新南口のベローチェに入り、ひと休み。ブレンドのレギュラーがついに280円になったか。スマホの充電をしながら、金の計算をする。外に出ると小雨が降っていた。


◇ 読書・テレビ・ラジオ

 帰りの電車で、福田恆存「人間・この劇的なるもの」を読み終えた。これは再読。新潮文庫。初めて読んだときにすごく刺激を受けたような記憶はあったのだが、なにに刺激を受けたのかあんまりよく覚えていなかった。坪内祐三の解説をいちばんよく覚えていた。薄い本だし、これはまた、ことあるごとに再読しよう。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「さんま御殿」は今年注目の新星が集結し、勝俣州和以外は初登場という回だった。桂二葉、さや香、天才ピアニストらが登場。さや香石井の動きの面白さは漫才ではわからなかった部分だ。二葉さんは2回のチャンスを2回ともきちんと笑いにする。「踊る!ヒット賞!!」に選ばれる活躍だった。

 昨夜の「キョコロヒー」は「言ってみたいセリフ劇場」に石破茂が登場した。石破茂は、たまたま観ていた「演芸図鑑」でヒコロヒーのコントを認識したそうで、「なんって面白いのって思いましたね。「村の生贄」ってのは秀逸に面白かったねえ。近年、稀に見る面白い芸人さんですね。ものすごい印象が強烈でね。で、笑わせようと思ってやってない。ひたすらなんかこう重い雰囲気でやっとんだけどね。印象に残るね、じつに存在感のある、あれができるひとはほかに観たことがない。すごい! はい、ファンです。」

 タイムフリーで、今日の「ビバリー昼ズ」のオープニングを聴くと、東貴博が小西マサテルから本が届いたという話をしていて、その経歴を詳しくしゃべっていた。「ナインティナインのオールナイトニッポン」で知られる放送作家だが、そもそもは、その名前だけは知っている「チャチャ」というコンビだったということを、つい最近、週刊誌で知ったばかりだった。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「SPA!」の「エッジな人々」にウエストランドが登場していた。深夜1時からはオンタイムのラジオに。「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら眠る。

2023年1月11日水曜日

1月11日水曜日/鴨居のほうが休める


◇ 新横浜・鴨居

 早朝に起きあがり、朝早くから外出。新横浜まで用があり、昼食はキュービックプラザの串カツ田中に入り、串カツ定食を食べた。850円。疲れがひどく、ひと休みしたかったが、新横浜よりも鴨居のほうがしっかり休めそうな気がして、鴨居に移動する。ベローチェに入り、ソファー席でスマホの充電をしながら今日の「ビバリー昼ズ」を聴き、1時間ぐらい眠った。鴨居に移動したのはブックオフにも寄りたかったからだが、わざわざ寄ってみた甲斐あり、これが大当たり。見たことのない本をいくつか買えた。110円の文庫本を10冊、220円の新書を1冊、単行本を2冊買っていく。

◇ テレビ・ラジオ

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。「水曜日のダウンタウン」は「身代わり数珠つなぎカラオケ」という企画。カラオケボックスに閉じ込められた人間が脱出するためには、誰かを呼び出し、その人物が自分の点数よりも高い点数を出さなければならない。そのカラオケボックスが千葉県の山奥にあるため、誰かを呼び寄せるだけでも困難だ。当初の目論見はどうだったのか、ひとり目のナダルからまったく進展せず、やっとのことで水玉れっぷう隊ケンさんにつながったと思ったら、なんと、次週に続いた。

 タイムフリーで、ラジオ番組もいくつか。先週の「中川家 ザ・ラジオショー」など、新年1回目の放送はどこも年末年始の話だ。先週水曜の「ビバリー昼ズ」(ゲスト・立川吉笑)も聴きなおす。ラジオを聴きながら、楽天マガジンで週刊誌のチェックをひととおり。深夜2時過ぎに眠ったような気がする。

