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2022年5月22日日曜日

5月22日日曜日/鍵が壊れる

◇ テレビ

 早朝、タイムフリーで、昨日の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」を聴きながら眠り、数時間で起きあがり、今度は裏番組の「田村淳のNewsCLUB」を聴いた。ブログの更新をして、それから、録画していた今朝の「ワイドナショー」を観た。松本が不在の週は、田村淳の出演が増えている。そのほか、バカリズム、EXIT兼近、石原良純、金谷かほりというメンバー。4630万円誤給付の問題から始まり、そのあとには、画家デビューしたというとろサーモン久保田がスタジオに出演した。後半はテレビの話題が続き、これに関してはタレントが意見を語ることには意味がある。ある番組の笑い声をつけ足す演出に賛否が起きているそうで、そのことを知らなかったのだが、今さらという気がするものの、意外や、出演者からは否定的な意見は出ない。兼近は、お笑いはそもそも劇場で観るものだから、テレビに出るときにはそのルールに則るという意見。バカリズムは、エアコンの温度と一緒だといい、全員が納得する答えはなく、いちばん寒がりのひとに合わせるのが笑い声だと思うと。

◇ 生活

 「サンジャポ」の録画も途中まで観て、13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」(14時台ゲスト・桂宮治)を聴く。15時前に外出しようとするが、玄関の鍵がついに壊れてしまった。一昨日から調子が悪くなっていたが、扉が開かなくなってしまい、とりあえず、郵便物は間に合わさなければならないから、裏口から出て、近所の郵便ポストに投函し、すぐに戻ってきた。一昨日から、鍵穴から食用のオイルを注いでみたりするものの、いっこうによくならず、裏口から出入りするしかないのだが、あとで、鍵穴が故障した際の対処法を検索してみると、やってはいけないことの項目に、食用油を差すこと、鍵用ではない潤滑油を使うことなどがあった。ほこりが付着したりなど、汚れになるようで、つまり、いちばんやってはいけないことをやっていたわけで、一昨日からどうも悪化しているのはそのためかもしれない。

 応急処置ではどうにもならず、あきらめて、裏口から再び外出しなおす。駅前まで出て、セブンイレブンに寄り、昨日に引き換えそこねたチケットの引き換えをする必要があった。ついでに「週刊文春」の立ち読みもしていく。電子版では読めなかった、上島竜兵の記事に目を通しておきたかった。それから、ドトールに入り、アイスコーヒーと、ブリオッシュショコラを食べる。読書の時間を作ろうと思っていたのに、いろいろと余計なことばかりに気を奪われている。いくつかの本をつまみ読み。金曜にブックオフで買った「フリースタイル」44号もぱらぱらと読んだ。「このマンガを読め!」を2年遅れで確認するが、知らない描き手、作品があるいっぽう、吾妻ひでおや吉田秋生、萩尾望都なんかがベストテン内に入っていると、もうわかりきっているよと言いたくもなる。かつて信頼していた選者たちは歳をとってしまい、その下の世代の選者たちが推す作品にはまるで興味を惹かれないという状況だ。

◇ 賞レース

 2時間ほどで帰宅し、夜には昨日放送された「ツギクル芸人グランプリ」を観た。今回で3回目のこのコンテストだが、2回目は観逃し、初回は録画したままでまだ観ていない。3回目にして、初めてきちんと観ようと思い、結果を知らないように、昨日からずっとツイッターも開かないでいた。「お笑いホープ大賞」の流れを汲むコンテストだということも、この放送内に初めて知った。司会は爆笑問題と三田友梨佳アナ。司会者が最初からこんなにふざけまくる賞レースもなかなかないという始まりかたをする。審査員は、渡辺正行、増田英彦、井上咲良、元祖爆笑王のほか、各テレビ局から、橋本和明(日本テレビ)、舟橋政宏(テレビ朝日)、浜田諒介(TBS)、小比類巻将範(テレビ東京)、中川将史(フジテレビ)という面々が集められている。テレビのスタッフによる評価だから、芸の評価というよりも、仕事に直結するようなタレント性の評価になりそうであり、それはそれで、色合いがはっきりしている。決勝出場者は15組。5組ずつ、3ブロックに分かれて対戦をする。まず、Aブロックは、出場順に、ママタルト、TCクラクション、ストレッチーズ、サスペンダーズ、ゼンモンキーという5組。ストレッチーズが、テクニックの面であたまひとつ抜けているかなと思ったら、ストレッチーズが4票獲得で決勝進出した。続いて、Bブロックは、Gパンパンダ、竹内ズ、キュウ、パンプキンポテトフライ、わらふぢなるおという5組。このブロックがいちばん激戦かなと思ったが、唯一、あまりよく知らなかったパンプキンポテトフライが、思いがけない面白さ。観客を煙に巻くようなところがあるコンビだ。結果は、Gパンパンダが5票獲得で決勝進出。笑いがちょっと弱いかなという気がしたが、好きなコンビなので、これは嬉しい結果。コントのクオリティだけでなく、そのあとの講評の時間も、一平のキャラクターの可笑しさがあふれていてよかった。そして、Cブロックは、ネギゴリラ、ハナイチゴ、森本サイダー、さんだる、10億円という5組。まったく知らなかった10億円というコンビがすごく面白かった。このコンビもまた、煙に巻くタイプである。結成1年目だが、それぞれ別のコンビで活動していたようだ。結果は、ネギゴリラが5票獲得で決勝進出。10億円は2票獲得。森本サイダーが1票も入らなかったのは意外だ。ファイナルステージは出演順に、Gパンパンダ、ストレッチーズ、ネギゴリラ。Gパンパンダの2本目は文句なしに面白かった。ソーセージの試食に通りがかった学生と店員という設定のコントで、脚本の巧みさ、演技の上手さが際立ちがちなコンビだが、そこに一平の可愛げが加わっていた。全ネタでいちばん笑った。ネギゴリラも2本目のほうが面白く、勝負を賭けてきたような緊張感があった。ストレッチーズの漫才は2本とも、怒鳴り合いの展開になるところがちょっとイージーに感じられた。そしていよいよ結果発表となるが、その直前にニュース速報が入り、新型コロナの感染者数をまだ速報で流していることにちょっと驚いた。結果は、Gパンパンダが5票、ストレッチーズが5票を獲得し、なんと、同点になった。どうなるのかと思ったが、一般審査審査票の多いほうが優勝というルールだそうで、この瞬間に、太田が「ネギゴリラ!」と叫び、紙吹雪が飛び出してしまう展開に笑った。本当の優勝はストレッチーズ。ああ、てっきり、Gパンパンダが優勝かと思った。しかし、テレビマンたちの票は、5人中4票をGパンパンダが獲得していた。

