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2024年4月7日日曜日

4月7日日曜日/小林信彦と一緒に

◇ 渋谷

 午前中から都内に。暖かい。Tシャツの上にパーカーを着ていく。渋谷に出て、まず先に、シネマヴェーラ渋谷に向かう。小林信彦「決定版 世界の喜劇人」の刊行記念特集上映がやっぱりあることをつい2日前に知り、「日本の喜劇人」のときと同様、ビデオトークイベントがこの日曜にあることがわかった。幸い、予定はなにもなく、金に余裕もあったからよかった。「日本の喜劇人」のときはどうだったっけと、こういうときには自分の日記が役に立ち、確認してみると、15分前に劇場に着いて、そのときにサイン本も買っている。今回もサイン本を売っていて、前回は限定30冊、今回は100冊だから心配しなくてもいいかもしれない。前回のときはまだ小林信彦は「週刊文春」で連載していて、たしか、そこで告知がされていたんだった。今回は映画館の情報をチェックしないとわからなかった。それでも用心し、早めに劇場に着くのがいいだろうと、トーク付き上映は15時55分からだったが、3時間前には劇場に到着した。無事にチケットを購入、整理番号は81番。サイン本もあっさり買えた。

 シネマヴェーラ渋谷では現金しか使えず、所持金がなんとか足りたからよかったが、これでは昼食の金がない。銀行が見当たらず、しかたなく、借金を完済したばかりだったが、昼食代だけまた借りる。センター街のほうに戻り、まんだらけに寄るが、なにも買うものなし。松濤のなか卯に入り、鶏から丼とはいからうどんのセットを食べた。830円。食券機の画面がつぎに進まなくなってしまい、なにがどうなったのかわからず、いったん取り消したが、無意識に「クーポンあり」をタッチしてしまっていたようだ。ややこしい食券機。映画の上映時間まで、ベローチェに入り、ひと休み。「世界の喜劇人」をさっそく少し読み始める。

 シネマヴェーラに戻ったときには上映開始5分前になってしまい、自分の整理番号はとっくに過ぎていて、すぐに入場する。客席内に入っていくと、なんだか小林信彦みたいな声がすでに聴こえ、開始時刻にはまだなっていなかったが、どうやら、控室のマイクがもうオンになっていたようだ。別室から中継とホームページに書いてあったが、本当に小林信彦がいるんだという実感が湧く。どうしてもトイレに行きたく、席を確保してからいったん客席を離れたが、戻ったらもうマイクはオフにされていた。もう少し聴きたかったな。時間になると、小林信彦がスクリーンに大きく映った。「日本の喜劇人」のときは事前に収録されたビデオが流されただけで、そういえば、あのころはコロナ禍だったからだが、今、リアルタイムで小林信彦がしゃべっているというのはやはり息を飲む感じがある。これから上映される「モロッコへの道」について、前置きもなんにもなく、ぼそぼそと話し始めるのだが、しかし、聞き役は新潮社の人間がやっていたようだが、このひとのマイクの音量のほうが大きく、おまけに変な間合いで言葉を挟む。ヘタクソでたまらない。トークは20分程度だったろうか、内容はおそらく本に書かれていることとも重複していたかと思うが、それよりも、しゃべっている小林信彦のすがたを観ていることが重要だ。途中、小林信彦が水を飲む場面があったが、ペットボトルのフタを開けてくちに運ぶのに右手だけを使っていた。時間になったようで、聞き手がトークを締めようとすると、小林信彦がさらに話を付け足し、「アラスカ珍道中」は「アラ珍」、「モロッコ珍道中」は「モロ珍」と言っていたとまじめに語り、これには笑いが起きた。トークが終わり、いよいよ上映だが、右前方の扉が開けっ放しになっていたからそちらを気にしていたら、車椅子を押されて小林信彦が入ってきたから拍手が起こる。まさか、小林信彦のすがたを生で観ることができるとは思わなかったな。そんなことは知らないから左端の席に座ってしまったが、客席で一緒に観るとわかっていたら、もっと近い席に座りたかった。小林信彦と一緒に「モロッコへの道」を観るというのも得難い体験だが、しかし、「モロッコへの道」はアマゾンプライムですでに観ている。この映画を初めて観るときが小林信彦と一緒だったら幸せだったのに。上映が終わり、小林信彦先生が退場される際には、まだ場内にいた客から再び拍手が起こった。

◇ テレビ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。まず、新メンバーが発表される「笑点」を観なければならなかった。これを先に知りたくなかったから、SNSは開かないようにして寄り道せずに帰ってきた。大喜利メンバーの自己紹介のあと、いよいよ新メンバーの登場かというところで、木久扇師匠が出てきてしまう、というのがあり、それから本当に新メンバーが登場。現れたのは、なんと、晴の輔さんだ。これはまったく予想できなかった。新しい風を吹き込むという意味で、女性か、上方か、あるいは立川流が入れば面白いのになとは思ってはいたが、立川流にその力量があるのは志らく師匠ぐらいで、それは現実的ではないと思っていた。しかし、晴の輔さん、しっくりくるじゃないか。若手大喜利のメンバーだったからこの抜擢になったのだろうが、円楽師匠が休んでいるときに若手大喜利のメンバーたちが代役を務めたことがあり、そのときには、このメンバーたちが円楽の後任になるとはまったく考えられなかった。ところが、このタイミングでの加入はバランスがいい。宮治、一之輔という後輩よりもあとに加わったのがよかった。立川流内でも意外な抜擢かもしれないが、立川流に活気が出ることを期待したいな。

 今朝の「サンデージャポン」を観ると、なぜか MIYAVI が出演していた。そのほか、松村沙友里、藤田ニコル、石田健といった顔ぶれ。さゆりんごはロケ企画よりも、硬派な話題にコメントしているときのほうが面白い。差別発言の川勝知事について、岸博幸がリニアを通すことは国策だから反対することは間違っているというようなことを当たり前のように語るのだが、デーブ・スペクターと石田健はリニア建設への疑問もきちんと語っていた。番組終盤には「キャプテン翼」の連載が終了する高橋陽一を独自取材。やす子が描いた翼の色紙をプレゼントしていた。「TVタックル」を観ると、こちらにも石田健が出演している。古田貴之を中心にしたAIについての議論が面白かった。たけしもこういう話になると楽しそう。

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