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2021年2月25日木曜日

2月25日木曜日/千歳船橋


◇ ブックオフ

 朝から都内に。千歳船橋で昼食となり、ぎょうざの満州でダブル餃子定食を食べた。せっかく千歳船橋まできたので、駅からは少し遠いが、砧サミットストアのブックオフまで足を延ばしてみるが、しかし、わざわざ遠征したわりにはまるで買うものなし。210年の棚から1冊だけ。いいものが買えればどうってことのない距離だが、無駄に歩いた気になった。

 小田急線沿線で、町田のブックオフにも寄っていく。町田店もアプリのクーポンが届いていたため、千円以上の買いものをして使おうと思うが、千円分の本を選ぶのにまたまたかなり手こずった。3階からまわり、2階、1階とまわりながら一度降りてきたが、千円に足りず、また2階に戻る。クーポンを使いたいがために2時間近くも費やすことになり、さすがに馬鹿みたいだと思った。すっかり夜になり、もうどこにも寄り道はできず、おとなしく帰ってくる。

◇ テレビ

 夜、録画していた今朝の「グッとラック!」を観る。トップニュースは菅総理長男の接待問題から。それから東京五輪の感染対策の話題があり、そのあとに、水道橋博士の炎上についての特集があった。ツイッターで博士が出ると知って楽しみにしていたのだが、スタジオではなくVTR出演だったのでちょっとがっかりした。ツイートが女性蔑視だと批判されたことについてだが、終始、笑いなく、神妙な表情で通していた。というか、編集でそうなっているのかはわからない。スタジオに出演していればこうはならないだろう。スタジオでは議論になり、志らく師匠がヒートアップするが、博士の擁護のようで、博士の考えともだいぶ違ったんじゃないだろうか。差別論としてはかなり危なっかしく、この話題を扱うのならば、望月優大氏がいる火曜日のほうが、女性率も高くてよかったのにと思った。

 続けて観た今日の「徹子の部屋」は、元フジテレビアナウンサーの須田哲夫がゲストだった。元子役だという経歴は知らず、その時代に黒柳徹子とは姉弟の役で共演していたのだという。「3時のあなた」の話も興味深く、そういえば、ワイドショーの成り立ちというのもよくわからないものだと改めて感じた。タレントがコメンテーターをやるようになったのはわりと近年の傾向だと思っていたが、それとは別に、「3時のあなた」はそもそも大女優たちが司会を務める番組だったではないか。

2021年2月12日金曜日

2月12日金曜日/その色がない


◇ 貧乏暇なし

 朝から都内に。大森のベルポートに初めて入った。杵屋麦丸で、カツ丼とぶっかけうどんのセットを食べる。ベローチェで読書を2時間ほど。西友のブックオフに寄り、時間をかけて物色したが、まるで買うものがない。なんとか1冊だけ買ったが、これだけで帰るのもつまらないので、鶴見にも寄った。鶴見のブックオフでは17冊買った。

◇ インク

 夜、納品書を印刷しようとすると、プリンターがインク切れになった。インクの買い置きがあったので、補充しようと開封すると、インク切れになったその色だけが入っていない。なんだこれはと思う。ヨドバシドットコムで買ったもので、購入履歴を確認すると、プリンターのインクは6色なのに、買ってあったものは5色セットだったのだと初めて気がついた。そんな馬鹿な。よりによって、狙ったように、ない色が切れる。前にインクを切らしたときに買ったものだが、それが届く前に、古いインクを入れなおしてみたら使えるようになってしまい、だから開封しなかったのだが、同じように入れなおしてみたら、やっぱり使えないままなのでふざけたプリンターだと思った。明日買うにしても、間が悪いことに、明日は朝から用事が入っている。

 録画してあった今朝の「グッとラック!」を観ると、この番組でもクラブハウスを特集する。金曜レギュラーは志らく師匠以外は全員やっているのだ。国山ハセンと上地雄輔は、淳が招待したそうだ。淳と上地が番組放送前にクラブハウスでしゃべっていたら、そこに海老蔵が現れ、番組プロデューサーもいるので、その場でゲストのオファーをしたら出演が決まったという。番組終了が決まってはいるが、面白い展開は起きている。

 早めに眠ろうとしたが眠れず、深夜に目覚めてしまい、アマゾンプライムでドラマを観た。ニック・フロストとサイモン・ペッグが製作する「トゥルース・シーカーズ」。コメディだと思って観始めるが、1話を観たかぎりではあまり面白くならない。続きは観ようかどうしようか。別の作品をもう1本、これもコメディのジャンルから探し、「フォーエバー 人生の意味」というドラマを。「サタデーナイトライブ」のコメディアンが夫婦を演じている。しかし、これにも惹き込まれない。人気のコメディアンを知らないとどうしようもないのだろうか。

2021年2月9日火曜日

2月9日火曜日/老害

◇ ニュース

 今朝の「グッとラック!」では、連日扱われている森喜朗の女性差別発言について、望月優大が3つの問題点を指摘していた。まず、これは失言ではなく、意図的発言であるということ。森喜朗は、これが赤信号だということは認識して渡っている。つぎに、問題は「老害」ではないということ。「かわいそうな耄碌した老人が世の中からいじめられていて、それをでも、余人に替えがたいことを理解している側近は身を挺して守っている、というようなストーリーはマジでやめてほしい。」と語り、つまり、老いていることは言い訳にならず、「老害」という批判には意味がない。問題は「女性差別」にあり、何歳であろうとだめな発言である。そして、その発言への容認や無関心は差別の共犯者であるということ。

 午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、イタリアントマトで読書を2時間ほど。西友で買いものをして、夕方に帰ってきた。

◇ 映画

 アマゾンプライムで映画を1本。阪本順治監督、藤山直美主演の「団地」を観た。コメディのジャンルでなにか面白そうなものはないかと探していて見つけた映画で、阪本順治と藤山直美という組み合わせのこの映画を今まで知らなかったことも不覚だが、しかも、観てみると、なんとSFなのである。藤山直美と岸部一徳の夫婦を始めとしたキャストたちの顔つきに、大友克洋の初期作のタッチを重ねたくなった。

◇ ラジオ

 深夜、「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。今週の田中の代役は、安住紳一郎、外山惠理、良原安美という、TBSアナウンサーの3人。日曜の昼のような安心感にさせられる顔ぶれだが、当然のごとく、太田は安住にずかずか踏み込んでいく。踏み込まれる安住が新鮮なのと、安住がまったく負けていないのが面白い。番組終盤には、テレビ論のような話にもなった。