◇ ラジオ

 タイムフリーで、先週日曜に放送された「街裏ぴんくのもう離さないもん最終回スペシャル」(TBSラジオ)を、タイムフリー切れ前になんとか聴いた。架空の番組の架空の最終回という番組で、かける曲も架空。街裏ぴんくのいつもの漫談のスタイルを、1時間のラジオ番組にまで高めたいい番組だった。

 Spotify のポッドキャストで、木曜の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」も聴いた。ヒコロヒーがパートナーに昇格した初回の放送だが、人数が少なくなり、聴いていて、会話の余白がずいぶん増えた感じがする。どちらがいいかはともかく、火曜の小島慶子ひとりの日はそれを感じさせず、そこはさすがにラジオのプロだ。聴きながら、深夜0時頃に眠る。

2021年10月9日土曜日

10月9日土曜日/振り込みが失敗・再び

◇ 不備

 早朝に目覚め、アマゾンセラーセントラルの画面を開くと、どうやらまた、売り上げの振り込みが正常に行われていない。昨夜、クレジットカードの登録に不備があったような画面になっていて、すぐにカードを登録しなおしたのだが、振り込みが失敗したからその画面が出ていたのか。ただ登録しなおせばいいんだと思い、画面をちゃんと見ていなかった。登録しなおせば、すぐに振り込みが開始されるというわけでもなく、また次回(2週間後)に持ち越されてしまうようだ。前々回にも振り込みの失敗があり、アマゾンのほうの不具合だとわかったが、そのあいだに一回、正常に振り込まれているのに、なんでまたそんなことが起こるのか。10年以上利用していて今までそんなことは一度もなかったのに、立て続けに、急にそんな馬鹿なことになるのかがわからない。今月はやるべきことがあるため、余計な用は入れずに乗り切ろうとしているのに、運が味方をしてくれない。しかし、ここで心を乱されるわけにはいかない。

◇ テレビ・ラジオ

 録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は、霜降り明星せいや、宇多丸と、メモリースポーツの特集。SMの縛りかたを覚える企画が盛りあがったため、ジョイマンのネタを覚える企画がまるまるなしになるという、予告しておいて、こんなことってあるんだろうか。宇多丸がジョイマンのラップをするのだとしたら、観たかった。「ネタパレ」を観ると、GAGのコントが、コント師のこだわりに対する皮肉がたっぷりで面白かった。男性ブランコもさっそく出演。

 今朝の「ナイツのちゃきちゃき大放送」はオンタイムで聴かず、追っかけ再生で聴いた。おぼん・こぼんの話題はまだまだ続く。「常連さん」はやくみつる。おぼん・こぼんの話題はニュースのコーナーでも扱われ、牧師はイエス玉川の弟子で、バイオリンの音はマグナム小林ですかと、やくみつるもしっかりとネタを用意している。13時からは文化放送の「田村淳のNewsCLUB」を聴いた。先日の地震のとき、淳は生配信をやっていて、それを東スポが記事にしたら、淳のところに批判のリプライがきたという。呆れるような話があるもんだ。ニュース解説は古谷経衡。そのあとは、「週刊文春WOMAN」の井崎彩編集長がゲスト。46歳というから同い年か。父親は筑摩書房の編集者だそうだ。

 ラジオを聴きながら梱包をして、近所の郵便ポストまで投函に行く。仕事が片づき、部屋でお菓子を食べながら、出品している本の山をなにげなく見ていたら、「ロッキング・オン・ジャパン」の背表紙に、コーネリアスと書いてあるのが見える。もしやと思い、とり出してみたら、例の障害者いじめを語っている号だ。てっきり、手元にはもうないと思っていたが、まさか、こんなすぐに手にとれるところに置いてあるとは気がつかなかった。炎上がいちばん加熱しているときに売ってしまえばよかったと思い、惜しいが、今でも一万円以上の値がついている。しかし、売ってしまったら二度と出会えないような気もするし、意外とあっさり値崩れするような気もするのだが、どうすべきか。この本をもっているからといって、一万円をもっているのとは違うのだが。「千両みかん」ならぬ、「一万円ロッキング・オン・ジャパン」である。

 夜になってから、スーパーに買いものに行き、すぐに帰ってくる。最近はもっぱら、タイムセールの食いもので、飢えをしのいで暮らしている。テレビを観ながら食べるわけだが、録画したっきり、観そびれている番組がつねに大量にある。「徹子の部屋」を毎日録画しているが、すぐに観る回、ざっと早まわしで観て、観なくていいと判断してすぐに消去する回、それと、いずれ観ようと思っている回とに分かれている。いずれ観ようという回はおおむね順番に観ていき、それがようやく今年1月放送分までたどりついた。岸本加世子の回を観ると、還暦だそうで、着物で出ていたが、顔としぐさがなんだか談春師匠そっくりになってきた。黒柳徹子と、向田邦子の話をしていた。

◇ 読書

 三島由紀夫「文章読本」を読み終えた。中公文庫で読んだが、書かれたのは1959年だ。勉強になることも多かったが、ここで批判的に書かれている文体を、このブログなんかではけっこうやっていると思い、それは本当に悪文なのかと考えたくもなる。これより以前に読んだ、後藤明生「小説」(講談社現代新書)に書いてあったこととも比較したくなるが、刺激的だったのは、圧倒的に後藤明生のほうだ。

