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2025年4月17日木曜日

4月17日木/海岸で相撲をとるシーン

◇ テレビ・雑誌

 朝、NHKプラスで「あんぱん」を観る。のぶ・今田美桜は祖父・吉田鋼太郎に向かって夢を決意した。夜中に起きあがり、並んで寝ている妹たちに、パン食い競争のときに転びそうになったのぶの背中を押して助けてくれたひとがいたことを話す。あれは誰だったのだろうかとのぶは不思議に思っていた。のぶは歩きながらもノートを見て勉強していた。うさ子ちゃんと一緒に歩いていると、中尉が休暇が終わって海外に帰ってしまうことをうさ子ちゃんが教えてくれる。お礼を言ってなかったことを思い出したのぶは、走って、駅まで中尉を追いかけに行った。のぶは中尉のおかげで夢が見つかったことを話し、もうひとつ、転びそうになったのぶを助けてくれたのは誰だったかを訊くと、2等の学生だったと教えてくれた。助けてくれたのはちひろ・中沢元紀だったのだ。たかし・北村匠海は封筒の中身を覗きながら嬉しそうに歩いていた。朝田パンの前に座っていたヤム・阿部サダヲに呼び止められ、「お前のマンガ、面白かったよ。」と言われる。たかしは為替を換金してきたところだった。ヤムはその金を取って、のぶの妹たちに「たかしが奢ってくれるってさ。」「たまるかあ!」と大喜びする三女のメイコ・原菜乃華。たかし「だめ、だめです、このお金は。弟に小遣いやらないと。あいつのおかげで賞金もらえたから。だからだめ。」 のぶがそこに帰ってくる。「ちひろくんは?」と訊くと、ちひろは柔道部の合宿に行っているとたかしは答える。「ちひろくんに会うたら、ちゃんと言わんといかんことがあるがよ。」と言われ、たかしは複雑な表情になり、「そうなんだ。」と答える。メイコがのぶにたかしがマンガで賞金をもらったことを教えると、「ええっ!」と大きな声を出す。のぶ「たかし、すごいやんか。おめでとう!」 みんなに拍手されて、嬉しそうなたかし。うちに帰ってきたたかしは、自分のマンガが載った新聞を見る。つぎの日曜日、のぶが机に向かって勉強していると、母・江口のりこが部屋に入ってきて、パン食い競争のおかげで大口の注文が入ったと言う。ヤムおじさんと一緒に、のぶたち三姉妹は配達に行くことになった。配達を済ませたらしい4人、海岸に座り、かき氷を食べている。メイコが無邪気に「美味しい!」と声をあげる。ヤムおじさんが奢ってくれたようだ。そこにたかしとちひろもやってくる。ふたりはヤムに呼ばれたようだ。たかし「あれっ、のぶちゃんたちもきてたの?」 のぶ「うん、配達の帰りや。そっちは?」 たかし「ヤムさんに呼ばれて。」 次女の蘭子・河合優実「そういえば、お姉ちゃん。ちひろくんに言わんといかんことがあるがやって。」 ヤムは「さあっ、今日はたかしの奢りだ!」と勝手に決めてしまう。メイコ「じゃあ、たかしさん! ラムネもええですか?」 海岸にふたり、のぶとちひろが向き合う。「ちひろくん、ずっとお礼言いたがったがよ。」といって、パン食い競争で助けてくれたことをのぶはちひろに訊いた。「ありがとう。」「いえ、あのときはとっさにからが動いただけで。」 いつの間にかふたりきになっていたのぶとちひろに、ラムネをもって戻ってきたたかしと妹たちが遠くから気がつく。のぶはラジオのお礼を話し、それから、1等になれたおかげで大切なことを思い出したという。「おなごでも思いっきり夢を追いかけていいがやって。」 のぶは配達の残りのあんぱんを「食べて」といってちひろに渡す。「わし、大好きです。」 ちひろに言われ、のぶの表情が少し変わる。それを見ていたたかしの表情も変わる。少しの間のあと、「朝田パンのあんぱん。」 と言うちひろ。のぶとたかしの表情が細かく変化する。メイコ「たあまるかあ。お姉ちゃんのことかと思った!」 のぶ「たかしのぶんもあるで。」 小さくうなずくたかし。三姉妹が海岸をはしゃぎながら歩く。たかしはちひろに小遣いをあげる。「お前のおかげで賞金もらえたから。」「すまんにゃあ、兄貴。また頼むき。」 メイコが遠くから大きな声で、「たかしさん! かき氷とラムネ、ごちそうさまでした!」「どういたしまして!」 三姉妹は手をふって先に帰っていく。ちひろ「三人、仲ええねえ。」 たかし「なんか、俺、めちゃめちゃ暴れたくなった。」 たかしは立ち上がり、伸びをすると、たかしは笑顔で「ちひろ、かかってこい!」と言う。「子どものころ、お前はからだが弱かったから手加減したけど、今日は手加減しないから。」 海岸で相撲をとる兄弟、押し倒されるちひろ、投げ返されるたかし。三姉妹はそれをまだ遠くから見ていた。「男ってアホやねえ。」「ほんまやねえ。」 メイコは「おなか空いた。早よ、帰ろう。」 団子屋の店先、たかしがヤムさんと並んで座っている。ヤム「どうしたんだよ、浮かない顔して。なんなんだよ、そのため息は。」 たかし「ヤムさん、ジェラシー感じたことはありますか?」 ヤム「ジェラシー? 焼きもちか? 俺が焼くのはパンだけだ。」というと、たかしに「そうですか」と流され、ヤム「なんだよう」という呼吸が可笑しい。ヤム「焼いて焼かれて、だからこそ、人生は面白いんじゃないか。うん? ぴんときてない顔だなあ。」 そこにのぶが走ってやってくる。「あっ、ここにおった。」といって、ヤムを見つけると、「ヤムおいちゃん、たまにはうちでご飯食べたら?」と訊く。ヤムは「いや、やめとく。」 たかしに向き、「今日はごちそうさま。」「うん」といって、たかしが帰っていこうとすると、通りの向こうから歩いてきたのは母・松嶋菜々子だった。たかしに気がつき、「たかし?」と声をかける。「ひさしぶり、元気だった?」 たかし「お母さん…。」 母「たかし、こんなに大きくなって。」 ナレーション「8年間音沙汰のなかった、たかしとちひろの母、登美子が町に帰ってきました。」

