2024年7月19日金曜日

7月19日金曜日/「石川九楊大全」後期

◇ 雑誌

 朝、ゴミを出してから、ブログの更新をひとつ。録画していた「虎に翼」を観て、それから、楽天マガジンで雑誌のチェックをする。「週刊ポスト」のたけしの連載はトランプ銃撃事件について語っている。その終わりのほうで、都知事選にも触れていた。「「2位じゃダメなんですか」と言ってきたヤツが3位というのはトンチが利いてるぜ(笑)。なんで票を集められなかったのか――。それは蓮舫が相手のやることを「批判」するばかりで、肝心の自分が何をやりたいのかが見えないからだよ。「沈黙は金、雄弁は銀」じゃないけど、ギリギリまで出馬宣言すらせず、批判や追及も受け流し続けた小池のほうが一枚上手だったね。」

 昼から外出。朝に出したゴミがこの時間でもまだ回収されていない。それぞれの曜日、ゴミの種類によって、回収される時間が違うんだ。どれが何時に回収されるのかはっきりしてもらいたいよな。

◇ 上野・御徒町・秋葉原 

 横浜から東海道線、品川から山手線に乗り換え、御徒町まで。まず、昼食。知らない店を開拓してみたくなり、ぐるっと歩きまわるが、どうやら昼間は静かな地区だ。結局、御徒町駅の近くに戻ってきて、岡もとに入り。肉めしを食べた。759円。御徒町にも岡もとがあることを忘れていた。

 今月もはるばると上野まで、上野の森美術館にて開催中の「石川九楊大全」にまたやってきた。先月は前期の展示、今月は展示が入れ替わり、後期になっている。前期が「古典篇」なら、後期は「状況篇」。後期には「言葉は雨のように降りそそいだ」というタイトルがついている。製作年を気にしながら眺めていったが、80年代からは作品が幾何学的になり、デザインのようになっていく。碧梧桐の句が描かれた作品群がえんえんと続くエリアがあるかと思えば、最後には社会的なモチーフの作品が並べられている。ツインタワーを描いた書にはとりわけ目を奪われた。帰り際には、ロビーにある作品を写真に撮っていく。日本酒のラベルや、来年の大河ドラマ「べらぼう」の題字など、これらは撮影可だということを最初にチケットを買うときにスタッフのひとから説明されたが、前期のときにはそんなことは教わらなかった。少し離れたところから全体を写真に撮りたかったが、モニターには石川九楊のインタビュー映像が流されていて、それを観ている爺さんが座ったままどかないからたいへん邪魔だった。

 さくらテラスを降りて、御徒町に戻っていくと、そういえば、ABABが閉店していたのだった。閉店するというニュースはなにかで目にしていたが、6月30日が最後の営業だったか。上野広小路のブックオフに寄り、コミックを2冊買っていく。今、松坂屋では「ドリフターズ展」がちょうど始まっていて、せっかくここまではるばるときているのだから、ついでに寄っていこうかとも考えていたが、料金が高いので迷っていた。その料金に見合うようなたいした展示があるとはとうてい思えず、なにより、石川九楊のあとにドリフは余計な気がして、せっかく会場のすぐ目の前まできているのだが、やっぱり、「ドリフターズ展」は入らないことに決めた。

◇ ラジオ・テレビ 

 ベローチェに入り、ひと休み。ラジオを聴いて、それから読書。ベローチェを出たあとは、御徒町から秋葉原まで歩き、歩いているあいだもラジオを聴く。聴きそびれていた先週金曜の「中川家 ザ・ラジオショー」をタイムフリーで聴いた。14時台ゲストはナイツ土屋さんと中津川弦さん。これは聴きそこねてはならなかった。秋葉原のブックオフにも寄り、文庫本を5冊買っていく。

 今日は夜まで暑い。夜遅くに帰宅し、録画していたテレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は、キム・スヒョンという韓国の俳優がゲスト。「ミュージックステーション」は3時間半スペシャル。新しい学校のリーダーズと椎名林檎のコラボ曲を楽しみにしていたが、その「ドラ1独走」は番組終盤にようやく披露される。新しい学校のリーダーズはもう1曲、番組序盤に「Change」も披露した。冒頭には椎名林檎とともに階段を降りてくる。番組全体を通した「20世紀の神ソング」というランキング企画があり、各年からベスト3が選ばれる。1989年は「紅」「クリスマス・イブ」「未来予想図Ⅱ」、1990年は「浪漫飛行」「学園天国」「おどるポンポコリン」というように。1995年は「シーソーゲーム」「ロビンソン」「残酷な天使のテーゼ」というベスト3。リアルタイムでは、1995年は小室ファミリーと渋谷系の年という印象だが、いちばん残る曲はじつは「残酷な天使のテーゼ」なのだ。90年代ソングでストリーミング1億回再生を達成したのは3曲だけ、「チェリー」「丸ノ内サディスティック」「First Love」というのも面白い結果だ。

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◇ 飯田橋  深夜に映画でも観るつもりだったが、朝まで眠ってしまった。タイムフリーで、土曜に放送された「田村淳のNewsCLUB」を聴く。湯川れい子がゲストなので、これは聴いておきたかった。この番組の出演は、なんと、湯川れい子の逆指名によるものだったようだ。湯川れい子は 1936...