 今週金曜の「タイタンシネマライブ」の出演者がぜんぜん発表されないと思っていたら、27日土曜に延期になったということが発表されていた。開催直前になってこんな変更があるんだ。

2021年2月5日金曜日

2月5日金曜日/ひとりカラオケ

◇ キャンペーン

 朝から都内に。早い時間に田町で解散となり、泉岳寺駅まで歩き、京浜急行で横浜まで戻ってくる。ご飯を食べようと西口をぶらぶらするが、思いのほか、ランチをやっている店が少なく、コロナは関係あるのだろうかと思った。吉野家で牛丼を食べる。そういえば、吉野家ではどういうわけか今年はまだ一度も食べていなかった。吉野家の隣りにはカラオケ館があり、緊急事態宣言中は室内無料のキャンペーンをやっている。せっかくだから、一回行っておきたいとずっと思っていた。2月7日、今度の日曜までだが、緊急事態宣言は延長でも、このキャンペーンは延長されないのだろうか。平日はもう今日しかない。ちょうどいい具合に時間があるのだから、ほかに手はない。カラオケ館はちょくちょく利用しているのだが、この横浜西口店は初めて利用する。何年か前からひとりカラオケの癖がつき、「ひとつき十冊」という読書のイベントをやっていたせいで、人前でしゃべる前に声を出しておきたいというのがおもな利用目的だった。しかし、ひとりカラオケというのはやっぱりちょっと恥ずかしいもので、できれば空いてる店のほうが入りやすいのだが、入ってみると、受付には数人の客がすでにいる。さすがはキャンペーン中で、満室で少し待たされるが、そのあいだにも受付にはお客がつぎつぎとやってきていた。この店は奥に別館があり、なかでつながっているということを入ってみて初めて知った。その別館のほうの部屋をあてがわれる。2時間ゼロ円なので、2時間にしたが、しかし、ひとりで2時間というのは少々長い。通常料金の場合は、1時間か、せいぜい1時間半しか歌わない。別途660円でソフトドリンク飲み放題というわけだが、ソフトドリンクなんてものもそんなに飲めるものではない。いちいち電話で注文して、店員がもってくるのを待たねばならないのもめんどうで、結局、2杯しか飲まなかった。これならば、通常料金のときで充分だと思ったが、キャンペーンとしてはうまくいっている。

(★あとで確認したら、カラオケ館の室内無料のキャンペーンは延長されていた。)

 ビブレのブックオフに寄ってから帰る。夕方には帰宅。タイムフリーで今日の「ビバリー昼ズ」を聴くと、舞台出演中の磯山さやかに代わり、増田みのりがひさしぶりに登場していた。録画してあった今朝の「グッとラック!」では、森喜朗の逆ギレ謝罪会見があまりにもひどく、じっくりと観てしまう。そのあとには、田村淳と西野亮廣の対談のVTRがあり、スタジオには四千頭身が生出演した。

◇ 今日の読書

 円城塔「道化師の蝶」を読んだ。2012年の芥川賞受賞作。円城塔の小説を読むのは初めてではないが、これはかなりわからなかった。鴻巣友季子の解説を読んでもなお、理解が難しい。この小説の解読に、そこまで時間を割かなければならない理由もないのだが。

2021年2月4日木曜日

2月4日木曜日/ジングルベル

◇ ニュース

 今朝の「グッとラック!」を観ると、森喜朗が「有名人は田んぼを走ればいい」と発言したそうで、その発言を受け、田村淳が聖火ランナーを辞退したという。その YouTube も確認する。有名人の役割はひとを集めることであるのに、ひとを集める必要がないのであればタレントは身を引きべきとは、まったくそのとおりだ。さらに、よくよく聴いてみれば、この発言への反発というだけではなく、いかなるかたちであってもオリンピックを開催するという森喜朗の姿勢に対する反対表明である。そのニュースの当事者がこの番組にいる。田村淳がこの番組に加わり、この番組は明らかに面白くなっているのだが、この番組を終わらせることはすでに決まっている。田村淳の加入から、半年も経たないうちの結論である。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、くまざわ書店に寄り、「週刊文春」だけ立ち読みした。読書する場所を求め、ドン・キホーテ上階のサイゼリヤに。ハヤシ&ターメリックライスを食べた。今日も複数の本を並行して読んでいく。ふと気がつくと、店内には「ジングルベル」が流れていた。それから注意して聴いていると、クリスマスソングがずっと流れている。サイゼリヤはメニューに間違い探しが載っていることでも知られるが、BGMが間違っている場合もあるのか。

◇ ネットでは

 夜、録画してあった昨夜の「バナナサンド」を観た。ゲストは中川家。「あれなら練習すればできるわ」と思う漫才師として、礼二がキングコングの名を言わされる展開に笑うが、いやしかし、それは中川家の力量だからできるという話だ。なんだかネットニュースになりそうだなと思い、検索してみると、案の定、やっぱりなっている。もちろん、収録は西野が吉本を辞める前だ。西野叩きに都合よく使われてしまうのは、礼二にとっても本意ではないだろう。この礼二の発言は伊達に引き出されたようなものだが、サンドウィッチマンが優勝した2007年の「M-1」で、最後まで優勝を競ったのがキングコングという因縁もある。

 ツイッターで、石野卓球が水道橋博士を「元お笑い芸人」とディスりまくっている(弄りまくっている?)ことを今になって把握した。日曜から始まったのか。菊地成孔と町山智浩のケンカもまだ続いていて、今朝は町山の反撃を見ていた。タイムラインを見てないのに、揉めごとのツイートばかり気になって追いかけて見てしまう。ぎすぎすしているツイートを追いかけ、勝手に疲弊していることに大いに矛盾を感じた。

 Spotify で「大竹まこと ゴールデンラジオ」のポッドキャストを聴いた。マキタスポーツさんが今日のゲストだった。ちょうど「週刊文春」では、朝井リョウの「私の読書日記」で「越境芸人」がとりあげられていた。「越境者の文章」と題し、芥川賞・直木賞の候補者に名を連ねる芸能人の話題で始まり、松井玲奈の小説、ふかわりょうのエッセイ本も紹介されている。冒頭の話題では、ある小説家が講演で語っていた、小説家は人生の最後に目指せばいいもの、という言葉が思い出されている。