 午前中にブログの更新をふたつ。昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。楽天マガジンのチェックをすると、「週刊文春」では、能町みね子のコラムが古市憲寿の中居擁護の発言をちくちくと批判していて、内容には賛同する部分はあるが、「昭和」が悪口だと思っているのがよくわからない。能町の論理はまるで人間のすべての行動は意志に基づいているかのようだ。

 テレビ番組をあれこれと。今日の「徹子の部屋」は傑作選「痛快!「オンナ友達」に乾杯」。草笛光子と岸恵子(2011年)、中尾ミエと和田アキ子(2018年)、北斗晶と辻希美(2021年)という3組のダイジェストだったが、どの回も観た記憶があいまいで、中尾ミエと和田アキ子の回は徹子さんも含めた3人のやりとりが新鮮に面白かった。北斗晶と辻希美の回は観なかったのか、ひどいバッシングをされていた辻ちゃんを北斗晶が励ましてくれたといって、思い出して涙する辻ちゃんにもらい泣きしそうになった。

 昨夜の「ひっかかりニーチェ」にはニューヨーク屋敷が登場。ニューヨークやさらば青春の光はお笑い界の希望だといって、ニューヨークには初期のとんねるずみたいになってもらいという永野は、「ひっかかりニーチェ」のスタッフをいつか野猿みたいにしたいと言い始める。永野とさらば森田の違いは、森田はゴシップ好きだが、じつは悪口は言わない。永野は陰口が好きで、嫌いな言葉は「文句あるなら本人の前で言え」。芸人になったらおもてで会話をたくさんするようになるから、ひとの気持ちがわかるようになったという話も面白かった。三谷アナが「やべっちFC」をやっていたとき、矢部に子どもがいないころは毎週飲み会があったそうで、スポーツ選手との関わりがない永野は楽しくないのではと心配するが、次回のこの番組のゲストが槙野智章であることが明かされる。ゴールがわかっているのに行かず、いやなことを手前でずっと言ってるのが楽しいのに、槙野は解決してくれそうという勝手なイメージ、「警察がきたみたいな」という例えに笑う。この番組はくるまがいなくなってから、ゲストを迎える側になった永野の面白さをすごく感じられるようになった。

