ラベル 斎藤幸平 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 斎藤幸平 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年12月26日火曜日

12月26日火曜日/バッグを食い破る動物

◇ テレビ

 朝、ゴミを出しに行きたかったが、寒くて起きあがれなかった。布団から出ないまま、ブログの更新をひとつ。それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。今朝の「ブギウギ」には、エノケン・ロッパならぬ「タナケン・ハッパ」という名前が出てきた。

 日曜の「ワイドナショー」をようやく観る。今田耕司、安藤優子、フットボールアワー岩尾、平井理央というメンバー。自民党の裏金問題では、佐藤ゆかりがこちらの番組にも出演していた。同じ時間に「サンデージャポン」にも出てたけど、タレントじゃないから裏かぶりっていうのは別に関係ないんだな。そのあとにはラグビーの話題があり、「お笑い向上委員会」でしか観ることのないラグビー芸人しんやが解説をした。

 観そびれていた「太田光のつぶやき英語」4回分をまとめて観た。XXCLUB の映画コーナーがなかなか豪華で、ロバート・ロドリゲス、ギャスパー・ノエ、ジェニファー・リーにインタビューしている。

 昨日の「徹子の部屋」は細川たかしがゲスト。5年ぶりの出演。弟子の田中あいみも途中から加わる。今日の「徹子の部屋」は後藤久美子がゲストだった。初出演は2000年放送、26歳のときだというから意外と遅く、人気絶頂のころには出ていなかったんだな。まさか、あの後藤久美子が老眼鏡デビューだとは。年齢を考えればそりゃそうなんだけども。

◇ 生活

 今日はもう外出しないつもりで、昨日のうちにスーパーで弁当を買い、この気温だからトートバッグに入れたままで部屋に置いてあったのだけれども、昼になって、その弁当を食べようととりだしてみると、ネズミに食われているので愕然とする。なんと、トートバッグごと食い破られてしまっていた。そんなことがあるのか。以前からネズミの被害には困っているのだが、最近はめっきり出なくなっていたから油断していた。それでも、トートバッグに入れてあるものがまさかネズミに食われるとは思わない。トートバッグには大穴が空いた。これにはもう、悔しさをとおりこし、虚しさしかない。財布の盗難に打ちのめされていたばかりだというのに、またこんな馬鹿なことが起こるのか。いったい、なんという年末だろうか。いや、昨夜はどうも変な気配がしていたという記憶はあるのだが、眠いし、寒いから、わざわざ起きあがって確認するというようなことはしなかった。そのあいだにここまでの被害が発生していたとは想像もできない。トートバッグは「いとうせいこうフェス」で買ったもので、長年愛用していたのに、こんなことで台なしになるんだな。ああ。変な声が出る。もちろん、ネズミに食われた弁当は捨ててしまい、カップヌードルを食べる。

◇ 読書・映画・ニュース・ラジオ

 部屋で読書。斎藤幸平「人新世の「資本論」」をようやく読み終えた。2020年刊、集英社新書。最初は図書館で借りていたが、読みかけで古本を見つけ、これは時間がかかるから買って読んだほうがいいと思った。9月から読み始め、難しい本をちびちび読んでいった。2021年の「新書大賞」1位。手元の本は8刷。カバーには、佐藤優、白井聡、松岡正剛、坂本龍一、水野和夫、ヤマザキマリがコメントを寄せている。「人新世」とは、人類の活動が地球を破壊しつくす時代のこと。斎藤幸平は冒頭から、SDGsなんてものでは気候変動は止められず、目下の危機から目を背けさせるアリバイ作りにすぎないと喝破する。まず驚かされたのは、冷戦が終結し、資本主義が広がったことにより、資源の浪費が加速されていったというデータだ。なにしろ、今年はすさまじい酷暑、「地球沸騰化」なんて言われる夏を体験しながら読んだから、今になってこんなことになっているのはそういうわけだったのかと、これには惹き込まれた。こうなるともう、資本主義は科学的にだめだということじゃないのか。後半はマルクスの再解釈になっていく。書いている内容は難しいものだが、斎藤幸平の文章は明朗快活で気持ちがいい。テレビにもよく出るひとだし、壁がないんだ。