 アマゾンプライムでドラマを。ロバート・ゼメキス製作総指揮の「プロジェクト・ブルーブック」を1話だけ観た。もはや思考力が低下しているのか、ぼんやり観ていたらよくわからなかった。

2021年2月2日火曜日

2月2日火曜日/メガネを買う

◇ テレビとラジオ

 今朝の「グッとラック!」でやっていた、生活保護の特集はとても勉強になる内容だった。菅総理の「最終的には生活保護」発言を受けての特集だが、ハードルの高さとその問題点について詳しく解説されていた。親族に問い合わせがいってしまうことがハードルの高さの大きな理由のひとつになっているが、それによって、親族から支援が得られるケースは少ないのだという。つまり、効果が薄いうえに、窓口の職員も忙しくなってしまう。まったく意味がない仕組みだという、望月優大の解説がわかりやすい。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」から「ラジオショー」と、ニッポン放送の番組をつけっぱなしにしておく。TBSの「伊集院光とらじおと」も、オンタイムではなかなか聴かないが、気になるゲストのときはタイムフリーで聴く。今朝のゲストは西川美和だった。

◇ 買いもの

 午後、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ジョイナステラスの Zoff に。昨日は新しいカバンを買ったが、今日は新しいメガネを買う。同じ日にまとめて買ってもよかったのだが、どちらも身につけるものだから、ひとつづつ、順番になじませていったほうがいいような気がした。いっぺんに買い換えては、まるで別の人間のようになってしまう。ほかに予定がないこともよかった。今までのメガネは、たしか、8年前から使っているんじゃないか。それまではコンタクトレンズを使っていて、メガネを常用するようになったのは三十代後半からである。それ以降に知り合ったひとがとても多いので、そのかたがたにしてみれば、メガネをかけていない顔はむしろイメージしづらいだろう。だから、メガネ歴は浅く、買いなおすのは初めての経験なのだが、だいたい、メガネはどのくらいの頻度で買いなおすものなのか。今までのメガネは、気がついたら、耳にかける部分が傷だらけになっていた。これはひどいと思ってからもなお、かけ続けていたのだが、そのうちにレンズの傷も目立つようになり、最近などは、街中を歩いていて、逆光になると反射して前が見えなくなってしまう。以前はそんなことはなかったので、これはレンズの傷のせいだろうと思った。こうなると危険にかかわるため、いよいよ限界だと思うようになった。

 昨日も Zoff に寄り、どれにしようかはだいたい目星をつけておいた。予算五千円台のなかから、さほど迷わずに決める。一応、試しにいくつかのフレームをかけてもみるが、こういうご時世だから、あんまりあれこれ触るのも気が引けて、じっくりと吟味はしなかった。しかし、今、新しいメガネを買うということは、五十まではおそらくこの顔で生きていくということになる。どうするんだっけと思いながら、フレームをもって受付カウンターに。それから、店内で視力検査をする。メガネを外す際、傷だらけのメガネを店員に差し出すのが恥ずかしかったが、まあ、そんな客はいくらでもいるのだろう。

 メガネができあがるまで、ドトールに入って読書をしていた。30分ほどでできあがるということだったが、2時間読書する。Zoff に戻る前に、おもいっきり鼻をかんだら、その拍子に三半規管がおかしくなったようで、メガネを受けとる際、店員さんに説明されているあいだ、ずっとめまいがしていた。

◇ 今日の読書

 絲山秋子「沖で待つ」を読んだ。2006年の芥川賞受賞作。併録されている「みなみのしまのぶんたろう」という短編は、石原慎太郎をモデルにしているのだとわかるが、単純な風刺というわけではなく、ひたすら可笑しい作品だった。これを芥川賞受賞作と一緒の本に入れてるのがやばい。

 夜に帰宅し、テレビを観たりしていたが、めまいのせいか、気分がすぐれない。横になって、先週の「爆笑問題カーボーイ」をタイムフリーで聴きなおしていたら、しばらく眠ってしまっていた。深夜には目覚め、今夜の「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。生放送。オープニングにはハライチが登場。そのあとには、鬼越トマホークが登場し、エンディングまでずっと出ていた。

2021年2月1日月曜日

2月1日月曜日/カバンを買う

◇ 真っ当

 「グッとラック!」の終了が金曜日のエンディングで発表されていたようで、番組開始から毎日欠かさず録画して観ているというのに、その日だけどういうわけか録画容量が足りず、最後の30分ぐらいが切れてしまっていた。こんなことは初めてで、なんという間の悪さかと愕然とする。終了の発表があったということは土曜か日曜かにツイッターを見ていて知ったが、YouTube にあがるような番組でもないので、実際の放送はもう確認のしようがない。

 今朝の放送では、菅総理を追及する蓮舫に批判があったという話題を扱っていたが、田村淳は、蓮舫の映像をくり返し放送すること自体に疑問を呈していた。「小川淳也さんみたいに、ほんとにきちんと理論を立てて追及するっていう政治家はたくさんいるのに」と、それをとりあげないメディアの問題を語る。メディアに扱われるから、蓮舫も辻元清美もそういう手法に出てしまうのだと。蓮舫を「人間として未熟」だと言ったテリー伊藤の発言も番組では紹介していたが、淳は自分たちも含めたメディアが未熟なのだという。じつに真っ当な感覚に思える。

◇ ラジオ

 昼はラジオをつけっぱなしに。「ビバリー昼ズ」のゲストは桂竹丸。この番組の古いファンにとっては嬉しいゲストだ。ツイッターから知ったが、明治座の公演は関係者に発熱の症状が出たために今日は中止になってしまったようだ。続けて、午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴く。平野ノラが産休に入り、代役にアンガールズ山根が出演した。今日はザブングルが解散というニュースもあり、その話題にもなった。14時台のゲストはダンディ坂野で、ここでの話もとても面白い。ダンディ自身が「お笑いに一気に時代が流れていく」と言い表していた、その前後を、ダンディは当事者として体験している。

◇ 買いもの

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川に出て、ドン・キホーテに寄り、ついに新しいカバンを買った。今まで使っていたマンハッタンポーテージのリュックは、いったい何年使っていたのかわからないが、四十代前半の苦楽をともにしてきたという感慨がある。普段使っているものには愛着が湧いてしまい、なるべくなら買い換えたくなくなってしまうのだが、ずいぶん前からファスナーが壊れかけになっていた。勝手に開いてしまうようになると、さすがにまずい。新しく買ったカバンは、今までのカバンとはタイプが違うものにしたが、単純なこととして、加齢による変化がおそらく違うものを選ばせた。会計時には、ポイントカードが作れるというので作ってもらったが、お互いにマスクをしていて、あいだにビニールの幕があると、説明をしてもらってもなにを言ってるかかなりわからなかった。「追加の料金がかかるんですか?」ということだけ確認して、かからないというのであとはおまかせに。