 TVer で、去年放送された「そのコントやってみます」という番組が配信されていた。オードリー、ハライチ、アルコ&ピース、ノブコブ吉村、ベッキーが出演、ナレーションはノブコブ徳井。お題に沿って、即興コントを演じる番組。設定は「恋愛リアリティショー」、途中のマスト演出として「「糸」の音楽に合わせて悲しい過去を告白」、オチのセリフは「全部、ベッキーのせい」というのが決まっている。観客を入れた公開収録なのだが、しかし、「スジナシ」なんかと比べるとあまり緊張感がないし、リアリティの擦り合わせもないままに進行してしまう。「さんまのお笑い向上委員会」とも違うのはコンダクターが存在しないからだろう。2本目のコントは「バカヤロウ、まだ始まってもいねえよ」というオチのセリフが決められたが、「キッズ・リターン」のセリフとしては不正確だ。マスト演出はミュージカルだったが、誰もミュージカルがわかっていないのもひどい。構成は樅野太紀、谷口マサヒト。

 今夜の「アメトーーク!」は「ボケツッコミ分かりにくい芸人」。アンガールズ、三四郎、ウエストランド、さや香、囲碁将棋が出演、MC側にはノンスタ石田、渋谷凪咲が座る。

 日付が変わり、深夜にも楽天マガジンのチェック。「週刊ポスト」の横山剣さんの連載コラムは最終回。最後はオフコース「さよなら」を取りあげる。オフコースのベーシストだった清水仁が在籍していたザ・バッド・ボーイズのライブの手伝いを、剣さんは17歳のころにやっていたことがあるという縁があるのだ。20代のころには付き合っていた女番長が熱狂的なオフコースのファンだったために、武道館公演に連れて行かれたことがあるって。聖光学院出身の小田和正と鈴木康博も横浜の出身。ウィキペディアを見ると、鈴木康博は屛風ヶ浦の出身なのだ。たけしの連載はトランプについて、後半には万博にも触れている。「そもそも今「万博」というものをやる意義みたいなものがぼやけているのが気になるんだよな。それは、この万博が「カジノ誘致」と密接に結びついていることが透けて見えてしまうからなんだろうな。」「カジノができたらどうなるか。いの一番に「パチンコ業界」が苦しくなるだろう。」

 「日経エンタテインメント」には今田美桜のインタビューがあり、「あんぱん」のオーディションの話をしている。「オーディションは、グループ審査やカメラテストがありましたが、最初のビデオ審査でけっこう悩みました。『アンパンマンのマーチ』の歌詞の1番から3番まで、それぞれに設定が設けられて、その感情に乗せてお芝居をするというもので、今まで受けたオーディションのなかで1番難しかったです。でも改めて、歌詞にある「そんなのはいやだ!」のフレーズがすごく好きだと思いました。」

 中園ミホ脚本作をもっと観たいと思い、アマゾンプライムで「ドクターX」を観始める。2012年放送。内容をほとんど知らずに観始めたが、ナレーションが田口トモロヲで、「プロジェクトX」を思わせる作りになっているんだな。