 アマゾンプライムで映画を1本。カウリスマキの「過去のない男」を劇場公開時以来に観なおした。ということは、20年以上ぶりか。あまり覚えていなかったが、財布を盗まれるところから始まる物語だった。クレイジーケンバンドの曲が使われているのだが、公開時にはCKBはまだ一般的な知名度はなく、謎の日本語の歌が流れるというような紹介が「虎の門」の井筒監督のコーナーではされていた記憶がある。

 ツイッターを覗いてみると、「文春オンライン」が松本人志の性加害疑惑を報じている。有料記事だが、それを読んだひとのツイートからすると、これは明日の「週刊文春」は買ったほうがいいかもしれないな。ジャニー喜多川の件で、テレビ各局がさんざん検証番組をやってきたあとにこのスキャンダルだ。黙殺するというわけにはさすがにいかないんじゃないのか。このタイミングで、今週金曜には「ワイドナショー」の生放送がある。

 深夜1時からラジオ。「爆笑問題カーボーイ」をオンタイムで聴く。地域判定がまだ狂っていて、大阪になっているが、この番組はラジオ関西でも放送されていた。この番組の前はアルコ&ピースではなく、文化放送の番組が流れていた。今日は生放送。期待どおり、さっそく松本をいじる太田。

2023年12月2日土曜日

12月2日土曜日/夢の島公園


◇ 夢の島公園

 朝から都内に。今日はだいぶ冬らしい寒さ。午前中に新木場のほうまで行くことになり、駅前で昼食にするが、土曜だから閉まっている店もある。麺酒造どさん子という店に初めて入り、肉野菜炒め定食を食べた。890円。スマホから注文する邪魔くさい店。しかし、こんな時間に新木場にいることもなかなかないものだから、以前からちょっと寄ってみたいと思っていた夢の島公園に行ってみようかと思い立つ。夢の島公園のなかに入るのは「ワールド・ハピネス」以来だ。震災の年だった記憶があるから、2011年以来、12年ぶりか。




 園内の地図を見て、まずは第五福竜丸展示館に行ってみたかった。初訪問だが、入場無料だということも知らなかった。船を囲むように建物が建てられていて、みなとみらいには北朝鮮の船が展示されているが、船の展示法というのはどれも似たようなものなのか、しかし、こちらの展示館のほうが歴史はよっぽど古い。ぐるっと眺めてまわり、外にある記念碑、エンジンの展示も見ていく。目の前にはマリーナがあり、クルーザーがいくつも停まっていた。











 つぎは熱帯植物館に行ってみようと、海沿いを歩いていくと、こちらからはどうやら公園内に戻れそうにないので、第五福竜丸まで引き返し、公園内を改めて通り抜け、熱帯植物館にたどりつく。こちらは入場料250円。じつに安い。カップルや家族連れのすがたもあるが、土曜でもそれほど混んではいない。館内に入ってすぐのところに映像ホールがあり、15分ほどのドキュメンタリーを2本上映していた。少し休みたくもあったから、とりあえず、このホールに入って席に着くが、映画を観始めたらすぐさま眠ってしまった。目が覚めて、2本目の映画を観ようとすると、やっぱり眠る。15分ずつ、2回眠った。すっきりしたところで、いよいよ温室に入っていく。温室は、Aドーム、Bドーム、Cドームと分かれているのだが、ぜんぶつながっているからどこからどこまでが何ドームかを気にする必要はない。熱帯の植物が生い茂っているなかをうねうねと歩いていくと、滝があり、池があり、小屋があり、花が咲いていればきれいだなくらいのことは思うが、植物にさほど興味があるわけでもなく、そうじっくりと眺めるようなこともせず、すいすいと出口にたどりついた。ドームを出ると寒い。今の季節だからいいが、この温室に夏に入るのはなかなかつらくないだろうか。ドームの出口にはもうひとつ小さい温室があり、ここには食虫植物があった。その反対側にはオーストラリア庭園というのがあり、ここは入るというよりも屋外に出ていくかたち。建物内に戻り、階段を降りていくとイベント用のホールになっていて、椅子を並べてなにかの準備をしていた。その横には展示のスペースがあり、パナマについてのパネル展をやっていた。せっかくだから、パナマに詳しくなってから建物を出る。