 聴きそびれていたラジオをタイムフリーで聴きながら、オンライン将棋を指し、待った7回でなんとか勝った。ラジオを聴きながら眠ってしまう。深夜0時過ぎだったろうか。

2021年9月5日日曜日

9月5日日曜日/たけしが襲われた

◇ 事件

 早朝6時前に目覚め、まず、ブログの更新をしてから、まだ眠いが、録画していた番組を観ようとしてテレビをつけると、いきなり、たけしが襲われたというニュースが流れて驚いた。アナウンサーの声のトーンから、無事だということはなんとなくすぐに感じとったが、襲ったのは四十代の男で、つるはしのようなものでクルマを叩いたという。昨夜の「Nキャス」の生放送後に、まさか、そんな事件が起きていたとは。今朝の「サンジャポ」でも、TBSで起きた事件でもあるし、たけしの事件を冒頭で伝えていた。

 ネットニュースにもなっていたので、今朝の「安住紳一郎の日曜天国」もタイムフリーで聴くと、たけしの事件について、オープニングでしゃべっていた。「たけしさんの乗るクルマは、普段、街中で見かけるようなクルマではなくて、本当に、一国の大統領が乗るようなVIP仕様なので、びくともしなかったようですけれど、怪我なくて本当によかったなと思います。」「よく、たけしさんはお弟子さんをお取りになるので、弟子入り志願のひとがダメ元で、たけしさんのクルマめがけて、声掛けてくるっていうのは私も何回も目にしていて、また、少し熱狂的、というか、常軌を逸して、興奮しているっていうような、まあそれは、なぜ興奮しているのかはいろいろ理由があるようですけども、そういうようなひとも、たまあにね、ちょっと、声を掛けてきたりするというような、懐の深いたけしさんだからこそ、なのかもしれませんが、そういうような状況もあったので、もしかすると、そういうところの延長線でなにかあったのかなと、いうような、想像をしていますが。」

◇ ブログ

 ツイッターに、古い友だちから珍しくDMがあり、ツイッター12周年の通知が届いたそうで、12年前にツイッターを薦めたのが自分らしいのだが、まるで記憶になかった。ブログを始めたことだけを伝えたら、どうやら見つけてくれたようだが、伝えておいてなんだけれども、このブログ、どうやったら見つけられるんだろうか。だいたい1ヶ月遅れのペースで更新しているということは前にも書いたが、7月下旬のオリンピック開会式の日の更新をしてからアクセス数がやや増えていて、統計情報を確認してみると、なぜか半分以上がアメリカからのアクセスだ。1件だけ、ロシアからのアクセスもあり、まあ、海外のひとでも関心のある話題だとは思うものの、どうも不可解だ。

◇ ラジオ・テレビ

 午後は「爆笑問題の日曜サンデー」をつけておく。パソコンのエリア判定がまた狂っていて、なぜか石川県になってしまっていたが、石川でも「日曜サンデー」は放送されていたから、問題なく聴けた。ラジコの出演者の表示が、石川の放送局では、まだ、江藤愛のままになっている。交通情報の時間は、石川ではBGMだけが流れているということも知れた。14時台ゲストは渡辺徹。聴きながらクリックポストを作り、15時前に、近所の郵便ポストまで投函に行く。

 録画していた「ワイドナショー」も観ると、東野幸治が夏休みで、田村淳が代わりにMCを務めていた。BPOのニュースを扱っていて、痛みをともなうことを笑いの対象とするバラエティを審議対象にするというものだが、ちょうど、淳と松本という当事者のようなメンバーになった。

 夜になって、ツイッターからニュースを見ると、たけしの襲撃犯は、6月に弟子入り志願をしていたという新事実が出てきた。ということは、安住がラジオで話していたことがかなり正確で、事件が起きたときにはTBSにまだ残っていたというから、警察に行ってきたという社員から、なにか情報を得ていたのかもしれない。ツイッターを見ると、この日の「Nキャス」の冒頭で、たけしが共産党に投票すると発言したというので、それを事件と結びつけてどうこう書いている連中がいたが、まともな感覚とはかけ離れているとしか言いようがない。その発言だけを切り取った動画も拡散されていて、放送を観ていればギャグ以外のなんでもないとわかるものなのに(観ていてもわからない人間もいるのだろうが)、放送直後の犯行であることを考えても、そんなはずがないだろう。

◇ 映画

 夜にスーパーまで買いものに行き、帰ってきてから、アマゾンプライムで映画を1本。黒沢清監督「DOORⅢ」を観た。黒沢清の名を初めて認識したのは「CURE」だったと思うが、ウィキペディアにあたると、この作品は1996年、「CURE」の前年に発売されたVシネマだ。田中美奈子が主演という時代だが、あの時代に観ていたら、驚くところはあったのかもしれない。「黒沢清の映画術」は売ってしまって手元にないが、参照したかった。

 タイムフリーで、聴きそびれていた金曜放送の「問わず語りの神田伯山」を思い出したように聴いたが、「ラフ&ミュージック」の爆笑問題をいじりまくっていて面白かった。伯山もやっぱり、浅草キッドの「お笑い男の星座」を読んでいるようだ。深夜0時頃に眠る。

2021年8月22日日曜日

8月22日日曜日/横浜市長が決まる

◇ テレビ・ラジオ

 早朝に目覚めて、録画していた昨夜の「お笑い向上委員会」を観た。蛍原、フジモンが出ていたが、もちろん、解散発表よりも前の収録だろう。大竹しのぶが出ていたオリンピック閉会式の話、それから、もう中学生、あばれる君、ホリケンのラップバトルがあり、ぽんぽこの高木ひとみ〇、ジョイマン高木の活躍もあった。ある種、現実から少し遊離したところにいるような人物たちの世界で、さんま好みの笑いはどうもこういうところに発生する。