2025年4月14日月曜日

4月14日月/東戸塚でカレーを食べた

◇ テレビ・ラジオ・雑誌

 朝、NHKプラスで今朝の「あんぱん」を観る。3週目はオープニング曲からスタート。昭和10年、朝田石材店にパン屋が併設されて8年が経つ。ヤムおじさん・阿部サダヲもここに8年もいるということだ。朝の風景、庭で仕事をする祖父・吉田鋼太郎と弟子・細田佳央太。そのそばではヤムと母・江口のりこがパンを作っている。立派なレンガの釜がある。あんぱんだけでなく、食パンも作っている。ヤムと祖父はあいかわらず口ゲンカをしている。のぶ・今田美桜が起きてきて、学校に行くのぶにヤムがパンを手渡す。のぶは高等女学校の5年生になっていた。学校にはやっぱり走っていく。妹たち、次女の河合優実は地元の郵便局勤め、三女の原菜乃華は高等小学校の1年生。次女は落ち着いているが、三女もやっぱり走って飛び出していく。ここに性格の違いが表れている。女学校の教室、結婚の話に盛りあがる同級生たちだったが、友だちのうさ子ちゃんに卒業までにお相手は見つかりそうかと訊かれたのぶは「うちは小さいときから探してる夢が見つからんが。」 縁側で父と話した「おなごも大志を抱きや」という言葉が思い出される。体育の授業を、女の先生に連れられ、海軍の中尉が見学にくる。のぶを見つけ、中尉は声をかける。中尉はガキ大将のかっちゃんだった。場面は柳井家、最終学年の中学5年生になったたかし・北村匠海はうちでマンガを描くようになっていた。ちひろが新聞をもってきて、漫画募集の広告を見せる。応募を薦めるちひろだが、たかしは消極的だ。食事をする柳井家、たかしは考えごとをしていてフォークを落としてしまう。ちひろは医者を目指して勉強しているのに、中学5年にもなってまだマンガを描いていることを叔母・戸田菜穂に怒られる。叔父・竹野内豊に将来のことを訊かれると、たかしは「まだわかりません」と答える。ちひろはどうかというと、「この医院を継いでもらわんと」と叔母が代わりに答えるが、叔父はそんなことはどうでもいいという。「ふたりとも、今からしっかり考えちょけ。なんのために生まれて、なにをしながら生きるがか。なにがおまんらの幸せで、なにをして喜ぶがか。これやっというものが見つかるまで、なんべんでも、なんべんでも必死に考え。」 朝田家では、三姉妹が並んで父の帽子に語りかける。日曜の朝、ヤムと一緒にのぶはパンを売り歩きにいく。あんぱんは1個4銭になっていた。海軍中尉に会い、5個買ってくれるというが、お釣りがなく、うちに連れていく。歩きながら、祭りの催しにパン食い競争をやったらどうかと中尉に提案される。店番をしている次女のところに、たかしとちひろがあんぱんを買いにくる。そこにのぶと中尉がやってくる。パンを買ってくれた中尉を母たちと一緒に見送っている、たかしはそれをじっと見ている。三女が「のぶ姉ちゃんと中尉さん、お似合いやねえ。」とはしゃいだ声を出す。母「のぶもお年頃やけえ。」 のぶがたかしに気がつくと、動揺したたかしは先に帰ってしまい、のぶは不思議に思う。たかしはうちに帰り、叔父に診てもらっていた。「異常なし。たかし、この胸の痛みは治療できん。」「ドイツ語でナイツ、フランス語でアンビ、英語でジェラシー。世界中のひとびとが経験する、厄介な病気や。」 たかしは部屋でうつぶせになり、足をばたばたさせていた。ちひろに呼ばれて、あわてて飛び起きる。ちひろはあんぱんを持ってきてくれた。たかしはあんぱんにかぶりつき、あたまを掻きむしりながらマンガを描こうとする。朝田家では、のぶと母が父の帽子に報告をする。朝田パンのあんぱんがパン食い競争に使われることになった。そして、お祭りの前日、朝田家を中尉が訪ねてくると、祖父たちも深々とあいさつをする。家族みんなでパンを作っている。パン食い競争の優勝賞品がラジオと教わり、のぶは驚きの声をあげる。足に自身があるのぶは「うちも出場したいがです。」と言い出す。祖父「嫁のもらい手がのうなるぞ!」 突拍子もないことを言うのぶにあわて、祖父母と母は中尉に謝る。ナレーション「おなごが出てはいけないパン食い競争。ハチキンおのぶ、どうする?」 今田美桜の真剣な表情のアップで終わる。

 3週目は昭和10年。最初は昭和何年だったか確認できないかとホームページを見てみると、NHKプラスではまだ全話配信されていた。再放送されたんだろうか。第1話の冒頭を観なおし、昭和2年から始まっていると確認できたが、冒頭から惹きつけられるものがあり、また全話観なおしてしまいたいくらいになった。

 昼はラジオ。「ビバリー昼ズ」を聴く。昨日の「新しいカギ」を観ていた高田先生が、ゆうちゃみのダンスを絶賛する。高田先生は「キャスター」も観ていた。そして、仙台の「オール日芸寄席」の話もここで改めて、クドカンにとって唯一のエゴサーチは月曜の「ビバリー」だと言われたそうだ。会場に見覚えがあったクドカンは、子どものころにこの会場でたけし軍団を観たことがあったそうで、高田先生もそれに出ていたことを思い出す。12時台ゲストはお宮の松。