2023年1月3日火曜日

1月3日火曜日/初詣をあきらめて


◇ 新橋・虎ノ門・愛宕神社

 新年早々、朝から都内に。新橋に出て、日比谷公園を抜け、霞が関のほうまで。午後、時間があれば初詣に行きたいとなんとなく思っていたが、グーグルマップで検索してみると、この近くならば、愛宕神社が寄りやすそうだ。虎ノ門ヒルズの向こうに参道があることを確認し、行ってみると、車道と書いてあるから歩いて通っていいのか戸惑ったのだが、別にかまわないのだろうと進んでいくと、坂を昇ったところで、虎ノ門ヒルズから歩道がつながっていた。虎ノ門ヒルズを通るのが正しい参道なのだろうか。愛宕神社と森ビルが一体化している。愛宕神社は坂を昇りきったところにあるのだが、たどりついてみると、参拝客の長蛇の列ができていた。参道を歩いているひとは不思議とあまりいなかったが、クルマでやってきたひとたちばかりなんだろうか。NHKの放送博物館もここにあり、ここもまだ入ったことがない。今日は休館日だった。たしか、この下にはトンネルがあり、下から階段を昇ってくるルートもあるはずだ。











 並ぶのはいやなので、初詣はあきらめ、新橋駅に向かって歩いていくと、途中、交差点で交通規制をしていて、なんだろうと思ったが、箱根駅伝が通るのだとすぐにわかった。せっかくだから少し待って見物してみようと思ったが、ちょうど、最後尾が通り終えるところだったようだ。箱根駅伝にしては意外と淋しい感じもしたのだが、終わりかけならば納得もする。

 新橋駅にたどりつき、遅めの昼食。ニュー新橋ビルの地下に降りてみるが、閉まっている店が多く、結局、年末と同じ、岡もとに入り、肉めしを食べた。759円。無料券で、生玉子もつけた。



◇ ウルトラセール

 正月はウルトラセールなので、ブックオフをまわらなければならない。新橋から大森に向かいたかったが、しかし、新橋はこの時間は京浜東北線は通過するようで、眠りたくもあったから、山手線で東京駅まで戻ってから京浜東北線に乗った。電車はわりと空いている。蒲田まで寝過ごし、大森に戻った。西友のブックオフに寄り、110円の文庫本を3冊、新書を2冊、220円の単行本を1冊買う。ウルトラセールで20パーセントオフ、おまけに、アプリの100円引きクーポンも併用できるということに会計直前に気がついた。そうか、20パーセントオフだけならば、アプリのクーポンに比べるとたいして得ではないと思っていたが、併用できるのならば、もっと計画的に何店もまわればよかった。レジには大行列ができていて、だいぶ待たされた。

 大森のベローチェでひと休みするつもりでいたが、行ってみると、こちらも混んでいる。大森を離れ、今度は鶴見に移動する。鶴見のベローチェに入り、ひと休み。スマホの充電をしながら、タイムフリーで、聴きそびれていた年末のラジオ番組を聴き始めたらすぐに眠ってしまった。ぐったりと仮眠し、読書はできなかった。鶴見のブックオフでは、110円の文庫本を2冊と、旅行関係の棚から掘り出しものを見つけ、750円だったが、これは買ってしまう。

 横浜に戻り、最後にビブレのブックオフにも寄り、110円の文庫本を2冊、220円の単行本を1冊買っていく。読書がしたく、マクドナルドに入ろうかとも思ったが、閉店時刻がわからなくて、やっぱりやめてしまった。新年から計画どおりに読書ができず、今年もこうして一日ずつ遅れをとっていくのだな。

 夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組を少し観るが、疲れてしまって、横になりたかった。今日は歩いてばかりで、足の疲れもひどい。Spotify で音楽を聴きながら、日記の下書きだけして、23時頃には眠る。

2022年12月14日水曜日

12月14日水曜日/ジャパネットたかたと世阿弥


◇ 三田

 昨夜は眠れず、早朝から2時間ぐらい眠ったが、眠れないんだったら「爆笑問題カーボーイ」を聴けばよかったのだけど、放送しているというのをなぜかまったく忘れていた。朝から都内に。昼食は三田のあたりで、裏道を適当に歩きまわり、カンダヤという店に入り、とじないかつ丼というのを食べた。それから、慶応大東門前のベローチェに入り、ひと安み。スマホの充電をしながら、読書をするつもりが、隣りのおばさんたちのおしゃべりがやかましく、しばらく、Spotify で音楽を聴いていた。ベローチェからは泉岳寺まで歩き、京浜急行で帰る。泉岳寺駅に着くと、ちょうどいいタイミングで快速特急が停まっていて、横浜まであっという間に戻ってきた。ビブレのブックオフに寄り、220円の単行本を2冊買っていく。