 日曜はいつも「サンジャポ」と「ワイドナショー」を録画しているが、今日はまず、「ワイドナショー」の雨上がり決死隊解散の話題を優先して観た。東野はあの配信の出演者であり、関係の深い松本の発言もどうしても気になる。この番組では、「解散報告会」の実際の映像も使用していた。局は違っても、吉本の関係があるからだろうか。それから、「サンジャポ」を観ると、爆笑問題はふたりとも、雨上がりの解散にはかなりドライな反応だった。太田は「ただの漫才師の解散」と言う。田中は、一緒に活動はしていなくても解散はしていない、ホンジャマカやTake2の例を挙げた。しかし、ふたりとも、あの2時間弱の配信はどのくらい観たのだろうか。テレビだけでなく、タイムフリーで、昨日の「田村淳のNewsCLUB」も聴いたが、オープニングはやっぱり、雨上がり解散の話題になっていた。淳は、自分の相方が宮迫でも解散するという言いかたをしていた。

 13時からは「爆笑問題の日曜サンデー」をオンタイムで聴いた。14時台ゲストには、横山剣さんが登場した。カバーアルバムのプロモーションだが、この番組には二度目の登場だ。爆笑問題のふたりはクレイジーケンバンドのことはそんなに知らないんじゃないかと思うが、爆笑問題と IKURAさんとの関係性もあり、会話はずっと可笑しかった。剣さんの純粋さ、子どもっぽさ、適当さを、太田が指摘していた。

◇ 市長選

 15時前、近所の郵便ポストに投函に行くついでに、小学校で、市長選の投票も済ませてくる。そういえば、コロナ禍での選挙は初めてということになるのか。入り口で手指を消毒し、使い捨ての鉛筆を自分でとる。15時というきりのいい時間だったせいか、けっこう混んでいた。NHKの出口調査がきていたが、出口も混み合っていて、ほかのひとが訊かれている横をすいすい通り、すぐに帰宅した。

 夜にまた、スーパーに買いものに行き、すぐに帰ってきて、20時過ぎに、ツイッターからニュースを確認すると、山中竹春が当選との速報が出ていた。てっきり、小此木八郎が当選すると思っていたから、この結果には驚いた。48歳、いちばんの素人が勝ってしまった。菅首相推薦の小此木、現職の林文子が負け、現状の否定がはっきりと表れたという意味では愉快な結果になったが、山中竹春個人の能力は大丈夫なのだろうか。得票数は、開票速報を見るかぎりではほぼダブルスコアだ。田中康夫は4位で、3位の林文子にかなり迫っていた。

◇ 読書

 昨日から読み始めていた、橋本治「そして、みんなバカになった」を読み終えた。2020年刊、河出新書。橋本治の文章は、自分にはかなりわかりにくいところが多いのだが、これはインタビューを集めた本で、だいぶ読みやすかった。いちばん古いものは 2004年、いちばんあとのものでは 2017年のインタビューが収録されている。付箋を貼った箇所をいくつか引用。「だからパソコンを大人は覚えられないけど、子供がさっさと使っちゃうという、大人と子供が逆転した時代ってあるじゃないですか。すでに戦後はそうなるように運命付けられているんです。大人は知らない。知らない点においては、大人も子供も同じスタートラインに立っていて、知らないものをマスターするんだったら子供のほうが早いという。それでどんどん文化が低年齢化していくんです。」(2017年・P41) 「豊かになっていくというプロセスと、バカになっていくというプロセスはほぼ同じですよね。ただ、バブル以後、豊かになっていくというプロセスがなくなってしまったからバカになっていくという方面ばかりが目立つようになったんじゃないですか。」(2017年・P54) 「今の世の中というのは、いろいろと面倒だと思うんですよ。何かを言えば誰かが抗議の声をあげるものだから、それを避けようとして、すごく慎重に迂回して言う風潮になった。民主主義が進むと逆になにも言えなくなる。これは民主主義の最大の弊害だと思いますよ。建設的な意見は出てこなくて否定的な意見ばかりが出てくるという。」(2011年・P190)

 タイムフリーで、昨夜の「HONMOKU RED HOT STREET」を聴くと、スモーキーテツニが濃厚接触者になったということで、剣さんひとりの放送になっていた。「剣さん、イイネ!」のコーナーには、大江千里が出演した。(このコーナーはコメントだけの出演で、会話があるわけではない。) 大江千里のコメントのあと、1984年、ダックテイルズ時代に、大阪の「ヤングタウン」で大江千里と共演していると剣さんは語る。紳助竜介が司会で、西川のりおも出演し、そのときのダックテイルズのバックダンサーを大西ユカリが務めたそうだ。

2021年3月26日金曜日

3月26日金曜日/「グッとラック!」最終回

◇ 最終回

 今朝は「グッとラック!」がついに最終回。志らく師匠が朝の顔になるというので、番組初回から一日も欠かさずに観てきたが、そういう人間はほかにいるのだろうか。まあ、さすがに、2時間の番組を律儀にすべて観るというわけではなく、いつも録画して、ざっと早まわしで、どんな話題を扱っていたのかを最低限確認していた。もしものことがあってはならないので、(頻繁にあるので、)志らく師匠の発言は聴き逃すまいと、スタジオ部分は早まわしせずに観ていた。正確には、1年半の放送のなかで録画を失敗していたことが3回だけあり、なぜか録画が途中から始まっていたことが2回、残量不足で途中で切れていたことが1回。その1回が、番組終了の正式発表があったときだった。