 上階にあるダイソーにも寄り、イヤホンも買った。今までも百均のイヤホンを使っていたが、数年使っていると断線する。さらに上階のサイゼリヤに入り、ミートソースのスパゲッティを食べた。読書もするが、眠くなり、あまり読めなかった。

 深夜、オンタイムで 「東京ポッド許可局」を。〈教えてインスタ論〉を笑いながら聴いた。インスタ論の今さら感が可笑しいのだが、自分がツイッターから離れているせいで、〈脱ツイッター論〉のようにも聴いた。

2021年1月22日金曜日

1月22日金曜日/東京と読書



◇ 東京

 今日は朝から都内に。霞が関から始まり、千代田区周辺を動きまわる。昼食は神田の立ち呑み屋に入り、ランチメニューのから揚げカレーを食べた。六百円という値段は安いと思ったが、立ち食いは百円引きになり、五百円だというのでさらに驚いた。そんなに安くてやっていけるのだろうか。最後は浜松町で解散。マクドナルドでひと休みしていくが、木製の小さな椅子ばかりで、背もたれのある席が少ない。まるでくつろがせる気のない店内だと思った。浜松町から山手線で五反田に移動し、ブックオフに寄っていく。17冊買った。大崎広小路駅から東急線を乗り継ぎ、横浜に帰ってくる。

◇ 今日の読書

 小林信彦「私説東京放浪記」を行き帰りの電車内で読み終えた。ちくま文庫。1995年刊。だいぶ前に一度読んだような気がしていたが、読んでいてもぜんぜん思い出せない。東京ディズニーランドについての評価などはまったく記憶になく、ことによると、初めて読んだのだろうか。小林信彦のほかの著書でも、東京の街に関する考察はしょっちゅう出てくるので、どれを読んだのかわからなくなってしまう。だから、最近、小林信彦の東京に関する本を改めてひととおり読んでいこうとしているのだが、しかし、東京の本は東京で読むのがいいだろうと思っているので、横浜に住んでいるとなかなかいつでも読めるというわけにはいかず、間を置きながら読むということになる。ひととおり読み終わったころには、どうせまた最初に読んだのを忘れる。

 夜に帰宅して、今朝の「グッとラック!」を録画で観る。ラーメン店が窮地に追い込まれているという話題で、HEY!たくちゃんが取材に答えていた。倒産件数は過去最多になっているという。

2021年1月11日月曜日

1月11日月曜日/松元ヒロのドキュメンタリー

◇ ひとが寄ってこないやつ

 今朝の「グッとラック!」を観ると、橋下徹は大阪からのリモート出演になっていた。若林アナも別スタジオからのリモート。またこの状態に逆戻りか。

 昼間はいつもどおり、「ラジオビバリー昼ズ」を聴く。みうらじゅんがゲスト。オープニングでは、瑛人の「情熱大陸」を観た高田先生が「ひとが寄ってこないやつはだめなんだ」とずばっと言っていた。「いちばん必要ないのは努力と学歴」という言葉もぐさりとくるもので、文字起こしの難しい高田先生の口調だが、この部分を書き留めておきたくなる。

 「たくさんいろんな本読んでんだけど、やっぱりね、芸術家とか創作者、本の編集長とか、ラジオパーソナリティとか、みんなね、明るくなきゃだめなんだ。まず、明るくなきゃ、こういうときこそ。ひとが寄ってこなきゃだめなんだ。この商売ね、ひとが寄ってこないやつはだめなんだ、才能がないから。要するに、いちばん必要ないのはね、努力と学歴だって。そのとおりだよ。努力と学歴ってのはどうにもなんないんだよ。才能だから、ひとが寄ってくるってのは。愛されなきゃだめなんだよ。その点、昨日、瑛人を観てたら愛されるわ、あれ。」

 今日は成人の日の特番で、「ナイツ ザ・ラジオショー」はお休み。文化放送の「ゴールデンラジオ」をつけるが、こちらも大竹まことが不在で面白くない。祝日は休むという決まりなんだっけ。

 夕方、ヤマトの営業所まで。二俣川のドン・キホーテでコピー用紙を買い、松屋で焼き牛めしを食べた。1時間ぐらいで帰ってくる。満腹で、からだが重くなった。タイムフリーで、「ラジオ寄席」の五代目小さん特集を聴きながら、しばらく横になっていた。中村メイコの「ラジオで語る昭和の話」のゲストがテリー伊藤で、この番組もひさしぶりに聴いた。

 夜はテレビを観る。「しゃべくり007」で、菅野美穂がママチャリで暴走していたのが面白かった。番組中でも言われていたが、たけしの芸風である。

 瑛人の「情熱大陸」も TVer で観てしまった。ほかの番組で密着取材されてるのも観ていたから、すでに知ることも多かったが、なにがそこまで高田先生の琴線に触れたのだろうと思いながら。 Spotify で新アルバムもチェックしてしまった。

◇ テレビで会えない芸人

 松元ヒロを追いかけたドキュメンタリー「テレビで会えない芸人」もようやく観ることができた。最初に放送されたときに録画をしそこねてしまったが、「FNSドキュメンタリー大賞」を受賞したために再放送してくれた。松元ヒロはもともとは〈笑パーティー〉というトリオで、子どものころに「お笑いスター誕生!!」で観ていたひとだ。〈笑パーティー〉の時代にやっていた芸は、パントマイムとコミックバンドである。この番組でチャンピオンになった〈笑パーティー〉と〈キャラバン〉という2組が、のちに合体して〈ザ・ニュースペーパー〉となる。「お笑いスター誕生!!」を観ていた子どもからすると、スーパーグループだったのだ。〈ザ・ニュースペーパー〉には、ドリフの付き人として知られる〈すわ親治〉もいつの間にか合流していた。そのすわ親治もこのドキュメンタリーには登場していて、すわ親治と松元ヒロが高校の同級生だということをここで初めて知った。