 楽天マガジンのチェック。「週刊現代」で連載されている御厨貴の「メイクルームの政治学」は宮澤喜一の2回目だが、聞き手の延江浩が亡くなってしまった。梅沢富美男の連載は「裏かぶり」について、「梅ズバ」が拡大放送されていることに気がつかず、「バラいろダンディ」と裏かぶりになり、急遽、楽屋にいたふかわりょうが代役をしてくれることになったというエピソード。対談連載「喫茶去」は山田邦子の担当、ゲストは川合俊一。バレーボールを引退して初めて出た番組が「やまだかつてないテレビ」。川合俊一は日本初のプロビーチバレー選手でもあり、メディアに出たのはその普及のためでもあった。みんなでよく飲んでいたころは、携帯電話がない時代だから集合場所は川合俊一が目印になっていたという。秋篠宮と万博の小さい記事もあり、両陛下がクルマで移動する際は信号をすべて青に切り替えておくのが慣例だが、秋篠宮家は一般の感覚に合わせて信号は変えないでほしいと要望を出すそうで、ところが、それが警備のトラブルを招いているようだ。

 「週刊プレイボーイ」には天竺鼠川原と浅野忠信の対談があり、書評欄にはタブレット純のインタビュー、そのほか、堂本光一によるF1日本グランプリリポート、チョコモナカジャンボがインバウンドに人気という記事など。紙ストローの闇を掘り下げた記事では、東京大学大学院の中谷隼准教授が取材に応えている。スターバックスが紙ストローをやめたのは、直接的な理由は客の評判がよくなかったことだが、根本的には、紙ストローが環境によいというエビデンスはないのだという。きっかけになったのは一匹の亀の動画だったが、CO2排出量では紙ストローのほうがプラストローよりも多いという話もあるのか。スターバックスはプラストローに戻したのだが、植物性の原料から作るバイオマスプラスチックのストローに切り替えたということだ。

◇ 東戸塚・読書

 夕方から外出。もっと早く出るつもりだったのに、ずいぶん遅くなってしまった。暖かい。パーカーを着ていく。二俣川まで歩き、ジョイナステラスの行政サービスコーナーに図書館の本を3冊返却する。ついでに、くまざわ書店に寄り、「週刊文春」を買っていく。南口のバスターミナルから東戸塚まで乗るのだが、バス賃が値上がりしてしまい、車内では本を読めないことを思うと、電車を使うのとどちらが得だろうか。車内では、Spotify のポッドキャストで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いた。先週金曜のゲストは國分功一郎、中動態の話がとても面白い。

 二俣川から東戸塚に到着するまで、1時間近くかかった。オリンピックのフードコート、ピッコリーで昼食にする。牛ばらカレーを食べた。590円。ここで「週刊文春」に少し目を通す。同じフロアのブックオフにて、110円の文庫本を3冊、220円の新書を3冊、390円の単行本を2冊買う。もう1店、東口のブックオフにも寄り。110円の新書を1冊、220円の文庫本を5冊、390円の単行本を1冊買う。マクドナルドに入り、ひと休み。アイスコーヒーといちご大福パイを食べる。320円。キャッシュレス決済にもようやく慣れてきた。マクドナルドにいるあいだに、NHKプラスを使い、配信終了間近の「100分de名著」を観てしまう。扱う本は村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」、解説は沼野充義。

 マクドナルドで、図書館で借りている「武田百合子対談集」を読み終えた。2024年刊、中公文庫。親本は2019年刊。武田百合子が亡くなってだいぶ経ってから出された対談集だが、全体の半分が深沢七郎との対談で占められている。年代順に並べられていて、最初の深沢七郎との対談はどうやら武田泰淳が亡くなった直後の1976年、これがいきなり80ページ以上ある。2本目は1979年、金井久美子、金井美恵子の姉妹と鼎談。3本目はまた深沢七郎が登場、1981年の対談。4本目は1982年、吉行淳之介との対談。最後は1992年、亡くなる前年に岸田今日子を聞き手に話していて、これはNHKの放送をもとにしたもののようだ。文庫版はこれに金井久美子と金井美恵子の対談が語り下ろされていて、「犬が星見た」の帯文を書いた大江健三郎の「女性的な力」という褒め言葉をからかっている。美恵子「大江健三郎の書き方だと、百合子さんが泰淳さんみたいに読めちゃう。なんか「大文字的」な女性的力ということになって、それは違うでしょう。」(略)美恵子「その女性的な力とやらが、いかにも観念的でね。いろいろな小説に登場する「大文字」だよね。ガルシア=マルケスを代表に、流行ったものがたくさんあったでしょう。」 久美子「「女性的な力」というふうに、まとめられない人だもの、百合子さんは。もっとハチャメチャな人だということは、吉行さんとの対談や、深沢さんとの対談を読めばすぐにわかるし、『富士日記』やその他のエッセイ集を読めば、「女性的な力」というより、私は安岡章太郎の文章を思い出したりするのね。それを「本来の、女性的な力」っていわれてもねえ(笑)。」