 最終回はなんとなくかしこまって観始めた。金曜日は志らく師匠はいつも洋服を着ていたが、今日は洋服ではなく黒紋付だ。最終回ではなく、千穐楽なのだという。フワちゃんの衣装には出演者全員の顔写真があしらわれていた。まずは、昨日から始まった聖火リレーの話題から。第一走者はなでしこジャパンだが、そういえば、観るまで気がつけなかったが、この番組初期のレギュラーだった岩清水さんも走ったのだ。淳の辞退もあり、この番組とはなにかと関係の深い話題で最終回は始まった。8時27分からは、養子斡旋団体が突然の業務停止という話題になり、VTRでは、TBS元アナウンサーの久保田智子も取材に答えていた。この話題から、スタジオには高橋知典弁護士が登場する。高橋弁護士というひとはこの番組で初めて知ったが、番組開始時から最終回まで、ずっとレギュラーだったコメンテーターは、高橋弁護士、望月優大、伊沢拓司の3名だけだったはずだ。なかでも、高橋弁護士と望月優大氏のコメントはいつも明晰で、視聴者として信頼していた。このふたりが昨年秋のリニューアルを乗り越えたときには必然だと思った。8時46分からは「グッと芸能界!」のコーナーになり、最終回はスペシャル企画、志らく師匠と山田洋次監督の対談を放送する。これも我が意を得たりという企画である。番組開始当初は、なぜこんなにも志らく師匠と接点のない出演者ばかりなのだろうと思っていた。スタッフは、立川志らくのことをよく知らないのではないか、志らく師匠と関係の深い人物をもっと出せばいいのにと思っていたが、番組を続けるあいだに浸透していったことも多いだろう。惜しむべくは、大林宣彦監督の出演がなかったことであるが、この番組ではどこのワイドショーよりもいい追悼を放送していたと思う。いつもはエンディング前にやっている伊沢拓司の「教養クイズ」のコーナーが、今日は9時5分からあり、9時11分からは今夜放送の「俺の家の話」最終回の特集があった。長瀬智也、戸田恵梨香がスタジオ生出演。赤ペン瀧川のドラマ解説がこの番組ではおなじみだったが、最終回はスタジオには登場せず、VTRで解説をした。このドラマは録画したまま、まだ2話までしか観ていないのに、展開をおおむね知ってしまったがしかたがない。志らく師匠も出演していたのだ。9時26分からは根本美緒の「グッと天気!」のコーナー。いつもは中継での登場だが、最終回は、はれらいおんと一緒にスタジオから天気予報を伝える。9時34分からは最新ニュースがあり、9時40分からレギュラー陣のあいさつになる。フワちゃん、上地雄輔、アンミカ、高橋弁護士。そして、根本さん、若林有子アナと涙のあいさつが続き、観ていて思わずもらい泣きする。国山ハセン、淳のあいさつのあと、CMを挟み、最後の「志らく一段らく」で大団円となった。最終回の録画はどこを保存しようかと思いながら観ていたが、これは2時間すべて保存だ。放送が終わったあとも出演者たちのツイートをしばらく追いかけて見てしまう。




◇ 病院

 午後、ヤマトの営業所に寄り、二俣川まで歩くが、少し息苦しくなった。しばらく経験していなかった症状で、これは馬鹿にできないとはわかっているので、落ち着いて深呼吸をくり返した。特に疲れているという感覚もなく、唐突にそうなったのが怖い。今日は、ちょうどこれから病院に行こうという日なのだが、救急車で運ばれたときも春だったろうか。くまざわ書店に寄り、「週刊文春」を立ち読みしていく。小林信彦が「日本の喜劇人」の決定版を出そうとしているようだ。小林信彦の大泉洋への評価は一貫して高い。そうてつローゼンに寄り、飲みものを買っていく。水分不足も禁物。横浜駅に移動し、西口五番街でランチにする。とん太という店で、豚天丼を食べた。

 横浜駅から市民病院まで歩いていく。ちょっと調子悪いと思ったらバスに乗ればいいのだけど、節約というわけではなく、これが習慣なのだ。横浜市立市民病院の呼吸器内科に、3ヶ月に一度の通院。14時半の予約だったが、到着したのは15時過ぎ。いつもならば遅刻したほうが待たされずにすぐに診察になったのだが、今回はだいぶ待たされた。待合スペースの椅子で 30分ぐらい居眠りしてしまい、眠ってるあいだに飛ばされたのではと不安になったが、自分よりも若い整理番号が画面に表示されている。結局、1時間近く待たされ、ようやく診察になった。診察は指から酸素の数値を測るだけで、あとはなんにもせず、次回の予定を決めるだけですぐに終わる。毎度、診察料430円は安いとは思っていたが、なにに430円かかっているのかさっぱりわからない。薬局でクスリを買って、横浜駅までまた歩いて戻る。ビブレのブックオフに寄ってから、ベローチェでひと休み。1時間半ほど、読書してから帰る。

 夜、録画残量を確保するため、ダビング作業に追われる。だいぶ余裕を作ったはずなのに、特番シーズンに入るとすぐに埋まってしまう。ダビング待ちのあいだ、タワーレコードでもらってきた「bounce」を読みながら、Spotify で新譜のチェックをしたりなど。ラジオを聴きながら眠ろうとしていたが、眠くならず、アマゾンプライムで映画を観ることにする。山田洋次監督の「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」をずっと観そびれていたが、今日が観るときだろう。志らくと正蔵の共演に楽しくなった。深夜2時半頃にようやく眠る。

2021年3月19日金曜日

3月19日金曜日/容姿侮辱演出

◇ テレビ

 今日はなにも予定はなく、朝からのんびりと「グッとラック!」を観ていた。番組冒頭にまず、渡辺直美の〈容姿侮辱演出〉について。昨日、渡辺直美もコメントを発表していた。それも踏まえて、スタジオでは意見が交わされる。

 田村淳「僕自身もバラエティ番組で今まで、じゃあ、ふり返ってそういうことをやってなかったのかっていったらやってきたこともありますし、ただ、やっぱり、感覚をアップデートしていくっていうことが、僕自身もやらなきゃいけないなと思ったし、うーん、すごくなんか、オリンピックの内部のひとの話と、テレビのバラエティの世界は別だっていう考えかたもあるけど、やっぱりもう、別だけじゃだめなのかなとも思い始めましたね。」