 漫談家としての松元ヒロはいつ観たのだろうか。記憶が定かではないが、談志ファンにとっては観る機会の多い芸人であったことはたしかだ。当初はパントマイムのネタもあり、そっちの芸が好きだったのだが、あるとき、単独ライブに行ってみたら、完全に政治ネタばかりになっていてちょっと困惑した記憶がある。ドキュメンタリーでは、談志師匠から言われた言葉を松元ヒロが語っていた。「テレビに出てる芸人は、俺はサラリーマン芸人って呼んでるんだ。テレビにクビにならないようなことしか言ってないんだ。芸人っていうのはなあ、ほかのひとが言えないことを代わりに言ってやるやつ、これを芸人って言ってたんだ。お前を、芸人と呼ぶ。」

2021年1月7日木曜日

1月7日木曜日/店員たち

◇ 電気ストーブを買う

 ラジオのニュースを聴いていたら、東京の新規感染者数はついに二千人を超えたという。いよいよ緊急事態宣言か。

 午後、愛甲石田まで仕事に。帰りに海老名に寄る。

 昨日、電気ストーブのコードが火を噴いてしまい、買いなおす必要が急に生じてしまった。しかし、スケジュールが先に決まっていて、電気屋に寄る時間があるかなと心配していたが、20時10分前に海老名に戻ることができ、ビナウォークのマルイにあるノジマに急いで駆け込んだ。閉店10分前、あるものに決めてしまおうと思っていたが、今まで使っていたのと同じ、YAMAZEN の電気ストーブがちょうどあった。これを抱えてレジに並ぶと、そばにいた店員が、レジの並びかたが逆なので反対側に並んでくださいという。たしかに、あわててここに並んでしまったが、こちら側には出口、反対側には入り口と表示がある。しかし、ひとりのお客さんが会計をしているだけで、店内にはほかに客は見当たらない。閉店直前にわざわざ並びなおさせようとするかよと思ったが、ほかの店員がすぐ、そちらにお並びくださいと今の場所を指し、目の前のレジを開けてくれた。

 電気ストーブを無事に買うことができ、サンマルクカフェでひと休みを。ここでまた店員との食い違いが起こる。ブレンドのSと言ったら、男の店員の復唱がどうもブレンドとは違う発音だった。料金は一緒だったのでスルーしてしまうが、そういえば楽天ポイントカードが使えるんだと思い、財布から出そうとすると、今度はそのタイミングで、女の店員に「温めますか?」と訊かれる。一緒に買ったパンのことだ。ポイントカードを出そうとするタイミングとぶつかり、つい強めの口調で「大丈夫です」と言ってしまうが、そうしていた瞬間に会計を終えられ、ポイントカードを出しそこねるかたちになった。男の店員は「アメリカンお待たせしました」と言った。やっぱり、間違っていた。アメリカンでもいいやと思い、席に着くと、斜め前の席に座っていた男が、音を立てて屁をこいた。マドラーをとり忘れたことに気がつき、とりに戻ると、マドラーを切らしていた。ティースプーンもない。店員に訊けばいいのだが、また話が通じないことを恐れ、しかたなく、パフェかなにかを食べる用の長いスプーンで代用した。

◇ 今日の読書

 テレビ番組が書籍化された「ご本、出しときますね?」を読んでいた。オードリーの若林が作家2名と鼎談をする番組だが、うちはBSが映らないので一回も観たことがなかった。オードリーは自分よりも少し歳下で、オードリーの番組を熱心に観ているのはさらに下の世代だと思うが、あまり追いかけていなかった自分には、若林がどういう人物かもうまくつかめていない。こんなに作家たちと親しくしているんだということはこの本を読むまで知らなかった。登場する作家には、好きな作家もいれば、興味のない作家もいる。

 山崎ナオコーラが「ヘタウマ」と言われると傷つくというのには、へえっと思った。「知性のない文章」とよく言われるという。山崎ナオコーラでさえそんなことを言われるのか。

◇ テレビ

 夜、元日に放送された「あたらしいテレビ」を録画で観た。恒例の「新春TV放談」ではなく、5月のステイホーム期に放送された「あたらしいテレビ」のリモート座談会のかたちがそのまま続くことになった。5月に放送されたときは、これは「新春TV放談」の特別編だと自然にそう思っていたが、こうなると、千原ジュニアが司会だった「新春TV放談」が一気に過去のものに感じられる。従来の民放バラエティ番組の文脈では、あたらしいテレビについて語ることにはもう無理がある。

 楽天マガジンで「週刊文春」を読んでいたら、「グッとラック!」の後番組は麒麟川島が司会との記事が出ていた。昼のラジオでもそんな話題が出ていたが、この記事のせいかと夜になってわかった。

2021年1月5日火曜日

1月5日火曜日/「読書について」を読む

◇ テレビとラジオ

 今朝は「グッとラック!」においでやす小田が出ていて面白かった。今週一週間は田村淳がお休みで、今日のゲストコメンテーターはミキ亜生とおいでやす小田。昂生がコロナのため、おいでやすは代打の代打だったのかもしれない。ほかは、3時のヒロインと野々村友紀子。まともなコメンテーターは望月優大だけで、あとは吉本だらけというのも異常だとは思うが。おいでやすが真剣な顔でコメントをしようとするたびにいじられ、国山ハセンに立て続けに質問をされると言葉につまり、またいじられては大声でツッコミ返す。「水曜日のダウンタウン」の「そんなわけがない芸人」が現実化しているような状態がずっと続いていた。

 午後は「ナイツ ザ・ラジオショー」を聴く。ゲストはHEY!たくちゃん。年末の「漫才大会」のときもすごく面白かったが、このひとにはどうも興味が湧く。人望のなさなどばかりが話題になってしまうが、芸はたしかだ。ものまね芸に長けているがゆえに、ラーメン屋にもたやすくなりきってしまう。

◇ 今日の読書

 午後、駅前のドトールまで。読書に没頭。今年の一冊目は、ショーペンハウアー「読書について」を読んでいた。光文社古典新訳文庫。読み始めるといきなり、読書について否定的なことばかりが書いてある。こういう本だとは知らなかった。

「自分で考えることと、本を読むこととでは、精神におよぼす影響に信じがたいほど大きな開きがある。」「読書は自分で考えることの代わりにしかならない。自分の思索の手綱を他人にゆだねることだ。おまけに多くの書物は、いかに多くの誤った道があり、道に迷うと、いかにひどい目にあうか教えてくれるだけだ。」「本を読むとは、自分の頭ではなく、他人の頭で考えることだ。」