◇ 読書

 帰りの電車内で、高田明「高田明と読む世阿弥」を読み終えた。2018年刊、日経BP社。つい先日、「100分de名著ブックス」の「風姿花伝」の本を読み終えたばかりだが、「風姿花伝」に関心が向いていたところで、ブックオフのビジネス書の棚をじっくり眺めることもあまりないのだが、たまたま眺めてみたらこの本を発見した。高田明というのは、ジャパネットたかた創業者の高田明である。ジャパネットたかたと世阿弥の組み合わせには大いに惹きつけられた。小沢昭一的に考えれば、ジャパネットたかたもまた、ある種の放浪芸だろうと思うからだが、そのジャパネットたかたの芸には、世阿弥の思想が反映されているのだとすればとても面白い。まえがきを読んでいくと、「相手に何かを伝えるという点では能と通販は共通しています。」と高田明は言い切る。この本は増田正造という能研究者が監修していて、その点でも信頼できる内容だろうと思うのだが、増田正造はつぎのように書いている。P11-13「世阿弥は是風と非風ということを説きました。是風はスタンダードな安定した芸、非風は毒薬的に否定されるべき芸。至った名人が是風に非風を少し交えると、飛躍的効果があるというのです。高田さんの声は、まさにこの非風の加え方の微妙な計算ではないでしょうか。」「高田さんは言われます。テレビやラジオの向こうのお客様を思い浮かべ、商品は何か、天気はどうかによって、話すスピードやテンポ、声のトーン、どこでどう間を入れるかを研究したと述べた後、「これはテレビのCMの1分30秒などの短い時間で商品を紹介する場合でも変わりません。お客様に1秒でも0.5秒でも考える時間を与えることが必要です。間は次の有を生み出す無なのです」(本書より)。そして「世阿弥が『花鏡』の中で全く同じことを主張しているのを知ったときは、本当に驚きました」とも語っておられます。」「そもそも能の美に魅せられて世阿弥に至るのが普通ですが、高田さんは一度も能に触れられたことがありませんでした。いきなり世阿弥の理論と向き合われた、ここが凄いのです。「社長がいつも話していることと同じことが書いてある」と社員が手渡した世阿弥に関する本がきっかけだったといいます。能に触れることなく、世阿弥の思考の本質との相似を見抜いたのは、高田さんの天賦の才能です。」「30年間、テレビカメラの前に立ち続け、無限に近いけれども目に見えぬ購買者と切り結んで、それを魅了された高田さんは、日々芸の精進と後進の育成と流動する観客に対峙し続けた世阿弥と、また重なるのです。」

◇ テレビ・音楽

 夕方には帰宅し、録画していた今日の「徹子の部屋」(ゲスト・泉アキ&桂菊丸夫妻)を観る。早い時間に眠ってしまい、深夜に起きあがり、また録画していたテレビ番組をあれこれと。「水曜日のダウンタウン」は「「いい意味で」をつければどんな悪口でも怒られない説」。「あちこちオードリー」は、相席スタート山添、岡野陽一、ザ・マミィ酒井というメンバーで、「人生を楽に生きるクズ流ポジティブ論」を語る企画。「フジ芸人ロックフェス」という特番も録画してみたのだが、楽器を弾ける芸人たちが集まり、ライブをするのだが、かっこよくやってみせるのか、笑いにするのか、どっちつかずの番組で、これはあんまり面白くなかった。

 今日は Spotify でコミックソングを探していたのだが、B&Bのアルバムがあるので驚いてしまった。もちろん、聴くのは初めて。団しん也のアルバムも発見する。これは名前がローマ字表記だから見つけにくい。


2022年11月28日月曜日

11月28日金曜日/花園神社の見世物小屋


◇ 新宿

 朝から都内に。ようやく空気が冷たくなった。新宿に向かうのに小田急線を使ったが、寝過ごしてしまい、乗り換えに失敗したら、20分も待つはめになった。こんなに運行本数が少なかったかな。昼は歌舞伎町、中華食堂一番館に入り、ランチメニューの豚生姜焼き定食を食べた。500円。安い。すぐ近くのマクドナルドに入り、ひと休み。