 アンミカ「なにか不気味だなと思うのが、これを1年後に出されて渡辺さんも戸惑いますし、ブレストっていう、普通世の中に出ないもの…、広告のひとたちってよく量が質を生むから、とりあえずぎりぎりのアイデアを量で出し合って、そのなかから質のいいものを作っていって、判断を保留するっていうこともされるらしいんですよ。やっぱりそのなかで、自浄作用で、そんなことはだめだよねって、言い合って、そうだったよね、これはやめようって下げていく…、それは一応できてるわけじゃないですか。わざわざ、おもてに出すことで傷ついたり困るひとがいるものを…、もちろん、ブレストの段階でも出ること自体が失礼な内容なんですよ。なんですけど、それをわざわざ1年後に出すっていうことが、すごく気味が悪いというか、降ろしたい意図がすごく強く出たのか、本当にこういう発言が許せないってことで1年も温めてたのか、っていう不気味さは感じます。」

 芸人としてやりにくくならないのかという上地雄輔の疑問に、淳は「やりにくくなるんだと思うよ。」「でも、そこをせめぎあっていくしかないんだと思うんだよね。」と答えていた。



◇ 生活

 夕方から外出。レターパックを出す必要があり、まず、駅前の郵便局に。れんげ食堂に寄り、スタミナ丼を食べていく。コーナンで買うものがあるため、星川まで。買いものだけしてすぐに帰るのもつまらないから、先にマクドナルドでしばらく読書をした。ホームセンターというのはクルマの客を想定して作られているのか、徒歩で行ける範囲にあれば、わざわざ星川まで出かけたくはない。プチプチとダンボール板みたいなものを電車で運搬するのも労力だが、ついでに、ずっと欲しかった低反発クッションも買った。

 夜、アマゾンプライムで映画を観始めるが、どうも惹かれず、途中でやめた。いったん眠り、深夜に目覚め、録画しておいた「日本アカデミー賞授賞式」を観る。俳優たちがなんだか全体的にかなり若くなっている印象を受ける。最優秀作品賞は「ミッドナイトスワン」。「ミュージックステーション」の2時間特番も録画してあり、ざっと早まわしで観た。DA PUMP の新曲、「指パッチン」で始まる歌詞が、突飛なようでドラマチックな面白さもある。shungo. という作詞家は何者なのか。男性ダンスグループがほかにも数組。Toshi が「うっせえわ」を歌う企画もあり、この歌の歌詞をここで初めてちゃんと知った。

2021年2月12日金曜日

2月12日金曜日/その色がない


◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。大森のベルポートに初めて入った。杵屋麦丸で、カツ丼とぶっかけうどんのセットを食べる。ベローチェで読書を2時間ほど。西友のブックオフに寄り、時間をかけて物色したが、まるで買うものがない。なんとか1冊だけ買ったが、これだけで帰るのもつまらないので、鶴見にも寄った。鶴見のブックオフでは17冊買った。

◇ インク

 夜、納品書を印刷しようとすると、プリンターがインク切れになった。インクの買い置きがあったので、補充しようと開封すると、インク切れになったその色だけが入っていない。なんだこれはと思う。ヨドバシドットコムで買ったもので、購入履歴を確認すると、プリンターのインクは6色なのに、買ってあったものは5色セットだったのだと初めて気がついた。そんな馬鹿な。よりによって、狙ったように、ない色が切れる。前にインクを切らしたときに買ったものだが、それが届く前に、古いインクを入れなおしてみたら使えるようになってしまい、だから開封しなかったのだが、同じように入れなおしてみたら、やっぱり使えないままなのでふざけたプリンターだと思った。明日買うにしても、間が悪いことに、明日は朝から用事が入っている。

 録画してあった今朝の「グッとラック!」を観ると、この番組でもクラブハウスを特集する。金曜レギュラーは志らく師匠以外は全員やっているのだ。国山ハセンと上地雄輔は、淳が招待したそうだ。淳と上地が番組放送前にクラブハウスでしゃべっていたら、そこに海老蔵が現れ、番組プロデューサーもいるので、その場でゲストのオファーをしたら出演が決まったという。番組終了が決まってはいるが、面白い展開は起きている。

 早めに眠ろうとしたが眠れず、深夜に目覚めてしまい、アマゾンプライムでドラマを観た。ニック・フロストとサイモン・ペッグが製作する「トゥルース・シーカーズ」。コメディだと思って観始めるが、1話を観たかぎりではあまり面白くならない。続きは観ようかどうしようか。別の作品をもう1本、これもコメディのジャンルから探し、「フォーエバー 人生の意味」というドラマを。「サタデーナイトライブ」のコメディアンが夫婦を演じている。しかし、これにも惹き込まれない。人気のコメディアンを知らないとどうしようもないのだろうか。

2021年2月5日金曜日

2月5日金曜日/ひとりカラオケ

◇ キャンペーン

 朝から都内に。早い時間に田町で解散となり、泉岳寺駅まで歩き、京浜急行で横浜まで戻ってくる。ご飯を食べようと西口をぶらぶらするが、思いのほか、ランチをやっている店が少なく、コロナは関係あるのだろうかと思った。吉野家で牛丼を食べる。そういえば、吉野家ではどういうわけか今年はまだ一度も食べていなかった。吉野家の隣りにはカラオケ館があり、緊急事態宣言中は室内無料のキャンペーンをやっている。せっかくだから、一回行っておきたいとずっと思っていた。2月7日、今度の日曜までだが、緊急事態宣言は延長でも、このキャンペーンは延長されないのだろうか。平日はもう今日しかない。ちょうどいい具合に時間があるのだから、ほかに手はない。カラオケ館はちょくちょく利用しているのだが、この横浜西口店は初めて利用する。何年か前からひとりカラオケの癖がつき、「ひとつき十冊」という読書のイベントをやっていたせいで、人前でしゃべる前に声を出しておきたいというのがおもな利用目的だった。しかし、ひとりカラオケというのはやっぱりちょっと恥ずかしいもので、できれば空いてる店のほうが入りやすいのだが、入ってみると、受付には数人の客がすでにいる。さすがはキャンペーン中で、満室で少し待たされるが、そのあいだにも受付にはお客がつぎつぎとやってきていた。この店は奥に別館があり、なかでつながっているということを入ってみて初めて知った。その別館のほうの部屋をあてがわれる。2時間ゼロ円なので、2時間にしたが、しかし、ひとりで2時間というのは少々長い。通常料金の場合は、1時間か、せいぜい1時間半しか歌わない。別途660円でソフトドリンク飲み放題というわけだが、ソフトドリンクなんてものもそんなに飲めるものではない。いちいち電話で注文して、店員がもってくるのを待たねばならないのもめんどうで、結局、2杯しか飲まなかった。これならば、通常料金のときで充分だと思ったが、キャンペーンとしてはうまくいっている。