 この本には「自分の頭で考える」「著述と文体について」「読書について」という3篇が収録されていて、ここに引用したものはいずれも、最初の「自分の頭で考える」を10ページも読まないうちに登場する言葉だ。「著述と文体について」になると、だめな書き手はどういうものかという批判がたっぷり書かれている。具体的な人物の名も挙げ、具体的なだめな文章の例を細かく指摘しているが、ドイツ語やフランス語の話なのでわからないこともかなり多かった。「読書について」ではまた読書家の批判をしている。読書家の批判と、だめな学者の批判だ。だめな書き手とだめな本、それらの本から知識を集めただけのだめな学者たちに対する批判が、この本のなかでは辛辣にくり返されていた。

 夜、アマゾンプライムで映画を1本。「マルクス兄弟 オペラの夜」。このタイトル、なんだろうと思ったら「オペラは踊る」の別名なのだ。ずいぶん前にテレビで放送されたときに録画してあるはずだが、観なおしたら、ほとんど覚えていなかった。

2021年1月4日月曜日

1月4日月曜日/傑作「私をくいとめて」

◇ テレビとラジオ

 今朝の「グッとラック!」は、今週一週間は田村淳がお休みだそうで、代わりにゲストコメンテーターとして辛坊治郎が出ていた。今年1回目から、橋下徹と辛坊治郎という組み合わせはあまり観たいものではない。1都3県の知事が緊急事態宣言を要請とのニュースを受け、黒岩知事もリモート出演した。辛坊という人間は本当にひとの話を聞かない。ひとの話をさえぎってしゃべる。黒岩知事だけでなく、北村義浩教授にも挑発的で、じつにいやな態度だった。北村教授が珍しく興奮気味に反論していた。話題はオリンピック開催の可能性にも移り、今年1回目の放送はまるまるコロナ関連の話題になるが、エンディングには「アイ・アム・冒険少年」の番宣で、あばれる君とフワちゃんが登場した。ここに混じると場違いなようだが、フワちゃんは金曜のレギュラーである。ボケてみせた辛坊に「バーカ!」と言い放ったフワちゃんには爆笑した。

 昼からはラジオを。「ビバリー昼ズ」も今日が今年1回目。イッセー尾形がゲストで、ラジオドラマをやるのが新年恒例になっている。午後はそのまま続けて、「ナイツ ザ・ラジオショー」も聴く。ゲストは錦鯉。なんと、生放送中に漫才協会に入会が決まってしまう。

 今朝の「伊集院光とらじおと」もあとからタイムフリーで聴いた。ゲストはニューヨークで、ここで話していたことがまたすごく面白い。ニューヨークよりも下の世代は「感動の「M‐1」を観て芸人になってる」「あそこで青春したいんですよ」「そういうマインドの後輩芸人たち、すごい多いんですよね」「人生M‐1みたいな」「M‐1くんみたいな」。嶋佐が「おれ、松本信者なんで」というと、屋敷が「だせえ、だせえ、だせえ」と。伊集院が示していた現在のお笑いへの違和感にも(これはまさに〈学校化したバラエティ〉への違和感だが)、ニューヨークのふたりはすべて共鳴していた。

◇ ブックオフ

 午後、町田に。ブックオフのウルトラセール最終日。あまりいいものは残ってないかと思っていたが、なんのなんの、いい本がごっそりとあった。所持金が心配で、やや抑え気味にしたほどだが、19冊買う。今日はもうこれで充分。ほかの店舗はまわる必要なし。やきとりセンターでから揚げ定食を食べ、駅前のマクドナルドでしばらく読書をしていく。

◇ 傑作「私をくいとめて」

 夜は海老名に移動。TOHOシネマズ海老名で、大九明子監督の「私をくいとめて」を観た。昨年末から公開されていて、なんとなくあとまわしになっていたが、正月映画にはめぼしいものがなく、なにか観るとしたらこの映画だなとは思っていた。いや、結論としては観逃してはいけない映画だった。「勝手にふるえてろ」を観て一発でファンになった大九監督だが、もしかすると、今作のほうがさらに傑作ではないだろうか。この映画好きだなと思う場面がいくつもあった。主題となっているのは暗くて重いものだったりするのだが、それをこんなに楽しく、面白い映画にしているところが素晴らしい。「勝手にふるえてろ」を観てから原作を読み、綿矢りさの小説の面白さにも驚いたのだが、今作でもその面白さは原作にすでにあるものなのだろうか。だとしても、大九監督は綿矢りさとはおそらく資質に大きく重なるところがある。笑いの感覚に誤差がないことに特に驚くのだ。そしてまた、のんというひとがここにある笑いの感覚にぴったりで、今のこの時代のコメディが似合う女優だとつくづく思った。「勝手にふるえてろ」の松岡茉優のコメディセンスもばつぐんだったが、のんのほうが現実から遊離しているようなところがあって、そこがコメディエンヌ的に優れている。「あまちゃん」を観ていたものとしては、橋本愛との共演にも喜んだ。コメディエンヌといえば、この映画には(絶妙に先取りしたタイミングで)吉住も出演していて、大九監督の経歴を知っているとこの出演場面にはさらに感じ入るものがある。

 

 

2020年12月11日金曜日

12月11日金曜日/「タイタンシネマライブ」

 昨日の続きで、ひまさえあれば「ブックオフ大学」の評判を探してしまうが、インスタグラムにも感想が多数あることに今さら気がついた。ぜんぜん知らないひとが自分の名前を出して褒めてくれている。読書メーターでも名前を出して褒めてくれている感想がいくつかあるが、それは自分が書き込んだからかとも思っていた。今までさんざんツイッターばかりやってきたのに、ツイッターだけがそれがない。自分の存在が好意的な感想を妨げているのかとも考えたくなる。

 朝から「グッとラック!」で高田文夫先生を観ることができて嬉しい。明治座の会見。

◇ さがみ野

 夕方から外出。今夜は海老名に行く予定があり、その前にさがみ野のブックオフに寄り道を。

 以前、この店に大量の「ミュージック・マガジン」が売られていたのだが、その売れ残りがまだまだたくさんあった。確認してみたら、半年前のことだ。そのときにいくつか買ったものは意外と売りさばくことができなかった。ほかに買うものがあまりなく、結局また、「ミュージック・マガジン」をじっくり物色することにして、今回もいくつか買った。歌謡曲を特集した号に高値がついていたが、しかし、これは売る前に読んでおこうか。

