ラベル 行列のできる相談所 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 行列のできる相談所 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年12月3日日曜日

12月3日日曜日/たけしと松本の引き際

◇ テレビ

 昨夜は録画残量の確認をしそびれていて、今朝、録画が始まる前に目覚めたからよかったけれども、眠りすぎていたら危なかった。午前中にブログの更新をひとつ。しかし、5ヶ月遅れの更新はまずい。録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「Nキャス」では、山田太一の訃報をしっかりと扱っていた。今朝の「サンデージャポン」には斎藤幸平が出演のほか、プロ雀士の岡田紗佳、ゆうちゃみ、カズレーザーといったメンバー。日大アメフト部の問題を扱い、林真理子と親しいという茂木健一郎がスタジオに登場した。続いて、自民党安倍派の裏金問題では、岸博幸がスタジオで解説をする。今朝の「ワイドナショー」には、田村淳、バカリズム、石原良純、豊崎由里絵が出演。話題はバカリズムの第一子誕生から。

◇ 蒲田

 午後から都内に。京浜東北線の蒲田に出て、まず、遅めの昼食。野郎めしに入り、生姜焼き定食を食べた。780円。夜になってから、ブックオフに寄っていく。220円の文庫本を2冊と、220円の雑誌を1冊買う。短い時間で、すいすいといい本を見つけた。

◇ 読書・テレビ

 帰りの電車では読書をする。「黒澤明、宮崎駿、北野武 日本の三人の演出家」を読み終えた。1993年刊、ロッキング・オン。「CUT」に掲載された渋谷陽一によるインタビュー集、およそ30年ぶりの再読。北野映画と宮崎駿の新作が同じ年に公開されるなんてもうあるかわからないから、再読するなら今年かという気になった。黒澤明のインタビューが1本、宮崎駿とたけしのインタビューが2本ずつ。黒澤は1993年1月、82歳、最後の作品「まあだだよ」公開時のインタビューだが、宮崎駿は1989年11月、48歳のときと、1992年7月、51歳のとき、たけしは1991年7月、44歳のときと、1993年5月、46歳のときだからいずれも若々しい。宮崎駿はそれぞれ、「魔女の宅急便」と「紅の豚」が、たけしは「あの夏、いちばん静かな海」と「ソナチネ」が最新作のころ。この本の刊行時にはどちらもまだ世界的な評価を手にする一歩手前というような時期で、その時期にこの3人を並べてみせたのはじつに刺激的だった気がする。渋谷陽一は1951年生まれ、たけしよりも少し歳下にあたり、宮崎駿とたけしには雑談のように話している距離の近さがあった。

 夜遅くに帰宅し、夜もまた録画していたテレビ番組をいくつか。今夜の「まつも to なかい」は、たけしと EXILE HIRO がゲスト。まずは HIRO が登場し、5分過ぎたところでたけしが登場した。たけしと松本と8年ぶりの共演。HIRO とたけしが親しいというのもよくわからなかった。松本「たけしさんに対して僕のコンプレックスがあるのは、これいい意味でですけどね、(松本は)スキャンダルがないんですよ。たけしさんて、スキャンダルがしっかりあるじゃないですか。これって僕ね、スターってなんかそうじゃないですか? だから、劇団ひとりが「浅草キッド」って映画を撮りました、僕、観さしてもらいました、めちゃくちゃ面白いんですよ。だけどやっぱり、いろんなことがあるから。じゃあ「松本人志物語」を映画に撮ってもなんもないんですよ。」 中居は松本と話すと、松本は「いつでも引退すんねん」とよく言っているようなのだが、たけしに引き際を訊くと「いや、俺もう、だから、漫才は完全に引退している。できねえ。お笑いも半分だめ。映画はまあまあかな。映画なんかはもうオーダーとか、テレビのタレントもオーダーくるじゃない? そのうちはまだ俺んとこ必要なんだって思って。こなけりゃ引退、強制的っていうか。自分から辞めますっていうのはさ、なんかさ、踏ん切りがよさそうで、なんか…。結局、ぼろぼろにだめになった自分も見してあげたいしね。」 松本「僕はちょっと違うかもわかんないですね。だから、上岡さんみたいに、あのう、どっかで自分でとは思ってます。ただ、たぶん、みんなくちには出さないですけど、急に辞められても困るし、でも、ずっとおられても困ると思ってると思うんで。どっかで自分が、あとまあ2年後ぐらいに辞めるよっていうことを言わないと、急に辞めるって言われたらちょっとみんな大変やから。ただその、BIG3がもう辞めないから。(笑)」 一度、たけしが松本の楽屋に赤ワインをもってきてくれたことがあるそうで、そのとき、ふたりはしばらく沈黙のままだったという。たけし「本当に気ィ使っちゃうんだよ、俺。(笑)」「だからね、お互いだと思うんだけど、こいつセンスないなって思われるのがやなんだよ。(笑)」 たけしが松本にこんなに正直なことを言うんだとちょっと驚いたが、しかし、松本はそんなことは思うだろうか。まさに「首」の世界を現実でも観るような会話に感じられる。松本「例えば、たけしさんとさんまさんて、すごいこう、おふたりいるともうそこに笑いが生まれる。でも、俺とたけしさんがふたりいても笑いが生まれない。」「やっぱり俺、たけしさんをいじるっていうことができないね。」 たけしと浜田の共演だったらむしろどうだろうか。

 2週前の11月19日に放送された「行列のできる相談所」を観そびれていた。西島秀俊、加瀬亮、大森南朋とともにたけしが登場。たけしはあとから登場したのだが、たけし登場前の3人の話がもうすごく面白い。バラエティタレントではなく、映画俳優3人が並んでいるのがとてもいい。撮影現場やオーディションの裏話、あるいは、カンヌの控え室で、たけしがジャームッシュに握手を求められていたという加瀬亮の目撃談。中村獅童もVTR出演する。高倉健が田中邦衛と漫才をやろうとした話や、謹慎中の石垣島の話など、たけしのベスト級エピソード連発で濃い内容だった。最後に、なぜかフワちゃんが「首」の告知をした。フワちゃんはたけしとは初対面ではないのかな。

ブログ アーカイブ

7月9日土曜日/選挙戦は最終日

◇ テレビ・ラジオ  早朝に目覚め、「木梨の会」を聴きながら、もう少し眠りなおす。朝8時前には起きあがり、録画していたテレビ番組をいくつか。昨夜の「タモリ俱楽部」は通常どおりに放送されていた。外国人タクシードライバーに東京の好きな道を訊くという企画。矢作兼、市川紗椰が出演。タモリ...