(★あとで確認したら、カラオケ館の室内無料のキャンペーンは延長されていた。)

 ビブレのブックオフに寄ってから帰る。夕方には帰宅。タイムフリーで今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、舞台出演中の磯山さやかに代わり、増田みのりがひさしぶりに登場していた。録画してあった今朝の「グッとラック!」では、森喜朗の逆ギレ謝罪会見があまりにもひどく、じっくりと観てしまう。そのあとには、田村淳と西野亮廣の対談のVTRがあり、スタジオには四千頭身が生出演した。

◇ 今日の読書

 円城塔「道化師の蝶」を読んだ。2012年の芥川賞受賞作。円城塔の小説を読むのは初めてではないが、これはかなりわからなかった。鴻巣友季子の解説を読んでもなお、理解が難しい。この小説の解読に、そこまで時間を割かなければならない理由もないのだが。

2021年2月4日木曜日

2月4日木曜日/ジングルベル

◇ ニュース

 今朝の「グッとラック!」を観ると、森喜朗が「有名人は田んぼを走ればいい」と発言したそうで、その発言を受け、田村淳が聖火ランナーを辞退したという。その YouTube も確認する。有名人の役割はひとを集めることであるのに、ひとを集める必要がないのであればタレントは身を引きべきとは、まったくそのとおりだ。さらに、よくよく聴いてみれば、この発言への反発というだけではなく、いかなるかたちであってもオリンピックを開催するという森喜朗の姿勢に対する反対表明である。そのニュースの当事者がこの番組にいる。田村淳がこの番組に加わり、この番組は明らかに面白くなっているのだが、この番組を終わらせることはすでに決まっている。田村淳の加入から、半年も経たないうちの結論である。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、「週刊文春」だけ立ち読みした。読書する場所を求め、ドン・キホーテ上階のサイゼリヤに。ハヤシ&ターメリックライスを食べた。今日も複数の本を並行して読んでいく。ふと気がつくと、店内には「ジングルベル」が流れていた。それから注意して聴いていると、クリスマスソングがずっと流れている。サイゼリヤはメニューに間違い探しが載っていることでも知られるが、BGMが間違っている場合もあるのか。

◇ ネットでは

 夜、録画してあった昨夜の「バナナサンド」を観た。ゲストは中川家。「あれなら練習すればできるわ」と思う漫才師として、礼二がキングコングの名を言わされる展開に笑うが、いやしかし、それは中川家の力量だからできるという話だ。なんだかネットニュースになりそうだなと思い、検索してみると、案の定、やっぱりなっている。もちろん、収録は西野が吉本を辞める前だ。西野叩きに都合よく使われてしまうのは、礼二にとっても本意ではないだろう。この礼二の発言は伊達に引き出されたようなものだが、サンドウィッチマンが優勝した2007年の「M-1」で、最後まで優勝を競ったのがキングコングという因縁もある。

 ツイッターで、石野卓球が水道橋博士を「元お笑い芸人」とディスりまくっている(弄りまくっている?)ことを今になって把握した。日曜から始まったのか。菊地成孔と町山智浩のケンカもまだ続いていて、今朝は町山の反撃を見ていた。タイムラインを見てないのに、揉めごとのツイートばかり気になって追いかけて見てしまう。ぎすぎすしているツイートを追いかけ、勝手に疲弊していることに大いに矛盾を感じた。

 Spotify で「大竹まこと ゴールデンラジオ」のポッドキャストを聴いた。マキタスポーツさんが今日のゲストだった。ちょうど「週刊文春」では、朝井リョウの「私の読書日記」で「越境芸人」がとりあげられていた。「越境者の文章」と題し、芥川賞・直木賞の候補者に名を連ねる芸能人の話題で始まり、松井玲奈の小説、ふかわりょうのエッセイ本も紹介されている。冒頭の話題では、ある小説家が講演で語っていた、小説家は人生の最後に目指せばいいもの、という言葉が思い出されている。

 アマゾンプライムでドラマを。ロバート・ゼメキス製作総指揮の「プロジェクト・ブルーブック」を1話だけ観た。もはや思考力が低下しているのか、ぼんやり観ていたらよくわからなかった。

2021年2月1日月曜日

2月1日月曜日/カバンを買う

◇ 真っ当

 「グッとラック!」の終了が金曜日のエンディングで発表されていたようで、番組開始から毎日欠かさず録画して観ているというのに、その日だけどういうわけか録画容量が足りず、最後の30分ぐらいが切れてしまっていた。こんなことは初めてで、なんという間の悪さかと愕然とする。終了の発表があったということは土曜か日曜かにツイッターを見ていて知ったが、YouTube にあがるような番組でもないので、実際の放送はもう確認のしようがない。

 今朝の放送では、菅総理を追及する蓮舫に批判があったという話題を扱っていたが、田村淳は、蓮舫の映像をくり返し放送すること自体に疑問を呈していた。「小川淳也さんみたいに、ほんとにきちんと理論を立てて追及するっていう政治家はたくさんいるのに」と、それをとりあげないメディアの問題を語る。メディアに扱われるから、蓮舫も辻元清美もそういう手法に出てしまうのだと。蓮舫を「人間として未熟」だと言ったテリー伊藤の発言も番組では紹介していたが、淳は自分たちも含めたメディアが未熟なのだという。じつに真っ当な感覚に思える。