 ブックオフを出てからツイッターを見ると、小松政夫の訃報が目に飛び込んできた。


◇ タイタンシネマライブ

 海老名のTOHOシネマズで「タイタンシネマライブ」を。うちからは海老名の劇場がいちばん近いのだが、いつもは川崎で観ることが多く、海老名にくること自体もけっこうひさしぶりだった。

 開演前に、「M-1」決勝に残ったウエストランドのコメント映像があった。ここ最近はまんじゅう大帝国の映画の宣伝が続いていたが、まんじゅう大帝国は肝心の漫才ではあまり成果がない。タイタンでは、キュウのほうが「M-1」では好成績ということになった。

 ウエストランドは今回は準決勝と同じネタだった。このネタを決勝までに少しでも磨いていこうということだろう。準決勝のときほどのいいうねりは作れていないとは思ったが、それでも確実に笑わされる箇所がいくつもある。

 ゲスト陣は、納言、ぜんじろう、友近、おぎやはぎ、BOOMER&プリンプリン。友近は「ヒール講談」。噛みまくっていて、友近らしくない。トリの爆笑問題もぼろぼろで、ベテランのミスが目立ったが、この時期はテレビタレントは多忙すぎるのではないだろうか。その点、おぎやはぎの漫才は老いに対応している。 BOOMER&プリンプリンは「鬼滅の刃」ネタ。

 エンディング、スペシャルトークの前にウエストランドが呼び出され、「M-1」決勝進出を激励するような時間も作られた。最後は爆笑問題とおぎやはぎのトーク。ありそうで意外と珍しい気もする顔合わせ。おぎやはぎが爆笑問題に突っかかるようなところもなく、落ち着いたトークになった。癌とコロナ、渡部の会見など。

◇ 訃報

 小松政夫の訃報には呆然とさせられたが、小松政夫だけでなく、ツイッターを見ていたら、横山ホットブラザーズのアキラ師匠、さらには、キム・ギドクの訃報も伝えられた。やけに訃報が重なり、ツイッターで情報を追いかけていたせいで、すっかり疲れてしまった。

2020年12月8日火曜日

12月8日火曜日/SNS的な現象

◇ SNS的

 今朝の「グッとラック!」を観ていたら、ナイキのPR動画の一件について扱っていた。差別を描いているこの動画に賛否の声が集まっているというので、ツイッターで話題になっているのはなんとなく知っていたが、最近、ツイッターをあまり見なくなっていたこともあり、詳しいことは知らなかったし、その動画も観ていなかった。「グッとラック!」では、この2分の動画をフルサイズでまるまる2回放送した。まず始めに一度見せ、取材したVTRのあとにもう一度。スタジオでの話も、差別問題に強い望月優大氏がいる曜日だったこともよかったが、バランスのいいものだったと思う。志らく師匠が危なっかしい発言をしないかと心配しながら観ていたが、じつにまっとうなコメントで、今回は事前に勉強したのかもしれない。望月氏が「賛否が拮抗しているかのように見えるのは、きわめてSNS的な現象」と語ると、望月氏はほかにもいろいろと複雑な論点について語っていたが、志らく師匠はその部分に強く共感を示していた。

 自分もやはり、こういうテーマのときは観ながらツイッターで検索を始めてしまうのだが、問題発言があれば大騒ぎするくせに、ネットニュースやコラムニストたち、名の知れた人間がこの番組を話題にしているのはまるで見つけられなかった。

 

 午後から外出。ヤマトの営業所に荷物を出しに行き、二俣川まで歩いた。松屋で、うまとろ豚たま牛めし。そのあとはドトールに。昨日のブログをドトールで書いていた。読書もしたかったが、今日はあまり進まず。スーパーで買いものをして、また歩いて帰ってきた。

◇ ラジオ

 帰り道、歩きながら、タイムフリーで先週の「問わず語りの神田伯山」を聴いた。「東京かわら版」の渡辺保の巻頭エセーに噛みつきまくりの回。ツイッターから、喜利彦山人氏がこの放送について note に書いているのを先に読んでしまい、そういう内容だと知ったうえで聴いたのだが、矢野誠一のときと同様、今回もひどい。いや、伯山もひどいがそれ以上に、伯山の言葉を真に受けてSNSではしゃぐリスナーたちがひどい。伯山がこのまま言いっぱなしにするかどうかはまだわからない。

 深夜は「爆笑問題カーボーイ」。亡くなった佐藤義和の思い出話がよかった。芸歴2年目の若造が、フジテレビの大プロデューサーの意見を突っぱねていた馬鹿さ加減が、笑いながら懐かしくふり返られていた。

2020年12月7日月曜日

12月7日月曜日/ポップコーンを食うな

◇ 一日の流れ

 録画している「グッとラック!」を午前中のうちに観て、「ラジオビバリー昼ズ」が始まる時間に間に合わせたら、いい流れで一日が始まるという気がしている。

 「ビバリー」の今日のゲストは片岡鶴太郎だった。高田文夫先生を前にして、ノッているのがわかる。こんなに絶好調な鶴太郎に出会うのはひさしぶりだ。いいキャッチャーがいると、ばんばんいい球が出るもので、こんなにいい球をまだまだ投げられるひとだとは思ってもみなかった。

◇ 祖父

 先週金曜の「徹子の部屋」に池田エライザが出ていて、録画してあったその放送を観た。「徹子の部屋」も毎日録画している番組。

 池田エライザは少し前に「キネマ旬報」の表紙を飾っていて、それをぱらぱらと立ち読みしたときに読書が好きだということを知ったが、ここでもやっぱり読書についてしゃべっていた。小学生のときには父親に古本屋に連れられ、105円の小説を買ってもらっていたという。これは間違いなく新古書店だろうし、新古書店がそのような記憶として語られる世代だ。

 ギターも得意だということはこの番組で初めて知った。母親は歌手、祖父はギタリストだったと徹子に紹介されると、「ギターを片手にもったコメディアンというか」「俳優をやってたり、コメディアンをやってたり、ギターをやったりっていろんなことをしてたんですけど」と説明していた。この祖父にもものすごく興味を惹かれるが、フィリピンのかたなのかもしれない。

◇ 新聞

 夕方から外出し、平沼橋まで。「ブックオフ大学ぶらぶら学部」の書評が載っている昨日の読売新聞を買おうと、販売店を検索してみると、通り道とするには平沼橋がちょうどいい。しかし、行ってみたはいいが、いきなり入っていいものかわからない。まごついていたら、ちょうど外におじさんが出てきて、訊くことができたから助かった。買えるというのでなかに入れてもらうと、おじさんはそのへんの束から一部取り出してきてくれて、150円をそのおじさんに渡した。