 夢の島公園を抜け、また新木場駅に戻ってきた。京葉線に乗り、東京駅で乗り換える。京浜東北線に乗り、眠りながら横浜に戻ってきた。星川に寄り、イオン天王町のフードコート、マクドナルドのホットコーヒーとアップルパイを食べながら、インスタの投稿をするが、スマホが重く、ひとつの投稿にやたら時間がかかってしまった。馬鹿な時間の使いかたをした。今日はまるで読書ができない。

◇ テレビ・ラジオ

 夜に帰宅し、録画していたテレビ番組をいくつか。今日の「勝手にテレ東批評」は大江麻理子がゲスト。月曜の「キョコロヒー」を今ごろ観ると、錦鯉の渡辺隆が「孤独のグルメ」風にロケをする「ちょうどいい〇〇シリーズ」の第6弾として、「サボりにちょうどいい隠れ家ビル」を訪ねる。ニュー新橋ビルにて合流したのは梶原善。梶原善はBSでビルを訪ねる番組をやっているのだ。秋元康の楽曲プロジェクトにも進展あり。

 タイムフリーで、今日の「田村淳のNewsCLUB」を聴くと、ニュース解説には田崎基が、そのあとのゲストコーナーには斎藤幸平が登場していた。斎藤幸平の話に淳はかなり感化されていたんじゃないか。淳なんて、まさに、SDGsの番組をやったりしているのだから。聴きそびれていた先週土曜の「HONMOKU RED HOT STREET」をようやく聴くと、KANの追悼として、剣さんとテツニで「愛は勝つ」を歌っていた。

2023年11月20日月曜日

11月20日月曜日/ふらふら歩き映画館

◇ ラジオ・テレビ

 どうも胃腸の調子が悪く、早朝に目覚め、横になったまま、TBSラジオの生島ヒロシの番組を聴いていた。タイムフリーで、昨日の「爆笑問題の日曜サンデー」を聴いたら、オープニングに辻仁成が登場していた。太田は「笑って人類!」を書いているときに、辻仁成にアドバイスをもらっていたんだ。ラジオを聴きながら少し眠りなおし、それから、録画していたテレビ番組をあれこれと。昨夜の「情熱大陸」は経済思想家の斎藤幸平に密着する。番組は「サンデージャポン」の楽屋での様子から始まった。番組の終わりのほうでは、大洪水の直後のスロベニアを訪れるのだが、気候危機の部分がこの番組のなかではあまり扱われない。読みかけの斎藤幸平の本にまず驚いたのは、資本主義の加速により気候変動が起きているという部分だったのだけれども。

 昨日の「サンデージャポン」には、那須川天心が初登場のほか、ホリエモン、秋元真夏、鈴木紗理奈らが出演。まずは宝塚の問題から扱うのだが、「ホリエモンと考える宝塚歌劇団〝閉ざされた世界〟」とかいって、なんでホリエモンと考えなきゃならないんだ。スタジオでは、日本芸能従事者協会の森崎めぐみというひとが解説をする。池田大作の訃報を扱い、そのあとは増税問題。ホリエモンと杉村太蔵が言うには、岸田首相はなかなかやることはやっているというのだが、どうなんだろうな。最後には、那須川天心と若林有子のサツマイモ食レポロケがあり、これは早送りした。