◇ テレビ・雑誌

 帰りは横須賀線を使った。夜遅くに帰宅し、テレビ番組をいくつか。今日の「徹子の部屋」は大和田獏と大和田美帆の親子がゲスト。昨夜の「ガキの使いやあらへんで!」は「ふかわりょう一言ネタストラックアウト」という企画。この番組にもまだ浜田がいる。

 昨夜の「おかべろ」はかつみ♡さゆりがゲスト。かつみが岡村とスタジオで会うのは「オールザッツ漫才」以来だそうで、ナインティナインという名ではなく、「矢部・岡村」で出ていた時代があったのか。一瞬、かつみは帽子をかぶっているように見えたが、しばらく観ない間に、半分が金髪、半分が青い髪、下半分は黒髪のままという奇妙な髪型になっていた。55歳のさゆりが若さの秘密を語り、さゆりが観ていたテレビ番組で、満腹にさせた猿と7割しかエサを与えない猿を比較し、7割の猿のほうが若々しかったという実験をやっていたそうで、それを観たさゆりは、かつみと同棲したハタチのころからおなかいっぱい食べたことがないことに思い当たる。

 日付が変わり、深夜に楽天マガジンのチェック。「サンデー毎日」には田原総一朗と中森明夫の対談があり、中森明夫が田原総一朗に三浦瑠麗と再婚することを薦めているのが馬鹿馬鹿しい。田原総一朗が姓を変えて、「三浦総一朗」になれば大ニュースになるって。山田美保子の連載コラムは広末涼子逮捕の報道について、広末のお騒がせイメージを「ゴゴスマ」に出演していた松本明子が否定していたそうだ。

 「FLASH」にも広末の記事が4ページ。フジテレビのセクハラ疑惑が出た石橋貴明の記事もあり、過去の貴明の横暴をフジテレビのスタッフが暴露している。記事の最後には憲武に直撃取材をしていて、憲武は「自身のインスタかラジオで言いますから!」といって、クルマに乗って行ってしまったようだ。ほかのページには見栄晴がステージ4の下咽頭癌から生還したという記事もあり、見栄晴は「タカさんは、強い人ですから」と、食道癌の貴明にエールを贈っている。「オールスター感謝祭」で暴れた江頭の記事では、過去に「みなさんのおかげでした」で、荻野目洋子の前で下半身を露出したことが蒸し返されていた。相川七瀬の連載対談の2回目は、寺田恵子、中村あゆみ、杏子がそろい、「NAON の YAON」について語っている。

 「婦人公論」には戸田恵子と中園ミホの対談があり、中園ミホが子どものころにやなせたかしと文通していたことが語られていて、そういえば、「週刊文春WOMAN」の梯久美子との対談でもその話をしていたが、ドラマを観る前に読んだからそのことを忘れていた。朝ドラの依頼があったときに、やなせたかしのドラマを書きたいと提案したのも中園ミホだった。なるほど、やなせたかしへの理解が深いはずだ。中園ミホが10歳のときに父が亡くなり、悲しみに沈んでいたときに母が買ってきてくれたのがやなせたかしの詩集だった。まさに、のぶの幼少期に重なるようだが、その詩集に載っていた詩というのが、「たったひとりで生まれてきて/たったひとりで死んでいく/人間なんてさみしいね/人間なんておかしいね」というものだった。阿部サダヲのセリフはこの詩を引用したものなのだ。ほかのページには若村麻由美のインタビューがあり、無名塾の稽古場にあった「てんぷくトリオコント集」を読んでいたら、仲代達矢の妻である宮崎恭子に「あなたにはまだ無理ね」と言われ、シェイクスピアや岸田國士の戯曲よりも難しいんだと驚いたことが語られている。

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