◇ ドルビーシネマ

 ムービルのモスバーガーで時間をつなぎ、T・ジョイ横浜で、ドルビーシネマ上映の「AKIRA」をレイトショーで観てきた。「AKIRA」を観るのは二度目だったが、この映画に特に思い入れがあるわけではなく、ドルビーシネマをちょっと体験してみたいという気持ちがあったからなのだが、結論からいえば、ドルビーシネマの醍醐味はよくわからなかった。前面からしか音が感じられず、普通の上映となにが違うんだろうと思った。そもそも、ドルビーシネマ用に作られているわけではない旧作を、どのようにしてドルビーシネマ上映にするのかが素人にはさっぱりわからない。

 「AKIRA」を初めて観たのはたしか「MEMORIES」公開記念の上映で、「老人Z」との2本立てだった。すると、四半世紀前になるのか。たしか、新宿のどこかの映画館だったが、もはや記憶がはっきりしない。しかし、「AKIRA」というマンガはもちろんマンガ史に残る大傑作なのだが、映画はそこまでの作品ではないという感想を、初めて観たそのときにも思ったはずだ。二度目に観る今回も、思い起こされるのは初めて映画を観たときの記憶ではなく、原作マンガを読んだときの記憶だった。そのくらい、原作マンガを読んだ体験のほうが強烈なものとして残っている。

 ドルビーシネマ用の劇場はとても広く、客席はがらがらだったのだが、自分のほうが先に席をとっているのに、一列違いのすぐ目の前の席にあとからやってきた男がいた。いったいどういう神経をしていたらその席がとれるのか。どうせ誰もこないだろうと思い、自分のほうが横の席に移動したが、そいつにはこの不快感はおそらくなんにも伝わっていない。その男、山盛りのポップコーンを食っていたのが余計に腹立たしかった。ドルビーシネマのサウンドを味わおうと耳をそばだてていると、ポップコーンを食っている音が聴こえる。お前のポップコーンを食う音を聴くためにこっちは耳をそばだてているのではないのだ。映画の終盤までのんびり食いやがって、ポップコーンが減ってくると、容器のなかでポップコーンがしゃかしゃか動く音がするのまでわかるようになった。

 

2020年12月4日金曜日

12月4日金曜日/ある日の「グッとラック!」

◇ 注文

 朝、注文メールを確認すると、深夜のうちに、宅八郎「イカす!おたく天国」が売れていた。そのあとでツイッターを見ていたら、宅八郎が亡くなっていたことを知り、だから売れたのだとわかった。昨夜から情報が出ていたようだが、ツイッターをあんまり見ていなくて、今朝まで知らなかったのだ。

 納品書を見てさらに驚いたのは、注文者は有名なある劇作家だったこと。「イカす!おたく天国」はちょっと読んでおきたいとも思っていて、簡単に売れないように、やや高めの値段をつけてあったのだが。そう思ったきっかけは、その劇作家のサブカルチャー論だった。 

◇ 新作落語

 夜、神田連雀亭で、立川がじらさんが新しく始めた会「立川がじら新作落語大全その1」を観てきた。新作落語ばかり、何席やったのか覚えられなかったが、つぎからつぎへと変な噺ばかりをやる会。少し前に別のところで観た「どうか kappa と発音してください」という噺がすごく面白くて、がじらさんがどんなことをやってるのか知っておきたくなったのだが、この会は完成形を披露するというよりも、思いつきみたいなものをばんばん見せてしまおうという会のようだった。いや、がじらさん本人がそういうつもりなのかはわからないが、その即時性は面白い。それらが磨かれるのは別の場で、そのなかからきっと、「kappa」のような噺がまた生まれる。

 連雀亭は今、高座の前面がまるまる透明のアクリル板でふさがれていて、ケースのなかに閉じ込められた人間を観るようだった。ここまでしなきゃいけないのかなと思うような異様なものだったが、しかし、今日の会に関してはそれもまたどうでもいい。やってる噺のほうもぜんぶ異様だった。

◇ タモリ的

 録画しておいた今朝の「グッとラック!」を深夜に観た。今日だけ録画したわけではなく、「グッとラック!」は毎日録画して観ている。

 冒頭、アンジャッシュ渡部の謝罪会見から始まった。毎日観てないひとは知らないだろうが、この番組は、芸能ゴシップを普段はあまり積極的には扱わない番組なのだが、それでも今日はこの話題に1時間以上を割いていた。

 いや、楽しみにしていたのは今日はこのあとだったのだ。金曜は「グッと芸能界」というコーナーがあり、もともとは毎日やっていたコーナーだが、秋のリニューアル以降は金曜だけやるようになった。芸能ニュース、といってもゴシップではなく、いわゆるエンタメ情報を中心に紹介するコーナー。そこに今日は木梨憲武がゲストとして登場した。音楽活動のプロモーションとしての出演だったのだが、スタジオで生ライブもあった。レギュラー陣の、アンミカ、フワちゃん、上地雄輔、ロンブー田村淳に、その場でいきなりダンサーの役を割り振り、躍らせてしまう展開に。そんな騒ぎの中心で、ひとりだけなにもしないでいる志らく師匠は、なんだかやっぱり「いいとも」のタモリ的に感じられた。ツイッターにも何度か書いたが、この番組の志らく師匠は、かつてのタモリのようである。

 VTRには日本ネーミング大賞の話題で太田光・光代夫妻も登場し、太田が憲武や淳に対してクレームをつけ、それに対してふたりがまたいろんなことを言う。ただでさえバラエティ番組的な顔ぶれの金曜だが、今日はよりいっそうバラエティのエース格がそろった。むしろ、朝のワイドショー的な出演者こそまったくいない。前半1時間は渡部だったが、後半1時間はまるまる木梨憲武。その後の天気予報やクイズのコーナー、エンディングまで出ずっぱりだった。


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1月20日木曜日/「G-1グランプリ」

◇ 赤坂  早朝に目覚め、Netflix で「全裸監督」の続きを観てから眠りなおすが、からだが痛くて、なかなか起きあがれない。ツイッターからニュースを見ると、オードリー春日、ナイツ塙もコロナ感染と。録画していた昨夜の「水曜日のダウンタウン」を観て、それから、出かけるまで、「伊集...