 昼にはまたラジオ。今日の「ビバリー昼ズ」は三遊亭好楽がゲスト。高田先生との会話がずっと可笑しかった。楽天マガジンで雑誌のチェックをすると、「週刊プレイボーイ」にたけしのインタビューがあり、「首」の公開に合わせたインタビューだが、最後には次回作の構想も語られている。



◇ 映画

 午後から外出。京浜急行の日ノ出町に出て、今週も横浜シネマリンに。どういうわけだか忙しなく、先週観た映画は眠ってしまい、なにもそんなにがんばって映画を観なくたっていいのだけども。16時25分の回で、今週は「ヒッチコックの映画術」を観た。タイトルのとおり、ヒッチコックの映画術を解き明かすドキュメンタリーなのだが、ヒッチコックの映画についてはろくに知らないにも関わらず、どこかで予告編を観たんだったか、とても面白そうで観たくなってしまった。事前に情報も入れず、映画が始まると、ヒッチコック本人が語るスタイルにあれっと思って混乱したが、もちろん、ヒッチコックはとっくの昔に死んでいる。死んでいることもあやふやになるくらいに、ヒッチコックという存在があたまのなかにないのだが、この映画はとても面白かった。この映画をヒッチコックの入り口にしよう。


 映画を観たあとに遅めの昼食。イセザキモールの和記食坊に入り、パイコー麺を食べた。680円。ブックオフに寄り、110円の文庫本を1冊だけ買っていく。関内駅の海側に移動し、マクドナルドに入り、ひと休み。しばらく読書をして、それから、横浜駅までは歩いて帰る。ラジオを聴きながら歩いていたら、今日もふらふらっとして、歩道の端に寄っていってしまった。昨日と同じだ。怖いな。

◇ 読書・テレビ・ラジオ

 帰りの電車内で、図書館で借りていた「週刊文春「シネマチャート」全記録」を読み終えた。2018年刊、文春新書。40年間の星取表を独自の集計方法により計算し、洋画のベスト200作品、邦画のベスト50作品をランキング化している。しかし、中野翠と芝山幹郎の対談でも語られているのだが、とても偏りのあるランキングだ。「全記録」とかいいつつ、低い評価は載せてないんだよなあ。映画の紹介文は飛ばし読み。そんなものはいいから、評者たちのコメントを読みたいんだ。歴代評者一覧も載せてあるが、この本にひとつもコメントを再掲してない評者もいるじゃないか。許可が出なかったのだろうか。掲載されている評者のなかでは木久扇師匠がいちばん可笑しい。「ストリート・オブ・ファイヤー」についてのコメント、「桂べかこがこの映画はメチャおもしろいといっていたがその通りだった。」

 深夜に帰宅し、録画もしている「キョコロヒー」をオンタイムで観てしまう。齋藤京子の主演ドラマで、ヒコロヒーが共演したモト冬樹の話が可笑しい。「バカリヅカ」もオンタイムで観る。放送2回目は、北千住の商店街でハワイっぽいものを探すというハワイロケ。

 Spotify のポッドキャストでは「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴く。今日の「大竹紳士交遊録」は古谷経衡の担当。創価学会の歴史をくわしく話していた。裏の「ナイツ ザ・ラジオショー」はそういう話をする番組じゃないからしなくてもいいんだけど、「ナイツのちゃきちゃき大放送」はニュースのコーナーがあるからどうするかな。統一教会のニュースが初めて出たときでさえ、そのときの担当だったえのきどいちろうが、ラインナップに入ってなかったのを入れてもらったと放送中に言っていた。ナイツがとやかく言われてしまうんだけど、これ、放送局の問題だよな。

ブログ アーカイブ

4月21日日曜日/野毛大道芸

◇ 大道芸  朝、録画残量が足らず、数年前の番組を確認しては消去していく。こんなことのために、いったいいつまで忙しなく過ごしていくんだろうな。今夜までの録画残量をなんとか確保したら、今度は出掛ける支度をしなければならない。家を出るまではラジオをつけておく。「安住紳一郎の日曜天国」...