 夕方になってから、酉の市の花園神社に向かった。歌舞伎町を横切り、ゴールデン街の入り口までやってくると、靖国通り沿いには露店が並んでいる。いったん、道路の向かいに渡り、ドラッグストアで飲みものを買っておく。花園神社の見世物小屋が4年ぶりに復活、その最終日にうまい具合に新宿にやってくる用ができたので、これは寄らないわけにはいかない。先週水曜の「ビバリー昼ズ」を聴いていたら、なぜかこの見世物小屋の告知があり、その告知を聴かなければ知らなかった。見世物小屋といっても、ゴキブリコンビナートによる公演だから、ゴキブリコンビナートのツイッターを見て情報を確認すると、開始の時間ははっきりとはわからず、その日の客足によって、お祭りの事務所が決めるという。今日もツイッターをチェックしていたが、すでにスタートしているというツイートが14時には出ていた。日が暮れかけている時間、靖国通り側から花園神社に入り、酉の市のお客でにぎわうなかをぐるっとまわり、大鳥居のほうから入りなおすと、左側にそのテント小屋は作られていた。花園神社では観たことがなかったが、以前、靖国神社のみたままつりで、このゴキブリコンビナートの見世物小屋は観たことがあるので、だいたいの様子はわかっている。外観の写真を撮ってから、躊躇なく、小屋のなかに入ってみると、一応、なかにはステージのようなものがあり、その正面には土が斜めに盛られていて、われわれ、客はそこに立って出し物を観るというかたち。入ったときにはちょうど、司会をする太った男に紹介され、ホッチキスを顔にとめるOLというのが登場した。新しい客がどんどん入ってくるので、先にいる客は少しずつ右に詰めていくことになる。続いては、もぐら人間というのが登場し、虫を食べる。つぎは串刺し男。このひとは、ゴキブリコンビナートの主宰のDr.エクアドルだ。頬に刺した串にロープを引っかけ、台車を引っ張ってみせる。続いては、野人というのが4名登場し、ドライアイスを食べたり、扇風機を舌で止めたりしてみせたが、しかし、これはただの若い男たちが、汚ないかっこうをして無茶をしているだけだ。続いては、インドの女。鼻に鎖を通し、水の入ったバケツの把手に鎖を通してもちあげたり、あるいは、ロウソクの火をくちのなかに入れ、消してみせたりなどした。このあとには最初のOLがまた現れ、出し物はここで一巡した。くり返し観るようなものでもなく、もうこのころには小屋のいちばん右端まで押されていた。最後に出口で、800円を払う。







 花園神社を出て、すぐ近くのベローチェに入り、ひと休み。読書をしていて、ふと気がつくと、すぐ目の前の席に新宿タイガーが座っていた。磨りガラス越しではあったが、磨りガラス越しにもわかる派手なかっこうで、ガラスの上からは虎のお面が覗いていた。新宿タイガーはひとりではなく、高齢のおじさん、おばさんたちと一緒に談笑していた。ツイッターを覗いてみると、「M-1」のワイルドカードは金属バットという結果になったようだ。たけしが崔洋一監督の訃報にコメントを出したことも知る。


 ベローチェを出て、靖国通りのブックオフに寄っていく。220円の単行本を4冊買う。ローソンストア100 に寄り、パンを買って歩きながら食べた。新宿西口のブックオフにも寄り、110円の文庫本を1冊、コミックを1冊買う。代々木のブックオフにも寄るが、この店は110円の文庫の棚がなく、代わりに、半額の文庫の棚になっている。金額はばらばらで、最低額は55円なのだが、おおむね安くない。220円の雑誌を1冊だけ、「文藝春秋」の最新号を買った。

 帰りの電車内で、「赤塚不二夫の「バカ」に学ぶ」を読み終えた。2015年刊、Pヴァイン。「ele-king books」の一冊。赤塚不二夫の周辺のひとびとのインタビュー集。高平哲郎、三上寛、坂田明、奥成達、足立正生、山下洋輔、最後は赤塚りえ子と三田格の対談。編集は野田努。それぞれのインタビュアーが書いてないのだが、インタビュアーも野田努なのだろうか。新しく知ることはあまりなかったが、読んでいてあたまが熱くなる本だった。

 夜遅くに帰宅し、録画していた「徹子の部屋」(ゲスト・伍代夏子)を観て、それから、「キョコロヒー」はオンタイムで観てしまう。「RRR」の主演男優ふたりがVTR出演。テレビを観ながらオンライン将棋を指し、深夜1時過ぎに眠る。

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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...