◇ ラジオ

 昼はラジオをつけっぱなしに。「ビバリー昼ズ」のゲストは桂竹丸。この番組の古いファンにとっては嬉しいゲストだ。ツイッターから知ったが、明治座の公演は関係者に発熱の症状が出たために今日は中止になってしまったようだ。続けて、午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴く。平野ノラが産休に入り、代役にアンガールズ山根が出演した。今日はザブングルが解散というニュースもあり、その話題にもなった。14時台のゲストはダンディ坂野で、ここでの話もとても面白い。ダンディ自身が「お笑いに一気に時代が流れていく」と言い表していた、その前後を、ダンディは当事者として体験している。

◇ 買いもの

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ドン・キホーテに寄り、ついに新しいカバンを買った。今まで使っていたマンハッタンポーテージのリュックは、いったい何年使っていたのかわからないが、四十代前半の苦楽をともにしてきたという感慨がある。普段使っているものには愛着が湧いてしまい、なるべくなら買い換えたくなくなってしまうのだが、ずいぶん前からファスナーが壊れかけになっていた。勝手に開いてしまうようになると、さすがにまずい。新しく買ったカバンは、今までのカバンとはタイプが違うものにしたが、単純なこととして、加齢による変化がおそらく違うものを選ばせた。会計時には、ポイントカードが作れるというので作ってもらったが、お互いにマスクをしていて、あいだにビニールの幕があると、説明をしてもらってもなにを言ってるかかなりわからなかった。「追加の料金がかかるんですか?」ということだけ確認して、かからないというのであとはおまかせに。

 上階にあるダイソーにも寄り、イヤホンも買った。今までも百均のイヤホンを使っていたが、数年使っていると断線する。さらに上階のサイゼリヤに入り、ミートソースのスパゲッティを食べた。読書もするが、眠くなり、あまり読めなかった。

 深夜、オンタイムで 「東京ポッド許可局」を。〈教えてインスタ論〉を笑いながら聴いた。インスタ論の今さら感が可笑しいのだが、自分がツイッターから離れているせいで、〈脱ツイッター論〉のようにも聴いた。

2020年12月4日金曜日

12月4日金曜日/ある日の「グッとラック!」

◇ 注文

 朝、注文メールを確認すると、深夜のうちに、宅八郎「イカす!おたく天国」が売れていた。そのあとでツイッターを見ていたら、宅八郎が亡くなっていたことを知り、だから売れたのだとわかった。昨夜から情報が出ていたようだが、ツイッターをあんまり見ていなくて、今朝まで知らなかったのだ。

 納品書を見てさらに驚いたのは、注文者は有名なある劇作家だったこと。「イカす!おたく天国」はちょっと読んでおきたいとも思っていて、簡単に売れないように、やや高めの値段をつけてあったのだが。そう思ったきっかけは、その劇作家のサブカルチャー論だった。 

◇ 新作落語

 夜、神田連雀亭で、立川がじらさんが新しく始めた会「立川がじら新作落語大全その1」を観てきた。新作落語ばかり、何席やったのか覚えられなかったが、つぎからつぎへと変な噺ばかりをやる会。少し前に別のところで観た「どうか kappa と発音してください」という噺がすごく面白くて、がじらさんがどんなことをやってるのか知っておきたくなったのだが、この会は完成形を披露するというよりも、思いつきみたいなものをばんばん見せてしまおうという会のようだった。いや、がじらさん本人がそういうつもりなのかはわからないが、その即時性は面白い。それらが磨かれるのは別の場で、そのなかからきっと、「kappa」のような噺がまた生まれる。

 連雀亭は今、高座の前面がまるまる透明のアクリル板でふさがれていて、ケースのなかに閉じ込められた人間を観るようだった。ここまでしなきゃいけないのかなと思うような異様なものだったが、しかし、今日の会に関してはそれもまたどうでもいい。やってる噺のほうもぜんぶ異様だった。

◇ タモリ的

 録画しておいた今朝の「グッとラック!」を深夜に観た。今日だけ録画したわけではなく、「グッとラック!」は毎日録画して観ている。

 冒頭、アンジャッシュ渡部の謝罪会見から始まった。毎日観てないひとは知らないだろうが、この番組は、芸能ゴシップを普段はあまり積極的には扱わない番組なのだが、それでも今日はこの話題に1時間以上を割いていた。

 いや、楽しみにしていたのは今日はこのあとだったのだ。金曜は「グッと芸能界」というコーナーがあり、もともとは毎日やっていたコーナーだが、秋のリニューアル以降は金曜だけやるようになった。芸能ニュース、といってもゴシップではなく、いわゆるエンタメ情報を中心に紹介するコーナー。そこに今日は木梨憲武がゲストとして登場した。音楽活動のプロモーションとしての出演だったのだが、スタジオで生ライブもあった。レギュラー陣の、アンミカ、フワちゃん、上地雄輔、ロンブー田村淳に、その場でいきなりダンサーの役を割り振り、躍らせてしまう展開に。そんな騒ぎの中心で、ひとりだけなにもしないでいる志らく師匠は、なんだかやっぱり「いいとも」のタモリ的に感じられた。ツイッターにも何度か書いたが、この番組の志らく師匠は、かつてのタモリのようである。

 VTRには日本ネーミング大賞の話題で太田光・光代夫妻も登場し、太田が憲武や淳に対してクレームをつけ、それに対してふたりがまたいろんなことを言う。ただでさえバラエティ番組的な顔ぶれの金曜だが、今日はよりいっそうバラエティのエース格がそろった。むしろ、朝のワイドショー的な出演者こそまったくいない。前半1時間は渡部だったが、後半1時間はまるまる木梨憲武。その後の天気予報やクイズのコーナー、エンディングまで出ずっぱりだった。


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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...